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43マイクロワールド

1/43スケールのカーモデルキットの製作を中心に、模型の話・レースの話・クルマの話・なぜかサッカーや映画の話題など。

デトマソ・パンテーラ LM72 

2007-07-30 | Detomaso Pantera

えーと、もう赤くなってますw
資料もないしこだわりもないので、スルッと素組みと行くつもりですから、問題さえなけりゃ早くできるはず。

ただ、ちょっと手こずってました 特徴的なオーバーフェンダーのボルト留めが再現されてないのが気になって、取りあえず穴開けてたんです。
初めはオーバーフェンダーを削って、ボルトを打つ「留めしろ」を作ってみたんですがオーバーフェンダーがやせ過ぎて丸っこさがなくなってしまったので光パテで盛り直してやり直しました。
「留めしろ」を再現するのは難しいので諦めてオバフェンの周囲に穴開けしましたが、これも間隔がマチマチになったりで何度かやり直しました。
簡単な作業も行き当たりばったりなのでうまく行かないですね。

CKのほうですけど、リアサスまわり自作になりそうなんで、まず設計図作ってから取り掛かろうと思ってます。

(写真:プロバンス1/43 デトマソ・パンテーラ LM72)


126CKを作ろう! …と思ったが

2007-07-27 | 模型

70年代からのフェラーリF1をほとんどキット化しているタメオですが、なぜか今まで出ていないのがCK。
そのせいもあって、他社から出てるCKのキットはオークションでもかなり人気があるみたいで、ショボイ事で有名なFDSのキットでさえかなりの値段で落札されてます。
メリキットのフルディティール・キットが良い出来みたいですが、フルはあんまり作りたくない、やはり作るならトロンでしょ!
てゆうか、昔買ったキットを作らずに持ってるだけなんですけどね、C4も作れたことだし比較的近年に出たトロンのキットなら少しは楽に作れるかなと引っ張り出してきた訳です。

だって今作らないと、いつタメオが出してくるか分かりませんから。誰でも作れるようなキットが出る前に作ってやる、っていうのが今の楽しみだったりしますw

いや、でもねえー一応今世紀のキットなんですが、初めて袋を破ってパーツを調べてみたら…こりゃC4と五十歩百歩だよ…

まず、何が驚いたってエンジンが…無いっっ!!
ターボユニットやエアインテーク、チャンバー、ミッションはあるんですけどね、その大元となる筈のエンジンが単なるメタルの土台orz
確かにカウルでほとんど見えなくなるんですけどねえ、どうなんでしょコレ、精神的にスルーできないぞ。
(ついでにターボユニットなんかのメタルパーツも、多分使えません。)


エッチングパーツは一枚。こんだけあればずいぶん助かる、と思ってましたがよくよくチェックすると、サス・メンバーとかは使えそうにない。
サイド・パネルはモナコorスペイン どちらかを選べるようになってます。

あと、ヒキモノはショックアブソーバーとシフトレバー、ホイールはキレイでそのまま使えそう。でもフロントタイヤはロープロ過ぎで使えません。

ウインド・スクリーンはバキュームでスペアもあって、これは親切。C4なんて青いシートがペロッと一枚入ってるだけだったもんね。
デカールはヴィラージュの物が、一枚。あと、ウイングに貼れというメタルシートが付いてます。

てな訳で、エンジン・サスペンションまわり以外はどうにかなりそうなキットなんですけど、またしてもエンジンから自作か?うーん、パーツチェックでちょっと萎えた…

このまま箱に戻して、そおーっとヤフオクに…
いやいや、そんな事しませんて。
タメオのC2のエンジンをドナドナ…
いやそんな、もったいない。

さてどうしましょうかね?

(写真:トロン1/43 フェラーリ126CK モナコGP81)

フェラーリ126C4、完成しました!

2007-07-22 | ferrari 126C4

仕上げ段階にきてお約束のドタバタとなり、相変わらずの完成度に落ち着きましたw
が、取りあえず完成です。

ボディー、エンジン、リアウィングの組み合わせが予想以上に困難で、かなり妥協せざるをえませんでした。そもそもの間違いはエンジンに直結するリアサス・メンバーが歪んでいたのを無視したまま作り続けた事ですね。このようないい加減さは全体におよんでいて、フロント・ウィング、フロント・サスなども左右対称が完璧じゃありません。

しかし、作り始めた段階では完成するのは無理だろうと思った事もあったくらいのキットでしたから、細かい事無視して勢いで進めた結果どうにか完成することが出来たようなものなので、これでいいのだ と言うことで。

やはり製作に当たってゼツモさんのトランスパーツには助けられました。また、同じく43を作られている皆さんの製作記なども大いに参考になりました。
本当は私も製作の過程などを写真で説明したいのですが、なかなか作らないくせに作り始めると一気に作業を進めて結果を出さないと止まらない性分でして、途中で写真を撮ったりする余裕がないんですねえ。
今回はほとんどのパーツが自作か改造となって、色んな作業をして自分でもその都度思い付きで作っていたので、どんな作業をしたのか忘れてしまっている部分も多く、やはりせっかくブログ書いているのだからもう少し書いておけばよかったと思いました。





(クリックすると少し大きめの写真が見れます)


84年のシーズンを戦ったフェラーリ126C4。
フラットボトム2年目となり他チームが進化を遂げるなかで旧来のターボ・レイアウトのまま重心を出来るだけ後方に集め、巨大なウイングでリアのトラクションを得るという時代遅れのコンセプトで作られたマシンですが、模型として見るならむき出しのエンジンや後退角の付いたサイドポンツーンなど、なかなかカッコイイマシンです。

どのシーズンのフェラーリもそれぞれに人気があるのですが、このC4もやはりそれなりに人気があるようです。ただ43ではキットに恵まれないマシンですが、いずれタメオがリニューアルしたキットを発売するでしょうから、苦労して作った意味がなくなるかも知れません。
でも、ショボイキットを自分なりに工夫して少しでも良いものに作り上げていくという作業は、実はとても楽しいものなのです。良いキットが発売されてしまうとその楽しみは味わえなくなりますから、その前にこのC4を作れたのは幸せでした。

あとタメオから発売されてしまう「おそれ」があるフェラーリF1は…アレかな。
やはり早めに作っておいたほうがいいかも。

(写真:フェラーリ126C4 ベルギーGP84)


あとひと息!

2007-07-19 | ferrari 126C4

えーと、すっかり更新が滞ってました。
震災で避難している訳でもなく、連休中ものほほんと映画観に行ったり酒飲んだりのんびり模型作って過ごしたりしてたんですけどね
次に更新する時は完成画像と思ってたんですが、組み上げ・仕上げの作業は意外とやる事がいっぱいあって、なかなか進まない。
(あらかじめ小物類を仕上げとかないからなんですけど。)

新潟と言えば、ここ福井と同じ北陸に分類されるんですが実際はかなり離れてますし、はっきり言って体感するような揺れは一切ありませんでしたよ。
信州・関東方面のほうがよっぽど影響が大きかったみたいなんですが、遠方の方には心配して下さってる人もいるみたいですし、一応更新しとかないと。

と言う訳で、全然無事です、完成間近のC4もひっくり返ってバラバラに と言うこともなくまもなくフィニッシュと相成りそうです。
(※ストロボを改造して使ってみましたが、デジカメの調光機能が連動しませんねえ…色々やってみましたが、古いストロボなんでだめなのかな?)

被害に遭われた方にはお見舞い申し上げます。模型がやられた なんて方もおられましょうが、家を失い怪我したり、不幸があった人も大勢いますんでお見舞いはそちらのほうにです。
模型は壊れたらまた作る楽しみが増えただけのこと。
つくづく、模型のこと考えてられるのって幸せの象徴だなあと思います。

(写真:タメオ1/43 フェラーリ126C4 ベルギーGP84)


四苦八苦…

2007-07-11 | ferrari 126C4

プラモデルとかだったら、組み立ての順序と言うのが考えられていて、概ねそれに準じて組めばいいんですけど、自分で色々作ったパーツを組み合わせる場合、よく考えないと物理的に組めなくなってしまいます。

フロントのサスアームやら、シートやら、後から付けようと思ってもうまく行かないので先に位置決めして接着しておかないといけません。
何度もサスアームを刺したり抜いたりしてたら、穴の部分の塗膜が欠けちゃった…
見えにくい場所なんで、タッチアップでごまかしておきました。

一番大変だったのは、実はエンジン。
気づかなかったけど、少し歪んでたみたいで、まっすぐ付けると少しテールが振れてます。ごまかせる範囲だからいいやと思ってたんですが、

リアエンドに付く横桟の両端に、ウイング翼端板の下端が接続するので、ちょっと曲がってても合わなくなるんですよ、なんせウイングレットの前方はボディーに繋がるから調整できませんもん。

で、エンジンを少し曲げて付けるしかないんですが、インタークーラーやら作ったせいで、エンジン・ベイの中がキッチリになっていて調整できない。
リューターでエンジン・ベイ内壁をガシガシ削って調整範囲を広げましたが…
怖いですね、クリアーまで仕上げたボディーを(内側とはいえ)削るというのは…チカラも加わるので、いつ「バキッ」いう音とともに亀裂が入るか分からない。

あー、分かってますよ、こうゆう事は仮組みのうちにやっておけと。
でも、気が付いたらエンジンもリア・ウィングも出来ちゃってましたので、そこそこに済ませてたんですね。

とりあえずどうにか辻褄合わせできたんで、まあ良しとしましょう。


(写真:タメオ1/43 フェラーリ126C4 ベルギーGP84)

とり

パーツが揃った

2007-07-05 | ferrari 126C4

それなりに毎日がんばって進めてんですけど、たしか年末から作り続けてる気がする。
まあ休止してた期間もありますし、その間に2台は完成させてますけどね、どう考えても時間かかり過ぎ。反省しきりです。

で、どうにか主要パーツが出来上がり、組み立てを待つばかりとなりました。
こうゆう状態でキットが発売されれば誰でも組めますねw
最近のタメオとか、バンダイから発売される43プラキットを見てると、43の将来はこんなキットが主流になるかも。
難しい工作や塗装は済ませてあって、組み上げだけやってメカニック気分に浸り、美しい完成品が手に入ると。
そうゆうのもアリかも知れませんけど、やっぱり削って磨いて切って貼って溶かして回して塗って吹いて、あーもう模型地獄だって言うのが私は本望です。
ここまで辿り着いた時の喜びが大事なんですよ。
例えるなら、山に自分の足で登るのと、ロープウェイで頂上展望台まで行くのとどっちが楽しいのかと。
ロープウェイのが楽チンでいいと言う人には、もはや何も言いますまい。

(写真:タメオ1/43 フェラーリ126C4 ベルギーGP84)

エア・ファンネルのフィルター

2007-07-01 | ferrari 126C4

C4はいわゆるインダクション・ポッドを持たず、カウル上面に特徴的なでかいNACAダクトがふたつ開いていて、そこからエア・ファンネルのフィルターがチラリと見えます。

このメッシュのフィルター、模型では実際に金網で表現するのがよくある方法なんですが、私としては43に金網をドーム型に型抜きして使うのはオーバースケールなんじゃないかと、いつも感じてました。

もちろん、金属模型らしい硬質感のある表現は美しいんですけど、いかにもメッシュがごつく見え過ぎてw

特にこのC4のフィルターはメッシュが細い感じで中に白いフィルター材が詰まっているような感じで(良く分からない…)、あまり金属的なマテリアル感がないんですよね。

そこで色々考えたんですが、透明プラでフィルター部分を作ってみました。


透明プラの表面をペーパーで荒らしただけです。メッシュの表現を施そうかと考えましたがほとんど見えないだろうし、止めました。
本来、この部分はエンジンの前端に付けるべきですが、カウル側にフィットさせるのが難しそうだし、どうせ隔壁で仕切られているので、カウルに直接付ける予定。

で実際に仮留めしてみたのがトップの写真ですが、案の定ほとんど見えないですね。
「F1レジェンド」で見てたら、結構白いフィルターが目立ってたんですけどね、白く塗るのも何だし、まあこんなもんでいいかな。

(写真:タメオ1/43 フェラーリ126C4 ベルギーGP84)