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43マイクロワールド

1/43スケールのカーモデルキットの製作を中心に、模型の話・レースの話・クルマの話・なぜかサッカーや映画の話題など。

やっと完成!そらまめちゃん/MAZDA717C/LM83

2011-09-01 | MAZDA 717C

前回のログを書いてすぐに、全てのパーツが無事接着できまして完成に至ったんですが、完成画像の撮影作業さぼってまして、ようやくのupとなります。

 なんだかんだで一年かかりました…とは言っても一年がかりの超絶モデリングをしていたわけでも何でもなく、ほかのクルマ作ってたり飛行機作ってたりして放置気味で、何より模型そのものを作る時間が激減しまして、ホントなら1ヶ月程度で完成の作業量なんですがダラダラと一年経ってしまったというわけです。

そもそもは、昨年まで毎年模型ブログのお仲間さんが開催してました製作コンペに参加するべく、昨年のテーマ「じゃぱんパワー」にふさわしいマシンで、できればほかの人とかぶらないネタはないかなと積ん毒の山を掘り返したところ見つけたのがこのキット。
ルマンで唯一優勝した日本車787Bのルーツとも言えるマシンだし、この年新設されたグループCジュニアクラスで優勝しているし、まさにじゃぱんパワーここにありを体現しているじゃありませんか。

私は現在マツダユーザーだし、これはもう頑張って作るしかないとそれなりに意気込んではいたんですが、昨年もなんだかんだしてまして(そればっかw)、最初の製作報告のログが大晦日…
(たしか夏ごろ作ると宣言してた筈だが、ずーっとほとんど手を付けてなかったワケですね。ちなみに、コンペは年内締め切りの筈でしたorz)
それから数えても8ヶ月経ってます。

コンペの主催者様、製作に興味を持って見に来てくれてた方々には申し訳ないかぎりなのですが、まあ趣味なので作りたい時に作るというスタンスでこんな顛末となってしまったのも、どうにか放り出さずにゴールインしたと言うことで、お許しいただけたらと思います。

時間かけたからといって素晴らしい出来ばえをお見せすると思ったら大間違い。
塗り分けもいい加減、ツヤもイマイチ、窓は飛び出してるわ接着剤ははみ出してるわ、いつも通りの私クオリティーでございますw

テールライトやらエアジャッキやら、凝ってみたもののさほど見どころにもならず。
ウイングカーなので両サイドにでかいトンネルがあるんですが、のぞきこむとレジンのシャシーが後輪車軸のとこまで来てるので、真後ろからのショットは見せられませんw
作りこむなら、トンネルも見えるとこまで再現すべきでしょうね。私は今回、「基本素組み」ってスタンスでしたので、そこまでこだわりません。

でも、「基本素組み」と言いながら、キットのパーツをそのまま使ったのはボディー・バキューム・タイヤ・ホイールぐらいのもので、そのほかは自作するなりディティールアップするなり、結局素組みとは言えないぐらいの工作をしてしまいましたが。
キットが古いものでパーツもそれなりだったので、まあ仕方がないです。

今回良かったのは、かなり古くなっているはずのデカールでしたが、さすがカルトグラフ、ほぼ何の問題もなく使えたことです。
あと、ホイールもエッチングで再現しやすいメッシュだったので、気になることもなかった。
とにかく、43カーモデルのキットは「良質で正確なデカール」と「そのまま使えるホイールとタイヤ」さえ入っていたら、あとはそんな悩まなくても組めます。
キットを購入する時、製作を始める時、それだけはチェックしておきたいですね…。

 




さて、完成したら次はどのキット作ろうかな~ってのがお楽しみなわけですが、残念ながらまだほかにも作りかけがいくつも控えてます…
がんばってみんな完成させます。

とか言いながら、まーた別のキットつまみ食いしちゃうかもw
こんな私ですが大目に見てやってください…。

 


完成間近とか言いながら・・・

2011-08-28 | MAZDA 717C
相変わらず完成報告に至りません。
前回の更新から一週間はまるで製作出来ず、今週は多少落ち着いたのでがんばって細かいモノ作ってました。

あ、落ち着かないのは仕事が忙しいとか家事が忙しいとか、そんな立派な理由とかはなくて、何となくほかの楽しみに時間が取られたり気分が乗らなかったりって感じです。

私は酒を嗜みますが、よく「酒飲みに趣味を極めるは無理」なんて言われますよね。
たしかに、飲むのが趣味だとそれで幸せになってしまうし、ほかに楽しみを追求する必要もないかも知れない。
自分の飲み友達にも特に趣味に傾倒している人はいないです。
(実は友人の趣味ではパチンコが圧倒的に多いw)

もちろん、広く世の中を見渡せば、酒豪の芸術家や音楽家など珍しくありません。でも一般人の場合、仕事は仕事でちゃんとやってますから、アフター5は気楽なお楽しみだけでいいや、って人が多いのも仕方ないと思います。

そんな人たちが寂しい人たちって訳でなく、家族や友人と仲良くしたり、休日のレジャーを楽しみ音楽や映画やテレビを楽しみ、おいしいお酒とおいしい料理、そんなものに囲まれて過ごす人生って言うのは素敵だと思うし、むしろ自分にはないものでもあり羨ましくもあります。

インターネットは特殊な趣味と言うより、今では誰でも利用するツールですよね。
でもブログを開設している人たちって言うのは、多少趣味的なんでしょうか。ブログにもテーマを絞り込んだものや、ごく日記的なものまで色々ありますけどね。最近はツイッターが流行ってて、独り言的なブログは減ったかな。
で、ネットを見てるとお酒好きな人のブログと言うのは少なくなくて、ネタ的に面白いものもあってよく読んだりするんですけど、そんな人たちの趣味というのはやはりマニアックなものは少なくて、一般的な旅とかスポーツとか釣りとか読書とかコレクションとか…
まあ、趣味の質をマニアックとか一般的とか分けること自体ナンセンスなのかも知れませんけどね

ともかく、マニアックな人たちのブログ(そう、ここのお仲間さんたちですw)を見てると、やはり大酒飲みは少なかったりするんです。(書いてないだけで飲んでるのかも知れませんけどね)

…つれづれなるままに書いてたら、何が言いたいのか分からんくなってきたorz
(はい、今も飲んでますw)

まあアレですよ。私ゃしょせんダメ人間だし、お酒は止められないし、かと言って飲んでりゃ幸せって訳でもないので、やっぱり43とか模型とか、ほかの趣味もそれなりに極めたいとも思うわけですよ。

こんなんなので、模型のブログやってても、やっぱりダメダメなんですが、何はともあれ皆さま、これからも生暖かく見守って下さいませ。



小物類の製作。まずワイパーですが、例によって1/24用のエッチングを少し長さを詰めて組み立ててます。ハンダでアームとブレードを接着、ピンもハンダで付けました。ピンを切り詰めて押し込めばウインドウにフィットするように角度調節しておきます。



ミラーは鏡面はまっ平らだったので、ここも定番作業で掘り込んでます。レジンなのでサクサク掘れますが、むしろ掘り過ぎて壊してしまわないように注意が必要。リューターにドリル刃を付けて掘ってます。



ピンが短くて頼りないので、真鍮線に変えました。ミラーステーが薄くて穴開けるの大変でした…。



近年のGT1などと比べたら半分ぐらいの面積のミラー、しかも楕円形なので洋白板切り出しも大変…。磨いて鏡面化してます。



テールライト、透明プラから削り出してます。丸いのはリアフォグ?画像にして初めて丸が欠けてるの気付いた。最近こんなのばっかり…。



サイドマーカーは楕円形というか涙滴型というか、そんな形だ。モールドは削り落としたので、自作します。洋白板のベースに透明エポキシ盛ってます。



出来る限り小さく作ったつもりだったが、それでも大き過ぎた…。クリアーオレンジで塗ってます。
ゼッケンライトはエッチングのサスベースに、ハンダ線を丸めたものを差し込んでます。こっちは少し小さ過ぎかな…。



リアウイングにはデカール貼って、クリアーコート。
これで全てのパーツが終わりました。装着すれば完成と相成ります。

次回は完成画像を晒したいと思っとります。ではでは~。




完成間近!/717C

2011-08-18 | MAZDA 717C

暑いです・・・。
暑いのもつらいけど、クーラーの効いた部屋も体質に合わなくて調節が大変です。

4日間の夏休みはありましたが、暑くてぐったり → ビール飲んでわいわい → 二日酔いでぐったり → 復活したと思ったら → また暑さでぐったり → また飲み会で(ry
こんなサイクルでgdgdなまま終わってしまってました。いかんいかん。

で休み明けは仕事で疲れて帰ってきて、クーラー効かしたままテレビ見てたらウトウト居眠りしちゃって、体調崩してしまいました。

こんなことしてる間に夏が終わっちゃうのかな・・・。空しすぎるわ。

せめて、模型ぐらい完成させたいっすね。

ダッシュボードはデカールだけでは寂しすぎるので、メーターリングをそれらしく追加してみました。
ステアリングはジャンクからテキトーに。

シートにはタメオのシートベルト。実車はサベルトかどうかわかんないけど、確率的にはサベルトが一番でしょ?
ヘッドレストはあったかどうかわからないけど、あったらいいんじゃないのかなーと。
考証とかもう放り投げてますw

忘れてた、いつも忘れる台座固定用のボルト取り付け。
メタルシャシーだったらハンダ付けしちゃえば強度バッチリなんですけど、レジンやプラの場合、どうやってボルトを固定するか悩みます。
今回はボルトの形にレジンを掘り下げて、ここにボルトを埋め込み。
ただ、レジンは柔らかいのでこれでも無理な力がかかるとボルトが空回りする可能性もあるので、接着後さらに周囲をパテで固めます。
それでも外れたらもう知らんwww

三分割した底部分は、全てネジ留め。最終的な完成までやり直しが多いからこのほうが便利。
スキマだらけだけど、台座に固定したらスキマが窓から見えることもないのでこのままです。
リアタイヤはほとんど見えなくなるので、サイズとかはテキトーに選んでます。

ライトカバーは、バキュームを慎重に切り出して透明エポキシで一発貼り付け。
完全にツライチ、とは言えないけどまあまあうまく行ったかな。(ホッ
フロントタイヤもいい感じに収まりました。

ミッションエンドに付くエアジャッキと牽引フック。
エッチングの切れはしやら何やらででっち上げましたが、最終的に水平・垂直・平行がうまく出てなくて、残念な出来になりました。
ここは頑張りたかったんだけど、細かすぎて気力が尽きました・・・。

てな訳で、ほぼ完成形になってきてます。

内装とか色々気になってたけど組んでしまったら中なんかほとんど見えやしない。
やはりCカーの内装なんてこだわるだけ損ですな・・・。次からはもっと省略しちゃおうと思うのでした。

あとはウイングと、チマチマしたパーツを付ければ完成です。
もたもた作業してるうちに塗装を傷めたりしてタッチアップの必要アリなんですが、下手にタッチアップすると却って目立つこともあるので、もう放置して完成に持ち込もうかなと思ってます。

 

 


透明パーツ・・・/717C

2011-08-02 | MAZDA 717C

うむー。色々と不調です…。

前回の更新がなでしこジャパンがドイツに勝ったあと。ご存知の通りその後あれよあれよと言う間に世界一になっちゃって、世間の話題はなでしこ一色にw
とか思ってるうちに、なでしこブームもそろそろ沈静化しちゃって、気が付けばもう8月ですがな。

なでしこの活躍は心躍る思いで見てまして、それは全然良かったんですが、日々のあれこれで気分が落ちちゃってブログ更新したり皆様のところを訪問したりも出来ずにいましたよ。
別に、病気とかトラブルとかそんなんじゃないんですけど、つまらない些細な問題の積み重なりで萎えちゃったりするんですよね。
いや、問題ですらないことで気分が落ちちゃうのが問題なのかも知れない。
具体的には下らな過ぎて書けもしませんが、要約すると年齢からくる衰えを感じ始めてしまった、ってことかな。

模型に関して言えば、今年から模型部屋(単に寝室ですがw)に空調を導入して、暑い季節も部屋で快適に模型作れるぞ!なんて思ってたんですが、部屋さえ涼しければ模型が作れるってもんじゃなく、仕事で疲れてグタッとしちゃうともうダメなんですよねー。昔はそんなことなかったのに…。

だいたい、節電とかでただでさえケチな会社がさらに冷房をケチって仕事になりゃしないんですけど…
そりゃ全国的に節電頑張ってるんだから、いっしょになって我慢するってのもいいかも知れないけど、別に自分とこは電気足りないわけじゃないし、仕事を犠牲にしてまで節電とかバカじゃね?とか思ってしまうわ。効率よく働いて経済に貢献するほうが大事でしょ、なんか最近、節電詐欺みたいなものを感じてしまう…
はい、愚痴出ましたw 自重します。。。

話を模型に戻しまして、最近ですね、情けないことに近くが本当に見づらくなってきた…。もう筆塗りとか、拡大鏡使わないと塗れなくなって来ました。見えなくなって初めて思うんですが、「見える」って大事。
模型作ってて楽しいのもちゃんと見えるからだし、見えないと組み立ても塗りもいい加減になってしまう。

虫眼鏡でチェックしててミスを発見したり、画像撮影してPCに取り込んで見て初めてミスに気付いたりとか、もう情けな過ぎる…。

拡大鏡はスタンド式のを使ってますが、遠近感がつかみにくいし、双眼式のヘッドルーペを導入すべきかな…。
確かに、拡大鏡で作業すると見えることで実に快適ではあります。筆による塗り分けとか苦手だと思ってたけど、見えさえすればまだまだ細かい作業も全然出来るじゃん、て思えるし。

しかし、加齢を感じるというのは寂しいもんじゃのう…orz

バキュームによるウインドーを貼ってます。
塗装前にフィッティングしておくべきなんでしょうけど、すっかり忘れて今頃合わせてみて、そしたらどうにも形が合わなくて、でも自作し直すとか無理なので無理矢理はめこんで接着します。
方法としては、瞬間接着剤で一箇所づつ留めて行きます、バキュームはある程度無理が利くので、隙間が出来そうなところも無理矢理押さえ込んで接着してしまいます。

最終的に、上の画像 右側ピラー上部に破綻が出ました。ウインドーのほうがピラーより飛び出してます。

マスキングしてガシガシ削ります。

えーと、このやり方は正しい43の作り方と違います。良い子の皆さんは真似しないでねw

プラパーツに比べたら薄いけど、それでもバキュームにも少しは厚みがあるので、削っても大丈夫。
ペーパーとコンパウンドで磨けば削り傷もそこそこ消せます。

うーん、まだちょっと出っ張ってる感じかなー。

さらに削りますw

指で触るとほぼツライチなんですけどね、接着シロとしてバキュームのエッジの折り返し部分を残してあるので、それのせいで段差があるように見えますね。
あと、よく見るとウインドー前方には少し隙間があって落ち込んでるので、ここをもう少し上げてやると、ルーフ側は少し下がってちょうど良かったのかも知れない。まあしかし、ピラーのラインとの整合性もあるので、何とも言えない。

デカールを貼ったら段差はほとんど分からなくなった。

しかし、チリの混入が目立つバキュームだ…
外側だけなら全面研磨できるんだけど、たいていバキュームのチリによる凸凹は内側に出るんだよね。
内側は、研磨しにくいんだよ…。

いつもならこのあともう一度、全面クリアーコートするんだけど、今回はもういいかなと思ってます。
デカールもしっかり貼れてるし、完成を急いだほうがいいと思うわけで。

 

色々考えたヘッドライトですが、自作してみました。

別売パーツ購入も検討しましたが、コストの問題もあるし、まあとにかく作ってみようと。

作り方ですが、アルミパイプにエポパテを詰めて、柔らかいうちにメタルックをかぶせて、タミヤの面相筆のお尻の丸いところでぎゅっと押し込みました。
今回、なんとしても「半球状にくぼんだ反射鏡」を再現したかったのです。

方法としては悪くなかったのですが、押し込んだ時にエポパテがはみ出してきたり、余分なメタルックを切り取る時うまく切れなかったり、不手際があって汚くなってしまって…。

いくつかはメタルックを貼り直したのですが、柔らかいエポパテにはメタルックはよく貼り付くのですが、硬化したパテには貼りつきにくくて、余分を切り取る時にやはりズレたりしちゃうのです。
一からやり直すべきだったんですけど、とにかく実験的に作ってたので、そのまま先に進めまして、レンズを付けてます。

レンズも色々迷った。バキュームでドーム状のものを作ってとか、透明プラから削り出そうかとか、透明の円盤に透明エポ盛ろうかとか…。

でも結局、こんな小さな円形をキレイに切り抜く自信がなかったので、直接透明エポを盛ろうかと。
やってみたけど、気泡が多くてダメ。

で結局、透明な弾性接着剤(ウルトラ多用途SU)を盛ってみました。本当はこれだけはやりたくなかったんですけど…結果的に、まあまあ見れる感じになったので、これで行こうかと。

試作は成功、この段階では一から作り直すつもりでしたが、時間が経ったらもうこれでいいやと思えるようになってw

そのまま組み込みました。

まあまあ、キラキラ感もあっていい感じ…。

アップで見ると、やっぱり汚かったorz

もう、老眼にはここまで見えないわけで、いいんですwww

さて、コレにレンズカバーを付けるのが最後の難関かな…。

 

 


なでしこジャパン

2011-07-11 | MAZDA 717C

女子スポーツに対する偏見みたいなのはなくて、むしろ鑑賞するのは女子競技のほうが多いかも知れないです。

テニスは女子のほうが男子よりパワーで劣るからかテクニックが生きるようで面白いし、バレーボールとかフィギュアスケートとかは女子のほうが日本人選手が活躍するから、女子ばっかり見ますねー。
ただ、女子サッカーというのは、サッカーファンとしては今まで何だか違うスポーツのような気がして、試合中継をしっかり見たことがなかったです。

でも今回、サッカー女子W杯で日本が優勝候補であり開催国でもあるドイツを破る大金星を上げたとのことで、録画放送で120分、じっくり見ることにしました。

それで驚いたんだけど、今の女子サッカーってすごい高いレベルに来てるんですね。昔、断片的に見た記憶ではまだまだボールコントロールやポジショニングも出来ていないように思えたんだけど、日本対ドイツの試合を見る限りでは、技術的にも戦術的にも男子のプロレベルに全然見劣りしないように見えました。

たとえば、Jリーグの発足当時、自分が応援してたチームはこんなにパスがつながるサッカーは出来てなかったですよ。カバーリングもお粗末で、強豪チームには簡単に裏を突かれてバタバタするサッカーをしてました。
もちろん、プロレベルの選手たちの技術は当時もそれなりに高かったんだろうけど、Jリーグが発足してスキルが段違いの外国人選手がやってきたり、しっかりしたチームコンセプトを持ったチームと対戦すると、下位レベルのチームはまともなサッカーをすることさえ出来なかったように記憶してます。

今、なでしこジャパンの試合ぶりを見ていると、ドイツの猛攻にも耐えて試合を組み立てるしたたかさがあるし、体格では明らかに負けているけど技術でカバーすることが出来るレベルにあるように思えます。
もう、男子を追い抜いてじゅうぶん世界と渡り合えるんですね。ドイツとの戦いぶりは結果を知ってて見たにも関わらず、胸が熱くなるほどのものでした。とりわけ、日本がこんな時期だけに、世界で頑張る日本の選手には本当に勇気がもらえるし、今大変な人たちにも伝わるものがあるんじゃないかな。

とにかく、ベスト4に進出したなでしこ達に注目です。次がどうなるか分からないけど、頂点はもう目の前です!

これを機会に、女子サッカーの人気というものも、一段階上がりそうですね。

欲を言うなら、今のなでしこジャパンも美女揃いですけど(汗… もっともっとキレイな子が増えたら、人気もすごくなるんじゃないですかね。
エビちゃんやハセジュンみたいな美脚がショーパンで走り回ったりとか、胸でトラップとか、そりゃもうはすはすしちゃうじゃないですか。って、違うか?www  いや、まあ、冗談ですよんwwwwwww

 

さて、そんなわけでサッカーばかり見ていたりして模型作るのサボってる自分です。

ここんとこ何してたかって言うと、仕事忙しくて時間取れないとか、この暑さで模型作る気分じゃないーなんてのもあるんですけど、いよいよ地デジ化も目前ってことで、私の部屋もようやく地デジ対応完了です。機種選びやらセッティングやらで結構時間を取られました。
と言っても、先立つものがないのでなるべく低価格を基本に決めました。でも最低でもフルハイビジョン対応にしたかったので、37インチ。
録画機能付きは結局予算足りなくて諦めましたが、まあ当面DVDレコーダーで我慢ってことで。

でも、大画面にして何がすごいかというと、映画とかは映画館の大スクリーンを見慣れているのでそれほどテレビの大画面のメリット感じなかったんですけど、サッカーなどスポーツ観戦するとメリットは大きいですね!
アナログだと平面的に見えてしまう競技場の俯瞰画像が、まさしく臨場感たっぷりに伝わってきます!ピッチの状態もよく分かるし、選手が遠い画像でもちゃんと見分けが付く!
特に、前のアナログ28インチが壊れてからは14インチで我慢してたので、これでようやく本物のサッカーが見れる!って感じで、今までスカパーに払ってきた高いサッカーチャンネルの視聴料がもったいなかったなあと思えてしまいます。

んで、サッカーは時間的に録画で見ることが多いんですが、映画はアナログ画質で見ても気にならないんですが、サッカーはアナログだとガッカリな画質になってしまうので、やはりハイビジョン録画じゃなきゃ、ってことで、スカパー専用のHDDレコーダーを購入。
スカパーのハイビジョン録画に関しては色々と制約があるようで、対応するブルーレイレコーダーは高価で手が出ませんが、HDDは1万円程度で買えるしチューナーから全てコントロール出来るので、今んとこ最もお手軽で利用価値の高い選択だったと思います。

で、ついついサッカーやら、もちろん映画も見たりとすっかりテレビっ子になっちゃってるダメ中年ですわwww

元オオタキのアリイトムキャットちゃんは前回のログでもほぼ完成でしたが、その後キャノピーフレーム塗ったり、アンテナ付けたりして作業完了してます。

私が1/144作る場合、最後の完成の儀式みたいなものは、キャノピーフレーム塗り分けとアンテナ、ビトー管取り付け(大戦機だと空中線張り)ってことになります。今回は分厚くて透明度の低いキャノピーが完成を台無しにしてくれると思ってたんですが、コンパウンドで磨いたら透明度が上がって、機体との勘合はイマイチだったけどどうにかすり合せて取り付けて見たら、なかなかいい感じになりました。

基本的にはキットの特徴を残したまま、直せるとこは直して完成させたつもりです。
古い1/144キットの弱点は、コクピット、キャノピー、車輪部分、モールドの精密度にあらわになりますが、モールドの掘り直しはさすがに諦めましたが、その他の部分はそれなりに改善出来たかなあと思ってます。

ただし、スタイリングの間違いはどうしようもないですね。F-14のエアインテーク部分は本来左右がハの字に広がるように付いていて、その上の翼部分も上反角が付くようになってて前方から見るとガルウイング型に見えるのですが、このモデルは前方から見ても翼はまっすぐ、エアインテークも垂直に付いてます。

そうゆう、致命的な間違えも容認して完成まで持って行けるなんて、自分もおおらかになったもんですw
だってオオタキのキットを作ってるんですもの、すっかり直すんだったらほかのメーカーのキットがいくらでもありますからね、オオタキらしさを残してやらなくちゃ…?

ちなみに、このキットが最初オオタキから発売された頃の価格は、多分100円か150円でした。
私が買ったのはアリイから発売されたもので10年ほど前だったかな、300円でした。
価格が安いからどうだとか言い訳するわけじゃありませんが、おおらかな気持ちになれちゃうのも仕方ないと思いませんか…?

 

放置されてるカーモデル達ですが、今日は気合い入れて研ぎ出しをしてやりました。
研ぎ出しって苦手なので、どうしてもこの段階で足踏みしちゃって、気合い入れないと出来ない作業なのよね。

GT500はいろいろありまして、これが二度目の研ぎ出しになります。まあそれについては、また次の機会に。

717Cのパーツ類。
真鍮板から捻り出したシート、色塗ってみたら案の定厚みが全然足りなくて実感のない仕上がりに…。
まあほとんど見えなくなるし、ここは実験的にやってみた ってことで、このまま行きます。

ダッシュパネルは資料もなく、カペラのダッシュパネルを流用したらしいという情報も、市販車のダッシュをチェックしてみたらどうにもレーシングカーに使われたとは思えない形状なので、どこをどう流用したのか妄想するのは諦めて、キットのパーツを少しアレンジしてそれらしく作ってみました。ヒサシを追加して適当なデカールを適当に貼って、トグルスイッチを付けてみただけ。
ここも、どうせほとんど見えなくなるし…という逃げ口上に頼りますw

ステアリングは形状が分かっているのですが、キットのパーツは使えそうもなくて、どうしたもんか思案中。

ホイールは、さすがに丸見えですから頑張って…
いちおう、ブレーキディスクやブレーキキャリパー、センターハブも仕込んでますが、メッシュ貼ったらやっぱり中はほとんど見えないっすねw
センターロックナットは、タメオの余りを使ってます。

久しぶりの更新の割に、画像的に劇的な変化が少なくて恥ずかしい限りなんですけどー(汗

次には、もう少し進展が見られる画像が用意できたらいいんですけど、うーん、ここからの作業はちょっと難関かなー?

ではでは。

 

 


タイヤとホイール/717C

2011-06-07 | MAZDA 717C

この717Cのキットはセコハンなので、はたしてすべてオリジナルのパーツなのかどうか分かりませんけど、とりあえずタイヤ/ホイールはどうにか使えそうなものが入ってました。

とは言ってもこのクルマ、リアタイヤはカウルでカバーされててほとんど見えないので、どうでもいいんですけどね。
ホイールはBBS …ではなく、RAYSのボルクメッシュです。
(当時はBBSなんて超高級品で、普通の若者には買えなくて、RAYSは国産としては一流品でしたが人気でした。)

懐かしい…。当時、自分がセリカに乗ってた頃はこのホイール使ってたんです。セコハンだったけど新品のピレリP6と組み合わせて12、3万だったっけ?
今考えると高かったけど、当時はそんなの普通だった。みんな、クルマにどんどんお金かけてたなあ…。

ちなみに、この春愛車のタイヤを新調しましたが、4本・組み換え・古タイヤ処分含めて4万以内で済ませました。グッドイヤーの205/50Rですよ。みんなクルマにお金かけなくなったから、デフレスパイラルですなー。経済社会にとって決して良い現象じゃないんですけどね…。

話が逸れました。
ホイールのメッシュ部分はエッチングでいい感じですが、径がホイール内径と同じで、そのままだと奥まで入ってしまうので、金属板を丸めて筒状にしたものをホイール内側に入れてエッチングが乗るようにしてます。

 

…以上、久しぶりの更新ですが717Cの製作はその程度しか進んでません…。

 

まあ色々忙しかったり気分が乗らなかったりでしてね…
気分転換にヒコーキ作ったりしてました。

手前の、アリイ(現マイクロエース)のキットを進めてます。
前にも書きましたが、10年ぐらい前初めて作ろうと思った1/144飛行機模型がコレなんです。
あまりのキットの残念ぶりに放置したまま年月が過ぎてしまいましたが、1/144のF-14としては決定版と言えるレベルのキットを作りかけて、「ついでに作ってやろう。」と思ったわけです。

思えば当時、ネットで見つけた43のお仲間さんもこのキットを作ってる記事を書いてて、
「あーやはりミニスケールを好む人は同じものに目を付けるんだな…。」と親近感を持ったものです。
そして、そのかたもいまだにその製作を止めたまま、製作記が1ページから進んでませんw

今でこそ良キットが増えて、素組みでもちゃんとした完成品が出来る1/144キットも増えましたが、10年以上前はかなり難点のあるキットを、1/144モデラーの人たちは苦労して作り上げていた訳で、自分もそうゆうことが出来ないと1/144モデラーの仲間入りが出来ないような気がして、いつかはリベンジしたいと思ってたんですよ。

この、元はオオタキ金型のF-14は、言わば試練のようなキットでしょうか。
だいたい、古い1/144キットはコクピット内部が省略されてることが多いんですが、このオオタキのキットはコクピット内部どころかコクピット部分が開口すらしていない、塞がったコクピット部分にキャノピーを乗せるだけの構造…

今は1/144でもコクピット内部再現は普通ですから、まず問題になるのはやはりここなんですよね。
当時はここがどうしても手が付かなくて、前に進めなかった。

ということで、レベルのキットを参考にそれらしく作ってます。
自分で一から考えて自作しようと思うと大変だけど、参考にするキットがあると何となく出来てしまうものですね。
ほとんどプラ板を切ったり貼ったりして積み木細工しただけなんですけどね、
ちなみに、レベルのはこんな感じ。

正確には真似できないけど、雰囲気だけは出せたしいいかと思う。
レベルのはメーターパネルやサイドコンソールのデカールまであってすごいんだけど、キャノピー付けたらそこまで見えないと思う…。
何しろ、アリイのキットのキャノピーは悲しいぐらい厚くて、しかも曇っているのです…!

ということで、適当に作り比べるだけなのでコクピット以外は素組みでいこうかと思ったけど、思いのほかコクピットの出来が気に入ったので、ほかのおかしい部分も修正とかしてやろうと思って、色々やってました。

でも、やはりほかも問題点多すぎて直し切れないので、テールエンドとノズルの形状を修正したところで終了、塗装を進めてます。

デカールはキットのものを使うつもりなので、その機体を調べて塗ってます。
運用初期の状態らしく、ガルグレーと白のカラースキーム。F-14としては見慣れない感じで新鮮だったりするんですが、こうゆう配色でリアル感を出すのは難しいものです…
特に、白がプラ成型色にしか見えなくて…ちょっと戸惑います。
白にしろグレーにしろ、パネルごとに明暗を変えるとか、塗り方で表情を付けていかないとダメみたいです。飛行機模型のノウハウがないと、やはりつまづきますね。


コクピット/717C

2011-05-20 | MAZDA 717C

基本素組みと言いながら、どーしてもこのままじゃヤダと思いつつ、どうしたらいいのか分からないコクピット。
画像がひとつも見つからないんだよねえ…。

両方のシートとも、滑り台みたいな形。これはあり得ないと思う。助手席側はダミーみたいなもんだから、こんな形かも知れないけど、少なくともドライバーシートはバケットですよね。
そもそも、助手席側にシートがあったかどうかも疑問。フロントウインドーから僅かに室内の様子が分かる画像では、横に補器類らしき箱みたいなのが見えるのもあって、シートがあるように見えない。
もっとも、同じ年のルマンで優勝したポルシェ956はタミヤからキット化されてるけど助手席シートがある。おそらくレギュレーションで必要とされてたんだろうけど、クラスが違う717Cも同じレギュレーションだったのかな?

大体なんでサーキットレースのCカーに助手席なんてレギュを考えたのかな?Cカーによるラリーなんかも想定してたのだろうか?
その後、助手席シートはなくなるわけだけれど、とにかくキットにも存在してるわけだし、この年は横のシートはあったことは認めよう。
そのほかのディティールも分からないので、基本的にキットのまま、ドライバーシートだけ直す方向で。

とは言っても、一体形成されてるこのシートを改造したり、全部削り取って除去するのも大変な作業だ。

で、とりあえず切断。

ふー、レジンとはいえ、エッチングソーで後方を切り離すのは大変だったよ。いい道具使えばもっと簡単なんだろうけど…。
(ハイパーカットソー、欲しいな…)
ノコギリだと簡単に切れるけど、切り口の削り幅が多いんだよね。

前方と後方は生かします。ネジでとめるようにしました。

真ん中だけ、作り直します。プラ板で作ってます。
さて、シートの形状が分かりません。

これは737Cのコクピット。
これくらいのディティールだったら、素直にそのまま使うんだけどなあ。
この年にはすでに助手席シートはないので、それは参考にできませんが、ドライバーシートはこんな感じ?少なくともハイバック・シートでないのは、資料画像から確認できます。
2年前も同じ形のシートだった可能性は否定できない。

でも、違うかも知れないけど、ポルシェ956のシートを参考に作ることにした。同じ年だし、同じようなシートだったということもあるかも知れない。



真鍮板から切り出して折り曲げてハンダ付けしてこねくりまわしてバケットシート作ってみた。(ポルシェのはハイバックだけど、これはヘッドレストの部分はカットしてます。)
文章で書くと簡単だけど、けっこう大変でした。それでも歪んでるしグダグダですが、まあどうせ見えなくなるしw

最後は「見えなくなるし」で逃げちゃうくせに、何か手を加えないと気が済まないのは、結局自己満足が欲しいんでしょうね。
キットのままで形が違うのは許せないけど、自分で作ればいい加減な形でも許せてしまう。趣味というのは気楽なもんです。

さて、助手席のシートもポルシェを参考にして作ろうと思います。
先は長いです…。

 

 


リア・ウイング

2011-05-16 | MAZDA 717C

昨年以来、やたらと3D映画が増えてきて、いわゆる大衆向け映画とかお子様向け、またはアニメ作品だと半分ぐらいが3D上映されてるんじゃないですかね。
私は3D映画については否定的、早くブームが過ぎ去ってくれないかなと願っているんですが、業界としては定着させたいと躍起になってるようですね。3D料金による収益増を狙っているのか、作品の魅力の無さを3Dで補おうとしているのか、はたまた黒幕は3D対応機器を売りたい家電業界なのか?
本当のところは知りませんけど、肝心の映画にとって3D映像はせっかくの映像美を損なうだけでなく、むしろ陳腐にしてしまうものだし、見るほうも目が疲れて見にくいだけだし、メガネも鬱陶しいので早く間違いに気付いて欲しいです。

とか言いながら、今日は「攻殻機動隊 S.A.C. SOLID STATE SOCIETY 3D」を観てきたわけですが、(地方なんで、公開今頃なわけですが)まず特別料金2000円とか マニアから金むしり取るようなことすんな…サービス券で1000円で見ようと思ってたのに、特別上映なのでサービス券も使えない…

作品自体は過去の作品を3D化したもので見覚えあるエピソードなのでストーリーに驚きはないけど、この作品の肝である「電脳」によるやり取りの映像が3Dになっていて、これがすごいリアル!通常の場面も3Dなのだけど、それは必要ない表現でこの作品に必要な3Dは電脳場面のみと言っていい。そうゆう意味では意義ある3D作品だった。
と思うと同時に、ほとんどの3D映画の意味の無さをさらに実感してしまうのであった…。

(電脳云々について意味分からない人は攻殻機動隊を知らない人だと思うので、オタのたわごとと読み飛ばしてください…)

まあとにかく、私だけでなく多くの人が3D映画にはかなりウンザリし始めているので、業界の人は世間の空気を読んで、下らない3D戦略を早く見直して映画の本質を追求して欲しいです。


リア・ウイングですが、レジンによるウイングとエッチングによるステーです。
ウイングは反ってて使えないし翼端板の形も違う。
数少ないエッチングパーツのステーだけど、これでもかと言うくらいペラペラの金属板で、あまりの薄さで使う気になれない…ヤレヤレ

ところで、ステーに付いてる折り目(?)みたいなモールドは何?
必要なモールドなのかなとか、ここで折ってウイングに貼り付けるための糊しろかなとか思ったんですが、資料画像でサイズを調べてみるとどうやら富士1000kmでは背の高いウイングを使っていたらしい。つまり、LM仕様に作るならここで切れって言う意味の線なのですね。
インストとかには何の説明もないから、いちいち自分で考えないといけない…疲れるorz

実車は金属の地肌むき出しに見えるけど素材は何か分からないけど…多分アルミだろう、ということで、リアリティー狙ってアルミ板で作り直しました。
ステーはエッチングパーツにアルミ板を貼り合わせて、厚さを稼ぎました。このほうが厚みが出せるし、形も出しやすいしね。
(本当は適当な厚さの銀色の金属板が無かったのだw)
アルミなどの金属素材はペーパーで磨き傷を付けてやると、金属感が増しますね。

翼端板はこんな形が正解らしい。
ステーにもそれなりの厚みが出てるのがお分かりでしょうか?裏表で色も違います。

マシンを上から見た画像がほとんどなくて、ウイングの前後長を確かめられなかったんですが、雑誌に載ってたこの画像で分かりました。
キットのパーツは比べてみるとやや幅が狭く感じたので、心持ち広めに作っております。

あとはステーとウイングの接続部分のブラケットと、ガーニーフラップも付くみたいなので何とかしないといけません。

 


デカールを貼った

2011-05-12 | MAZDA 717C

というわけで、60号車でデカール貼り終了。

プロバンスのキットですが、デカールはカルトグラフなので印刷はとてもシャープで精密。プロバンスでも昔のはカルトだったんだよ。
ということは相当古いわけで、最近はカルトと言えども古いものは劣化して使えないなんて話も聞くので、ちょっと心配してました。
以前はカルトグラフと言えば印刷の質の高さとともに、経年劣化が少ないことも評判だったんですけど、考えてみれば時間はどんどん経過しているわけで、今まで大丈夫だからってこれからも大丈夫ってわけじゃない。今日は過去の未来なんです。

特に、昨年の猛暑をこれまた日当たりのいい部屋でキットとともに過ごしたので、デカールが一気に劣化してやいないか、なおさら心配だったんですけど結論としまして、ほぼ問題なく貼れましたよ。

むしろ、こんな快適にデカール貼りしたのいつ以来だろ、ってくらい、楽に貼れたんです。
水に浸してからデカールが浮いてくるまでの時間も普通だったし、硬くもなく柔らかすぎず、マークセッターを使っただけでマークソフターさえ必要ないくらいでした。
ただ、白ベースの部分はしっかりしてるけど、黒のみで印刷してある部分は時々切れたりしました。カルトに限らず、黒い部分てのは弱いみたいですな。でも、引っ張ると切れるぐらいのもので、バラバラになったりするわけではないので、作業にさほど支障はありませんでした。
グッスマの「デカール剛力軟化剤」を購入して控えてたんですが、出番はありませんでしたね。

もしかして、これが本当のカルトグラフ品質?
だんだん品質が低下してきていたのかも知れない。
もちろん保存状態によっても違うので、単純には言えないですけど…。

品質は良いけれど、ゼッケンが少し大き過ぎた。そもそもゼッケンサークルを想定してないからかな、でもまあ収まったので良しです。
マスキング塗装した部分の内側の青い部分はデカールなんですが、どうにか塗装とのバランスも取れて(だいぶタッチアップしましたがw)
つつがなくデカール貼り終了。

その後、何度かクリアーを吹き重ねてますが、もちろんデカールはクリアーにも耐えております。

さてさて、楽しい作業は終わっちゃって、次に自分が楽しいのは、「完成~!」って瞬間なんですけども、そこまでにはイバラの道が…

内装、ヘッドライト、エアジャッキ…まったくメドすら立ってないんだよねえ…。


1983年

2011-05-09 | MAZDA 717C

1983年というのがどんな年だったのか?

wikiで調べてみると、日本海中部地震があった年で、この時の津波で100人が犠牲になっている。
当時はまだ津波の危険も一般化しておらず、被害も止むを得なかったとも言えるけど10m超の津波が来ていた事実は今日の被害に生かされなかったのだろうか?

そのほか、印象的な事件と言えば三宅島の大噴火、ロッキード事件で田中角栄被告に実刑判決、中学生によるホームレス襲撃殺人事件、戸塚ヨットスクール事件、愛人バンク「夕ぐれ族」事件…
当時の世相と言えば、ワープロ・パソコンが普及し始めた頃で、インターネットはまだ無く、NHKドラマ「おしん」が大人気、東京ディズニーランドが開園、写真週刊誌「フォーカス」「フライデー」が注目を集めた年。

懐かしくもあり、そんな昔だったのか、って事もあり。私も年を取りました。
なんたって四半世紀以上昔の話ですもの。

ここに、一冊の雑誌があります。

「しゃらく」ではなく、「しゃがく」と読みます。
当時ブームだった写真雑誌のひとつとして1980年ごろに創刊されましたが、単なるスキャンダルやスクープ写真を扱うのでなく、かと言ってマニア向けの難しい写真技術の雑誌でもなく、ポップカルチャーとしての写真の可能性や、社会の断面を切り取る写真の役割を考えた雑誌だったと記憶しています。
巻頭のグラビアこそ篠山紀信による有名女優のヌードなどを売りにしていましたが、ほかには戦争を扱った記事があったり、時代を先取るアーティストを取り上げたりと、当時としては骨のある雑誌だったと思います。私もたびたび購読していました。

この、1983年9月号をパラパラとめくってみると、「日本初の3Dテレビ放送」だとか、「マイケル・ジャクソンが近ごろヒットを飛ばして鼻息が荒い」だとか、「音楽CDが年内に1000タイトルに充実」だとか、いや、まあ時代が分かって面白いすな。

もしタイムマシンでこの頃に戻れたら、「マイケル、色々あって死んじゃったよ。」とか、「CDなんて最近みんな買わなくなったよ。」とか、余計なおせっかい言いたくなるかもですねー。
でも、3D放送だけは四半世紀経っても同じことやって商売につなげようとしてるおバカさんが今もいるのが笑える。

売り物のグラビアは、売り出し中の17歳・村上里佳子クン。
(アイドルの女の子をクン付けで呼ぶのも、80年代w)

いやー、当時の17歳は大胆だったんすなー

ふざけてる場合じゃないすね。
見たかったのはこの記事。

いやもう、あまりにも資料画像が少なくてジレンマだったので、ネットを駆使して古本を探して買っちゃいましたよ。
当時420円の雑誌が1000円orz
でもまあ、5年ほどで休刊になってしまったこの雑誌を集めてるマニアの方もいるようで、まあ妥当な価格なんだと思います。キレイな状態だったしね。

残念ながら、資料といえるほどの画像は掲載されてなかったんですが…

で、でたー!

リアカウルにスリットがない状態の実戦画像!

やったね!スリットなしバージョンはちゃんと本戦で走ってます!

さらに記事を読み進めると

(面倒なので、記事画像)

(ちなみに、レースレポートは今宮純氏です)

由良拓也ボディー・デザイナーがスペア・カウルで手当てする…

そうか、スペアにスリット付きのカウルがなかったんだねー
で、急きょ予選用?のカウルで…ウンウン

会場の拍手は61に集中した…
うう、泣ける…すごいね61号車!

最初はクラス優勝した60号車を作ろうと思ってたけど、こりゃ61号車も捨てがたいじゃないですか!
(どうせスリット埋めちゃってるしw)

しかし、その後ほかの資料画像などと見比べて見ると新たな事実が…

これとか、

これ…
スリット付き。ですが、リアカウル、フェンダー付近に青いテープ?かなにかでツギハギした跡が…

これは想像するに、夜のあいだはスリット無しのカウルで走っていたけれども、エンジンの発熱でオーバーヒートの危険が出てきて、夜が明けて気温が上昇するにつれ深刻な状態に…
そこでずたずたに壊れたリアカウルを急きょテープやら何やらでつなぎ合わせて、それを装着、これで無事ゴールまで辿り着いた…

うーん、ますます泣ける!

いやー、これは半分私の想像で書いてますけどね、でも当時の記事と、いくつかの画像から推測するに間違ってないでしょ?
もちろん、こんなことはまだ当時現場にいた人も生きてるだろうし、記憶の確かな人に確かめれば事実は分かるんでしょうけど、今の私に分かるのはここまで。
やがて人々の記憶も薄れていくだろうし、歴史というのはこうやってどうにか残されて行くのでしょう。

そして、その歴史を模型に結実させられる幸せ!

よし、61号車で行くぞ!

 

ガーン!!

61号車のロゴが、一個足りない…
ドアのところの「JUN」…左右2個いるんだよ…トホホ

というわけで、素直な私はあっさり60号車に決定するわけなのです。
だって、クラス優勝ですよ?日本車初のルマン・タイトルですよ?しかも日本人兄弟ドライバーでの優勝!

どう考えたって60号車作るのが普通っしょ。

61号車?ふーん頑張ったけど2位じゃん?2位じゃいけないんですか?いけないんですよ…