43マイクロワールド

1/43スケールのカーモデルキットの製作を中心に、模型の話・レースの話・クルマの話・なぜかサッカーや映画の話題など。

ボンネット / ACコブラ289

2023-02-06 | AC Cobra289

また間が空いちゃったな、映画の話の続きから。模型の話は終わりのほうでちょこっとだけw

 

フランス版「キャメラを止めるな!」

日本の「カメラを止めるな!」の、まんまリメイクです。
違うとこと言えば、日本で生配信生ドラマがヒットしたのでそれをフランスでもやろうというストーリー。どんぐりさんが日本から来たプロデューサー役で出演してます。

同じ映画なので感想も同じです。日本版のが出来が良いとも思えますがこればっかりは比べられないなあ、先に観たほうが勝ちになるのは当然だし。

ラストの、ちょっとぐっと来るところはやはり日本人のほうが感動が伝わりやすいけど、フランス人が観たらフランス版のほうが良いと感じるかも知れないしね。

フランスで大ヒットと言う話も伝わって来ないけれど、日本版が先に観られてれば驚きは無いしね・・・まんまリメイクされたものの評価って難しいね。

 

「ザ・ロストシティ」

サンドラ・ブロック自身が製作にも関わっているトレジャーハンター映画。インディジョーンズとかロマンシングストーンとかハムナプトラみたいな映画を作りたかったんですかね。
スケールは小さくなってるけどコメディー要素も多めでそれなりに楽しめる映画でした。

ブラピが現地の腕利きの助っ人として出てくるけどすぐ殺されちゃうw
友情出演みたいなもんでしょうか?

そのお返しなのか、ブラピ主演の映画「ブレット・トレイン」

こちらはタランティーノばりのブラック・コメディー・アクション映画、日本が舞台なのも「キル・ビル」意識してるのは見え見えなんですが

終盤にサンドラ・ブロックがブラピの上司?役でカッコ良く出てくる。
(ついでに、先の映画でサンドラと共演したチャニング・テイタムもちらっと出てたみたい。なんだ皆仲良しこよしだな・・・)

上の2作、面白いといえば面白いけど何ともやっつけ仕事感が強いのは何故なんだろう?手を抜いているわけでも金掛けてないわけでも無いんだけどね・・・

 

最近面白い映画を連発しているジョーダン・ピール監督作品

「ノープ」

すごい期待して観に行ったけど今回は肩透かしくらったかも。

宇宙生物?かなんかの侵略に気付いた兄妹、電気屋の配達の兄ちゃんと協力して宇宙生物の撮影をして動画でバズろうと奮闘するが、やがて怪物が正体を現し対決・・・
みたいな映画ですが、なんか怪物もしょぼいし、ストーリーも驚きが無くて。

ジョーダン・ピールと言えば人種差別を逆手にとって皮肉の効いたオチで楽しませてくれる印象があったけど、今回は黒人兄妹を主役に据えながらあまり捻りが無いんだよねえ。
日系人のテレビマンが幼少期にチンパンジーがドラマ撮影中に暴れて殺人を犯す場面に遭遇するというトラウマを抱えているというエピもあるんだけど、作品全体にうまく繋がらないのね。
頭の良い人が観たらいろいろ楽しめるのかも知れないな。

 

「ザ・メニュー」

これもブラック・コメディーというか、笑える場面など無いけどシュールな犯罪を笑って楽しむべきなのかな、自分には合わなかった。

高級料理店に招かれたお金持ちが、シェフの術中に嵌り次々と殺される・・・という映画です。

出てくる料理が皆おいしそう、なんて評価もあったけど自分はチーズバーガー以外どれもおいしそうに見えなかったな。高級料理なんて食べたこと無いからね。

アニャ・テイラー・ジョイを嗜むだけの映画でした。

 

昨年公開の洋画はあんまりたくさん観てないけど、全体的にハズレが多かった気がします。「トップガン マーベリック」と「リコリス・ピザ」ぐらいだなあ、そんな中で

 

「ザリガニが鳴くところ」

コレは結構面白かったですよ。

育児放棄されノースカロライナの沼地の家で一人で暮らす少女。母親・兄弟は出て行き、父親も姿を消した。
学校へも行かず貝を取って売ることで生計を立てている。

美しい女性に成長し、沼地にやってくる若者と恋に落ちたり、また別の男と恋に落ちたり。

別れた男が死体で発見され、街の人々から元々不審視されていた主人公は犯人と見なされ裁判にかけられる・・・

ここまで読んでもらえば分かると思いますけど、割とファンタジー要素強めです。
少女が沼地の森の中でひとりで生きて行けるわけ無いし、上品できれいな女性に成長するとかね、
洋服もすごくオシャレで、文才も画力もあって沼地の生物を描いた本を出版したりもします。

リアルストーリーの体ですが童話のような都合の良さで、分かりやすく突き抜けているのでファンタジーとして楽しめるんですね。こういう映画にツッコミは野暮と言うもの。

殺人事件なのでサスペンス要素もあります、意外なオチもあります、でもこれは寓話ですね。面白かったです。

タイトルの「ザリガニ・・・」は、沼地の奥地を指す言葉で、ザリガニは鳴きませんし出ても来ません。

映画の中では描かれてませんけど、もしかして姿を消した父親は・・・いや、それは無いでしょうけどねw

 

さて、ACコブラですが、脱着式のボンネットをどうすべきか迷っていて全然進んでません。

いちおうパカパカするようにヒンジ自作を妄想してたんですけどね、

塗膜を傷めないように余裕を持って開閉するようにヒンジを作ると、ラジエターなどのパーツと干渉するので、ヒンジは諦めて差し替え式で開状態を再現できるように。

まあこんな感じ

開状態よりも、閉状態浮かないように調整が難しいかも。

やっぱりヒンジ作ろうかなあ、なんて迷ってるから全然進まない。

 

(モノグラム1/43 ACコブラ289)