43マイクロワールド

1/43スケールのカーモデルキットの製作を中心に、模型の話・レースの話・クルマの話・なぜかサッカーや映画の話題など。

映画とか、1/72AFVとか

2019-08-23 | 1/72AFV

映画「ダンスウィズミー」観てきました。

音楽や歌が聞こえると、本人の意思と関係なく踊りだして歌いだしてしまうという催眠術をかけられた女の子が、何とか術を解いてもらおうと旅に出るドタバタコメディー

「ウォーターボーイズ」や「スウィングガールズ」の矢口史靖監督がミュージカル映画に初挑戦
主演は元さくら学院の三吉彩花、旅の道連れが「芦田愛菜だよ」のやしろ優、シンガーソングライターのChay
そのほか、インチキ臭い催眠術師が宝田明、探偵がムロツヨシ

ちょっと期待している三吉彩花だし、邦画のミュージカルは珍しいので公開されるのを心待ちにしてたんですが

楽しい映画ではありましたが、矢口監督にしては盛り上がりに欠ける映画でした。
選曲は昭和歌謡寄りでイマイチ、ダンスシーンも悪くはないけど迫力不足かなあ
ミュージカル映画は面白さはイマイチでもダンスシーンだけはもう一度観たいと思うものだけど、そういう場面が無かったな・・・

肝心のストーリーもね、旅をしながら自分探しという王道パターンなんだけどそういう心の変化を感じさせるハプニングとか連れとのぶつかり合いも足りない感じでラストの心変わりが唐突に感じられます。

つまり、全体的に弱い映画でした・・・。
前半の三吉彩花の暴れっぷりと、後半のChayの豹変ぶりは見ものでした。全体的にもっとぶっ飛んで欲しかったし、ドラマ部分はもう少し深く掘り下げて熱く語って欲しかった。
という感想です。

三吉彩花さんは頑張っていたしキレイだったので良かったです。これからも期待できる女優さんです。

ミュージカル映画つながりで、もう一本紹介。
先月ミニシアターで観た作品ですが東京とかではもっと前の公開だったのかな?

「アナと世界の終わり」

なんと、青春ゾンビ映画です。

親や教師の古い価値観に縛られて、窮屈な高校生活に不満を感じている主人公とその仲間たち

ある日、街にゾンビが蔓延 果たして生きて街を抜け出せるのか

青春時代特有の自由への脱出願望とゾンビ禍からの脱出をタブらせてるのは明らかですが
ゾンビ映画でミュージカルという異色の組み合わせも面白いと思いますが
結果的にはバラバラな印象でしたね。普通のミュージカル映画と普通の青春映画と普通のゾンビ映画を別々に観たほうが良いですね。

観終わって一ヶ月以上経ってみるとミュージカル部分とゾンビ部分はほとんど印象に残ってないです。なんかパッとしない青春映画だったなあーぐらいの記憶だけです。


あっそうだ、主人公が朝起きてウキウキ気分で登校する途中、街はすっかりゾンビだらけなのに一切気づかずに踊りながら歩き続ける場面だけは印象に残りました。ここだけはこの映画の成功した場面でしたねー。

主役の女の子は女子高生とは思えない美人さんで、目の保養になりました。

映画は、可愛い子が出てれば基本オッケーというスタンスですw

 

 

43のほうはなかなかうまく行かないので、また72に浮気したりしてます。

最近のAFV模型では部分連結式履帯が主流ですが、私は72では初体験。今までお手軽なベルト式履帯とかばっかだったので。
初めての連結式は高校生の頃、タミヤの1/35グライフだったなー。当時タミヤのミリタリーシリーズでもベルト式が普通だったので、あの連結式は感動でした。
グライフを最後にAFVを辞めていたので、40年ぶりに連結式に挑戦です。

しかし、コツを掴めずうまく繋がりません・・・繋ぎ目に隙間出来ちゃってるのがバレバレ。
隙間が出来れば当然どこかでしわ寄せが来て、コマが入らなくなります。瞬着で固めちゃったので、やり直すのも難しく・・・コマ一個抜きました。

これはユニモデルという東欧のキットなんですが、パーツの合いは決して悪くないです。自分の作り方がダメなのです。

起動輪、転輪、誘導輪の整列がうまく出来ていなくて瞬着に頼ったことが失敗の原因なので、右側はバラしてやり直し。

ひとコマひとコマ繋ぐ起動輪部分と直線部分に繋がるところはあらかじめ流し込み接着剤で繋いでから巻き付けて接着すればうまく行きそう。

この、38(t)戦車の車台のバリエーションは他にも何台か積んでいるので、練習だと思って完成度は気にせず試行錯誤しております。

そうそう、エイブラムスも完成させなきゃね・・・

 

 

 

 


ヘッドライト2

2019-08-18 | TOYOTA TOMS86C

土曜日の夜、「Athlete Night Games in Fukui 2019」なるイベントを観に行ってきました。
クラウド・ファウンディングで集めた資金で開催される陸上競技会でして、日本初の試みらしいです。


会場となるココ、「9.98スタジアム」は三年前に桐生祥秀選手が日本人で初めて10秒を切るタイムを記録した場所でしてそれを記念して今の名前になりました。

この大会のために集まった資金は800万弱で大きなスポンサーが付くわけでもないので優勝賞金も30万円からとスポーツの大会としては多くないし、DJが会場を盛り上げたり、一般の人がゆるキャラの着ぐるみや吉本芸人と走るレースもあったりとイベント色が強く、一般の公式戦のような格も無い競技会ですが関係者の努力もあり桐生選手をはじめ日本の一流アスリートが参加するレベルの高い試合となりました。

今、東京オリンピックのチケット争奪戦が話題になってますがあんな高いチケット買えないし、買っても東京までの旅費や宿泊場所の確保なんか考えるととても観に行く気になれませんが、
こちらの大会は千円の入場料で地方に居ながらにして一流の競技が観れるんです、お得ですよねー

地方の簡素なスタジアムにしては異例の一万人以上の観客も集まり、大変な盛り上がりでした。

そんな観客の熱気に押されるように、選手も好記録を連発。


男子110M障害では自身の持つ日本最高記録更新となる13秒25で高山峻野選手が優勝。


女子100M障害でも、寺田明日香選手が13秒00の日本タイ記録。この記録は2000年に金沢イボンヌ選手が記録したもの。あれからもう19年も経つのね~
「キボンヌ」なんて2ちゃん語が使われ始めたのもそのころだっけ?


圧巻だったのは男子走り幅跳び

6月の日本選手権の優勝記録が7メートル98だったのに対して今大会では4人が8メートル越え
橋岡優輝選手が27年ぶりとなる日本新記録8M25を出すと、直後に城山正太郎選手が8M40のお化け記録!

会場が異様な熱気に包まれていくのが分かりました。陸上競技がこんなにも面白いとはね。

それにしてもこの会場、好記録がどんどん出るのは何なんでしょうね、この日も良い追い風があったのですがスタンドが小さくてバックスタンド側は芝生の低い斜面だけなので良い感じで風が吹くんでしょうか?

もちろん観客の後押しというのもあったんでしょう。陸上競技はなかなかお金にならないらしいですがそんな中でクラウド・ファウンディングにお金を出してくれて観に来てくれるお客さんの気持ちに報いたいという選手の思いも強かったんだと思います。

スポーツはプロ化することで世界的な競争力が上がることはJリーグなどを例に挙げるまでもないことですが、必ずしもお金の問題でなく、観客と選手を近づけることがスポーツにとって大事なんじゃないかなと
今回のイベントを見てみて感じましたね。
今後のスポーツの在り方みたいなものが感じられるイベントでした。

 

走り幅跳びで8M40の日本記録を出した城山選手へのインタビュー

「ここは桐生選手にちなんで9.98スタジアムと名付けられていますが」
「今度は8.40スタジアムに改名して欲しいですね」

ナイスコメント!

 

さて、トムス86Cですが


前回、うまく貼れたと思っていたライトカバーですが、ボンド乾燥して良く見てみたら、ずいぶん段差あるなあ


これくらい段差あると、指で触ると気になって仕方がない。
どうしようか・・・と気にし始めた時点で ↓ こうなることは分かっています。


ベリベリと剥がしてやり直し。
木工ボンドは無理に剥がしても塗料を持っていくことは無いので安心です。


前回はボンドを塗って置いただけだったので、今度はマスキングテープで押さえ込みました。
しかし、そもそも曲率が合っていないので上をツライチにすれば下が浮く。マスキングテープぐらいでは押さえ込むのは無理だし、窓の時のようにつっかえ棒で押さえても小さ過ぎて反発力が強いのでどちらかが浮いてきます。

何度かやり直しましたが、下側までツライチにするのは諦めました。
それに、木工ボンドは収縮が激しいので隙間を埋めるのには向きません。
隙間があると汚らしくなってしまいます。

仕方がないので、木工ボンドで接着した後、出来た隙間に透明エポキシを流し込んで隙間埋め。


下側は完全にボディーの面から浮いていますが透明エポキシで隙間は開いていません。
上側に段差があるよりはこの位置の段差ならマシってことで。

結局、木工ボンドは隙間も段差もないピッタリのパーツでなきゃ良さが生かせないってことですかね。透明エポキシの出番はまだまだ無くなりそうもないです・・・


はみ出したエポキシは拭き取って、硬化すればまあこんな感じで。

出来としては60点ぐらい。プロの仕事としてなら失格だけど私はアマチュアのヘボモデラーなので許してちょんまげ ってレベル

仕上げのクリアーコートすれば擦り傷や隙間も目立たなくなってちょっとは見られるでしょう。

ここんとこ同じような画像ばっかり並べて何が言いたいかと申しますと、
下手くそはやり直し続きで大変なんですよ。でも下手は下手なりに頑張っていますよ、ということ。
しょせん私の備忘録ですので、読み飛ばしてくれよん。

 

完成まであと少し・・・でないわけでもないわけでもないわけでもない

と思う。つづく。

 

 

 


ヘッドライト

2019-08-12 | TOYOTA TOMS86C

前回の女子ゴルフ・渋野さんについての記事は全英の生中継を観終わってすぐにそのままの感想を綴ったのですが、翌日テレビとか見てたらほぼ同じ内容でニュースやらワイドショーで語られててびっくり

未明の試合だったし見てた人そんないないだろうから、歴史的偉業も割と日本に衝撃が伝わらないかなーと思ってたんですが、そんなこと無かったですね

まあそりゃそうだw

で、テレビ中継見ただけで書いた自分の記事は間違いだらけでお恥ずかしい。リポーターにはなれませんな

「シンデレラ・スマイル」でなく「スマイリング・シンデレラ」ですね
食べてたのはチータラでなく、タラタラしてんじゃねーよ
あと、ゴルフのこと良く知らないので「バーディーショット」なんて書きましたが「バーディーパット」でしたね、ショットとパットはちゃんと分けて使わなきゃいけないのね

でも、日向子ちゃん実はグラマーなことに言及したのは自分だけだw

残念ながら翌週の日本での凱旋試合ではさすがに体調が整わず優勝を争うことは出来ませんでしたが、今まで好成績を上げた女子ゴルファーはたくさんいたけど、こんな風に注目を集めることって無かったですよね、こうやって新しいムーブメントが盛り上がっていくのは良いことだと思います。


昨日のミニスカートも可愛かったな・・・(・ω・)

 

さて、86Cです。

前回苦戦した運転席側のサイドウインドーですが、木工ボンドで貼り付けてマスキングテープとつっかえ棒で固定しておいたらしっかり接着してくれました。木工ボンド、意外と強力。
反対側は置いただけでぴったりフィットするので、こちらも木工ボンドで問題なく接着。

いやあ、鬼門の透明パーツどうにかクリアしてひと安心・・・と思ってたらもうひとつあったよ。

ヘッドライトのカバーね。

バキュームは曖昧な境界線があるだけのヤバいヤツ。
ハッキリ折れ線が付いてるヤツだと切り出しやすいんですけどねー
こういうのは少しずつ現物合わせして切り込んでいくしかない。


切っていくうちにどこをもっと切ればいいのかわからなくなってくるので、貼り付けてカッターナイフで線を付けておく。けど、いくらマスキングテープで固定しても微妙にグラグラ動くので不安だー

まあ何とか収まるまで切り出せました。

ヘッドライトそのものはキットのパーツを使います。

プロバンスお得意の、丸い鏡面の上に透明樹脂盛ったヤツね。
このパーツ、リアリティーには欠けるもののキラキラしてキレイなんで嫌いじゃないです。
今回はスモークカバーで良く見えなくなるし、このままで良いかなーと。


スモークは内側から塗っておきます。薄くひと吹きしてみて、乾燥後ボディーに乗せてみて濃さが適当か見てみます。


ひと吹きでちょうど良かったみたいです。

この後、これも木工ボンドで接着。
透明パーツの接着にはさまざまな接着剤を試しましたが、結局のところ落ち着いたのは木工ボンド最強ってオチ。
幼い頃から使ってたアイテムが正解だったなんてね、なんかお伽話みたいですね。

 

最後にちょっと映画紹介。
と言っても、どうせ皆さん観たんだろうなーっていう、

新海誠監督最新作「天気の子」

面白かったです。ファンタジー要素もあるけれどそこを抜きにして見ても面白いと思いました。
前作の「君の名は。」は普通の高校生が主人公だったけど今作は社会からドロップアウトしかかっている少年少女の物語。
東京という巨大な街を舞台に、大人たちや社会、街との関わり、その中で大切なものは何かということを真っすぐに描いています。

新海監督という人、もともと大人向けの作品が多かったので今回も子供を主人公にしていながら「普通の良い子」でなく、問題を起こす主人公です。見方によっては共感出来ないという感想にもなりがちなストーリーですが、敢えてあらゆるタブーを描くことに挑んでいるようにも感じました。

犯罪を描くこと、特定の企業名を出すこと、巨大災害を連想させる映像
今は表現の自由が問われていて批判を恐れるあまりに委縮した表現が多い時代に、この監督は穏やかな表現ながら反骨の精神も持ち合わせているんだなと思います。

あらゆる表現がリアリティーを持って感じさせるのがその映像の美しさですね。
どのカットも素晴らしいんですが、とりわけ東京の街を俯瞰したランドスケープは息を飲む美しさ。

 


実はほとんどが実写から描き起こした絵なんですが、何気ない一瞬の風景さえ美しく、この映像を堪能するためだけにも映画館へ足を運ぶ値打ちがあると思います。

正直、このストーリーであればもうちょっとファンタジー部分をぼかして実写映像で観たかったなーと思う映画でしたが、実写でここまで美しく撮れる実力は今の日本映画界には無いのかも知れません。

もう一度、大きな箱でリピートしたい作品でした。

 

 


がんばる日本

2019-08-05 | TOYOTA TOMS86C

いやーすごいね

シンデレラ・スマイル渋野日向子ちゃん全英初制覇!
日本人として42年ぶり・・・という以前に、デビューしたての新人さんが初海外でメジャー制覇だよ
すごいねー

日曜日、あんまり暑いので、ずっと家にいて昼寝とかしてまして

夜になってF1ハンガリーGP見てて、あー惜しくもホンダ連勝逃したか・・・

ハミルトンがタイヤ交換して猛追しだした時点で逃げ切りは無理だと思ったのは私だけではあるまい
フェルスタッペン、PPから残り4周までトップをキープしてたけど追いつかれた時点でタイヤは限界、あっさり抜かれちゃって

いや悔しいなと思ってチャンネル変えたら、


全英オープンゴルフでカワイイ日本人が首位タイで頑張ってるじゃん

実は私、ゴルフしないし滅多にテレビ中継も観ないんですが、この子のことも昨日のニュースで初めて知ったぐらいのニワカなんですが
見だしたらこの子いっつもニコニコしてて自然体で愛嬌振りまいてて、目が離せなくなっちゃいました

プレーの合間におにぎり食べたりチータラ食べたり、そのたびにニコニコ

それでいて打つ時は真剣な顔になってスーパーショット連発


同スコアで先行するベテランが最終ホールでバーディーショットをミスしていよいよラスト、観てるこっちが緊張するような場面でも、移動中は常にニコニコ

難しい距離のパットも、強気でどんどん打っていく
ショートするよりは強くまっすぐ打とうという思い切りの良さが心地いい


最後のバーディーショットも見てるこっちがあきれるほどあっさり打って見事に沈めたね
優勝しても笑顔

もう、アイドルですよねこのかわいさは。
日本のアイドル文化がゴルファーになって世界に飛び出したって感じです。


若干二十歳、意外にナイスバディー?
よく食べるし天真爛漫だし、これからもっと成長していくんだろうなー楽しみ楽しみ

 

さて、86Cはサイドウインドーの続き。


黒フチを塗装するためのマスキング・・・
何枚切り抜いてもなかなか満足いくちょうどいい大きさに出来ない・・・


何とか出来た

で、貼り付けなんだけど

右窓の前端下だけが浮きそうなので、まずここだけをエポキシ接着剤で強力に接着しておく
竹ひごを押し付けたまま接着剤の硬化を待ちます


そうすると、上のほうはこれくらい浮きます。
角だけを抑え込むより、角をしっかり貼ってから上端、後端、全体を抑え込むほうが楽だろうなと
この隙間部分には木工ボンドを水で薄めたのを使います。はみ出しても拭き取りしやすいですからね。

しかし、ここまで慎重に作業しても自分ってどっか抜けてるんだよね・・・

下の角の部分、漫然と位置決めして固めちゃったので、ごく僅かズレが生じてしまっていたようで・・・

上端をちょっと無理目にツライチになるようにはめ込んだら、バキッと音がして角の部分の接着が取れてしまいました・・・


やむなく、そこにも木工ボンド流し込んで再度接着。
せっかく強力なエポキシ接着剤で角を抑えたのに、木工ボンドじゃ接着力足りないかな・・・

もしダメだったら、ひっぺがしてやり直しです。

木工ボンドの良いところは、ほぼ無傷で接着剤剥がせることですね。

しかし・・・時間かけてこの結果は凹むわ・・・

いや何とかなるさー