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43マイクロワールド

1/43スケールのカーモデルキットの製作を中心に、模型の話・レースの話・クルマの話・なぜかサッカーや映画の話題など。

キット紹介/ LANCIA RALLY 037

2011-10-24 | LANCIA RALLY 037~S4

今まで、美人時計なんてアホらしーって思ってたんですが、他所でユニクロ提供の美人時計を見つけて、これがすごくユニークでいいセンスしてるなぁと思ったので、ここにも貼ってみましたw
期間限定で貼っときますので、良かったらクリックして大きい画面でも見てみて下さい。全画面にするとお部屋の時計代わりにもなりますw
同じ動画の使いまわしですが時間帯によって変わるみたいです。

ハイ、ストレートヘア美人、タイプですwww

作るぞと予告したランチア・ラリー037でございますが、色々忙しくてまだ手を付け始めたばかり。
まずはキット内容紹介しときます。と言っても、あまり完成品を見ないレーシング43の037ですが、やはり1/43では代表的なキットですので、43好きの人なら所持してる人も多い筈ですよね?

このキットはカウル固定モデルですが、カウルオープン出来るキットもあります。それも持ってますが、カウルが切り離されているだけで、キット内容はほぼ同じです。
ですので、リアウインドーから見えるエンジンはオープン状態でも見れるものなので、再現度はまあまあです。
ただ、メタルパーツのみで再現されるし、ラテン系らしくアバウトなキャスト状態ですからそのまま組んでも出来上がりは不安です…。


ホイールは、リア用が二種類。グラベル用とターマック用?


その割に、タイヤは1セットなんですが。
プロバンスのみたいなタイヤ。フロント(画像左)は硬化してます。リアタイヤ2本(画像右)はどう見ても大きさも幅も違うんですが…。
太いほうがターマックですかね?どっちにしろ2本づつ用意してよね。
プロバンスのタイヤはジャンクでいくつか持ってるので何とかなりますけど、そもそもラリー用のタイヤじゃないみたい。
当時はどんなタイヤ使ってたかは知らないけど、まあここは拘らないで行こう。


エッチングパーツはこれだけ。プロバやスタタに比べたら充実してます。
リアサスのアームもエッチングだけど、これではちょっと薄過ぎるような…。


メッシュ類のエッチングは、薄くてよろしい。
リアのメッシュやタイヤレター用のテンプレートも付いてて良心的。


ライト類は、メッキ済みエッチングに透明樹脂を盛ったもの。丁寧に作られたパーツだけど、個人的にはあまり奥行き感が感じられなくて好きなパーツじゃない。さてどうしたものか。


デカールはヨーロッパラリー選手権出場車の物がセットされてます。
商品名はサレント・ラリー(?)14号車なんですが、エルバ・ラリー(?)5号車のマーキングと混載です。


色ズレも少なく発色も良いです。
私は、印刷の精密さと過去に使った経験からレーシング43のデカールはカルトグラフだとばかり思っていました。
でも良く見たら printed by Zanchetti-Buccinasco と印刷されてました。
新米パパさん、その節はゴメンナサイ…犠牲を無駄にしないよう、細心の注意を払いたいと思います…。

とかなんとか言って、順調に作り始められそうな雰囲気ですけど…、

開始早々またしてもやらかしてます (つ´∀`)つ

またつまづいた…というか、転倒どころか崖下に転落レベルの失敗やらかした (つ´∀`)つ

ま、復帰は可能なんですが、詳細はまた今度…

 

 


PORSCHE911GT1 LM97 完成画像集

2011-10-16 | PORSCHE 911GT1

 

日曜日、時間がありましたのでデジタル一眼でがんばって完成画像撮っておりました。
(今回の画像は全てクリックで1200x800のサイズで見れます。大きいサイズで見てみてね。)

ブログを始める前までは、模型を作っても画像を保存するということはほとんどなかったですね。
一時期、ミリタリー系の模型を作ってた頃(中学生ごろ)は、情景写真など撮ってみたりしましたが、何しろフィルムの時代でしたし、カメラもオリンパスのペンぐらいしか持ってなかったのでマトモな写真撮れませんでしたね。
それに、写真屋さんに現像に出さなきゃいけないのが何だかこっぱずかしかったw

その後、カメラを趣味にし始めて、ネイチャーフォトなどで接写もするようになったのでマクロ撮影の道具も揃えたし、モノクロ自家現像&プリントも出来るようになったので、模型撮影も可能になりましたが、その頃は模型やめてましたし。

1/43で模型趣味に出戻って、やがてデジタルカメラの時代になりブログを始めるようになり、より簡単に模型撮影も出来て発表の場も持てたことで、「作って撮って晒して恥をかく」という趣味の形態となりましたw

模型を趣味にしている人も色々でしょうし、あくまで作るだけ、仲間と見せ合って楽しむ、模型展やコンテストに積極的に参加…どれも素晴らしいと思いますが、やはり何らかの形でつながりを持つというのは、どんな趣味であれ、より楽しめる趣味のあり方だと思います。

まあ、せっかく晒すんだから、ちょっとでもうまく撮って、少しでもよく見せたい。と思うのは人情でありますが、技術的にうまく撮ったからと言って、作品がよく見えるかどうかは、微妙ーですなあ…。

一眼レフで撮るには、機材はともかく、それなりの技術とか手間が掛かるわけですが、前回のログのコンパクト・デジカメで撮ったのと比べて…うーん、どれだけ差があるのか。
前回も書きましたが、むしろコンデジのほうがうまく撮れたり、よく見えたり…と言うことも、あると思います。

 

 

 

 

この26号車は、1997年のルマンでトップを快走しながら、残り2時間というところでオイル漏れから出火・炎上して無念のリタイアを遂げた悲運のマシンです。
注目を浴びて登場した96年型(タミヤのキットでもおなじみ)、ワークス・ポルシェ復帰三年目にしてようやくルマンを制覇した98年型に比べると、やや陰の存在のような97年型ですが(そのせいか、ネットに画像も少なくて資料集めに苦労した)、圧倒的な強さを見せたのもこの97年型だったし、よく見るとスタイルもかっこいいではないですか…。

作るのが一番あとになってしまって、すまぬ。でも、これでようやくワークス911GT1、苦闘の三年分が揃いました!

ほぼ、丸々二年掛かりました…。
まあ、そのあいだにほかのもいくつか作ってましたけど。
さすがに、同じような車種ばかり作り続けると飽きたりするけど、それなりにサボりながら作ってたので何とか持続しました。
とりあえず、これで911GT1の呪縛から解放される…。いえいえ、楽しかったですよ~。
だってまた、ポルシェ作りたいと思ってますもん。今度は、ふつうーの911の、レースカーが作りたいw

 

まあ、何はともあれがんばって作って、それなりに愛着もたっぷりの作品を今度はがんばって撮影する、それもまた楽しいものであります。
こうゆう形態で模型を楽しみ、そしてたくさんの人に見ていただけるというのは、こんなマイナーな趣味をしていても幸せな気持ちになれるもんであります。

いつもコメントをいただいたりするのは限られた人なんですけど、毎日本当にたくさんのアクセスがあるんです。
同じようにカーモデル、1/43を楽しんでる人が共感してくれたり参考にしてくれたりするなら嬉しいことですし、まだ模型は作ったことない、1/43は作ったことないという人たちが見ててくれて、楽しそうだな、やってみようかなと思ってくれたら、そんな嬉しいことはないです。

だから、毎回愚痴やら失敗の反省やらばかりでなく、模型の楽しさも伝えていかなきゃいけないですね。

模型を作ってて楽しい時。作ってる間もそりゃあ楽しいですけど、こうやって完成させて、画像を撮っている時。これもまた、とても楽しいのです。 

ちょっと加工して遊んでみたり。

こうゆう楽しさ、伝わっているかな?

まだ知らない訪問者の人たちの心にも、響いてくれてるといいなあ。

 


とりあえず、完成! PORSCHE 911GT1 LM97

2011-10-13 | PORSCHE 911GT1

最後になってデカール問題でガッカリになってしまった911GT1 97年型ですけど、タッチアップをしたり小物類を付けたりして、どうにか完成しました。
気になるタイヤレターのデカールですが、黒を少し加えたツヤ消しクリアーを吹き付けて目立たないようにしました。もう気にしません!

振り返ってみると、一昨年から作ってた911GT1シリーズ、ようやく三台目も完成しまして、これでワークス・ポルシェのルマン復帰三年間を戦ったGT1をコンプリート!
三台、それぞれ個性がありますが、一番目立たない存在の97年型、作ってみたら意外とスッキリしたカラーリングやら伸びやかなスタイリングがカッコ良くて、自分的には一番のお気に入りになりました。
同じようなのを三台も続けて作れば、多少なりともノウハウを手に入れて、工作も比較的うまくいったと思えますしね。
(それだけに、最後のgdgdが惜しまれる…。)


(左側の窓にMobil 1のロゴがないのも寂しい…)

せっかくコンプリートしたんだから、三台並べて記念撮影…と行きたいとこなんですが、一眼レフの調子が悪くて、どうにも撮影がスムーズに行かないっす。

具体的にはカメラじゃなくて電池の調子が悪いみたいで、フル充電してもすぐガス欠しちゃいます。
ニッケル水素電池は自然放電が多いって言うけど、そんなレベルじゃない…使わずに放置してる時間が長かったから死んじゃったのかな?
充電式の単三電池はエコとか言うけど、ろくに使わないうちに死んじゃったら意味ないよねえ。
2セット(4本X2)とか買い換えるとコストもバカにならないし、廃棄すると乾電池よりもニッケル水素のほうが環境への負荷が大きい気がする。
次にカメラ買う時は、単三式よりもリチウムイオン式のがいいような気がしてきた。

ということで、今日の画像はいつも使ってるコンデジで撮ってるワケですが、望遠レンズがないので迫力ある画像が作りにくいんだよね。
接写をするとパースが付き過ぎて、いかにもオモチャを撮ったような絵になってしまいます。実車のように撮ろうと思ったら、多少遠い位置から撮りたいワケです。

これはデジ1で撮りました。手持ち撮影なので望遠ってほどではないですが、少し離れた場所から撮ってます。しかし、デジ1の欠点はCCDが大きいために、被写界深度が浅くなってしまうこと。相当絞り込んでも、43のカーモデルでは前から後ろまでピントが来るようにするのは無理!
小物撮影に関しては、出来るだけCCDの小さいコンデジのほうが向いているワケですね。

そんなわけで、今新しいカメラが欲しいと思ってるところ。
別に、模型撮影専用ってわけでもないですが、普段使いでも使い勝手良くて、小物撮影にも強い…そんなカメラが欲しいです。
具体的には、CCDは小さいほうが良くて、光学ズーム装備で、レンズの解像度は高くて、絞りやシャッタースピードを選べて、シャッターラグが少なくて、画素数なんかどうでもいいわ。安いほうがいい。
私は、コンデジは気に入ったら同じ機種を何台も買いたい人なので、安くないと困るw

でも、こうゆうイビツな要求に答えてくれるカメラってあるんでしょうかねえ?
世間一般の人って、それぞれ色んな基準でカメラの機種選定してるんだろうけど、自分の要求ってかなり特殊なような気がしてきたw

えー、そんなワケで撮影に手間取ってますんで、ちゃんと撮った完成画像とか勢ぞろい画像は後日改めて追加したいと思います。
そもそも、祭りアイテムですから、22ヶ月遅れですけどコンプリート報告しなきゃなりませんが、そっちも今しばらくお待ち下さい…

 

そして、気持ちは次のキットへ…。

いや、まだ作りかけはあるんですけどね、皆さんご記憶にあるのもあれば、ひそかにお手付きしたまま放置してるのもあれば、ヒコーキもあったり、みんなみんな面倒見なきゃならんのですが、ついついまた別のキットを作りたくなったりしちゃうんですよwww

なんだか、メタルキットが無性に作りたくなりましてねー
これはまた、一筋縄では行かない気配の漂うキットなんですけどねー
レーシング43って、まだブログ始めてから作ったことないしー
作ってみようかなーなんちって

とりあえず資料は少しづつ集めてますけど、手を付けたらすぐ放り出すかも知れんwww

まあ期待せずに生暖かく見守って下さいませ…。

 


完成直前の…落とし穴/911GT1'97

2011-10-05 | PORSCHE 911GT1

えーとですね、ほぼ完成してんですけどね、最後に落とし穴が待っておりました。

このキット、デカールに関しては印刷の精度は低いものの、貼りやすかったしクリアーにも負けないしで安心しておりました。
しかし、災難は油断につけ込んできます。

まずは、ウインドーやらライトカバーやら擦り傷だらけにしちゃったので、予定外でしたが最後のクリアーコートをしてた時のこと。

一度、薄めに吹き付けて、少し乾燥させていよいよ仕上げ吹きをしようと、ブワーッと吹いてたら…

なにやら異常発見!

うっ、サイドウインドーに貼ってあった「Mobil 1」のロゴデカールがっ…

なんか剥がれてめくれ返ってます…おいおい…
しかも、半分ぐらい無くなっちゃってますよ?

実は、仕上げ吹きの前に念のためブロワーでホコリを払ってた時、なにやら白いものがハラハラと落ちたような気がしたんですが、そうです~一度目に軽く吹いた時に剥がれかかってて、それをブロワーで吹き飛ばしちゃってたんですね~

幸い、クリアーで溶けたんじゃなくてめくれて来たのですから、まだラッキーです。
カタチが崩れてなければ、貼り直せます。

とにかく、舞い落ちた破片がなければ話になりませんが…

無事、破片発見!

ホッ…

最悪の事態は回避できたようです。

いつもはデカールは完全に密着しているように貼り付けた後に念を入れて軟化剤で溶かして融着させたりなどの処置をしてるんですが、ほかの作業に気を取られて念押しを忘れたようです。反対側も気泡が出来るなどのトラブルが出ました。

替えの利かないデカールは、多少のトラブルがあっても何とかしなきゃなりません。千切れようが、破れようが、あきらめるワケにはいかんのです。

…で、画像はありませんがオチですが、

繋ぎ合わせて貼り直し作業してましたが、その際に軟化剤を多用し過ぎて、
結局、全部溶けちゃいましたw

 替えのデカールがなんかあるだろー、と、ジャンクを探しまくりましたが、ないんだよねー
無いものねだりしても仕方ないので、この窓のデカールはあきらめました…とほほ

いずれ、どっかから手に入るかも知れないし、その時に貼ればいいよね?
人間、あきらめが肝心ですっ

 

しかし、このあとのトラブルには正直ほとほと参った。

タイヤレターのデカールです。
劣化したデカールが、水に漬けたらバラバラに…って話はよく聞きます。
しかし、このキットはここまでそんなひどいトラブルはなかったわけだし、まさかと思うじゃないですか。
しかも、バラバラなんて生半可なものじゃない。
粉々に…って形容詞のがふさわしいかも知れない。

最初は、台紙から浮き上がってくる時に割れてしまうだけだったんですが、その破片をピンセットでつまもうとすると、またバラバラに…

どうして、このデカールだけ?夏の間に劣化が進んだのか?
しかし、リアウイングやらミラーのデカールは普通に貼れてます…
想像するに、このタイヤレターのデカールにはツヤ消し処理がされていたようです。どうも、それが原因ではないかと…
本当のところは分からないですけどね。

何しろ、ミシュランのルマン用タイヤなんてそんな一般的じゃないので、これもジャンク探したってありゃしません。千切れようが、破れようが、あきらめるワケにはいかんのです。

しかも…ここはあると無いとでは見た目の影響がでかい…。サイド窓のデカールと違って、無しで我慢する選択肢はありません!

で、オチですが、とにかく破片だろうが何だろうが、貼れるものは貼って繋ぎ合わせて、足りない部分は筆塗りでタッチアップ…

結果、見るも無残なタイヤになってしまいました…

もう、見るたびに気分が悪くなっちゃって、精神的にきついんですけど

この落ち込みから立ち直るには…逆療法!
画像を晒してしまうしかないでしょ、ってことで

 

えー、これがどうにか正常に貼れた左前輪。
救援物資のスポーク、バンダイから流用のブレーキローター、センターピン&ナットはタメオ。
自慢の出来の足回りだったんだけどな…

左後輪。
トラブルはおもに、「Pilot」のロゴのあたりに多く出てます。
ぐちゃぐちゃになった部分を黒で塗りつぶして、白で筆書きしてます。
米粒に仏様を描いたり、写経する人もいるんだから、これっくらい書けなきゃいかんのですけど、ラッカー塗料ってのはすぐ乾くし、書きにくいね。オマケに白は薄めると透けちゃうし。

右後輪。
もう読めませんな。文字の前に付く飾り模様もばらけましたんで、筆書き。
ここは「MICHELIN」の文字もバラバラになったので、ジャンクから唯一出てきた使えるデカールに交換しました。たぶん、レーシング43のもの。キットのに比べたら100倍貼りやすくて丈夫で、泣きそうになった。

右前輪。ここが一番ひどいな…。
「MICHELIN」は、エレールのラリーカーのジャンクデカール。文字の傾きがだいぶ違うけど、少し傾いてるだけいいほうだったんです。ほかのラリーカーの「MICHELIN」は、全然傾いてなかったですから。しかも、タイヤ用じゃなくて直列しているロゴだったので、切り目を入れて丸く貼れるようにした。それでもキットのデカールより貼りやすかった。
ベースが青だったので、字間を黒で塗ってごまかしてます。

ご存知のように、43だと直径15mm程度のタイヤです、画像よりももっと小さいので肉眼だとほとんど分からないよ、と思うかも知れませんが、このへんのシャープさが出てるかどうかで、43の精密感て大きく違ってくるんだよねー。
しかも憎たらしいことに、ボディーとかほかの部分のデカールは全然シャープじゃないのに、タイヤレターの部分だけ、結構シャープに印刷されてんだよね…

いずれ流用できるデカールが見つかったら、貼り直したいところだけど、でも苦労してタッチアップしたのも自分の模型だと思って、このまま残しますか…
何しろ、この貼り直しやタッチアップだけで何だかんだと二日ぐらいやり続けているのだ。

こんな状況ですけど、次回は完成画像となりそうです。
最後に来てお約束のグダグダとなりまして、まったく面目ない…