全てのパーツを切り出しました。
土台、サポート材を全て除去してしまうとパーツはこれだけしかない。組み立てが面倒な足回りやリアウイングも一体化しているので、もうほとんど最終組み立て前みたいな絵になるw
気分的には食玩を作るような感じ。もっともこのまま組み立てに進める訳でなく、サポート材の切り取り跡(無数にある)の処理や積層跡の表面処理、塗装をしてからになる。
塗装に関しては、通常のレジンキットと違って離型剤が残っている可能性が無いのでそのまま塗装出来る(らしい)。塗料の食いつきも非常に良い(らしい)。
艶を出すには下地の研ぎが必要だが、今のF1て艶消しだからなあ・・・
研ぎ無し、サフ無しでそのまま色乗せてもまあまあ見れちゃう?積層跡も艶消しだとそんな目立たない(らしい)。
とは言え積層跡そのままで作るのはやっぱり気が引けるので、サンディング、サフと普通の手順で進めますかね・・・。
デジタル的に正確に出力された物なので、パーツは正確にピッタリ嵌るのかなと思ってましたが、ピッタリなのは間違いなさそうですがピッタリ過ぎて嵌めにくいです。
ボディーとアンダーフロアを組み合わせようと思うと一体化されてるシートが干渉して組めません。当たる部分を削ってようやく上下合体出来ました。
タイヤとホイールも・・・
ピッタリ過ぎて入っていきません。無理やり押し込めば嵌りそうですけど、二度と抜けなくなりそうなので塗装済むまで嵌めないほうが良いですね。
うまく切り出せたと思ってたんですけど、リアのサスアームが一本無くなってました。
うーん、前回の画像では存在してたので、自分の失敗だな・・・。サポート材のゴミの中探しても該当部分が見つからない。ニッパーで切る時、かなり飛んでいくので無限の彼方に行っちゃったんでしょうね。まあこれぐらいの部分なら自作でどうにか出来ます。
これは訳アリのキットなのでこの先製作記をこまごま書いていくのは憚られますが、よほど面白い失敗とかしたらまた記事にしましょうかね。
そんなことはなく、次は完成画像を披露出来れば良いですけどね。
映画
「とんび」
過去にテレビドラマにもなった、人気小説の映画化ですね。阿部寛と北村匠海の親子の半世紀に渡る物語・・・。
幼い頃に母親は子供を庇って事故で亡くなり、その秘密を抱えたまま男手ひとつで子供を一人前に育て上げるが、ぶつかり合うことも多く波瀾万丈。
誰も悪い人が出てこない人間ドラマ。ツッコミどころには事欠かないが素直に見れて泣ける感動話です。
北村匠海の中学生役とかw
最終的には50代まで演じますよ。阿部寛も20代から70代まで。こっちは見れないことも無い。
良いお話でしたが、私冷静に見れないのはこの子供(北村匠海)が生まれが自分と一緒、つまり自分の人生と同じ時間を追うように見せられるんですよね。
時代ごとの風景や時代考証が気になったり、自分のことだけでなく親のことも考えちゃったり・・・
昭和中期から平成・令和と長い時間、自分も親も駆け抜けてきたんだなあと、自分は波乱もドラマも無い人生ですけど、それでも何だか感慨深かったり感傷に浸ったり・・・
同じ年に生まれた主人公の今日までの人生、滅多に体験出来ない、稀有な体験でございました。