今年最後の更新。
この一年は1/43カーモデルを完成させたのは一台だけ。昨年からの作りかけの完成と手を付けたものの製作途中で止まっているものが一個づつ、何とも情けない状況です。
そのかわりと言っちゃ何ですが、1/144飛行機模型を少しと1/72AFVを少し・・・
そしてブログ内容のほとんどは観た映画の感想ノートと化してます
もうブログタイトル変えようかな
私は自分の観た映画の感想や評価を人に押し付けようとは思いませんし同意して欲しいとさえ思いません。むしろ人それぞれの見方があったほうが面白いと思ってますから、映画の感想を書くのはもっぱら自分のその時の見え方を記録しておきたいというだけの思いです。
まあ、最近こんな映画観たよという世間話だと思って読んでいただいても読み飛ばしていただいても構わないです。
模型のブログなので映画のこと書いてもレスはほとんど貰えないのは当然、それで逆に気楽に書けるのもあります。
で、今年最後に紹介したいのは実は昨年公開の映画
最近配信で観ましたが、とても良かったので書いておきたくなりました。
「パターソン」ジム・ジャームッシュ監督作品
何気ない日常を描いた映画です、特別大きな事件も奇跡も起きません。パターソンという町に住むパターソンという男性の同じような毎日が一週間続きます。
「スター・ウォーズ」カイロ・レン役のアダム・ドライバーがパターソンを演じてます。
路線バスの運転手をしながら、ちょっと変わった妻とワンちゃんと小さな家で暮らしています。
妻はサイケデリックなデザインを好み、カントリー音楽を好み、この週末はお菓子を作ってバザーで売ることを楽しみにしている。
パターソンの楽しみは犬の散歩のついでにバーに寄って、ビールを飲みながら色んな人と話すこと。
詩をこよなく愛し、仕事の合間、散歩の途中など自作の詩をノートに綴っている。
パターソンは有名な詩人の出身地でもあるらしく、詩が好きな日本人がはるばる訪れてきたりもする。
この日本人、永瀬正敏が演じてまして、ちょっと落ち込んでいたパターソンと出会い何となく話をして去っていくんですが良い味出してます。
観終わって、さて何だったんだろうと考えても特にドラマチックな展開も無いしテーマとかも分かりませんが、全てのエピソードが何だか可笑しく楽しく不思議な気持ちになります。
パターソンという町はニューヨーク近くに実在する町ですが、映画の中ではファンタジーの架空の町のような雰囲気で描かれてます。
パターソンの穏やかな生活と不思議な周りの人々のせいでしょうね。
やがて、何気ない日常ってこんなにも素敵なのかなと、ちょっと考えさせられてしまいます。じわじわ来る映画です。
知人に勧められて観ましたが、こういう作品を映画館で見逃してたのが惜しかったなー
なるべく色々観てるつもりですが、良い映画は探せばまだまだ隠れていますね。
でも今は思い立てば配信されているのを探してすぐ観れるので、幸せな時代です。
さて今は年越しモデリングに参加中なので、バリバリ模型作ってなきゃいけないのにやっぱり大晦日バタバタしちゃってなかなか模型どころでは無くて、ちょっと落ち着こうと思ってブログ書いてました。
さあ、模型に戻ろう。プラッツの2機セットのキットなので2機同時に作っちゃいます。正月早々2機完成とはめでたいな。
それでは皆さん、良いお年を。
年が明けてご覧の皆さん、あけましておめでとうです。
2019年もよろしくお願いいたします。