我が県では二ヵ月以上コロナの新規感染者ゼロが続いていたのに、今週になって次々と感染者が出てます。いずれも東京へ行った人関連です。
全国的に終息に向かっていたのに、また根絶しきれていない東京が急ぎ足で自粛解除を進めたばっかりに・・・・
と、恨み節のひとつも出ますよ。
経済も大事だから政治家は高度な判断が必要なんでしょうけど、結果的にまた感染が広がれば経済にも更なるダメージがあることを考えれば、誰かが判断を誤ったと言うことですよね。
さて、映画のはなしから。
一作目から40年近く経って、同じ役者でシリーズ作品を作れるってすごいことですね、
「ランボー ラスト・ブラッド」
一作目の原題が「First Blood」ですから、タイトル的にはこれがシリーズの最後になるんですかね。
すっかりおじいさんになったジョン・ランボー、牧場を営みながら身寄りのない娘の父親代わりをして平和に暮らしています。
メキシコに出掛けた娘が哀れギャングの餌食にされ、ランボーの壮絶な復讐が始まります。
おじいちゃんになったとは言え、天性の殺人マシーン。ギャングどもを皆殺しにしますが全てを失ったランボーは悲しみに暮れます。おしまい。
という映画でした。
ランボーって一作目は社会派ドラマの側面もあり単なる勧善懲悪ではない、問題提起のある作品だったと思いますが、ゲリラ戦のスリルだけ引き継いだ二作目以降は戦争アクション映画みたいになったんですよね。
今作も敵が軍からギャングにスケールダウンしてますがアクション映画であることは同じ。
ただ、脱出、救出のために戦った二作目以降と違い今回は復讐のための戦いってのがね、大量虐殺が素直に受け入れられない。
でも葛藤があるぶん、ランボーの抱える本質的な問題が見えてきてドラマとしての深みが出るという思わぬ結果になっていた気がしました。
悲劇に見舞われる原因が、娘の未熟さとか運の悪さなので、そこを一捻りしたほうがもっとドラマ性が増したと思いますが、そういうのを狙ったわけではないんでしょうね。
実は「ランボー4」は観ていないんですが、この機会に旧作をまとめて観直してみたくなりました。
さて、ぼちぼち始めている 156/85B です。
今時、古いタメオキットの製作記なんぞ需要皆無と思いますのでのんびり行きます。
エッチングのルーバーを使うべきか迷いますが、何はともあれキットのモールドのままにはしたくないので穴を開けます。すごい肉厚ですな。
枠を切り出します。割と大きめの真ちゅう板に台形の穴を開け、切り出しました。これだけの作業でどんだけ苦労したか・・・・
糸鋸とヤスリだけしか無いので小さな切り抜きは私には至難の技でした。
ちょっと大き過ぎたが、やり直す気力は無い。考証は無視してこのまま続ける。
帯金を8枚差し込んではんだ付け。何度やってもキレイに並ばないが、何度でもやり直せるのがはんだ付けの良いところ。
ひっくり返して見るとこんな感じ。ヤスリでガリガリ削っても壊れないくらい頑丈なのははんだ付けの良いところ。
しかし、汚いなあ・・・・もっとうまく出来る気がする。
斜め具合は、チカラ技で少し調整すれば良いかな。
斜め後方から見ると、内部が良く見えそう。内部作らないけどね。
それにしても、並び方がガタガタ過ぎるわ。いくらキレイに並べてもはんだを流す瞬間にちょっとズレるんだよね・・・・
下手クソらしくこれで作っちゃおうか?
もうちょっと、あがいてみようか?
などと迷いつつ、資料画像見ていたら
あれ?
ルーバー、6枚じゃん・・・・・・
おかしいなあ、ほかの画像では8枚とかだったのに
どういうこと?
で、調べてみたら、156/85(前期型)では8枚だったけど、156/85Bでは6枚になっていたのね!
おいおい・・・・
ゼットモデルちゃんのエッチングは間違ってなかったのね。
そういや、わざわざルーバーだけ別の板になってたじゃん。前期型と後期型で分けていたんだ。
相変わらず、ろくに資料も調べずに作り始めて、キットにイチャモンつけて後から自分の間違いに気づくいつものパターン。
よしっ、6枚で作り直すぞっ!
・・・・とはならず、ゼットモデルちゃんのエッチングをありがたく使わせてもらうほうを選択するのでした。
まあ自作ルーバーに挑戦してみるのも面白かったですから、良かったです。
( タメオ1/43 フェラーリ156/85B 1985年 イタリアGP )