以前より精力的に「みんなで作ろう」企画を開催されている Ws43さん。
ホームページ開設当初より注目してましたが、今までは敷居が高かったり手持ちのキットがなかったりで企画に参加できずにおりました。
昨年末にスタートした「皆で作ろうレーシング43」は、レーシング43製のキットでさえあれば何でも良いという、これまでよりも縛りをゆるくして期間も一年間と長くなり、大幅に参加しやすくなりまして、今回こそ参加すべきだなと思っていたワケですが、昨年末はちょうどレーシング43のランチア・ラリー037を完成させたばかりでして、さすがに続けてココのキットはなあ~・・・と、エントリーを伸ばし伸ばしにしてました。
冗談でなく126C2でのエントリーを真剣に企んでいたのですが、さすがに夏も過ぎちゃってとても短期間で納得のいくC2を作れる自信はないワケで、でも皆さんが参加して作っているのを見てるだけじゃどうしても寂しくなっちゃって、急遽方針転換で、完成第一、参加することに意義がある、ってことで比較的新しめのキットで参戦してみることにしました。
なお、ここのブログはカテゴリー数が30までしか設定出来ないので、現在余裕がありませんので、エレールの206・307の製作記と同じカテゴリに続けて書くことになります。カテゴリ分けに関しては、今後考えます。
とりあえず、ざっくりとキット紹介。
表題の通り、プジョー206WRC '01 であります。ほぼリアルタイムで発売されたキットですから、レーシング43としては新しいキットになると思います。この頃のレーシング43は一番脂が乗っていたというか、内容的に充実していたんじゃないでしょうか。
プロポーションも良い感じ。レーシング43らしくずんぐりした印象ですが、実車もそんなとこありますからね。
思えば、206はエレールで2台作ったので馴染みがあるような気がします。まあエレールの簡単プラキットとレーシング43のメタル・キットでは応用が効く部分はないかも知れませんけどね。
エッチング・パーツは相変わらず細かいのがいっぱいです。メッシュ類もちゃんと用意されてるのが嬉しいな。
アンテナ用と思われる細いステンレス線、挽き物のアンテナ・ベースもあります。使えるかどうかは、微妙ですが。
ヘッドライトのハウジングはメタルにメッキしたものかな?お世辞にもキレイなキャスティングとは言えませんが、キラキラしているのでそのまま使って大丈夫かな。
そのほか、メタル・パーツがゴチャッとたくさん。このあたりは昔からのレーシング43の風情です。
窓のバキュームもキレイだし、デカールの印刷もキレイ。カーモデルっていうのは透明パーツとデカールとタイヤ/ホイールさえちゃんとしてればどうにか完成させられるって言いますけど…。
ちょっと問題なのはタイヤですな。ラリー用とも一般用とも思えるようなパターン。は、良いとして、ホイールに嵌めてみると、パッツンパッツンなんですよ。タイヤが小さいのか、ホイールが大きいのか…。
上がキットに入っていた車軸用の金属線。巻いてある長いのを切っただけ、と言うのが見え見え。そもそも細過ぎて使えません。
下は、ちょっと太目の金属線を探してきて、やはり巻いてあるのを切っただけなので曲げて戻してまっすぐにしてみましたが、ま、まあ、似たようなもんか…w
取りあえず、キットのシャシーにモールドしてあったくぼみを信じて車軸穴を開口して仮組みしてみた。
うひゃー、カッコ悪いw
さすがに、レーシング43ですな…。ひと筋縄では行かなそう。まずは、車高とタイヤ/ホイールの調整です。
つづく。