goo blog サービス終了のお知らせ 

43マイクロワールド

1/43スケールのカーモデルキットの製作を中心に、模型の話・レースの話・クルマの話・なぜかサッカーや映画の話題など。

研ぎ出し

2009-10-31 | PORSCHE 911GT1
芸術の秋!ってことで、各地で文化祭だのイベントが盛んに行われてますねー。
私も写真のクラブに所属してまして、今年は市の文化祭に協賛して写真展を行います。
とは言っても、クラブに所属してるだけで最近は撮影活動などほとんど行ってなくて、出品する作品もなく、古いネガから探し出してプリントするしかありません。
今ではデジタル写真が主流で私も使ってますが、やはり趣味の写真はフィルム使って自分で現像、自分で引き伸ばしでしょ!って意味のないこだわりでやってるもんで、ネガの整理したり暗室入ったりコレが結構大変なんですよ。
ところが、やらなきゃいけない!ってプレッシャーがかかると、なぜかゲームに熱中したり映画館に逃げ込んだりして現実逃避する不思議w
つくづく自分はダメ人間だ…と落ち込んでますます無気力に…

まー、そんなこんなで落ち着かない状態も、どうにか3日ばかりの徹夜作業で片付いて、写真展の会場準備も完了、ようやく落ち着いて模型に取り組めます。

何かをやろうと思うと必要なのは時間ではなく精神的な余裕なのかも知れませんね。もちろん、絶対的に時間のない人は問題外ですけど、幸い私は時間的余裕は何とかなるので、ちょっと落ち着いて、頑張ろうっと。

と言うわけで、研ぎ出しやってます。

カーモデルって基本的に、というか近年はクリアーたっぷり吹いてテカテカ・ツルツルに仕上げるのが標準になってますよね。
でも、実は実車はそんなに厚いクリアーに包まれているわけではないし、レースカーだとそんなにピカピカでもないんですよね。
大きいスケールならともかく、43の場合クリアーの厚さはリアリティーを損ねてしまう場合もあります。

なので、過剰にテカらせるのは違うなーと常々思ってましたが、デカールの段差や耐久性の問題もあるので、やはり研ぎ出しは行ってました。
今回もそれほどテカテカは目指さず、おざなりの研ぎ出し程度で済ませておこうと思って、軽く研いでもう一度クリアーを吹いて済ませるつもりでした。

でも下地から手を抜いていたせいもあり表面の平滑性がイマイチで、全体的にボコボコした感じ…さすがにちょっと不満だったので、さらに研ぎ出ししています。



だいぶテカテカになってますが、研いだ時の傷が残っています。
もう一度研ぎ直すか、考え中…

研いだり磨いたりというのは、そんなに難しい技術は必要としませんが、とにかく時間をかけて丁寧にやらないと失敗しますね。ヤッツケ仕事をすると、下地出しちゃったり大きい傷付けてしまったり、色んな失敗が待ってます。
そういう意味でも、落ち着いて取り組むことは大切。

ちなみに、研ぎ出し・磨きにはコレ使ってます。


ホルツの液体コンパウンド3ステップ(各80cc入り)。

私が43始めた頃(10年ばかり前)にホームセンターのカー用品売り場で見つけて買ったもので、当時はトライアル・セットとして安く売られていたように思います。
コレ使ってみて、満足したら大きいボトル買ってね、みたいなもんなんですけど、実車ならともかく43ならこれで一生使えそうwww
ほかに同じくホルツのチューブ入りコンパウンド3本セットやタミヤの物も使ってますが、ペーパーのあとは液体コンパウンドだけでじゅうぶん艶は出せます。
で、ピカピカになってくると面白くて、つい不自然なまでのテカテカ・ツヤツヤを目指してしまうんだよねえ…

カーモデラーって、リアルなスケールモデルよりも「小さくてキレイな置物」を目指しているのかも知れません。


コクピット

2009-10-19 | PORSCHE 911GT1
気が付けばポルシェ祭りもリミットまで1ヶ月を切ってますね。
なのに、まったく尻に火がつかないワタクシですw

真面目に完成させてる皆様には申し訳ない気もしますが、何せ趣味のことですので、気分が乗らないとやらないってスタンスは変えられないです。
まあそれでも、模型作りに飽きたとか嫌になったとかではなくて、色々ほかのキットに目移りしたり、弄ったり妄想したりしてますんで、そのうち出来ますよ…。

内装は予定通り、基本はキットのパーツを生かしてディティール・アップとかはしない方針ですが、多少の例外もあります。

シートベルトは、シートにモールドされてるのを塗り分けただけです。
バックルの金具だけ、タメオのジャンクから切り取ってきました。
ショルダー部分は後ろに放り出したようなだらしない状態ですが、まあ実戦ではキチンとシート上に並べておくとかしないだろうし、リアルでいいかも。
サベルトのロゴデカール貼るのは難しかったけどね。
ちなみに、実車のシートのカタチは右側のショルダーサポートの部分が取っ手みたいになってるらしいけど、キットは普通のシートだったのでそのまま使ってます。


ステアリング、キットに付いてたのは一番左の黒いプラ製。
プロバンスってどのキットにもこのステアリングが付いてきます。
でかいしカタチ変だし、いくらなんでも使えません。
一番右のはタメオのF1用ですが、これでは小さすぎる。
真ん中のは以前自作したものだけど、これも小さいしカタチも違う。


仕方ないので、ちょろっと自作してみた。

タミヤのキットの画像を参考に、それらしいカタチにしようとしたけど…
真ん丸じゃないし、左右対称でもない…でも箱車だし完成後はほとんど見えないのでこれでいいです、ちなみに直径は約7ミリってとこです。


後ろからの図。

配線もモールドを塗っただけ、メーターパネルはデカール、シフトレバーはパーツが見当たらなかったのでジャンクから適当に。

ひどい出来ですが、モチベーション低下している今なので、こんなもんでいいです…正直、よく見えなくなる部分に手をかけるという価値観はあんまりないです。
内装は、私にとってはヤッツケ仕事になります。
もしキットが素晴らしいパーツを用意してくれてるのなら意気に感じてガッツリ取り組みますが、まっ、プロバンスですから…w



こちらは98年仕様のGT1です。Evo.3て言うんでしたっけ。こっちも作ってますよ。
プライマー、サフ、ホワイトサフまで塗れてます。
内装作るよりはボディー塗るほうが10倍好き。
もう白くなってますからこのままデカール貼りに進んでも良さそうなんですが、ちゃんと白の塗装もしますよ。そしたら、デカール貼りです。
この段階は楽しいので、けっこうサクサク進みます。

96年のボディーのほうは、研ぎ出ししてます。

97年?   …うー、あー。




やっちまったな~

2009-10-07 | PORSCHE 911GT1

まあ画像の通り、タイトルの通りです OTL

この911GT1は、25号車と26号車を選んで作れるんですが、まあどっちでも良かったんですが25号車は優勝したTWRに1周遅れの2位と健闘だったし、3位になった26号車のほうはフェンダーの塗り分け指定がインストに書いてあるんですが、落書きみたいなプロバンスのインストはどうも信用できないので、無難に25号車を作ってます。

デカール貼り終えて安心してたんですが、ルーフのエアインテーク前方を青く塗るのを忘れていることに気付き、2度ほどクリアー吹いた後にマスキングして青を吹きつけてたんです。

で、慎重に、慎重に、マスキングテープを剥がしたら…
ゼッケン番号持って行かれましたとさ。

あーあ。

実は、ゼッケンの黒数字のデカールは薄くて浮きやすくて、ボンネットと右ドアはクリアー軽く吹いただけでボコボコ浮いてきたので、軟化剤攻撃でしっかり溶着させておいたんですが…左ドアは比較的しっかりしてたので、貼ったままだったんですよね。
やはり、ちゃんと接着できてなかったのねー。



以前にインプレッサでも同じミスやらかして、その時は剥がしたマスキングテープを水に漬けておいたら、翌日デカールだけ離れてたので有難く返していただき無事リカバー出来たので、今回も返していただきたく一昼夜水に漬けておきました。

奪ったら、返してよ ねえ~

ところが、翌日になってもうまく剥がれてくれません。業を煮やしてピンセットで引き剥がそうとしましたが、哀れデカールはバラバラになってしまいました。(泣

それでも、破片をジグソーパズルのように並べてつなげてみましたが…


ここまで再生させるのが精一杯…。これでも8枚ぐらい破片をつなげてます…

あとはタッチアップで直します…「2」のほうは、もう26号車のゼッケンから持ってきます…


まあ、どうにか見れるレベルまで回復…助かった…。

とにかく、デカールダメにしちゃっても簡単なカタチならアウトラインだけでもある程度再生出来れば、あとは面相筆でチマチマ塗れば何とかなります、諦めたら終わりですからね!

エアインテークの青もうまく塗れたし、またクリアー塗装を再開できます。
ラッカー塗装のクリアーは、研ぎ出し出来るようになるまで乾燥させるのに時間が掛かりますが、経験上一度に厚く塗るよりも、何日かに分けて塗り重ねたほうが、結果的に乾燥は速いようです。
いずれにしても、研ぎ出しまではまだまだ時間が必要なので、その間にほかの作業を進めようと思ってます。