43マイクロワールド

1/43スケールのカーモデルキットの製作を中心に、模型の話・レースの話・クルマの話・なぜかサッカーや映画の話題など。

救援物資到着!

2013-02-18 | LANCIA RALLY 037~S4

私みたいに下手クソモデラーが下手クソモデリング披露していますと、思わぬところから恵みの手が差し延べられたりします。

今回も、ホイールの複製を思いっ切りどんくさくやってましたら、見ず知らずのかたからホイール提供のお申し出をいただき、ありがたく頂戴することにしました。

複製する作業も楽しいものでしたが、こうやって完全なパーツがあればあっさり乗り換え。
toritome様、どうもありがとうございました!

すでに白塗装もされていて、タイヤもセットしてありましたが全て割れてましたのでタイヤは破棄。
ジャンクのなかから適当なタイヤを見繕ってきました。

たぶん、前回作った037で使えなかったタイヤだと思うんだけど…
あれ?確か大き過ぎてカッコ悪くてボツにしたような…
S4には大き過ぎないのかな…
書いてて、ちょっと不安になってきた。

一応、タイヤの内径・ホイールの外径を出来るだけ削って、無理なくはまるようにしました。
タイヤがのちのち割れるのは無理に嵌めてあるからだし、一説では油の染み出しも加圧が原因らしいです。
43キットのタイヤ/ホイールの組み合わせはキツイものが多いですけど、必ず削り込んで合わせておくべきですね。

 

前回、切り出ししていた小窓用のバイザーはこんな感じで取り付けました。
(アップで見ると、キタナイなあ~・・・)

最近、透明パーツの接着でエポキシ以外ではクレオスの「美透明接着剤」というのを使ってます。
いわゆる弾性接着剤の類ですが、コニシボンドの「SU」などに比べて初期の粘性が低く糸引きが少なく、硬化後の弾性は少なく気泡も入りにくい、と言う感触です。

本当は以前よく話題に上がっていた「アクアリンカー」を入手したかったのですが、クレオス製品のが入手しやすいもので…買ってみたら、使いやすかった、という結果です。
上手に使えば、透明パーツの接着がうまく行きそうです。今回の作例は、あまり良い例ではありませんw


同じく、「美透明接着剤」のお世話になったヘッドライト。

アルミ板をお椀型に打ち抜いたものをリフレクターにして、ハンダ玉でバルブを表現、レンズは塩ビ板をレンズ型に打ち抜いたものです。
ここらへんは前回の037でやってた作業と同じなので、面倒だけど問題なく終了。
経験は財産になります。

 

今後、完成までは小物パーツを自作する地味で細かい作業ばかりになりますので、気分転換に新しいキットに取り掛かることになりそうです。

 

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ホイールとか、窓貼りとか。/S4

2013-02-13 | LANCIA RALLY 037~S4

この頃は寒いので、すっかり引きこもってます。模型もぼちぼち作ってますが、試行錯誤の繰り返しでちっとも進捗しない。ダメですねえ。

 

S4のホイールは、基本的には↑こんな感じ?
でも資料画像では、実戦でリアにこんな深いリムのものは見当たらないですねえ。

↑コレは今作ってるそのものズバリの仕様ですが、前後ホイールのデザインは同じながら、リアはもっとシンプルで浅いリム。
フロントは白いホイールになります。

同じラリーの同じ個体ですが、こちらは前後とも同じようなデザインで、色も白ですね。
やや、リアのほうがオフセットが小さいようにも見えますが…

コレは別の個体ですが(多分、後年のもの)、コレ見るとフロントと同じかなあ…。
この画像のはノーマル・タイヤですが、おそらく実戦では舗装路ではリアにワイド・タイヤ、未舗装路ではリアもフロントと同じようなサイズのグラベル・タイヤだったのかも知れない。
四輪駆動車の場合、低μの路面では四輪のグリップを同じにする必要がありますからね。
それで同じホイールを前後に付けることも可能だったのかも知れない。

さて、エレールのキットにはホイールカバー付けた風の、ひどいホイール・パーツしか付いてなくて、今作ってる仕様ではホイール・カバーを付けてる画像は見当たらないので、何とかそれらしいホイールにしなきゃいけない。

↑コレは、メリのパーツです。素晴らしいキャストのメタル製パーツ。
全部同じものなので、グラベル仕様ということになりますね。
しかし、雰囲気はいいんだけど実物とはちょっとデザインが違うなあ…。
まあ、許容範囲ですけどね。

これはまたメリのキットを作る時必要なので、流用するわけには行きません。
なんとか、ここから複製したいのですが

エポキシ接着剤でホイール面だけを複製して、エレールのプラ製タイヤに組み込んでみます。
出来る限り、エレールのパーツを使うのが今回のコンセプト!

左の2本はそのまま組み込んだもの。右はアルミ板を細切りしたものを丸めてリムを追加したもの。

白いままだと分からないので、接着後サフを吹いてみました。

うーむ、キャストのリムは欠けちゃってるし、気泡入りまくりだし、センターも出てないし曲がってるし、雰囲気も違う…。

やはり、リムを追加すると違うものになってしまいます。でも複製だとリムまでキチンとエポキシが回らないのよねえ。

とにかく、出来るまで抜きまくります。

いくら抜いても、リムまでキレイにエポキシが流れません。と言うか、やればやるほどダメダメなパーツしか出てきません。

全部ボツであります。

うーむ、手元にある材料(型思いとエポキシ接着剤)では無理なのか…。

光硬化パテも試してみたけど、結果は同じです。

リムとか、スポークの部分が繊細過ぎるので、あまりキッチリ型を作ると、エポキシが流れなくなり気泡も増えるようです。
リムを厚めにして、彫りが浅めの型を作ってやり直すべきかな。

ちょっと、工作迷子になりそうです ><

 

そうこうしてるうちに、窓貼りは済んでます。
実車はサイドの窓はビス止めしてあるので、試しにそれをピンバイスで穴を掘って再現してみましたが、はい、ちょっとクドイ表現ですな。
今後の課題です。

フロント・ウインドーはスリキズが目立ちますが深いキズではないので、クリアー吹けば大丈夫です。
メリのハチマキデカールはぴったり合いました。

窓は全て断面接着によりツライチです。やっぱり、43のキモは窓をいかにスマートに貼れるか、ってとこだと思うんですよねえ。
出来ればツライチに貼りたいものです。まあこのS4の実車は、個体によってサイドやらリアの窓はツライチでなかったりするんですけど。

バキュームのウインドーなら糊しろを少し残せますが、窓と同じ大きさの透明パーツを断面接着する場合、接着剤のはみ出しが問題です。
サイドはビスを打ってあるところは土台があるはずだろうと言うことで、裏から黒フチを付けてますので、接着剤は目立たないで済みましたが、フロント・ウインドーも考証を無視して内側に黒フチを付けてやれば良かったですね。

サイド後方とリア・ウインドーは、資料を見るとどの車輌もスモーク・ガラスになってるぽいので、多分これもそうだろうと言うことで、裏から適当に作ったスモークを吹いてあります。
中のアラが見えなくなってよろしいw

両サイドのエア・インテークのカバーを付けると、ぐっと迫力が出てきます!

 

コレは何を作ってるかというと、サイドの窓に付く小窓のバイザーです。
紙で大体のカタチを決めて、その縮小版をチマチマと切り出して折り曲げて行きますが、いくつ作っても同じ大きさ、同じカタチで出来ない…orz

ちなみに、写ってるのは全部ボツになったやつです。

 

このあたりの作業は、私が最も苦手とする工程ですね。
まもなく完成するぞ!という希望の光が見えてこないと、とてもモチベーションを保てません…。

そう、ようやく完成が見えてきてはいるんです・・・・・・・・・・・・・・・・・・。

 

 

 

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