この頃は寒いので、すっかり引きこもってます。模型もぼちぼち作ってますが、試行錯誤の繰り返しでちっとも進捗しない。ダメですねえ。
S4のホイールは、基本的には↑こんな感じ?
でも資料画像では、実戦でリアにこんな深いリムのものは見当たらないですねえ。
↑コレは今作ってるそのものズバリの仕様ですが、前後ホイールのデザインは同じながら、リアはもっとシンプルで浅いリム。
フロントは白いホイールになります。
同じラリーの同じ個体ですが、こちらは前後とも同じようなデザインで、色も白ですね。
やや、リアのほうがオフセットが小さいようにも見えますが…
コレは別の個体ですが(多分、後年のもの)、コレ見るとフロントと同じかなあ…。
この画像のはノーマル・タイヤですが、おそらく実戦では舗装路ではリアにワイド・タイヤ、未舗装路ではリアもフロントと同じようなサイズのグラベル・タイヤだったのかも知れない。
四輪駆動車の場合、低μの路面では四輪のグリップを同じにする必要がありますからね。
それで同じホイールを前後に付けることも可能だったのかも知れない。
さて、エレールのキットにはホイールカバー付けた風の、ひどいホイール・パーツしか付いてなくて、今作ってる仕様ではホイール・カバーを付けてる画像は見当たらないので、何とかそれらしいホイールにしなきゃいけない。
↑コレは、メリのパーツです。素晴らしいキャストのメタル製パーツ。
全部同じものなので、グラベル仕様ということになりますね。
しかし、雰囲気はいいんだけど実物とはちょっとデザインが違うなあ…。
まあ、許容範囲ですけどね。
これはまたメリのキットを作る時必要なので、流用するわけには行きません。
なんとか、ここから複製したいのですが
エポキシ接着剤でホイール面だけを複製して、エレールのプラ製タイヤに組み込んでみます。
出来る限り、エレールのパーツを使うのが今回のコンセプト!
左の2本はそのまま組み込んだもの。右はアルミ板を細切りしたものを丸めてリムを追加したもの。
白いままだと分からないので、接着後サフを吹いてみました。
うーむ、キャストのリムは欠けちゃってるし、気泡入りまくりだし、センターも出てないし曲がってるし、雰囲気も違う…。
やはり、リムを追加すると違うものになってしまいます。でも複製だとリムまでキチンとエポキシが回らないのよねえ。
とにかく、出来るまで抜きまくります。
いくら抜いても、リムまでキレイにエポキシが流れません。と言うか、やればやるほどダメダメなパーツしか出てきません。
全部ボツであります。
うーむ、手元にある材料(型思いとエポキシ接着剤)では無理なのか…。
光硬化パテも試してみたけど、結果は同じです。
リムとか、スポークの部分が繊細過ぎるので、あまりキッチリ型を作ると、エポキシが流れなくなり気泡も増えるようです。
リムを厚めにして、彫りが浅めの型を作ってやり直すべきかな。
ちょっと、工作迷子になりそうです ><
そうこうしてるうちに、窓貼りは済んでます。
実車はサイドの窓はビス止めしてあるので、試しにそれをピンバイスで穴を掘って再現してみましたが、はい、ちょっとクドイ表現ですな。
今後の課題です。
フロント・ウインドーはスリキズが目立ちますが深いキズではないので、クリアー吹けば大丈夫です。
メリのハチマキデカールはぴったり合いました。
窓は全て断面接着によりツライチです。やっぱり、43のキモは窓をいかにスマートに貼れるか、ってとこだと思うんですよねえ。
出来ればツライチに貼りたいものです。まあこのS4の実車は、個体によってサイドやらリアの窓はツライチでなかったりするんですけど。
バキュームのウインドーなら糊しろを少し残せますが、窓と同じ大きさの透明パーツを断面接着する場合、接着剤のはみ出しが問題です。
サイドはビスを打ってあるところは土台があるはずだろうと言うことで、裏から黒フチを付けてますので、接着剤は目立たないで済みましたが、フロント・ウインドーも考証を無視して内側に黒フチを付けてやれば良かったですね。
サイド後方とリア・ウインドーは、資料を見るとどの車輌もスモーク・ガラスになってるぽいので、多分これもそうだろうと言うことで、裏から適当に作ったスモークを吹いてあります。
中のアラが見えなくなってよろしいw
両サイドのエア・インテークのカバーを付けると、ぐっと迫力が出てきます!
コレは何を作ってるかというと、サイドの窓に付く小窓のバイザーです。
紙で大体のカタチを決めて、その縮小版をチマチマと切り出して折り曲げて行きますが、いくつ作っても同じ大きさ、同じカタチで出来ない…orz
ちなみに、写ってるのは全部ボツになったやつです。
このあたりの作業は、私が最も苦手とする工程ですね。
まもなく完成するぞ!という希望の光が見えてこないと、とてもモチベーションを保てません…。
そう、ようやく完成が見えてきてはいるんです・・・・・・・・・・・・・・・・・・。