43マイクロワールド

1/43スケールのカーモデルキットの製作を中心に、模型の話・レースの話・クルマの話・なぜかサッカーや映画の話題など。

642も作ってますよ

2007-03-23 | Ferrari642

先日書きましたが、642はウインドシールド(ん?そう呼ぶんだっけ…ようするに風防ですな。)をストーブに落としてしまってお釈迦にして止まっていた642ですが、どうにか自作して復帰です。

ヒートプレスは面倒臭いので、丸めた透明素材(材質は知らない)から切り出してみました。完全にフィットしないけど透明エポキシ接着剤で無理矢理付けました。
おかげではみ出した接着剤の処理が大変だったけどね。

実際はシールドの上辺がきつく折り返されてますが、もちろんそんなのは無理です無視です。だってタメオに付いてたパーツだって無視してあったもん。

スケドーニのシートは、この時期は茶色のバックスキンです。

ほかの人が作ってるのを見ると、色々と違う色表現ですね…実戦での写真だとかなり濃い色に見えますが、これは汗や汚れが染み込んだ状態ではないでしょうか。
新しい状態だとかなり明るい色みたいなので、黄色をベースに茶色、赤、黒などを混ぜて作ってみましたが…ちょっと黄色過ぎるかも。

さて、これであとはウイングもサスアームも作ってあるし、組み立てるだけかな。あー、サイドのダクトから見えるラジエターをどうしようかな…

思うんですけど、フェラーリの6系のシリーズって、F1の歴史の中でも一番作りやすい模型の素材ですよね。エンジンは見えないし、空力デバイスなんてウイングだけだし、ボディー面も入り組んでないし。
塗装も簡単ですが、面が大きいだけに小さなミスは目立つかも知れませんけどね。これをキレイに完成させられたら、色んなタイプのF1にステップアップしていけると思います。
(私は今更ながら初めて作ってるんですけど…6系。ここからステップアップですな。)

もしこれからF1の模型を色々作ってみたいなんて思ってる人がいましたら、このあたり(640~643まで)オススメです。

間違っても、最初からC4とかには挑まないほうがいいですよ…。

(写真:タメオ1/43 フェラーリ642 USA.GP91)

フェラーリ248F1

2007-03-23 | Ferrari 248F1
なかなかPCが直ってこないので、またまたネットカフェから更新。

今までフェラーリF248と書いてきましたが、どうやら248F1と言うのが正式らしい。だんだん年を取ってくると何でも自分で名前付けちゃいます。以後、気を付けます。

えー、デカール貼り終えクリアーたっぷり吹いたところです。しかし、ウイングレット(ミニウイングでもいいのかな。F1の各部の名称は決まりがある訳ではなく通称なので難しいね。)を先に付けてしまったせいもあり、吹きにくい形だよ…もう研ぎ出しなんて不可能ぽいから、吹きつけごとにツヤを出すようにしてるんだけどサイドフィンのあたり、なかなかキレイに吹けなくて、吹きすぎてデカール溺れちゃったよ…(´Д⊂)
TMKなので予備デカールあって助かりますた。

乾燥を待つ間に別の作業にかかります。


こうゆう大人げない事はするつもりなかったんですけどね…

ほかの人がやってるのを見て、真似しちゃいました。フロントウイングのメインウイングとフラップを切り離しました。


で、メインウイングだけ接着して、フラップは後づけにしようか、コレも付けちゃうか、悩んでいるところ。まあそれほど悩まなくてもいいですけどね。

あと、リア・ウイングも作っておかないといけませんね。サスアームも手付かずだ…まだパーツたくさん残ってます。今年のF1も開幕したし、早く完成させたいですね。

(写真:タメオ1/43 フェラーリ248F1 ブラジルGP06)

近況報告

2007-03-16 | Ferrari 248F1

ども!PC修理中にて更新出来ずにいます。毎日訪問されてる皆様、どうもすみません…

3点同時製作しながら更新できないのは残念です、会社はインターネット禁止ですからネットカフェに来て今書いてます。

と、言いながら実は3点ともそれぞれ何だかんだとトラブルがありまして、あまり進んでません、C4に関してはもともとがトラブルの塊ですから自然と作業が中断してるのですが、642、こっちはクリアー後研ぎ出ししてみましたがうまく艶が出せず下地が出るトラブルがありまして、結局タッチアップ後クリアー吹いて吹きっぱなしでいこうと言う事に。

で、そろそろ仕上げというところまで行きましたが、ウインドシールドを切り出して合わせてみたところうまくフィットしないのでストーブの前で温めながらちょっと曲げてみたりしてました。
っが!油断した瞬間ピョンと跳ねて、あろうことかストーブの中へ…!慌てて救助しましたが高温の場所に落ちたので変形して二度と元の形には戻りませんでしたとさ。

モチベーションは一気にダウン、取りあえず何とか再生させなきゃと思ってますが苦手なヒートプレスですか…型を作るのが大変そう、そのうちやります…

さて、写真のF248(ネットカフェでは写真を読めないので携帯で撮って送信した画像です、すみません…もっとちゃんとした画像も送れるのかな?)
こっちは色塗ってデカール始めてます。

なにしろロクに資料調べたりキットの検証もせず進めてるもんですから、色塗ってからやり忘れてる事を思い出したり、段取り悪くて順調に行きません。
カナードを付けてから塗ろうと思ってたのに忘れて、一度目の塗装後に付けてみて、付けてからただの曲げたエッチングじゃ変なのに気づきパテで翼断面に修正したり…
ミニウィングもデカールを考えると先に付けたほうがいいと気づき、これは塗ってから付けました。ミニウイングの付け根後方は排熱口になってますので、ここも開口しました。
その時、資料を見てたらパネルラインが全然デタラメな事に気づきましたが、これはもうタメオの確信犯だし彫り直しは難しそうなので無視して進めます。

あと、インダクションポッドの峰の後端に切り欠きがあるのにも気づき、これも塗装後に削ってます…場所的にすごく難しかった。


そんなこんなで、まあ元気に?作ってますので、みなさんまたよろしくお願いしますね。

(写真:タメオ1/43 フェラーリF248 ブラジルGP06)

海洋堂(その2)

2007-03-11 | 模型

さて前述の通り、日本の模型作り文化に大打撃を与えた悪しき存在としての先入観で見に行った海洋堂の展示会だったわけですが、その展示内容は入り口の展示室こそ近年の食玩アイテムの一覧展示でしたが、食玩ブーム以前、模型店からガレージキットメーカーへと成長する過程の紹介や作品群の展示に多くのスペースが取られていました。

模型店時代の海洋堂は小さな店ながら商売熱心さが伺えますし、70年代からすでにプラモデルの将来の在り方、模型のアート性を模索していたようです。
81年にガレージキットの工房を設置し、4年後にはプラモデルの取り扱いをやめガレージキット販売に専念したとあります。この時代のうねりを感じますね。

当時、私は模型の世界から離れていましたので、この頃の時代の空気を肌で感じていたわけではないのですが、提示資料などから自作モデルを作れる製作者の喜びやこの時代の熱気が伝わってきて、何だか感動さえありました。
私もガンダムの初期のファンの一人でしたし、既成のメーカー品の模型では満足しきれず自作への憧れを持った記憶があるものですから…

特撮もののリアルな模型や、本来2次元のアニメ・キャラの3次元化など、自由な製作で高度な完成品が作られ、そのキットや完成品がまた情熱的に受け入れられる、そんな模型好きにとって夢のような世界が実現していったのが、80年代だったのですね。

ちょうどバブルと重なり、趣味にかけるお金の潤沢だったこの時代に模型の世界は大きく様変わりしたようです。カーモデル、特に43に関してもこの時代にレジン・メタルキットが長足の進歩を遂げましたから、それは私の視点からも想像がつきます。

さてそのような見ごたえある展示品を見た後に、順路を逆にたどって食玩アイテムの展示場に戻りますと、何だか初めの先入観とは違う見方でこれらを見る事が出来ました。

模型作りに熱を上げる人達が、ガレージキットというパーソナル性の強い模型文化を作り上げ、熱狂のうちに90年代を過ごし、その90年代の終わりに食玩ブームを巻き起こした…
そう考えると、模型を取り巻く環境は必然的に新しいステージに突入したのだ、と言う事を実感しました。

少数のマニアだけでなく、不特定多数のマジョリティーを巻き込む食玩。模型文化が市民権を獲得し、美術館で展示される時代。その一方で、さらなる模型の可能性の追求が今日もなされています。

よく、資本主義の市場原理やテクノロジー依存に陥ると文化はダメになると言われますが、こういった時代の潮流は一時的にその文化を減速させたりすることはあるかも知れません。が、そこに作り手達の情熱が残っている限り、また新しい流れが起こり、その文化は洗練されていくのかも知れません。

今、私は43カーモデルを楽しむ一人として模型の世界に浸っていますし、この世界で今も情熱を傾ける多くの人達を知っています。
43カーモデルも食玩ブームの影響を免れず、廉価で高品質な完成品が幅を利かせる状況は同じですが、おかげでこの世界も市民権を獲得しアマチュアビルドの世界にもまた新しい未来が展開することを信じて、もう少しこの趣味を続けていくのも悪くないなと、改めて考え直す機会になりました。

海洋堂

2007-03-11 | 模型

美術館で開催中の「造形集団海洋堂の軌跡」を見に行って来ました。

海洋堂のフィギュアをアートと捉え、近年の食玩や、かつてガレージキットメーカーとして活動していた頃の作品群を大量に展示しています。
撮影禁止ということで、写真はございませんが興味のある方はバーチャルツアーをドゾー

海洋堂と言えば、私の中では日本の模型作り文化を崩壊させた悪の権化としての位置付けです。
模型を組み立て、色を塗るというのは子供のみならず人間誰にとっても楽しい作業の筈です。もちろん、大量生産品では不可能な丁寧な仕上げを目指すならそれなりの苦労と時間は要しますが完成した時の喜びは何ものにも代えがたいものです。

しかし、もしそんな丁寧な手塗りを誰かがやってくれたら…そんな禁断の夢を実現してしまったのが海洋堂のチョコエッグシリーズのおまけだったのですね。
しかも、たったの300円!完成の喜びは、何が出るか分からないアイテムがヒットした時の喜びに代えられ、作る楽しみは手間と時間の節約に魂を売り渡した…

私が子供の頃は、まともな完成品を手に入れるなら自分で作るしかなかったから下手でも何でも、とにかく作った。そうして作る楽しみというものを手に入れていったつもりです。もし、安いお金でよい完成品が手に入るならそれで満足してしまい、それより下手な塗装を自分でしようとは思わないでいたでしょうね。
今の子供達のなかに、海洋堂よりうまく塗れると考えてチャレンジする子は、多くは現れないでしょう。

海洋堂の模型の塗装は現在、中国の安い人件費に委ねられています。数十もの工程を別々の作業員が分担して塗装することで、クォリティーを維持しているとの事ですが、彼らが作る喜びを感じながら作業している可能性はないでしょうね…

作る・色を塗る楽しみは、どこへ行ってしまったんだろう…

逆境にめげず…

2007-03-06 | Ferrari 248F1

相場の大荒れに泣かされたと思ったら、土曜から風邪か何だか分からない体調不良で3日間寝込んでしまいました…もう踏んだり蹴ったりですわ。

幸い本日はやや体調も戻し(仕事は休みましたが)、市場も落ち着きを取り戻したので私も少し助かってるんですけど…相場にお金をつぎ込んでおく場合は必ずリスク管理をしとかないといけませんねえ、暴落を経験するのは初めてではないのでそれなりの心構えは出来てたつもりでしたが、今回はあまりにも急な動きだったので全てが後手後手に回ってしまいました。
どうせ相場の上昇で膨れ上がったお金ですから、なくなっても元に戻っただけ、と言えばそうなんですけど、やっぱり惜しかった…欲を出さずに待っていれば今日が絶好の買い場だったんだけど、その余力もなくなってしまいました。

やっぱり自分には大金は縁がないみたいです。また模型代稼ぐぐらいの気持ちでつつましく頑張ります…

寝込んでいたので模型は進んでないのですけど、F248のノーズ部分、フットペタルのアクセスホール蓋に付くエア取り入れ口を金属板で作り直してみました。

(写真:タメオ1/43 フェラーリF248 ブラジルGP06)

現実逃避

2007-03-03 | Ferrari 248F1

F248のカウルエンドの薄々攻撃をしてました。補助ウイングも一体形成されてるので、非常に作業がしにくい。カッターやヤスリ、ナイフ、ペーパー、ドライバーノミ(?)を駆使してひたすら削る。
(しかし、汚い画像だな…ちゃんと撮るの面倒くさくて)

なんだか世界同時株安とかでリスクマネーが市場から逃げ出し、大恐慌か?って感じの夜なんですが、怖い現実から逃げるように、ひたすら削ります。
模型にかかるお小遣いをネットトレードで稼いでる私は、当分新しいキット買えないかも(涙)
ここだけの話、この2日で○百万飛ばしてますよ、正直模型どころじゃねー
お金返して(;´Д`)

(写真:タメオ1/43 フェラーリF248 ブラジルGP06)