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43マイクロワールド

1/43スケールのカーモデルキットの製作を中心に、模型の話・レースの話・クルマの話・なぜかサッカーや映画の話題など。

天国のバーンズへ

2006-02-06 | Impreza WRC

2001年、スバルで念願の英国人初のワールド・ラリー・チャンピオンとなったバーンズ。スーパースターでもなく天才肌のドライバーでもありませんでしたがなぜかスバル乗りとして最も印象に残っている人でした。人懐こっい笑顔で皆に愛された人物だったようです。
02年、03年はプジョーで走りましたが04年はスバルに復帰する予定でした。
しかし03年11月、突然の病に倒れ2年間の闘病生活の末、昨年11月25日帰らぬ人となりました。病名は脳腫瘍でした。

極東の片田舎でひとりの男が彼の死を悼んで、小さなインプレッサを作りました。
バーンズよ、天国でもやっぱりスバルに乗っているのか?

インプレッサWRC2000、完成!

2006-02-06 | Impreza WRC

三菱ランサー・エボリューションとともにWRCに新時代をもたらしたスバル・インプレッサ。その最終進化型のWRC2000は2000年第4戦ポルトガルでデビュー・ウィンを飾った後、第5戦2位、第6戦優勝と圧倒的な強さを見せたものの熟成不足でその後再三メカトラブルに見舞われ、タイトル奪取はなりませんでしたが、間違いなく最強のインプレッサでした。

翌年、完全にモデルチェンジされたインプレッサでバーンズは年間チャンピオンとなりましたが勝利したラリーは1戦のみ、速さのインパクトでは先代の最終型が明らかに上だったと思います。


(写真:エレール1/43 スバル・インプレッサWRC2000)

ディティール・アップ

2006-02-06 | Impreza WRC

インプレッサはやはりまだ完成とは言えません、チマチマ作業が続きます。

ボンピン(ボンネット・ピン=ボンネットやトランクが走行中やアクシデントで開いたりしないようにするかんぬき型の留め具)ですが、穴に棒を立てて輪っかをはめただけ。
このスケールではこのくらい省略してもOKでしょう。…私的には。
アンテナは伸ばしランナー。
ワイパーはモデラーズ製のエッチングパーツです。1/24用なんだけど、ヒストリック・カー用だと小さいので43にも使えます。アーム部分を箱組みして、ブレードは別パーツになってる優れもののパーツです。このキットに唯一使用した贅沢パーツですね。


(写真:エレール1/43 スバル・インプレッサWRC2000)

ところで、43ってこんな大きさ

2006-02-05 | Impreza WRC

あちこちのブログを見てみますとカーモデル関係はやはり1/24サイズのものが多いですね。
やっぱり43ってマイナーなんですね…。

よく、手のひらサイズなんて言われますが、手のひらに横に乗るサイズですね。ちょうど携帯電話ぐらいの大きさ。
自分にはこのサイズが最高!

復活しました

2006-01-29 | Impreza WRC

マスキングテープに持っていかれたデカールの破片、ダメ元で水に浸けておいたら、ラッキーな事に返していただけました(^^;)

それをジグソーパズルのように貼りこんで修正完了!少しタッチアップは必要だったけど、何とかなるもんです。褒められた仕上がりではありませんけどー。

あとはアンテナやワイパー、ボンピンなど小物類を付ければ完成です。
今回は研ぎ出しもせずサクッと仕上げたつもりですが、それでも中断期間もあってそれなりに時間がかかってしまいました。でも一応今月2台目完成ですからいいペースですよ、私的には…。

次はもう少し手の込んだ作品を仕上げてみたいです。


(写真:エレール1/43 スバル・インプレッサWRC2000)

好事魔多し

2006-01-28 | Impreza WRC

やっちまった…

ボディとシャーシを接着するので、マスキングテープで巻いておいたんですが、剥がす時にデカール持って行かれた…orz
しかもラリープレート…タッチアップ不能…

普通マスキングテープ使う時はデカール部分だけ当て紙したりして注意するんだけど、今回はテープの糊を少し弱らせただけで大丈夫かなと甘く考えていました…。

あまりに問題なくここまで来れたもんで、ちょっと気を抜いていました(反省)

ああ完成直前のこの試練…別売デカールなんて当然ないだろうから、キットごと買い直し?(と言っても、500円なんだけど)

しばし心の旅へ出ます。

自作リアウィング

2006-01-26 | Impreza WRC

2000年型のリアウィングを自作しました。それまでの直線的なものにくらべ複雑で有機的なカタチに進化しています。
空力的にリアウィングはなるべく後ろに伸ばしたい筈ですが、WRCの規定でウィングの大きさや取り付け位置が定められていますから、それをクリアするためにこんなヘンテコなカタチになったんでしょうね。
こうゆうのを自作するのが一番難しい。ちょっとヘンテコなカタチを強調し過ぎたかな、まあそのへんはお約束のオーバー表現てことで。

43って、オーバー表現とか、省略の美学とか、便利な言葉がいっぱいあって助けられますね♪

バーンズとレイドのネーム下の英国旗、色ずれでそれと見えないんですけど、こうゆうのはどんな言葉が助けてくれるのでしょう…?


(写真:エレール1/43 スバル・インプレッサWRC2000)

ひとつづつ仕上げましょう

2006-01-23 | Impreza WRC

まずは作りかけをひとつでも仕上げなきゃ。
リチャード・バーンズの死を悼んで急遽作り始めたインプレッサですけど、ほぼ完成のメドがつきました。

私が知ってるエレールのいくつかのキットの中では、これは出来がいいほうだと思います。そのまま組んでもそこそこに仕上がりますね。
ただし、シビアに考証するといくつかおかしな所ありまして、これはWRC2000というバージョンなんですがリアウイングや内装などWRC99のままになっているので、直せる範囲で直しました。

デカールには今回泣かされました。つや消しデカールで硬めなのはいいですが、すぐに破れてバラバラに…。それは何とか繋げられますが、致命的なのは色ずれが激しい事。
細かい部分では色の位置関係が完全に入れ替わってしまうほどずれてるんです。かなりの部分、タッチアップして直しましたが、なんだかほとんど手描きみたいになってしまいました。トホホ…

でも最初からレーシング43でなくてエレールで取り組んでる訳ですから、こうゆう無意味な格闘もまた楽しいものです。私もはやプロ並みの仕上がりなんて目指してませんから。


(写真:エレール1/43 スバル・インプレッサWRC2000)

追悼作品

2005-12-12 | Impreza WRC

こうゆう追悼作品なんてのは、2日くらいでサッと作らないといけないんですけど、モタモタしてます。というかほとんど進んでない。全然追悼になってないな…orz

とにかくロールゲージ作らなきゃ次に進めないんですがインプレッサの場合、ロールゲージがフロントピラーに密着してるので擦り合わせが難しい。結局ボディー側に先に接着する方法でやってみようと思ってます。
この場合塗装後コクピット側と合わせる時、キチンと合うようにしとかなきゃいけないので、やっぱり難しい…

箱車はロールゲージをササッと作れなきゃ快適に製作できないなと、改めて実感。


(写真 エレール1/43 スバル・インプレッサWRC’00) 

追悼~リチャード・バーンズ

2005-11-26 | Impreza WRC

今日は悲しいニュースがありました。
一昨年から闘病生活を続けていた2001年WRCワールド・チャンピオン・ドライバー、リチャード・バーンズが天国に召されたと…。

99年、00年と激しいタイトル争いであと一歩でチャンピオンを逃し01年についに頂点を極めたバーンズ、ここ2年は病床にありましたが復帰後の活躍も期待されるまだまだ若い34歳でこの世を去ってしまうとは…

冷静、沈着といった印象ながらスバルでの活躍でファンも多かった筈ですよね。

追悼の意味もこめて、急遽インプレッサWRC2000を作ろうと思います。


(写真 エレール1/43 スバル・インプレッサWRC’00)