43マイクロワールド

1/43スケールのカーモデルキットの製作を中心に、模型の話・レースの話・クルマの話・なぜかサッカーや映画の話題など。

モノコック、エンジン合体

2020-02-27 | Ferrari 312T5

まずは映画の話。

私はべつに権威に弱いほうではないし、アカデミー受賞作品だからといって特別観たいわけでもないのですが、式に合わせて公開が相次ぐのでそういうのばかり観ます。

「スキャンダル」

最有力なんてチラシに書かれていますが、残念ながら主要部門の受賞はならなかったですね。
でも私の感想としては最も作品賞にふさわしい映画だったのでは・・・・と感じました。

演技も素晴らしいし、社会問題にも切り込んでるし、スピーディーな展開も見ごたえがありました。
ただそれらの評価は今までのアカデミー受賞作品の類型とも言えるわけで、目新しさと言うものは無かったのかもね。
今どき、セクハラを取り上げてもね・・・・70年代からウーマン・リブ運動があった米国で未だにこんな問題あるんだと驚くけど、昨今の「Me too」騒ぎなど見ても永遠に無くならないんでしょうね。

こういう問題に向き合うのはニュースでお腹いっぱい、てとこでしょうか。

アメリカの大手ケーブルTV局、「FOXニュース」で起きた実際の事件を元にしたストーリー。
基本的に事実に則していると思いますが、架空の人物やエピソードもあるようです。「フォードvsフェラーリ」だとあれが違うコレが違うと気付きますけど、この映画の元ネタに関しては全然知らないので何も気になりません。そんなもんですよね。

人気のアンカー・ウーマン、ローガン


トランプ大統領候補(当時)へのインタビューでトランプ氏の女性蔑視問題を追及しますが、逆にひどいセクハラ発言を受けたりして確執が生じます。
シャーリーズ・セロン、注目を浴びる中で誹謗中傷や圧力と戦う力強く美しい女性を円熟の演技で見せてくれます。

ベテラン・キャスター、グレッチェン


社内で数々のセクハラを受けながらも屈服することなく自分を通しますが、解雇を機に会社に対して反撃に出ます。
ニコール・キッドマン、貫禄の演技です。

グレッチェンの部下として経験を積む新人、ケイラ


チャンスを掴むためグレッチェンの元を離れ、セクハラ上司に屈してしまいます。
初々しい新人がのし上がっていくにつれメイクが派手になり変貌していく様をマーゴット・ロビーがうまく演じていました。

予告や宣伝ではこの三人がメインという扱いですが、三人が絡む場面というのは多くなく、それぞれの立場で一連の流れに関わります。ほかの女性キャストも重要な役もあって、女性陣の活躍が目立ちますね。それに対して男性陣は皆、頼りなかったりクズみたいなヤツばっかで・・・・そういう映画なので仕方ないです。

目まぐるしい展開で退屈はしなかったけれども、もう少し緩急を付けた構成にして欲しかったな。ほぼ室内、社内の場面ばかりで閉塞感がありました。それは映画の狙いかも知れないけど、少し屋外とか自然の中みたいな場面も作ったら深みが出たように思います。

正直言いますと展開が速過ぎて字幕の量も多いし登場人物も多くて話がじゅうぶん把握出来てなかったかも・・・・もう一回観たらだいぶ理解が深まると思います。

かと言って、もう一回観たいと思わせるほどの映画でも無い、というのが自分の感想。
あ、作品の質の高さと私自身の評価は別です。映画としては質の高い内容だと思います。

個人的には「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド」でシャロン・テートを演じたマーゴット・ロビー (一般的には「スーサイド・スクワット」のハーレクイン役のが有名かな)を見たかっただけです。
この作品で助演女優賞にノミネートされてましたが、役のせいであんまり可愛い感じは見れなくて、「ワンス~」の時のほうが良かったな。

さあこれで今年のアカデミー関連の作品は見納めかな。
いかにもアカデミー賞向きの「アイリッシュマン」も観れるんですが、全然観に行く気にならない・・・・

自分はもう「ワンス~」一本推しだったし他の作品を観たあとでもそれは変わらないですが、受賞はブラピの助演賞と美術賞だけでした。それは予想の範囲内でしたが、作品賞はこの「スキャンダル」か「1917」、または「ジョーカー」のほうが納得出来たと思います。

もらう側にしてみたら権威のある賞を受賞するというのは大きな意味があるんでしょうけど、観る側にとっては、特に自分みたいなアカデミー向きじゃない人間にとっては何の意味も無いということですね。

しかし、権威というのは大したもので、「パラサイト」の興行収入は韓国映画としては記録的らしいですね。私が行った平日のミニシアターでも普段ガラガラなのに整理券が出る賑わいでしたよ。

私には、未だに何が良かったんだか理解できない・・・・(しつこい)

 

さて本題の模型のほうです。

大した進展はありませんが・・・・

プラグコードをどうにか塗り分けて、プラグ・キャップも付けてみました。


アンダーパネルを付けてみるとプラグキャップやコードにギリギリ干渉するので、かなり思い切ってパネル側を削り込みました。ついでにエンジン前部も窮屈なので実際のパネル開口部のカタチは無視してすんなり収まるようにかなり削り込んでます。

この窮屈具合を見ると、水平対向12気筒エンジンでウイングカーというのが成功しなかったのが分かりますねー
どう見ても無理がありますw

ついでに、サイドポンツーンのエアダクトを装着してみると・・・・


予想通り、カムカバー部分はほぼ見えなくなります。
テキトーに作っといて正解w


モノコックとエンジンは三ヶ所のピンで繋がるんですが、接合面は意外と僅かなのでエポキシ接着剤をはみ出すくらい使用してガッツリ接着。ここがポロッと取れたら笑えないですもんね~

ラジエターからのパイピングも済ませて・・・・

まだ多少の補器類やパイピングも付けますが、とりあえずここまで出来ればやっとどうにか完成出来そうな予感がしてきました。

ここからは、ボディーワークだなー

あっその前に、キャブレターのエアファンネルのフィルター、どうしよう・・・・

メッシュ打ち抜きのアフターパーツは1セットあるんですけど、この時代のフィルターは金網メッシュじゃなくて白い樹脂メッシュみたいなんですよねー

このまま放置にするか・・・・あえて金網メッシュにするか・・・・別の表現方法にするか・・・・

腹案はありません。つづく。

 

(タメオ1/43 フェラーリ312T5 ベルギーGP 1980)

 

 

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プラグコード、フュエルライン、

2020-02-23 | Ferrari 312T5

手長エビは天ぷらにして食べるとおいしいよねー

まあ私は釣りをする趣味はありません。

プラグコードを付けるんだったら、フュエルラインも付けないと片手落ちだよね。

以前、釣りをする友人から貰った釣り糸が薄い黄色でフュエルラインに最適だったんだけど、どこ探しても見当たらない。エンジンのディティールアップなんて長年やったことないから、どっか行っちゃったよ・・・・

ネットで「百均でも釣り糸売ってるよー40mで百円」という情報があったので、出掛けたついでに最寄りの百均で探してみたけど、糸だけって売ってなくて針付きしか無かった。
45cmの糸が8本、まあ43に使う分にはじゅうぶんかなと思い買ってみましたが、1号だと細過ぎてちょっと合わなかった・・・・

別の日に、もっと大きい百均へ行ってみましたが釣り糸は売ってなくて、ホームセンターへ行ったら2000mぐらいのリールでしか売ってなくて高い。
別のホームセンターで探してみたけど釣り用品は扱ってなくて、30m巻きのテグスをやっと見つけました。450円と高かったけど、探すのも疲れたのでこれを使うことにしました。

昔はホームセンターをあちこち回って、使えそうな材料や道具を買い揃えるのが楽しみでもありましたが、いつの間にかネットで買い物するほうが多くなってカタカタしてるだけで手に入るのに慣れてしまってました。

結局、ネットで探すほうが無駄なエネルギー使わなくて済むし満足出来る買い物が出来るのですが・・・・何だか寂しい時代になったような気もします。

とりあえず、テグスも取り付けてみました。
12本も取り付けるのは無理だと思ってましたが、穴開けてみたら12個開けることが出来たし、何とか生やすことは出来ました。
最近、やる前から出来ないだろうなと思ってしまうことが多いです。


そのせいか、段取りが出来ないというか・・・・行き当たりばったりです。
プラグコードを這わせてないうちにフュエルライン付けちゃったら、後々面倒になる事に気付きませんでした。


何かもうぐちゃぐちゃです、とにかく無理矢理どこかに行きつくように接着しました。
ファンネルやカムカバーの接続箇所まで繋げられないので、適当に途切れさせて誤魔化してます。

ここまでやって、プラグコードに色を塗っていないことに気付きます。
いや、気付いてはいたのですが、曲げ曲げしなきゃいけないので、這わせた後で筆塗りしようかなと思ってたのですが、フュエルラインとごっちゃになっちゃって、どうやって塗るの?って感じです・・・・

もう、お見せ出来るエンジンじゃなくなったので、基本カウルは閉じた状態で仕上げることとしましょう・・・・というか、そもそも他人様に鑑賞していただく予定も無いので、どう作ろうが何の問題も無いのですが。

カムカバーはエアダクトに隠れて見えなくなりそうなので、プラグキャップまでは作らなくていいかな・・・・と思ってましたが、出来ないことも無いのでそれっぽく作っておきましょうか・・・・。自己満足のためだけですけどね。

どうせ、誰に見せるわけでも無いですし・・・・。

 

 

祝!アカデミー賞

映画「パラサイト 半地下の家族」

そりゃあ主要部門4賞受賞ともなれば期待しますよね、前半は面白かったですよ。


父親が商売に失敗したりして、仕事も無く内職をしながら底辺の生活をする四人家族。
息子が大学生の友人から家庭教師のアルバイトの代理を頼まれたことをきっかけに、金持ちの家に家族であることを隠したまま、美術教師、運転手、家政婦として入り込むことに成功する・・・・


入り込む過程が愉快だったりスリリングだったりするんですが、面白かったのはここまで。


金持ち家族は夫妻も子供たちも嫌みの無い良い人たちです。
その事は主人公たちも理解しますが、不用意な行動で寄生生活が破綻していきます。

そこから後は、もうごちゃごちゃ・・・・その破綻具合が映画の味わいなのかどうか
この映画を理解出来なかった自分には分かりませんが・・・・
格差社会を比喩しているとかありきたりだし、特別アーティスティックな表現がされているわけでもないし・・・・
何が良かったんですかね。まあ女性は皆さんきれいでしたけどね。さすが韓国映画

でも正直、アカデミー賞云々と言うような映画では無かったと思うんですけど・・・・

これに比べたら、同じ監督が昔撮った「殺人の追憶」のほうが何倍も良かった気がします。

 

そのアカデミー賞で本命視されながら、受賞ならなかった

「1917 命をかけた伝令」

何と言ってもワンカット撮影という宣伝文句で、それを意識して見ないわけには行かないわけですが


確かに、冒頭から映像が途切れることなくずーっとワンカットで進行していきます。
とはいえ、普通に考えればワンカットで撮影できる筈もなく巧妙にカットを繋いでいることは分かるんですが・・・・
そういう前情報があるので、関心がどうやって撮影しているの?どこで繋いでいるの?ってとこに引っ張られてしまって、肝心のストーリーがぼやけてしまいます。

単純に二人の兵士が10数キロ先の連隊へ伝令を伝えに行くだけのストーリーなんですが、様々なアクシデントに見舞われるうちに、主人公の気持ちが変化していきます。

塹壕から荒野へ、廃墟から森へ・・・・と移動してゆくたびに、だんだん現実感から剥離してゆくような描写は、ファンタジックでさえありました。

決して楽しい映画ではありませんが、臨場感はすごいし否応なく戦場に吸い込まれていく恐怖だったり無常感が味わえる映画です。戦争映画ってこうじゃなければ・・・・とも思います。

むしろ、ワンカット撮影にこだわったり、それを売り文句にするのは逆効果なんじゃないかと思ったりします。

最後には感動できる場面もあるし、なかなか見ごたえのある映画でありました。

 

(タメオ1/43 フェラーリ312T5 ベルギーGP1980)

 

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T5 / プラグコード

2020-02-17 | Ferrari 312T5

フロント・セクションが出来てリア・アクスル周りも出来ているのに、その間に挟まる位置にある重要なパーツ、エンジンが手付かずなのでそこから先に進めない。

なぜエンジン手付かずかというと、ここは素組では済ませられないなあと思っているからです。

そう、パイピングしなきゃ・・・・という強迫観念が・・・・

思い切って、パイピングなんて別にしなくてもいいじゃん と開き直ってしまうのも手なんですが、やっぱりね、やれば出来るかも という気持ちもあるので

やろうかなあ・・・・でも8気筒ではやったことあるけど12気筒は未経験だし

などと逡巡しながら資料画像見ながらため息をついているうちに時間だけが過ぎてゆくのです。

とりあえず、ディスビに穴を開けてみる。


昔は8気筒でも苦労していた気がするけど、12気筒だとディスビも大きくなるせいか、割と簡単だった。


0.3mmの糸はんだ線を差し込んでみる。


土台(エンジン)に取り付けなきゃ、這わせられないな・・・・と思い、接着して固定。

もうこのへんから出来る気がしない。

何かやり方間違ってるような気もする。

この後、さらに迷宮入りします。つづく。

 

ホラー映画の紹介です。

「犬鳴村」

九州に実在する心霊スポットを題材にした映画です。

幽霊わんさか出てきます。

ユーチューバーのカップルが心霊スポット「犬鳴トンネル」に突撃取材に行きますが、通れない筈のトンネルを通り抜けて辿り着いた村で何かに襲われます。
逃げ帰ったものの、女性の様子に異変が現われます。
彼氏の姉は心理療法士をしているので、相談を持ち掛けますが・・・・

という展開。

ちなみに、犬鳴トンネルという心霊スポットは実在しますが「犬鳴村」というのは存在しないらしいし、周辺は犬鳴谷と呼ばれて付近に映画のエピソードのようにダム建設で水没した村はあったようですが、映画のような忌まわしい伝説や事件は無かったようです。

現実にはトンネルで恐ろしい別の事件もあったようですが・・・・それをホラー映画の題材にするのは不謹慎というものでしょうね。

物語はあくまでフィクションでして、映画は怖さはそれほどでもなかったけど、面白かったです。
面白いというのは必ずしも誉め言葉ではない意味もあります。ツッコミどころとか、バカバカしくて笑えるところもあったりでホラーとしては出来が良くない部分も多いんです。

ただ、自分の中ではホラー映画ってそういう部分も含めて楽しめるので、総合的に好きな映画でしたね。

主人公の心理療法士を演じるのは三吉彩花。
「いぬやしき」と「ダンスウィズミー」でも取り上げた女優さんですが、期待の新作です。


残念ながら、あんまり可愛く撮れてなかったというか、そういう役じゃなかったからですが、まだ若いけど大人っぽく見えるので今後こういう大人っぽいしっかりした女性を演じる方向に進むのかな・・・・と思いました。


まだ色々と模索している段階なんでしょうか?

アクション系、コメディー系、ホラー系と全く異なるジャンルに挑み続けてますね。

今作は割とヒットしているようなので、これを足掛かりにしてまた大きく飛躍して欲しいものです。

 

(タメオ 1/43 フェラーリ312T5 ベルギーGP 1980)

 

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コクピット(ほぼ)完成

2020-02-12 | Ferrari 312T5

ほとんど情報入れずに観に行きました

映画「記憶屋 -あなたを忘れない-」

主人公の恋人が、主人公に関する記憶を全て失ってしまった。ネットで噂になっている「記憶屋」という記憶を奪う謎の人物の仕業だと思った主人公は、「記憶屋」探しを始める・・・・というストーリー。

ややホラーテイストもあるファンタジーって感じです。謎解きのような要素もありますが、観終わってみると愛の物語なのかな?ちょっとつかみどころの無い映画です。

この手のラブ・ファンタジーは設定が何でもありだしストーリーの組み立ても自由度が高いだけに、もっと凝った展開とか相関性を作って感動出来る映画にして欲しいですね・・・・

記憶屋の行動には一定の理解は出来ますが、やや無理矢理、一方的な感じがするし感動とか共感出来るものではないです。
脚本、もっと頑張って欲しいー、というか原作があるのかな。邦画はとにかくもっと物語作りのレベルを上げていって欲しいと思うこと多いです。

アカデミー賞で韓国映画が外国映画としては初めて作品賞を獲りましたが、好き嫌いはともかく韓国映画の頑張りに負けているのは間違いないですよね。

ところで、この映画のヒロインで主人公の同じ大学の後輩で同じ下宿に住む幼馴染を演じる芳根京子。


朝ドラの主役も務めていたし、よく知っている女優さんですが今まであまり興味なかったですが、この映画では良かったです。初めて魅力的だなと感じました。

映画そのものは残念でしたが、芳根京子が良い女優さんだなと感じられただけで観た甲斐がありましたよ。

映画の出来がダメでも若い子さえ見てりゃ満足なので、自分は得な人間だなあと思います。

 

さて、のんびりペースで作っているT5


ステアリング・シャフトは途中で折り曲げて、曲げた部分にコの字に曲げたエッチング・パーツを組み合わせてジョイントを表現してます。

メーターパネルの裏からはケーブルやコードが何本か出ている筈ですが、見えなくなるので (または面倒くさいので) 何もしません。コード出したら、どこかに繋げなきゃいけないのが難しいんだよねー


メーターにデカールを貼ってみたけど、小さ過ぎてリムもへったくれも無くなるわ。
ちょっとデカールはみ出してる気もするけど、よく見えないので気にもならない。

シートですが、白いデカールを貼る指示があるので、資料画像ではこんなの見えなかったんですがタメオを信じて白いデカールを貼ります。


やや硬いなーと思いつつ曲面に貼り込みましたら、貼ってるそばからパリパリ割れてきましたよ。
やばい、デカール死んでいるのか?と思って別の使わないデカールを曲面に貼ってみましたがひび割れもしないし軟化剤も大丈夫なので、この艶消しされたデカールだけダメみたいです。
艶消しデカールが硬くなって割れやすいのは過去にも経験ありました。普通の艶あり印刷のデカールは問題なさそう。

とりあえず、ヒビ割れは白の塗料でタッチアップしとこう

と思って、乾いてから白を筆塗りしましたら、乾燥後さらにひどく収縮してしまい取り返しがつかなくなりました。

仕方が無いのでシンナーで下地ごと剥がして、白の大判デカールから切り抜いたものを貼り直しました。

以前にも、艶消し処理されたデカールがクリアー塗装で収縮・ヒビ割れしたことがありました。どうも艶消し印刷のインクが色々と問題を起こすみたいですね。

無事、シートも仕上がったのでコクピットに収めてフロント・セクションは8割がた完成です。

このあたりはほぼキットのままです、メーター以外は追加工作はほとんどしてません。
シートベルトもキットのまま。
不満なのは、せっかくオール金属なのに真ちゅう製のエッチングが多くて、塗装しなきゃいけないことですねー。
メタルか洋白だったら磨くだけで金属感出せるんだけどね、それに色の指定もシルバー、アルミニウム、ポリッシュド・スチールと指定があるんだけどどう違うのか分かりにくいですね。
真ちゅうのパーツは全部、クレオス8番シルバーで塗ってます。洋白、メタルは磨いているだけです。

どうやっても本物の質感は出せないので、あくまで模型ですから。というスタンスです。

面倒は少なくないけど、キットのまま組んでいくだけでそれなりの精密感にたどり着けます。やっぱりタメオは悪くないですよ。


(タメオ1/43 フェラーリ312T5 ベルギーGP 1980)

 

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メーターをどうにかした

2020-02-05 | Ferrari 312T5

さほど模型製作の進捗は無いのですが、がんばって更新。

一月は時間があったので映画観に行くことが多くて、書いてない作品がたくさんあるので。
(何のブログだ・・・・・・)

で、映画の話から。

「ジョジョ・ラビット」

今年のアカデミー賞にも6部門でノミネートされてて、評価は高いみたいですね。

第二次大戦末期のドイツ、ヒトラーに心酔する10歳の少年が主人公です。
ある日、自宅の隠し部屋にユダヤ人の16歳の少女が匿われていることを知り、奇妙な共同生活を続けるうちに心の交流が生まれます。
ちょっと生意気なお姉さんに惹かれていく少年の心の動きが愛らしいです。

前半はコメディータッチで展開しますがやがて悲劇が起こり、戦争の厳しさを思い知ります。
ラストシーンはとても良かったです。

心に残る映画でした。

 

本格派ジャパニーズ・ホラー
「シライサン」

ガッツリ、怨霊が出てきます。
最初は離れた位置に現れるんだけど、目をそらすと接近してきます。見ているうちは近づいてきません。だるまさんさんが転んだルールです。

接近されたら呪い殺されます。二時間ぐらい耐え続ければ、いなくなります。三日に一回、呪っている相手の誰かのところに現れます。

呪いを解くのは難しいのですが、「リング」の貞子のビデオなどと同様に呪いから逃れる方法はあります。その方法は・・・・映画を観てのお楽しみ!ってことで。

主演の飯豊まりえ、何年か前に「暗黒少女」で初めて知って期待してたんですが、ようやく主演作を観れました。テレビドラマにはたくさん出てるようですが、バラエティー番組でしか見る機会がありませんでしたが、ナチュラルな良い雰囲気を持った女優さんだと思います。

 

岩井俊二監督の最新作
「ラストレター」

岩井俊二はとても好きな監督です。この作品も良く出来ていると思いますが、大人の主人公に焦点を当てているせいか岩井監督の映画の登場人物にありがちな大人げない行動に共感しにくくて、ちょっと期待と違ったかな・・・・という感想です。

広瀬すずと森七菜(天気の子の陽菜の声の子ね)が中高生の従妹を演じて、同時にそれぞれの母親の少女時代も演じていますが、この二人は良かったです。
やっぱり岩井監督は少女を撮らせたら上手いですね。真性のロリコン監督ですw

良い作品だけど、好きな作品ではない・・・・けど、少女たちの瑞々しさを愛でるなら何度でも観たい映画です。私も真性の・・・・(ry

以上、美少女を愛でる映画三本の紹介でしたw

 

さて、T5ですが


計器盤やステアリングが付くロールフープはこんな感じで組むんですが、シートやシートベルトを先に仕上げないと組めませんね・・・・


こんな感じなのかな


こんな感じが正しいのかな。インストに合わせる位置がハッキリ示してないので、わかんない。

懸案のメーターですが、ダメ元でルーターに噛ませて掘り下げてみました。


リムを浮き立たせるのは比較的簡単でしたが、掘り下げた面を平らにするのは難しかったです。
手持ちの色んな先端工具を使ってみましたが、こんな小さい面を磨くのは無理です。
最初から金属パイプと金属線を組み合わせたほうが良かったかなと思いますが、まあこのままで行きます。
三つ並べても横幅5mmほどなんです、気にしなきゃ見えやしませんw

 

(タメオ1/43 フェラーリ312T5 ベルギーGP 1980)

 

 

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メーターをどうしよう

2020-02-03 | Ferrari 312T5

T5、フロント・サスペンションもほぼ組みました。


どういう順番で組んでいくか悩みながら組み立てましたが最後は力技で無理矢理組み込まないとハマりません。
実際は可動する部分が固定されちゃってるので仕方ないですね。


ステアリング・ロッドの左右連結してるパーツは挽き物です。連結部分が曲がっているのはご愛敬
実車も少し曲がっている気がしましたが気のせいかな?

そろそろステアリングや計器盤が付くフレームを組み立てなきゃいけないのですが、メーターのパーツ


こんな感じでして、エッチングと挽き物で用意されてます。


組み合わせるとこんな感じ。
うーん、なんだかな。
正直言うと計器盤にメーターリングが凸エッチングで表現されてるほうが良かったんだけど。
実車はメーターリングは風防とツライチぐらいでそれほど段になってないのでこのままデカールを貼っても間違いじゃないんだけど、やっぱり模型的にはメーターリングでメリハリを付けたい。
しかしこのサイズにリングを貼り付けるのは至難の技。よほど細い輪っかを貼らないとオーバー表現になりそうですし。

挽き物なら一段掘り下げる加工をしといてくれるとか、メーター面のエッチングを別に用意してくれてるとかなら良かったのにな・・・・

さあどうしたものか。

 

スウェーデン映画、「残された者 -北の極地- 」


北極圏の荒野に不時着した飛行機でたった一人生き残った主人公。
数週間のサバイバルの末、ようやく救助のヘリがやってくるがこれも墜落・・・・
ヘリのパイロットは即死、もう一人若い女性が息があるが重傷。懸命に介抱するもののこのままでは持たない。
意を決して、数十キロ離れた観測施設まで女性をソリに乗せて移動しようと飛行機をあとにするが、さらなるサバイバルが待ち受ける。

ほとんどセリフも無い展開で淡々と、しかし過酷な状況が続く映画でした。
シロクマの襲撃があったりもするけど、次から次とイベントがやってくるわけでもなく淡々と限界がやってきます。

ずーっと緊張感が続くので退屈はしなかったけど、しんどい映画でしたわ。
ハリウッド映画とは全然違うテイストです。
毎回、しんどいと思いつつ観に行ってしまうスウェーデン映画。
このしんどさがクセになるんですかね。

 

ついでに、ロシア映画。「T-34 レジェンド・オブ・ウォー」

タイトルどおり、T-34がドイツ軍戦車をやっつけるアクション映画ですね。第二次大戦が舞台だけど戦争映画って感じじゃない。
アクション映画を観ていると眠ってしまう体質の私なので、中盤ちょっと記憶にありませんがw
まあ面白かったと思いますよ。
最近の映画は当時の戦車とか割とリアルな姿で出てくるのが良いですね。これはCGを使っているのかどうか分かりませんが、動くパンター戦車やⅢ号戦車とか今まで映画ではあまり見なかったですよね。
ロシア映画だからなのかな、ロシアには鹵獲した当時のドイツ戦車が動体保存されているのかな?

 

ロシア製の戦車映画と言えば、配信で観た「ホワイトタイガー」というのも、面白かったです。こちらはファンタジー要素もある戦争映画。



ロシア映画も、いろいろ頑張ってるねえ。

 

 

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