今、エレールの今んとこ一番新しいキット「シトロエンC4 WRC2010」を作っているわけですが、ずいぶん昔から細々と1/43プラキットを発売し続けているエレールは別として、それ以外のメーカーは43プラキットを発売してもシリーズとして長続きしないなー、なんて話題をここしばらくコメント欄などで続けてきたわけですが、
うっかりしてたら童友社のエクセレント・シリーズから、新製品がリリースされるという情報があるらしい。
これは、ここのブログでもガヤルド、レベントン、マスタングの製作記を書いていた1/43プラキット・シリーズの続編になります。
No.5 アウディ Q7
No.6 メルセデスベンツ MV500
No.7 ランボルギーニ・ウルス
No.8 ポルシェ・カイエン
うーん、先の4車種はスーパー・スポーツカーでしたが、今度の4車種は時流を反映して高級SUVですかー。
ショップ価格は600円前後と、相変わらず超リーズナブル。品質的にも前の4車種である程度のクオリティーは証明済みですので隙はなさそうです。
が、車種選択はどうなんでしょうね?
私の好みではありませんが、色んな車種が模型として発売されるのは良いことだと思います、でもセールス的にどうかなーと。
SUVとはスポーツ・ユーティリティー・ビーグル=直訳だとスポーツ用多目的車、この場合のスポーツとはモータースポーツではなく、色んなレジャースポーツを楽しむための便利なクルマ、つまり荷物が積めて大勢乗れてある程度の悪路や長距離も走れる、という性能を持ったクルマのことで、近年世界的に人気が高い車種です。
さらに、ランボルギーニやポルシェとスポーツカー・メーカーから発売される高級SUV、単なる乗用車よりも憧れ度は高いでしょうけど、果たして模型としての人気はどうだろう?非常に興味深いところではあります。
私なんかは古い人間なので、模型で作るならレースカーかスポーツカー、あとはクラシックな車かなと思うんですけど、先入観は無くして市場の反応を見てみたいですね。
個人的には、クルマ本体じゃなくてホイールのパーツに流用できるものがないかが気になりますw
さて、C4のほうですが、デカール貼り結構大変です。
傷めちゃった部分のタッチアップはなんとか済みましたが、ほかも大変。
グリルのメッシュ部分はロゴが入ることもあり、開口してメッシュ貼り込みというのは諦めてデカール表現のままです。
メッシュ部分の周囲は黒くなってますが、これもデカール表現。
青い部分が見えないように、下塗りとかタッチアップは必須ですね。
サイドのレッドブルの黄色部分から赤牛までは一枚のデカールですが、フェンダーとドアの境い目にはすごい段差があるので、一枚で貼るのは不可能…。
貼りながら境界線で切って、継ぎ目はタッチアップしましたが、かなり汚くなってしまった。初めから分割してくれてると助かるのになあ…。
これだったら、黄色もマスキングで塗ったほうが良かったけど、それはそれで難しいし。
塗装した赤の部分に乗るロゴは、こんな感じでザックリ切り出しておく。
貼ってみると、多少色合いが違うけど、クリアーコートしたら分からなくなるかなーと。
フェンダー下部分の赤が濃いのは、この部分がプロテクターか何かになってて実車通りデカールも色が違えてありますので、ここだけ切り出してデカールを貼っています。実車はむしろ、もっと暗い色になっているように見えます。
ルーフの貼り付け指定を見てたら、アンテナの穴位置が違います。ルーフのエアインテークのかなり後ろなのに、キットの穴はインテーク直後になってます。
ここへきて、穴埋めです…。
穴埋めもうまくやれば簡単なはずですけど、パテを塗って平滑にしようと思って磨いてたら塗装が剥がれてきちゃって、結局ルーフ全体を塗り直すことに…。
エア・インテークも取り付けて何とかデカール貼りまで出来ましたが、エア・インテークのトリコロール・カラーは赤と青が反対になっていて、前後逆向きに貼ってごまかしましたがなんかフィットしてません…。ここもタッチアップですね…。
デカールそのものはキレイで透けないし貼りやすくて軟化剤で柔らかくなるし問題ないですが、塗装や塗り分けと突き合わせたり、貼り込み後に修正しながらの作業でかなり難易度高いデカール貼りとなってます。
数も多くて、毎日少しずつ作業してますがまだ終わりません…。
ルーフの穴埋め、今さらですけどデカールで隠れる部分だからプラ棒(というか伸ばしランナー)を詰めるだけでもよかったんじゃ。w
この童友社のシリーズは、もともと中国メーカーの製品なので向こうの企画なんでしょうね。
ダイキャスト・ミニカーの市場ではSUVもある程度の需要を確保してるみたいなんで、あながちトンチンカンな企画とも言えませんが…。
組立て模型としては、やはり疑問ですね。
私としては、70年代のスーパーカーをちゃんとした43プラモで出して欲しいな。って、それこそ売れないかな…。
穴埋め、おっしゃる通りの作業から始めたんですが、隙間が開いたのでそれを埋めようとパテ使ったらグダグダに…という展開でありましたw
イレギュラーな作業も慎重にこなさなきゃいけませんね…。
こないだ、このベンツと同じようなのに乗せてもらいました。大人四人(私以外は男性)と四人分の荷物を載せてもゆとりある大きさ、確かに遠出には疲れなくていいですが、模型的には地味かも・・・。
デカールは貼る場所のそばまで持って行って、そっとすべらす、というやり方でしょうか?
カーモデルに貼ってるとこって見てみたいなー。なるべく塗装でやろうと思うのが飛行機モデラーだとしたら、なるべくデカールでやろうとするのがカーモデラーなんでしょうか。
SUV、使う分には便利ですよね。スタイルもカッコよくなってるし、今の若い人の目には魅力的に見えるのかも知れません。実用的という意味ならかつてのセダンやハッチバックですが、今見ると結構味があると言いますか、模型作ってみたいなと思いますもん。
デカール、そう言えば他の人がどうやって貼っているのか、見たことないですねー。自己流で貼ってますが、失敗多いとこからして多分間違った貼り方してる気がします…。
カーモデラーでも飛行機モデラーでも、塗り分け出来るところはなるべく塗装で、デカールじゃなければこなせないところはデカールで、というスタンスは違わないような気がしますが。
・・・が、結構早いペースで進んでますね。デカール貼りまで来ちゃえばあとはわずかじゃないですか(?) デカールのダメージもタッチアップできそうな場所でラッキーでした。本当に黄色こそ塗装の方が良かったかもしれません。でも、どのキットを作ろうかなー?と迷った時にこういう塗装が面倒くさいのや、面デカールが大きいものはすっかり避けるようになってしまいました。
アカデミーの1/43。うーん、この選択は残念です。自分の趣味の車じゃないし、夢がないですよ。日本でプリウスαとかフィットシャトルハイブリッドとかが1/43キットで出るのと同じような価値でしかないですね・・・。パーツとしても使える部分が少なそうだし・・・いっそのこと、トラックとかバスとか働く車系を1/43で出してくれた方が楽しめるような気がしました。
どうもー遅レスですが
連休お仕事ごくろう様です!
ペース、早くないですよ。全然作業時間取れてないし。
塗り分けは意外と簡単でした。手を動かしかければやる事は決まってますしね。デカール貼りも、どこが難しいというわけでもないんですが、色々苦労しますね。
やっぱり、Yoshitakaさんもガッカリですか童友社の1/43
ただ、これって中国のメーカーの企画なんですよね。アカデミー(韓国)じゃなくて。アカデミーからも発売されるかもですけど。
中国人はとにかく大きいものが好きらしいし、こういったクルマを買うのが夢なのかも知れません。別の国の、違う価値観で作られた製品ですからねえ…。
童友社も、取り扱うんだったら車種のオーダーを出すくらいのことをして欲しいですよね。
トラックやバス…それはそれで、マニアックかも…w
しかし、このサンプルを見て何よりがっかりだったのはフロントサイドウィンドウがやっぱり無いままなこと。これ、なにか製造上の理由でもあるんでしょうか?こうする意味が理解できないんですよねぇ。
C4の"ちゃんとした"デカール、いいなぁと思いながら製作記をチェックしています。うちのは"ダメ"な方だったので(^^;
またまた遅レス、面目ない。
そうですねえ、窓開いてますねえ。
面で囲まれた造形の美しさがスポイルされてしまっていることが分からないんでしょうねえ。
中国では模型作りを楽しむ文化がそれほどなくて、この製品も完成品として売られることを前提として開発されているみたいなので、ちゃんと再現した室内も見せたい、ということじゃないですかね。
C4のデカール、素晴らしい品質です。別売デカールと同じぐらいの価格でキットごと買えちゃうのでコスパ高いっす。今後のキットでもこの品質維持してくれたらエレール最強ですわ。