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43マイクロワールド

1/43スケールのカーモデルキットの製作を中心に、模型の話・レースの話・クルマの話・なぜかサッカーや映画の話題など。

ディテール / ACコブラ289

2023-08-25 | AC Cobra289

ACコブラです。

裏面終了

排気管は後方2本出しの上品なやつ。サイドマフラーなんて野蛮なクルマじゃありません、289は427に比べたらずっと上品なスポーツカーなのですよ。
(とは言え、実際にはマッチョな427より速く走れるスパルタンなクルマらしいですけどね、実車のことはよく分かりません。)

エンジンもフロントアクスルよりも後方に積んであります、これこそ本物のフロント・ミッドシップ!
オイルパンだかオイルクーラーだか分かりませんが底に取り付けました。

フロントのクロスメンバーに開けた穴は台座固定用、ここはネジではなくピンを差し込むだけです。後方のボルトで留めた時に車体が回転しないようにするためだけのもの。

せっかくの完全再現の裏面なのに、ナットやらネジ穴やらピン穴で台無し・・
まあ、43カーモデルはレジン/メタルキットのメソッドで作ってますんで私の中では全然OKなのです。

塗装が終わって上下合体、ほぼほぼ完成に近づいたと思われるかも知れませんが・・・

ここまでは序章の序章で、カーモデルはここからのディテール作業で完成度が決まってしまいます。

(実車画像)

バンパー、グリル、ライト、エンブレム、ホイール、スピナー、ボンネット・ラッチ、ワイパー、フロント・スクリーンetc・・・・
いつものことですが全て自作するか何かしら加工が必要です。

まずボンネットのラッチ。
(実車画像)

ボンネット後方に付いているレバーのことですが、上の画像だと結構高さがあります。

キットはエッチングパーツで

これをボンネットに貼り付けろと指示されてますが高さが欲しい。穴を開けて線を通そうかと思ったけど小さ過ぎて無理―、、貴重な0.1mmのドリル刃を折ってしまいました。

何かジャンクに良いパーツ無いかなと探していたら、ボンピンか何かのパーツ

ちょっと形は違うけど穴も開いていてちょうど良いので線を通してみました。使えるかな?

ボンネットはキッチリ閉まって逆さまにしても開かないので、開ける時にラッチを引っ張ることになるので強度が心配でしたが、怪我の功名と言いますか、
ボンネットのヒンジが内部のラジエターと干渉するので、ノーズをちょっと指で押すとボンネットがポコッと開いてくれるので、ラッチを引っ張る必要が無くなりましたよ。

シャーシ側とボディー側の固定はテールのネジだけで、ノーズ側は多少の遊びがあるお陰です。

ここまで、やることなすこと良い結果に、ジャンクから使えそうなパーツも見つかるし良いことばかり。

好事魔多しと申しますか、こういう時って最後に絶対悲惨な結果になるような気がするので、気を引き締めて参りましょう。

(なんか最近、文章が爺臭くなってきた気がする―、こういうのオジサン構文で言うんですかね?良く分からんけどもうオジサン通り越して爺さんなので悪しからず)

 

いにしえの自作パーツの作り方

延ばしランナーの先をライターで炙って丸めて、リベット形状に

ガンダムマーカーのメッキシルバーで頭を塗ればリベットぽくなります

別に、この車にリベット打つ箇所は無いんですが・・・・

ヘッドライトのバルブに使いましたとさ。

フロントグリルはエッチングです。ここは立体的に縦桟横桟で組みたいとこですけど私のスキルでは無理。これで良いではないですか。

(モノグラム1/43 ACコブラ289)

 


ACコブラ /上下合体

2023-08-14 | AC Cobra289

コブラですが、

塗装を終えてボンネットを合わせてみたら、塗膜の厚みで全然はまらない~

カーモデルあるある~

仕方が無いのでボンネットの縁を削ってひと回り小さくします・・・。
ボディー側の一段低くなってるところも削ってより低くしておきます。

削ったところはタッチアップ。ボンネットを閉じた時に見える部分の塗膜は傷つけないよう注意しましたが、断面部分も少しは見えるので完璧とまでは行きません。この期に及んで塗膜を削るような荒療治は普通しません、全塗装やり直すのが正解なんですけどねー、、、

実は今回クリアーコート無し研ぎ出し無しで行こうと思っていたんですが、ソリッドカラーでなく色付きクリアーの塗膜はコンパウンドで磨くだけでも色が落ちてムラになるので、とりあえず薄くクリアーで仕上げてコンパウンドで最後の艶出しをすることにしました。

今度こそ塗装全て終わったので、内装のバスタブを接着。バスタブと言ってもドア内張りは無いんですけどね。
当たり前だけど、ピタッと合います。前後のバルクヘッドの上辺に接着剤を付けて貼るだけで簡単に固定できます。
プラモデルの精度はありがたい・・・

メタル/レジンキットばかり作っていると合わないのが当たり前なのでプラモデルの当たり前のことがとても嬉しく感じます。

ボンネットをヒンジに接着してパカパカ~

/

閉じてもピッタリ。

ヒンジとボンネットは瞬着で仮組み後、エポキシ接着剤でガッチリ固めて艶消し黒で塗り込めます。

おそらく43界で最も見苦しいヒンジの取り付けです~強度も心配です~
でも今のところスムーズに開いて止まるしキチンと閉まります。壊さないように大事に扱いましょう・・・

エンジンが入ってもちゃんと開いて閉まって干渉も無しです。ううーカッコイイ

さてエンジンが載ってるシャーシ部分ですがバスタブの底にシャーシ・フレームを接着することで固定される仕組みらしいですが・・・

普段、レジン/メタル・キットなんぞばっかり作ってますってえと、シャーシはネジ留めしたくなりますwww

レジン・キットと違ってボディーはがらんどうでネジを打つところが無いので

エポパテでテール内側を埋めてしまいます。

シャーシ側、燃料タンク?の所にネジ穴開けて

六角ナットは台座固定用です。端っこ過ぎるけど、エンジンやプロペラ・シャフトまで再現されているこのキット、燃料タンク底しかナットを埋める場所がありゃしません。

いちおう六角形の穴を開けてナットをはめ込んで、ボルトと共回りしないようにしていますが、瞬着で固定してるだけなので心配が残ります。
気休めですがエポキシ接着剤で補強しておこうかな。

いずれにしてもここまで完成に近づいてからやる作業じゃありませんなあ。何度もボディーとシャーシを付けたり外したりしてるので、エッジの塗膜が欠けたりしちゃいます。
またタッチアップだよ・・・トホホ・・・

(モノグラム1/43 ACコブラ289)

 

映画
「リボルバー・リリー」

明治末期の伝説の殺し屋、小曽根百合(綾瀬はるか)

引退して10年以上経つが、縁あって帝国陸軍の機関に追われる少年を守ることになり、再び銃を手にする・・・

って感じですかね、まあストーリーはさほど重要でなく、ひたすら強過ぎる女ガンマンの奮闘を堪能する映画ですね。

いわゆるガンカタってやつで、ひとりで何十人ものガンマン(この映画の場合陸軍兵)と撃ち合っても絶対やられないしこっちの弾はガンガン当たる。
そりゃまあ、動き回ってればなかなか弾は当たらないものだし、正確に撃てば全ての弾が当たっても良いんですけどね、この映画はもうファンタジーレベルですね。

明治~昭和初期が舞台ですかね、そういう時代感も楽しいし軍隊が悪の組織みたいなのも良かろう、ただ映画としては物足りないなー

ガンカタ・アクションが荒唐無稽なレベルなので映画全体をもっと荒唐無稽に振り切るか、コメディー要素を入れるか
そうだな、この系統だとどうしてもタランティーノ作品ぐらい振り切ってるのを期待しちゃうんだよねー
逆に、ガンカタ要素控えめにしてシリアスに振っても良いし、ストーリーに凝るとか

面白くなる要素満載なだけに、ちょっと惜しいなと感じる映画でした。

正統派アクション映画が好きな人にはちょうど良いのかも知れません。

綾瀬はるかのほかにもシシドカフカ、古川琴音の女性陣は魅力的で良かったです。これ大事ねー