43マイクロワールド

1/43スケールのカーモデルキットの製作を中心に、模型の話・レースの話・クルマの話・なぜかサッカーや映画の話題など。

デカールで早速苦戦…

2009-05-25 | Lotus 56B

サイド・ポンツーン?に、デカール貼りました。

これねえ、画像でもかなり破綻してるのが見えるかも知れませんけど、かなり難しかった…

全て繋がった一枚もののデカールなんですが、最初そのまま貼って、当然これだけ丸い面に全然馴染まないので、マークソフター一滴垂らしたらとたんにクシャクシャになった…;;
慌ててパーツごと水に漬けて、デカールの溶解はどうにか回避できました。
一部かなりしっかり貼り付いてしまったので、筆を使って慎重に剥がしました。
(タメオなのでデカールは2セットあるのですが、チキンなので使えるうちは予備は使えないの)

このデカール、貼りにくいっていうのもありますが、それ以前に間違ってる気がする…。


実車では、この画像のように「TEAM LOTUS」の上の金枠は、アッパーカウルとの分割線とほぼ平行になってます。
が、デカールは後方が分割線とかなり離れてしまいます。
塗り分けラインをもっと上にしたほうが良かったのかも?と思ったけど、それだと今度は前方が収まらなくなってしまうし…

仕方が無いので、枠の部分を切り離して後方を少し上げて貼ってあります。
あんまり上げすぎても変なので、多少妥協していますが…

切り離したのは枠だけじゃなく、ライン前方・後方・ゼッケンも切り離して5分割にして貼ってます。
それでようやく貼れたんですが、かなりずらして貼ったことになります。
お陰で、このあとタッチアップの嵐ですよ…(^^;;

それでも塗り分けラインは横から見て一直線にはならないし、こんな風に緩やかにカーブしたデカールより、始めから直線的なデカールのほうが良かったような気もします。もちろん、一枚ものじゃなく分割してあるほうが貼りやすいし。

最近のタメオって、デカールだけじゃないけど実際に作ってみたことあるの?って思うような仕事するよね…
プログラム上で設計して、そのまま製品化してるような気がします。
パーツの組み付けなんかでも、2本の手では組めないような分割もあるんですよ…。

ところで、この「TEAM LOTUS」の上のスペースには「GOLD LEAF」のロゴを貼らなければいけないことを、コロッと忘れてました;;
先ほど、先駆者はデカールで苦労しなかったのかなと拝見したブログを見て気づいた愚か者です。
タメオのインストには貴重な資料写真満載ですが、タバコロゴはキレイにCG処理しちゃってるんだよね~ウッカリしてましたwww


(写真:タメオ1/43 ロータス56B オランダGP71)

赤白塗り分け

2009-05-21 | Lotus 56B

飛行機ばっかり作ってると全国100万カーモデラーにそっぽ向かれそうなので、43も作りますよ…

56B、白く塗ってマスキングして赤を塗りました。
色に関しては、タメオの指定はRAL3020という色。調べてみるけどネットでは詳しい説明はなくて色見本を出してるページでも普通の赤にしか見えない。
まあ特に濃い色でも明るい色でもなくていいんだなということで、クレオスのスーパーイタリアンレッドで塗りました。

塗り分けは、ボディー本体はリアエンド下部が白いだけなんで簡単なんですが、ちょっと厄介なのがサイドの張り出し部分。
真横から見て一直線に塗り分けるように指定されてますが、子持ちシシャモの腹みたいにポッコリ膨らんでいますので、平面図だけではどのあたりが塗り分けラインなのか分かりづらい。
塗り分けラインには金色のデカールを貼るんですが、そのデカールはというと…

緩やかにカーブしたラインです。
それで、このカーブに合わせてマスキングテープ切り出して貼ってみてもなぜだか真横から見て一直線にはなりません。
おそらく、デカールなら3次曲面にもフィットするのでまっすぐになるのでしょうけど、マスキングテープでは2次曲面にしかフィットしないので上下方向の曲率が反映されないせいでしょうね…

仕方がないので、ほぼ勘でラインを決めて塗り分けました。
幸い、金色のラインと繋がっているゼッケンの部分に給油口の抜きがありますんで、これを位置決めの参考にしました。


こんな感じで。
実際のところデカールを貼ってみないと正しい塗り分けだったのかどうか分からんです。


(写真:タメオ1/43 ロータス56B オランダGP71)


144マイクロワールド

2009-05-19 | 模型

前回紹介したスパホ(F/A18E通称スーパーホーネット)が一部で評判良かったみたいなので、画像追加します。


裏側。兵装満載と行きたかったですが、なにぶんパーツの手持ちがなくて。
考証するほどの知識もありませんしね。取りあえず増槽満載しときました。


クッキリモールドは、飛行機モデラーには「やり過ぎ」と不評のようですが、カーモデラーにはこれくらいのほうが良く思えます。
まあ確かにリアルではないやね。


前輪脚柱のディティールが見事。
コクピット脇の塗り分けがグダグダなのは、塗り分けライン間違えて上から塗り直したからなのだ。
このキット、黒との境界線の赤ラインのデカールもないし、ステップのラダー・マークのデカールもない。
出来が良いキットとは言え、いい加減な部分もある。


尾翼のフレックスキャットがいいねえ。大戦の頃からある伝統的なマークです。
飛行機モデラーの人たちは、色んなマーキングの機体を並べて楽しむんでしょうか?
まあ気持ちは分からんでもないですけど。
私も、1/144のFA18だけであと4機キットがありますw



これは今作りかけのA型。アリイ(現マイクロエース)のキット。エルエスの古ーい金型らしいです。20年以上前だろうな。

これくらい昔のものだと、合わせも悪いし普通に組むだけでも大変です。
当時300円ぐらいで売ってたキットなので仕方ないです、グリコのオマケみたいなもんです。
1/144て言うのは、かつてはこんな存在だった。のかも。(よく知らない)
隙間埋めたり、段差消したり、まあ43作るのと感覚は似てますけどね。
モールドなんかみんな消えちゃうので、掘り直しなんて考えずなすがままに進めてますw


現在のドラゴンのキットと脚柱のパーツで比べてみる。(右がドラゴン)
金型技術の進歩はすごいですねー。高さ1センチばかりのパーツですが、見事なモールド。
これは1/144なので顕著ですが、大きいスケールでも小さいパーツになるとモールドはかつてはエルエス並だったんですよ、たとえタミヤとかの優秀なキットでも。
金型技術に関しては良く知らないんですけど、こんな細かいパーツのモールドを彫刻するのが難しいことは想像できます。
メーカーに魔法使いがいるわけじゃないんだしねえ…でも、魔法の機械みたいなのがあるんですか?

以前、バンダイのSC430のコクピットの見事なモールドにも驚いたんですが、とにかく細かいパーツの精度が上がったというのはミニスケールのファンには嬉しいことですね。
もちろん、大きなスケールにもこの技術は生かされている筈なので、模型全体にとって良いことです。
ただ、せっかく供給側の技術が上がっても、それを買って作る人が減る一方というのでは何にもならないですか…。



やっと下塗り

2009-05-14 | Lotus 56B

前回のエントリがGW前でしたから、半月放置ですか…

怠慢の原因は色々ありますが、プライベートのあれこれを書いてもしょうがないですね。まあ人生、色々ありますよ。

GW中はETCのないクルマは遠出しちゃいけない法律が出来たみたいなので、引き篭もっておりました。天気もイマイチだったしね。
でも最後の土日は天気も良く、せっかくのいい季節に家で模型もなんですから、ちょこっと近くの山へ登ってきました。

標高1400m程度の山ですからハイキング気分でるんるん登ってましたが、なまった体にはやっぱりキツイw
それでもピークが近づいてきて、頂上の広場に出ると目の前に広がる白山連峰の眺望に感激。
やっぱり山はいいっすねー!

こうゆう低い山には高い山のような別世界感はありませんけど、登山コースはそれなりに楽しめるようになってますし、初夏に足慣らしに登るには悪くないですよ。
近くには水芭蕉の群生地もあり、今が見頃。

下りの登山道の途中には通称「大滝」があり、今が新緑とのコントラストがとても美しい。
滝壺まで降りることができ、この日は夏日でしたが天然のクーラーのような冷たい風が汗ばんだ体に心地良いです。
見上げた光景がこれまた美しい!

オタクな毎日から解放されて、すっかりリフレッシュした気分で帰ってきました。
降りて来て飲むビールがまたうまいんだな、これが。
しかし、何だかんだと飲んでばかりで模型作れないのはまずいですなw
56Bは下地作りしてやっと色塗る前まできただけ。滞り過ぎ!
でもサフ吹いてはパテでス穴埋め、また吹いては修正…ってやってると、なかなか進まないんですよ。



あっ、でもなぜかこんなのは出来てる。

ドラゴンの1/144、スパホのトムキャッターズ。
現在の1/144ってここまで精密なのかー、って感動しちゃうキットですよ。

あと、

FM2の対潜哨戒迷彩。
実機の写真を見つけて、自分で工夫して作ってみよう!って思ったら、ちゃんとスイートのキットにデカール・塗装説明ありました。
迷彩の塗り分けは、筆で適当でぼかしてます。
汚し・墨入れ・アンテナ線張りはこれからやります。
大戦までの米海軍機ってずんぐりしてて愛嬌があるスタイルですよね。

飛行機に関しては、大戦機でも現用機でも、戦闘機でも爆撃機でも、日本機ドイツ機アメリカ機、もしかしたら軍用機・民間機も問わずみんな興味ありますね。
私の場合なぜかスケールには強いこだわりがあるくせに、アイテムには節制ないんですw

飛行機の模型は下地作りに時間を取られることもないし、塗装もすぐ次の行程に進めるし、ホントストレスなく進められます。
43という、模型の中でも特に酔狂な世界にいますと、飛行機模型の恵まれた部分ってのが本当に嬉しいです。
キットの出来も素晴らしいし、別売デカールも豊富だし、ほら、難しい色なんかもクレオスからちゃんと調合されたものが豊富に発売されてて悩まなくて済みますよね。

うーん、クルマ模型が進まない一番の原因は、山でも酒でも女でもなく、飛行機かい!