43マイクロワールド

1/43スケールのカーモデルキットの製作を中心に、模型の話・レースの話・クルマの話・なぜかサッカーや映画の話題など。

ここからが大事?

2010-06-28 | Gallardo & REVENTON
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ワールドカップも決勝トーナメントに突入してますますヒートアップ中、我らが日本代表も先のデンマーク戦を思いがけなくあっけなく制して、トーナメント1回戦パラグアイとの対戦を明日に控えてます!

デンマーク戦、FK2発による前半での2点リードはラッキーだったとも言えるけど、それを差し引いてもデンマークを翻弄するようなパスサッカーで、引き分け以上は堅かった試合内容だったと思います。

本来、現在の日本のサッカーの技術は相当高くて、そのうまさを結果に結び付けられないメンタル面の弱さが課題だったわけだけど、カメルーン戦、デンマーク戦ともに早い時間に先制できたことで自信を持ってプレーできたことが大きいですよね!
個人技の象徴でもあるFKで相手に脅威を与えたことも、有利に試合を進められる結果につながったと思います。
もはや、日本人のFKはすごいという誤解?が、世界に蔓延しているらしい。
ワールドカップの舞台でアピールするということは、それくらいのインパクトがあるんですよ!

この勢いを持ってすれば、次のパラグアイ戦もそうそう簡単にはやられないだろう…って妄想してますが、今大会好調な南米勢の一角ですから、苦戦することは間違いなし。
試合の予想は専門家に任せるとして、とにかくどんな形でも勝って欲しいです。
目標のベスト4…それに挑戦する試合を見てみたい!
夢は見るものじゃなく、叶えるものだと言う事を、希望の見えにくくなった今の日本に教えて欲しいです。



さてさて、前回の続きのメッシュ貼りこみ。
メッシュを貼るというのは、裏から穴を塞ぐというような場合はそれほど難しくないんですが、外側から貼る場合はかなり難易度高いです。
構造的には窓の外貼りと同じ方法です。でも今回は事前にそこまで考えていなかったので、糊しろを作っておくのを忘れました!
しかも、メッシュの場合窓貼りのように黒枠を付けて接着面を隠すことが出来ないので、どうしても接着剤が目立ってしまいます。

今回はなるべくキッチリの大きさに切り出して、最低限の接着剤で付けようとしましたが、どの接着剤をどう使うか?

…考えた結果、開口部の側面に弾性接着剤というのを薄く塗り、メッシュを嵌め込んだ後、瞬間接着剤で硬化させてしまおう、という作戦で行きました。
セメダインから、そうゆう使い方をする接着剤のセットが発売されています。



位置決めがじっくり出来る弾性接着剤と、素早くガッチリ固められる瞬間接着剤をセットにして発売されてるもので、単品でも売られているものですから、組み合わせて使うと有効だということを誰かが思い付いたんだろうな。
説明では弾性接着剤に瞬着を少量付けると瞬時に硬化します、とあるけど、やってみたらそんな瞬時に固まらないし硬化もそれほど硬くならない。
それで使う機会もなくお蔵入りだったんだけど、今回の作業には向いてるかなと、使ってみました。

作業はイライラの連続で説明しようありませんが、あーしてこーしてどーにかなった、という事で


フロントの開口部はこんな感じ。
ここはメッシュに折り目も必要なので、一番気を使いました。


後ろはこんな感じ。
微妙にカーブしているので、やっぱり難しい。
実は少し隙間が空いてしまったけど、それほど目立たないのでそのままにしてます。

あと、下側の開口部、ここはマフラーの出口でメッシュを貫通してマフラーが突き出してるんですけど、それ再現するのは…


メッシュに穴開けて、キレイに貼るって、難しいですよ…。
ここはちょっと、カスタムしちゃおうかなと思ってます。



ご覧になって分かったかと思いますが、もうかなり完成形に近づいております。
テールライトは塗り分けただけ。ここもモールド省略されてるので適当に。


ヘッドライト、実車はこんな凝った構造なんですが…


キットのパーツは、こんなグダグダなモールドorz

このキットですねえ…なかなか素晴らしいんですけど、とにかくモールドが甘い。
バンダイの超絶モールドを見ちゃってるからですけど、残念ながら今日レベルと言えない部分もあります。
それは、素材のプラの材質と関係しているのかも知れないけど、ちょっと惜しいなと思う部分です。


穴開けて、レンズ部分を作り直したり色々いじったけど、自分の技術じゃ無理!
カバー付けてみたら透明度も悪くて中はよく見えないし、まあいいかと…。


妥協の塊りが、そろそろ完成を迎えまーす  …トホホ



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内装、とか色々…

2010-06-24 | Gallardo & REVENTON
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さてさて、ワールドカップ、日本vsデンマーク戦まであと数時間。
寝たら起きれないので、ブログ更新でもしてましょう…w

これを読んでくださる時は、すでに結果は出ているのですね。
どのような結果になってもサッカーはサッカー、勝つ時もあれば負ける時もあります。
強豪国さえも苦戦する今大会を見ていると、頑張って勝つとか、4年間の集大成だとか、意味がないことのように思えます。
今大会の3試合をいつか思い出して、恥ずかしくない戦いだったと思い返すことが出来る内容だったら、それでいいと思います。
少なくとも、私はドイツ大会を思い出しても残念な思いしか残っていない。それは勝てなかったからでなく、チームの仕上がり具合や試合内容に満足できなかったからです。
今回は大会前には結果が出ず不安はあったものの、日本を出発してからはチームにまとまりも感じられたし第1戦の勝利、第2戦の奮闘には見るべきものもあり、良い大会になりそうな予感もあります。

運命はどう転ぶか分からないけれど、最後までしっかり戦って欲しいものです。



さて、スーパーレジェーラの内装ですが、特に手は加えていません。
何か特別な色でも塗ろうかと思ってましたが、気の利いた配色も思いつかず、普通に艶消しの黒に白を少し加えてグレーぽくした色で塗ってます。
ドア内側やフロアトンネルはカーボン調処理がしてあって、スケール感はイマイチですがそのまま生かしてツヤ有りにしてます。

インパネやダッシュボード、雰囲気は良いもののディティールには不満。
メーターや操作パネルにはモールドもなければデカールも用意されてません。それっぽくボタンなど再現してやろうかと画策しましたが、見苦しくなっちゃうだけみたいなので、あっさり諦めた。

メーターだけは何もないのは寂し過ぎるので、ジャンクのデカールを貼ってみました。


これ、1/24用ですから窮屈ですけど、ほかに無いので仕方ない。
ちなみに、イタレリの348GTBのものです。イタリアのプラモデル・メーカーと言うこともありカルトグラフなんですが、虫眼鏡で見てみてその精密度に改めてビックリ。
目盛りに数字、ウォーニング・ランプまでちゃんと印刷されてます…




エンジンは透明カバーが付くので、簡単ながら再現されてます。
ここもモールド省略されていて、インジェクション・カバーにはリブと「Lamborghini」の刻印が付くんですが、のっぺらぼうだったので適当なデカールを貼っときました。「Lamborghini」のロゴはないので、ラインだけ…
何のデカールを利用したかと言うと、グレーのカーボンデカールを目に沿って縦に切って貼ってます。


こんな感じになります。
透明カバーにはシェードが付くのでそれほど中は見えないし、手抜きでもいいでしょ。
カバー全体はカーボン調。実際はカーボン剥き出しではなくクリアーコートされて滑らかになってるみたいなので、クリアー塗装してみましたが立体感は残ったままで、ここはグレーメタリックを塗ったあとサンディングして模様を出してからクリアーコート、研ぎ出しまでやったほうが良かったかな…とも思いましたが、やり直しません。
窓貼りが不満足な出来だったので、もう完璧は目指しません…。




作業は前後しますが、シャシーには台座固定用のナットを埋め込んでます。
この作業、メタルキットならハンダ付けで決まりなんですが、レジンやプラキットの場合、どうやって接着するか考えます。
ボルトでぐいぐい捻ることを考えると、並みの接着剤では不安。最低でもエポキシ大量に使用してガッチリ付けたいところです。
今回は、シャシーに六角形の窪みを掘ってそこにナットを埋め、さらに金属用エポパテで囲い込んでます。金属用エポパテは、プラ用と違ってカッチカチに固まるので丈夫です。(BBRのレジンぐらい硬くなります。)



完璧は目指さないと書きましたが、今回どうしてもやりたかった作業があります。
それは、メッシュの貼りこみ。
キットのパーツはモールドの浅い黒プラで、メッシュ感が全然ないので…
とは言え、このガヤルドのメッシュは開口部の裏から貼ってあるというような単純なものでなく、グリル状にボディーの外殻を形成するパーツとして外からはめてある感じなので、かなり難易度高いです…



取りあえず、ハニカム・メッシュを切り出してますが…開口部にフィットさせるだけでもひと苦労です…。

さて、さらに難関の貼りこみは次回に。

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やればできるじゃん! やれば…

2010-06-16 | Gallardo & REVENTON
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サッカー・ワールドカップ日本代表、緒戦勝利!やってくれましたねー!


やや盛り上がりを欠く現状に前回は批判的なログになっちゃってましたが、それはそれ、勝負事は勝てば全てが変わりますねえ、テレビやネットを見てるだけでも日本中が何だかパーッと明るくなったのが分かりましたよ。

サッカー1試合勝とうが負けようが、世の中なにも変わらないようなもんですけど、実はそうじゃなくて人間ひとりひとりの行動ひとつひとつが世の中を変えていくんですよねえ。
とりわけ世界の舞台で、決してスマートでもカッコ良くもなく泥臭くボールや相手選手に当たりに行く日本人の姿を見れば、そりゃあ影響ない訳ないですよ。
残り5分の必死の防戦は、もう日本人全部の気持ちを集めて戦っているのが伝わってきました。
こうゆう試合を見せられて、自分もガンバローと奮い立つ人だって少なくないでょうね。

ここはひとつ、グループリーグを突破してもらって目標のベスト4に少しでも迫ってもらい、日本中に「やれば出来る!」って気分を広めて欲しいもんです。


さてー、私もサッカーに影響されたわけじゃないですが、「難しそうだから後回し」にしてた作業ですが、やらなきゃ出来ない!ってことで、やってみましたよ、鬼門の窓貼り…。

まあ、結論から言うと、
「何とか、貼れた。」
「ただし、合格点かどうかは、微妙~…」



とにかく不満点だらけだけど、試行錯誤しながらやってるので仕方ない部分もあります。




まず、透明シートが完全な平板では絶対フィットさせられないので、適当なブリスターパックをガラクタの中から探してきて、曲面になってる部分から窓のカタチを切り出します。
素材はプラとなってました、すごく薄くて多少の無理は効きそうです。台所用品か何かの包装材ですw

このカタチを切り出すのも結構大変、大体のカタチから少しずつ擦り合わせてゆきますが、小さくなり過ぎたりして何度も作り直しました。
窓後方は内側から黒い枠を塗っておきました。
当初は下辺内貼り・上辺は金属線で設置した糊しろに外貼り、ってつもりだったんですが、いざ透明板で合わせてみたら、やっぱり下辺もツライチじゃないと不自然なことが判明。
仕方がないので、ほぼ窓の開口部と同じ大きさにして、いわゆる断面接着…!
でも、後方は黒い枠があるので接着剤が目立ちませんが、前方は接着剤目立ちまくり。
少量の透明エポキシボンドを使ってみたけど、それでも目立ち過ぎです…。

とりあえず、後方と前方先端だけエポキシでとめて、あとはどうするか考えた。

貼らずに放置?…もう、隙間さえ見えちゃうしペコペコ凹むので貼らないわけには行かない。

クリアーで接着?…接着力に不安。大体、クリアーですら目立つのだ。

裏から全体にクリアー吹き付けて…というのも考えたけど、リスクの割に接着強度得られないし。

で、ダメ元でやってみたのが、「タミヤセメント・流し込みタイプ」
コレ、正確には接着剤ではなくて揮発性の高い溶剤です。基本的に全て揮発するので、はみ出すということがないんですよね。
では何が接着剤の役目を果たすかというと、溶けたプラ同士がくっついて接着するわけですね。
ただ、今回はボディー側は塗装済みだし、透明板はプラだけどとても薄く、接着面は最小。塗装したところが汚れたり、うまく接着強度が得られないんじゃないか…と懐疑的でしたが、結果かなりしっかり接着できました!
プラと塗装面が溶けて接着してるわけですが、思ったほど汚れた感じもなくて、接着強度もかなりあります。
完璧には程遠いですが、とにかく鬼門のサイド・ウインドーがはまった!

…と、喜んでたんですが。

後で資料写真じっくり見て気付いたんですが、よく考えれば分かることですが、ドアの部分のガラス、内側に黒い枠が付いたりはしませんが、ドア閉めた状態なら結局ピラー/ルーフ側のゴムシールドが当たる部分は黒い枠になるんですよね…



黒く塗る部分もっと多かったら、貼るのもっと簡単だったわけだ…orz

結局、接着後に筆塗りでゴムシールド部分を黒く塗ってます。もう、よれよれです。


さらに情けないことに、問題なく貼れるはずのフロント・ウインドー



段差が出来てしまった…。
(画像 右側)
コレ、パーツ的にはピッタリで、ボンネット裏にピンがありそこにダボ穴をはめることでいとも簡単に正確に窓がツライチになるんですが、瞬着でダボを固定する時キチンと合っていなかったみたいで、少し段差が出来てしまったのだ。
まあピラー側をエポキシで接着する時に修正できるだろうと思って、ほぼツライチになるように固定してピラー側を接着したつもりだったんですが、翌日になったら段差が出来たまま固着してしまっていた…。

もうね、やり直すにはガッツリ固定し過ぎてしまった…
サイドもどうせいい加減だし、もういいやって。
うーん、自己嫌悪…


さて、このキットは中国製でおそらく製造元と思われる会社から発売されたものですが、そろそろ童友社から発売されるものも市場で出る頃じゃないでしょうか?

(元々は、韓国・アカデミーのキットだと思ってましたが、パーツに刻印されている中国メーカー「XQ TOYS」をぐぐってみたところ、意外にもちゃんとした会社で、おもにラジコンカーなどを作っているみたいです。フェラーリなどのライセンスも取得していて、アカデミーなんかよりよっぽどマトモな会社に思えます。商品企画も元々は中国だったんでは?)



とりあえず、同じ中国版パッケージでレヴェントンも入手しておきました。
ついでにスーパーレジェーラもホイールパーツの件もあるし、もう1台買ったんですが、闇ルートで2個買っても送料込みで千円でお釣りが来るという…

キットは色々、完璧とは言えませんが、この価格破壊ぶりは驚異ですなーwww





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クリアーとデカール

2010-06-14 | Gallardo & REVENTON
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最近、暑い日が続いたので今年初めて「井村屋 あずきバー」を食べたんですが、改めて実物を見てみたら、このガヤルドに塗った色とは全然違う色でした…
残念ですが「フローズン・アズキバー・メタリック」の名称は返上いたします。
まあ「名無しの赤黒メタリック」ってことで。

さて、巷を賑わしている…かどうか、よく分からない あえて言うなら盛り上がらないことで評判の「W杯・南アフリカ大会」ですが、いよいよ本日、日本代表の緒戦です。

大会を前にしてNHKやスカパーなどで過去の名場面などを頻繁に放送しています。
ドーハ、ジョボールバル、日韓W杯…
過去の日本の熱闘場面を見ると当時の記憶がその頃の時代の空気とともに蘇ってきて、今でも胸が熱くなります。

日本が初めてW杯出場をしてから、まだ12年しか経っていないんですね。
それなのに、今の日本の熱の冷め方はどうなんだろう…。
日本にはそもそもサッカー文化が根付いていない、とも言われるけど、あれだけ盛り上がった時期があってそれでも根付かないというのは、むしろサッカーというのが日本の国民性に合わないんだろうか?

それとも、今の時代に何かに熱狂するということが合わないんだろうか?
日本人は熱しやすく冷めやすい、なんて言われるけど、最近の若い人を見ていると「熱しにくく冷めやすい」ようにも思えます。
時代が厳しいせいもあって、最近の若い人は浮付いたところがなく、真面目でよく働くけど、何かに熱中したり盛り上がったりということも少ないように思えます。

真面目に、倹約、決して悪いことではないけど、どこかで盛り上がったりする遊び心も持たないと沈滞ムードを振り払えないようにも思うんですよね。
結局は負のスパイラルで景気もよくならないし。

まあ私も、南アフリカ弾丸ツアーに参加したり、スポーツバーで盛り上がったりなんてするわけじゃないけど、地味に日本代表を応援する気持ちだけは持ち続けたいと思ってます。
というか、サッカー好きなのでスカパーでほぼ全試合見てます。
4年に一度のこの時期、基本的に寝れない日々が続きます…
思えば日韓W杯の時が昼間から夜までの試合だったから、一番楽に生活できたな。



さて、そんなわけで、ガヤルド・スーパーレジェーラの製作も多方面からチマチマ進めているんですが更新してる暇がないという…
書いておきたいこと溜まってしまうので、ちょっとだけでも更新。



デカールですが、こんだけしか付いてません…。
サイドストライプと、前後のエンブレム、ホイールセンターのエンブレム だけ。
どう考えてもメーターデカールと、エンジンのカムカバーのロゴは必要だと思うんだけどなー…。

印刷は、見た感じでは飛行機デカールみたいで、脆弱そう…
斜め線にはジャギーも出てるし、精密度もイマイチ。ちょっと不安でした。
ストライプは塗り分けでも良さそうだけど、SuperLeggeraのロゴがあってコレが白文字ではなく抜き文字になってるので、塗り分けだと大変でしょう。
でも、貼ってみると意外と貼りやすい。新しいこともあるかも知れないけど割と厚みもあって丈夫でした。
クリアーに対する耐性も問題なさそうでした。



クリアー重ねて研ぎ出しして、大体塗装は完了。
と ひと言で書くと簡単そうですけど、ホコリが付くたびにタッチアップして、研ぎ出し過ぎてカドを削り過ぎて下地出てしまいまたタッチアップ、そしたら色ムラが出来ちゃってまた広い範囲塗り直し…としながらですから、相当手間掛かってしまいました。
メタリックの場合、隠ぺい力は強いので塗膜は薄くていいんですが、ちょっとしたキズも面質を乱すのでタッチアップは丁寧にしなくちゃいけないし、やっぱりカーモデルの塗装って大変ですよ…。

この後、鬼門中の鬼門、窓貼りがあるわけですが、ちょっと書く気力も萎えそうなくらいもっと大変だった…。


続きは、書けたら次回w



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ホイール

2010-06-07 | Gallardo & REVENTON
自分らが若い頃、自動車を買うとアルミ・ホイールを入れ替えるのが楽しみでした。

メーカー純正のアルミ・ホイールは、デザインがどうしようもないくらいダサかったし(今となれば、それも味でしたが)、そもそも、上位グレードでなければアルミ・ホイールが付いていないことも多かったんです。

タイヤのサイズも控え目だったし、いわゆる「インチアップ」と言って、ホイール径をひと回り大きく、タイヤは扁平率を小さくしてサイズを2段階ぐらい幅広にすれば、全体径はほぼ同サイズで足回りがカッコ良く性能もアップするって事で、これがまず最初の目標でした。

当然、かなりの金額が掛かるので、最初のタイヤが減るまでは我慢…って感じでしたけど、自分のクルマがグレードアップしていく楽しみがあったんです。
それに何より、ほかとは違う「自分だけの一台」になるのが嬉しいんですよね。

現在は、純正で付いてくるアルミ・ホイールのデザインも洗練されているしサイズもじゅうぶんなので、特に差別化を計りたい人でなければ積極的にホイール交換することもないみたいですよね。
自分も今は純正のホイールで我慢…というか満足しています。


でも、かつての欲望からか模型を作るとなるとロードカーなら純正じゃないホイールに替えてやりたい、という気持ちが湧いてきます。

今回は純正ホイールを破壊してしまったこともあり、ここぞとばかりにホイール交換。



こんなんにしてみました。


1/24プラモの場合、色んなホイールがパーツとして入手可能だと思うんですが、1/43だとホイールがパーツとして手に入るチャンスは極めて少ないです…
それは43文化がヨーロッパ中心で、日本ほど「ホイールでドレスアップ」という考えが薄いせいかも知れません。
そもそも、レジン・メタルキットの場合、ホイールのパーツがショボ過ぎます。
ここでも何度も書いてることかも知れませんが、クルマにとって一番大事な足回りのパーツがダメだとガッカリなんですよね…

で、このパーツですが何を持ってきたか、分かりますかね。
クルマ好きの人ならすぐ分かるかも。そう、日本車の最速マシンからいただいてきましたよ。

イタリアのスーパーカーに日本車のホイール…という違和感や、実車の物理的な問題は別にして、とにかく「ほかとは違う」特別感が出れば、それで満足なんです。
それに、結構似合うと思う。銀塗装の質も良く、これなら塗り直す必要もなさそうです。

ただ、模型的には物理的な問題は重要で、サイズはともかく構造が違うのでそのままコンバート、と言うわけには行きません。



右が純正ホイール、シャフトに差し込むだけの構造。
左がコンバート品。 ホイール側のピンをアップライトの穴に差し込む構造。中空のピンですが、細過ぎてシャフトを差し込める位に穴拡大したらピンそのものがなくなりそう。
かと言って、中空穴に合うシャフトに交換したら細過ぎて剛性が保てません。



で、こんな風に純正ホイールの軸受けに近い径のアルミパイプをかぶせて、エポキシで固めた後、中空穴を拡大します。
これなら、ブレーキ・パーツもキチンとはまりますし、オフセットも純正同様に調整出来ます。

ちなみに、タイヤはガヤルドのものです。少々キツいので、少し削って調整してます。
ホイールはどちらも内側にリブが付くんですが、後輪のほうはリブが邪魔なので切り取ってます。



このキットの「売り」でもある、エッチング製ブレーキ・ローターを貼ったブレーキ・パーツ。リューターで軽くサンディングしてから貼ってます。
ちょっと寸足らずなのが残念ですけど、やはりエッチングは良いですね。引き締まります。ホイール越しだとチラッとしか見えませんが…。
キャリパーにはブレンボのロゴを貼りたかったけど、F1用のデカールでは小さ過ぎるしほかに適当なデカールもないので断念。
ローターのエッチング化にまで拘るなら、そうゆうロゴのデカールも考えて欲しかったな。

デカールはほかにも、計器板のメーターのデカールもないし、残念な部分多いですよ…。

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アズキバーメタリックの憂鬱

2010-06-02 | Gallardo & REVENTON
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前回のログでテキトーに作った色の色名をお願いしたところ、色んなお名前をいただきました。
どうせテキトーなので名前とか本当はどうでもいいんですが、せっかくなので検証して命名してやろうかと思いまして。

本来、色の名前と色調には定義のようなものはなくて、同じ名前で呼ばれていても全然違う色だったりすることはよくあることで、ほかに合わせる必要などないんですけど、やはり有名な商品や代表的なイメージカラーが定着すれば、その色名がその色を連想させるようになるわけで、とりあえず色名をGoogle検索して上位に出てきた商品と比べて見ましょう。


ラベンダー・メタリック      

北海道のラベンダー畑を思い起こさせる爽やか系の色ですな。
明るくて、青味が強い色です。



ピンクゴールドメタリック     

うーん、やはりゴールドと付くとこうゆう色になっちゃいますね。
ピンクゴールドというとジュエリー系や時計の色を連想する私ですが、華やかで明るい金色って感じですよね。


アメジストグレー・オパール    

これはなかなか渋い色。R1ですが、こんな色もあったんですね。あまり見た記憶ないですねー。
色調は似てる気もしますが、シルバーが少ないと言うか、メタリック感が弱いですねー。


スパークリング・ピンク・メタリック

クルマの画像で探したのですが、パソコンしか出てきませんでした。
明るいピンクですねー。ここまで可愛らしい色ではないと思います。


バーガンディ・ミスト       

フェンダー・ギターの色名です。素敵な名前ですねえ。バーガンディとはフランス・ブルゴーニュ地方のこと。バーガンディと言う場合、一般的にはブルゴーニュ産のワインを指します。でも、ブルゴーニュの霧…と読むと、なんだか妖しい森に誘い込まれそうな雰囲気がありますね。
この色は難しくて、画像によって色がかなり違って見えます。この画像ではかなり赤っぽいですが、もっと紫に見える画像もあって塗装のせいもあり複雑な見え方がするみたいです。ギターの塗色ってそうですよね。でも、なかなかいい色です。
こんな色を作りたかったかも…。


最後に…


小豆味アイスキャンデー     

うーん、おいしそうw
ていうか、夏場はよく食べてますよ、井村屋のあずきバー。
なんだかこの色が一番近いような気がするー。私だけかな?
コレ、表面が溶けかけた画像だともっと暖色系の色になってしまうんだけど、しっかり凍った状態だとクール感もあってグッドです。もちろんメタリックではないけど、表面の氷粒がメタリック粒子のようでもあります。

ということで、命名
フローズン・アズキバー・メタリック

まあ勝手に検証して遊んでるだけです、気になさらないで下さいましw
この色名はこんな色じゃないとか、色だけに色々意見もありましょうけど、言葉と色の関係というのはまだまだ曖昧なものでもあると言う事ですな。
そもそも、メーカーや表現者は色名を付ける時に必ずしも正確な連想をさせようとして付ける訳じゃなくて、何かしら付加価値を求めて色名を考えてるんじゃないかとも思います。

今回、色名を提案して下さったみなさん、ありがとうございました!



さてさて、ボディーの次はホイールの色をどうしようかなーなんて考えていたわけですが。

シンナー漬けで、すっかりモールドが甘くなっちゃった…というか、はじめからあまりシャキッとしたモールドじゃなかったと思うんですが、ホイール・ナットのモールドさえ判然としない状態だったので、ピンか何かで再現しようとナットの穴の位置に当たりを付けるためピックを押し付けてたら…






こわれた…orz


シンナー漬けでプラが劣化していたか、あるいはスポーク裏のバリを取るため削り込んだのがまずかったか…

あー、凹むわ。








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