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43マイクロワールド

1/43スケールのカーモデルキットの製作を中心に、模型の話・レースの話・クルマの話・なぜかサッカーや映画の話題など。

フェラーリ126C4、完成しました!

2007-07-22 | ferrari 126C4

仕上げ段階にきてお約束のドタバタとなり、相変わらずの完成度に落ち着きましたw
が、取りあえず完成です。

ボディー、エンジン、リアウィングの組み合わせが予想以上に困難で、かなり妥協せざるをえませんでした。そもそもの間違いはエンジンに直結するリアサス・メンバーが歪んでいたのを無視したまま作り続けた事ですね。このようないい加減さは全体におよんでいて、フロント・ウィング、フロント・サスなども左右対称が完璧じゃありません。

しかし、作り始めた段階では完成するのは無理だろうと思った事もあったくらいのキットでしたから、細かい事無視して勢いで進めた結果どうにか完成することが出来たようなものなので、これでいいのだ と言うことで。

やはり製作に当たってゼツモさんのトランスパーツには助けられました。また、同じく43を作られている皆さんの製作記なども大いに参考になりました。
本当は私も製作の過程などを写真で説明したいのですが、なかなか作らないくせに作り始めると一気に作業を進めて結果を出さないと止まらない性分でして、途中で写真を撮ったりする余裕がないんですねえ。
今回はほとんどのパーツが自作か改造となって、色んな作業をして自分でもその都度思い付きで作っていたので、どんな作業をしたのか忘れてしまっている部分も多く、やはりせっかくブログ書いているのだからもう少し書いておけばよかったと思いました。





(クリックすると少し大きめの写真が見れます)


84年のシーズンを戦ったフェラーリ126C4。
フラットボトム2年目となり他チームが進化を遂げるなかで旧来のターボ・レイアウトのまま重心を出来るだけ後方に集め、巨大なウイングでリアのトラクションを得るという時代遅れのコンセプトで作られたマシンですが、模型として見るならむき出しのエンジンや後退角の付いたサイドポンツーンなど、なかなかカッコイイマシンです。

どのシーズンのフェラーリもそれぞれに人気があるのですが、このC4もやはりそれなりに人気があるようです。ただ43ではキットに恵まれないマシンですが、いずれタメオがリニューアルしたキットを発売するでしょうから、苦労して作った意味がなくなるかも知れません。
でも、ショボイキットを自分なりに工夫して少しでも良いものに作り上げていくという作業は、実はとても楽しいものなのです。良いキットが発売されてしまうとその楽しみは味わえなくなりますから、その前にこのC4を作れたのは幸せでした。

あとタメオから発売されてしまう「おそれ」があるフェラーリF1は…アレかな。
やはり早めに作っておいたほうがいいかも。

(写真:フェラーリ126C4 ベルギーGP84)


あとひと息!

2007-07-19 | ferrari 126C4

えーと、すっかり更新が滞ってました。
震災で避難している訳でもなく、連休中ものほほんと映画観に行ったり酒飲んだりのんびり模型作って過ごしたりしてたんですけどね
次に更新する時は完成画像と思ってたんですが、組み上げ・仕上げの作業は意外とやる事がいっぱいあって、なかなか進まない。
(あらかじめ小物類を仕上げとかないからなんですけど。)

新潟と言えば、ここ福井と同じ北陸に分類されるんですが実際はかなり離れてますし、はっきり言って体感するような揺れは一切ありませんでしたよ。
信州・関東方面のほうがよっぽど影響が大きかったみたいなんですが、遠方の方には心配して下さってる人もいるみたいですし、一応更新しとかないと。

と言う訳で、全然無事です、完成間近のC4もひっくり返ってバラバラに と言うこともなくまもなくフィニッシュと相成りそうです。
(※ストロボを改造して使ってみましたが、デジカメの調光機能が連動しませんねえ…色々やってみましたが、古いストロボなんでだめなのかな?)

被害に遭われた方にはお見舞い申し上げます。模型がやられた なんて方もおられましょうが、家を失い怪我したり、不幸があった人も大勢いますんでお見舞いはそちらのほうにです。
模型は壊れたらまた作る楽しみが増えただけのこと。
つくづく、模型のこと考えてられるのって幸せの象徴だなあと思います。

(写真:タメオ1/43 フェラーリ126C4 ベルギーGP84)


四苦八苦…

2007-07-11 | ferrari 126C4

プラモデルとかだったら、組み立ての順序と言うのが考えられていて、概ねそれに準じて組めばいいんですけど、自分で色々作ったパーツを組み合わせる場合、よく考えないと物理的に組めなくなってしまいます。

フロントのサスアームやら、シートやら、後から付けようと思ってもうまく行かないので先に位置決めして接着しておかないといけません。
何度もサスアームを刺したり抜いたりしてたら、穴の部分の塗膜が欠けちゃった…
見えにくい場所なんで、タッチアップでごまかしておきました。

一番大変だったのは、実はエンジン。
気づかなかったけど、少し歪んでたみたいで、まっすぐ付けると少しテールが振れてます。ごまかせる範囲だからいいやと思ってたんですが、

リアエンドに付く横桟の両端に、ウイング翼端板の下端が接続するので、ちょっと曲がってても合わなくなるんですよ、なんせウイングレットの前方はボディーに繋がるから調整できませんもん。

で、エンジンを少し曲げて付けるしかないんですが、インタークーラーやら作ったせいで、エンジン・ベイの中がキッチリになっていて調整できない。
リューターでエンジン・ベイ内壁をガシガシ削って調整範囲を広げましたが…
怖いですね、クリアーまで仕上げたボディーを(内側とはいえ)削るというのは…チカラも加わるので、いつ「バキッ」いう音とともに亀裂が入るか分からない。

あー、分かってますよ、こうゆう事は仮組みのうちにやっておけと。
でも、気が付いたらエンジンもリア・ウィングも出来ちゃってましたので、そこそこに済ませてたんですね。

とりあえずどうにか辻褄合わせできたんで、まあ良しとしましょう。


(写真:タメオ1/43 フェラーリ126C4 ベルギーGP84)

とり

パーツが揃った

2007-07-05 | ferrari 126C4

それなりに毎日がんばって進めてんですけど、たしか年末から作り続けてる気がする。
まあ休止してた期間もありますし、その間に2台は完成させてますけどね、どう考えても時間かかり過ぎ。反省しきりです。

で、どうにか主要パーツが出来上がり、組み立てを待つばかりとなりました。
こうゆう状態でキットが発売されれば誰でも組めますねw
最近のタメオとか、バンダイから発売される43プラキットを見てると、43の将来はこんなキットが主流になるかも。
難しい工作や塗装は済ませてあって、組み上げだけやってメカニック気分に浸り、美しい完成品が手に入ると。
そうゆうのもアリかも知れませんけど、やっぱり削って磨いて切って貼って溶かして回して塗って吹いて、あーもう模型地獄だって言うのが私は本望です。
ここまで辿り着いた時の喜びが大事なんですよ。
例えるなら、山に自分の足で登るのと、ロープウェイで頂上展望台まで行くのとどっちが楽しいのかと。
ロープウェイのが楽チンでいいと言う人には、もはや何も言いますまい。

(写真:タメオ1/43 フェラーリ126C4 ベルギーGP84)

エア・ファンネルのフィルター

2007-07-01 | ferrari 126C4

C4はいわゆるインダクション・ポッドを持たず、カウル上面に特徴的なでかいNACAダクトがふたつ開いていて、そこからエア・ファンネルのフィルターがチラリと見えます。

このメッシュのフィルター、模型では実際に金網で表現するのがよくある方法なんですが、私としては43に金網をドーム型に型抜きして使うのはオーバースケールなんじゃないかと、いつも感じてました。

もちろん、金属模型らしい硬質感のある表現は美しいんですけど、いかにもメッシュがごつく見え過ぎてw

特にこのC4のフィルターはメッシュが細い感じで中に白いフィルター材が詰まっているような感じで(良く分からない…)、あまり金属的なマテリアル感がないんですよね。

そこで色々考えたんですが、透明プラでフィルター部分を作ってみました。


透明プラの表面をペーパーで荒らしただけです。メッシュの表現を施そうかと考えましたがほとんど見えないだろうし、止めました。
本来、この部分はエンジンの前端に付けるべきですが、カウル側にフィットさせるのが難しそうだし、どうせ隔壁で仕切られているので、カウルに直接付ける予定。

で実際に仮留めしてみたのがトップの写真ですが、案の定ほとんど見えないですね。
「F1レジェンド」で見てたら、結構白いフィルターが目立ってたんですけどね、白く塗るのも何だし、まあこんなもんでいいかな。

(写真:タメオ1/43 フェラーリ126C4 ベルギーGP84)

細かい作業のほうが大変

2007-06-29 | ferrari 126C4

C4、やはり研ぎ出し後クリアーをドバ吹きして仕上げにしました。
塗った直後はテロテロですけど、ラッカーの場合ヒケるので、時間が経つにしたがって塗装面にうねりが出てきます。
でも自分としては、満足できる表面状態なのでやっぱり自分にはこの方法が向いているみたいです。

乾燥を待つ間にやり残した作業をこなさないといけないですけど、これが結構しんどいです。
リアまわりにスタビライザーやらジャッキポイントをそれらしく付けたり、シートベルトを付けたり、メーター作ったり…
じゅうぶんな資料がないので、「それらしく」でやってます。テキメンな効果が期待できる作業ではないけど、やっておかないと進められないという苦役労働みたいな段階です、こうゆうのが一番しんどい。

あと、吸気ファンネルをどうするかが課題です。

(写真:タメオ1/43 フェラーリ126C4 ベルギーGP84)

デトマソ・パンテーラって好きですか?

2007-06-25 | ferrari 126C4

そろそろまた別のキット作りたくなりまして、次も80年代のF1を考えてたんですが、なんかF1ばっかりだと飽きるので大好きなスーパーカー系も出してきましたw

デトマソ・パンテーラ。正統派イタリアン・スーパーカーに比べるとアメリカ製エンジンを積んだコイツは異端児かも知れないですけど、私はカタチとか雰囲気が結構好きなんですよねー。
なんたってスーパーカー・ブームの頃の花形車種の一台ですしね!

すぐ進めるかどうか分かりませんけどね、248F1も引っ掛かってるし…
まずはキット見ながら妄想している段階です。
資料もなければこだわりもない個体ですんで、素組で行けちゃう予定。

C4は研ぎ出ししました。



このまま仕上げるか、もう一度クリアー吹いて最後は吹きっぱなしで終えるか、考え中。研いだだけだといくら磨いても微かな磨き傷が残るんですよね…
かと言って吹きっぱなしだと表面にうねりが出る。どっちがいいやら。
名人の人とかは、磨いて完璧に仕上げられるみたいですが、私はそこまでキレイに磨けません。部分的に残った傷を消していると、また別の場所に傷が出来るといった具合です。こだわり過ぎなんでしょうか?


デカールも安心できない…

2007-06-19 | ferrari 126C4

デカール貼り終えてます。今、クリアー重ね中。

このキットは比較的新しいロットなので新しいデカールだし、安心して貼れると思ってたんですが、ロゴの大きさとか全然ダメで、ゼツモさんのエッチングパーツのおまけデカールが大いに役立ちました。
結局使えたキットのデカールはゼッケン・サイドの跳ね馬・フィアット・マルボロ・ロンジン・マレッリ。
あとはジャンクとゼツモおまけデカールです。
一部貼り間違えたりしましたが、おまけデカールには予備になるのがいっぱいあって、ホント助かってます。

ある程度経験があると、パーツはどんなものでも何とか自作したり直して都合できますが、デカールだけは失くしたりダメにしたり間違ってたりするとどうにもなりませんからねえ。
PCで自作って方法もあるらしいけど、そこまでやる気は今のところないし、品質の問題もある。
実のところデカールに救済策があるって言うのが、一番有難かったりします。

貧乏性の私は、あまったデカールは全部とっておきます。
失敗して破れちゃったデカールとかも、出来るだけ台紙に戻して保存してます。
かけらだけでもあって助かった、って事 ありますからねえー。

ただ、長いこと作ってると膨大な数のかけらが…。
この中から使えるのを探し出すのが宝探しみたいに気の遠くなる作業になっちまいます、何か分類して探しやすくする方法を考えなきゃダメですねえ。

(写真:タメオ1/43 フェラーリ126C4 ベルギーGP84)

赤くなってる

2007-06-16 | ferrari 126C4

ようやく赤くなってます。
ボディー修正後すぐにプラサフ→ホワイトベースと進めましたが、この段階でサスアームの穴が実車と違うことに気づいた。アッパーアームはもっと後ろに付くのだ。
タメオのキットを鵜呑みにしたのは迂闊だったあ…考証とかしてるつもりでも肝心なところ見ていない。
で、後ろにずらして穴を開け直したけど今度は高さが違うことに気づき、また開け直し。
穴だらけになったので裏からエポパテ、表から光硬化パテで埋めて塗装もやり直し。この段になっての修正には気を使います。

でもどうにか塗装もうまくいったし、明日からデカール貼りできますね。なんかはかどってるような気がしてきた。


以下は塗装前のちょっとした修正。

ノーズのNACAダクトのついた丸い蓋は、ゼツモ製のエッチング・パーツに置き換え。ノーズ形状を修正してたので、元のモールドは埋めるまでもなく消え去っていました。

 
エッチングパーツをガイドにモールドを掘り直し、一段深く掘り下げて真ん中を抜き、エッチングパーツをはめ込み。
こんな小さいパーツでも、あると大助かりですね。
三角の部分は底がないと変ですから裏からエポパテを押し付けておきました。


ここも一段掘り下げてます。ゼツモ製エッチングを貼りますが、そのまま使うか考え中。


(写真:タメオ1/43 フェラーリ126C4 ベルギーGP84)




忘れてた…福井プラホビーコンテスト (-_-;) 

2007-06-09 | ferrari 126C4

今日から、毎年参加している「福井プラホビーコンテスト」が開催されます!

って、忘れてた!今朝、雨で出掛けられないし暇だなーと何となくネット見てて、「そういえば確か今年は6月に開催って言ってたな~」と思って調べてみたら今日からじゃん!
まずい、すっかり忘れてて全然準備してないよ~まあ、完成してる模型はいくつかあるものの、人にお見せする前にあそこを直して…とか、色々仕上げが必要な訳ですよ。
しかたがないので短時間で出来ることだけやって、取りあえず数だけ揃えて午後から会場に持ち込み、滑り込み参加という事になりました。

まあ私のちっこい模型なんぞ、あってもなくても構わない訳なんですが、年々出品数が減ってるとかで、とにかく頭数だけででも応援するつもりで参加させてもらってます。

一応明日(10日)まで、福井ベル屋上あじさいホールでやってますんで、近隣の方で模型に興味ある方、よろしければのぞきに来て下さいませ。って、告知遅杉。

えー、展示会があるとはつゆ知らず呑気にC4作ってました。
ボディー後端につくタイヤフェンス?みたいなの自作して付けたり、インタークーラー前の空気取り入れ用?スリットを開けてみたり、地味な作業やってて画像変わり映えせず。

(写真:タメオ1/43 フェラーリ126C4 ベルギーGP84)