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43マイクロワールド

1/43スケールのカーモデルキットの製作を中心に、模型の話・レースの話・クルマの話・なぜかサッカーや映画の話題など。

F4-Uコルセア

2019-03-15 | 1/144飛行機模型

そう言えば、お正月に年末年始モデリングでフォッケ作ってた時に同じ機体二機作るだけなのも退屈なので、AFVクラブのコルセアにも手を付けてたんだよな。
実はコルセアって大好きなんで。


昨年ぐらいに新発売されたキットなので出来は悪くない。
ただAFVクラブは144飛行機キットに関しては新参メーカーなので、ところどころ「分かってないなあ・・・」と思うところが無くもない。
そのへんは、おいおい書いていきます。


パーツ選択式で、1、1A、1C、1Dと各型が作り分けられる。プロペラも初期型と後期型の微妙に違うパーツが用意されてます。
ただ、プロペラは固定式なんだよね。飛行機模型では可動式にすることで表情を変化させたり取扱いで壊れにくくすることが多いと思うんだけど・・・

なので、プロペラの差し込み穴の裏からインセクトピンを刺して回転するようにしました。
プロペラのパーツのほうのピンは切り落として穴を開けてインセクトピンに差し込むようにしました。

あまりこだわらなければ、こちらはすぐに完成するはずです。

(追記・キットのメーカー名を間違えてましたので訂正しました。)

 

以下は最近観た映画のネタです。
興味あるかただけ、ドゾー

「運び屋」

ご存知、イーストウッド。
まだ頑張って映画作ってます。
しかも久々に主演です。


うーん、すっかりヨボヨボな姿になったクリント爺さんを見るのは痛々しいが、それでも立ち居振る舞いは相変わらずカッコ良く、さすがだなと思わせます。

実際にあった90歳の麻薬運び屋のニュースから着想を得たというお話。
なぜそんな歳になってまで因果な稼業をやっていたのか?とか、なぜ捕まらずに仕事を続けることが出来たのかとか、多分そんな疑問がこのストーリーを生んだのでしょうね。
時にスリリングで、時にユーモラスで、やはり基本はハートウォーミングで、イーストウッドは映画を分かってますね。
全盛期ほどの切れ味は無いものの、この人の映画は相変わらず面白いです。

超ベテラン、映画界のレジェンドになっても情けない老人を演じる心意気にも感服します。
もちろん面白い映画ですが、単純な評価以上に色んなバイアスが掛かって興味が尽きない作品です。

 

「半世界」

ご存知、稲垣吾郎ちゃん。
吾郎ちゃんの映画と言えば「十三人の刺客」の悪役と、「少女」でのお父さん役しか記憶に無いけどどちらも味のある演技だった記憶。
グループ解散後、初の本格的な主演作になるのかな?
アイドル、テレビタレントとしては終わった人かも知れないけど俳優としては良い素質を持ってる人だと思います。
この映画はそれを証明していると思いました。

地方の小さな町で炭焼き職人として生きる主人公、同級生だった妻、反抗期の息子。
自衛隊を除隊して町に帰ってきた旧友、地元で中古車販売店を営む幼馴染み。
小さな世界に詰まったそれぞれの人生。
「半世界」とは40代に差し掛かった人生の半分の意味もあり、国際的な世界の実情と対照的な地方の町の世界の意味もあると思います。

自分も地方の小さい町に生きているので、こういう話は痛くもあり共感も出来る。
自分は彼らほど苦労して生きていないけど・・・

地味な映画に見えて実は繊細に作り込まれている、良い映画でした。今のところ、今年のナンバー1。とにかく映像が美しい。

 

「九月の恋と出会うまで」


川口春奈、高橋一生主演のラブラブ映画。
一年先の未来から声により命を助けられた川口演じる志織、タイムパドックスによる危険を避けるため小説家の卵・平野(高橋一生)と協力して未来の声の主を捜そうとする・・・


↑ 嘘です、時空を超えるラブストーリーは腐るほどあるけど、かなりいい加減な版ですw

川口春奈、ルックスはすごい好きなんですけどね、「一週間フレンズ」の演技も残念だったしテレビ番組とかで垣間見える本人のキャラクターも気になってちょっと微妙な存在なんですけどね、映画が面白ければ問題無いです。
で、この映画ですが時空モノは好きなので面白いのは面白かった。
ただ、タイムパラドックスに関する危機感が理論だけで実際に何も危険を感じさせる事象が起きないので、それほど必死になれるかな・・・と疑問に感じるところが弱さかな。

二人が恋に落ちる恋愛部分は割とリアルに描かれていただけに、SFというかファンタジー部分が弱かったのが残念でした。

先月観た、同じくラブファンタジー映画「フォルテゥナの瞳」のほうが興行成績的には成功しているようですが、私個人としてはこっちの映画のほうがシンプルで好きです。

 

なぜオッサンがラブラブ映画を好んで観に行くのか?
カワイイ女優さんが見れたらそれで良いのです。
時々、それ以上の収穫もあるのです。

 


アカデミー賞受賞作品

2019-03-09 | 1/144飛行機模型

先週になりますが日本アカデミー賞の授賞式をテレビで見てました。私は誰かがつける順位だとか賞には全く興味がありません。
ちなみに私が昨年観た邦画作品のベスト3は「ちはやふる結び」「今夜ロマンス劇場で」「恋は雨上がりのように」で決まりでしたが、日本アカデミー賞にはどれも箸にも棒にも掛かりませんでした。



もちろん、私が推す映画は賞の性格にふさわしい作品だとは思いませんが日本アカデミー賞の優秀賞のリストを見ていて選ぶ人たちはどれだけ映画を観ているんだろうかと疑問が湧きます。
ごく限られた作品が多くの部門の優秀賞を占めていましたが、映画の評価なんて観る人によってまちまちになる筈だし部門別の評価となるともっと多くの作品が評価に上がる筈なんですよね。

どうでもいい人たちが、右に倣え的な感じで候補作に賞を分配したとしか見えませんでした。まあ実際そうなのかも知れないですけどね。

アメリカのアカデミー賞の権威主義を真似したような日本アカデミー賞よりも、キネマ旬報が選ぶベストテンのほうがまだ気骨のある選び方をしてますよね。もちろんこっちも私の意見とは全然違いますけど。
(キネマ旬報2018年日本映画ベスト・テン)

面白かったのは、日本アカデミー賞が世間の評価を意識して本来なら選びもしない筈の「カメラを止めるな!」にいくつかの賞を与えていたのに対して、キネマ旬報ではあえて高評価を避けていたことですね。
私は「カメ止め」はベスト3に食い込ませても良いと思うぐらいに評価する作品ですが、キネ旬では映画作品として評価するレベルには足りないと見て、日本アカデミー賞では世間は無視出来なかったという事でしょうか。
興行収入一位のコード・ブルーは無視するくせにねw

 

まあそんなことはどうでも良いや、
本家アメリカのアカデミー賞で作品賞を受賞した「グリーンブック」 観てきました。

本家だろうと賞を受賞しようが全然興味はありませんが、これはあらすじを見て面白そうだなと思って観てみました。

60年代、アメリカ南部をツアーする黒人天才ピアニストと運転手として雇われたイタリア系中年男の珍道中。ロードムービーですね。
珍道中と言ってもコメディー映画ではないし、人種差別が激しい南部ですからかなり辛い事件が続きますが、ヴィゴ・モーテンセン演じるトニーのバイタリティーとユーモアのお陰であまり暗くならずに済みます。
ヴィゴ・モーテンセンはご存知「ロード・オブ・ザ・リング」のアラゴルンですが当時の面影も無いなあ・・・大食漢の役なのでかなりカラダ作ってますね。ほかの映画で見た記憶が無いので久々に見てビックリでした。


天才ピアニストのドン・シャーリーはアメリカ大統領にも顔が利く超セレブ、高潔で思慮深い男ですが笑うことが少なく人生を楽しめていません。トニーと旅を続けることで徐々に人間らしさを取り戻します。
この役で二度目となるアカデミー助演男優賞のマハーシャラ・アリ、売れっ子のようですがこちらも残念ながらほかの映画で記憶が無い・・・でも良い演技でしたよ。

人種差別問題が大きなウエイトを占める映画ですが二人のキャラクターのお陰で堅苦しい話にならず、素敵なラストシーンに収束します。
良い映画でした。

ドン・シャーリーの音楽はクラシックでもジャズでもなくポピュラー・ミュージック
演奏シーンも多く、音楽映画としても楽しめました。
これは実話に基づく話で、映画では8週間の旅でしたが実際はもっと長いツアーで二人は友情を深め生涯の友人になったそうです。

 

さて、最近走ってばかりでお陰で夜はビールが美味しくてたまらない。
模型のほうがさっぱりで困ったもんですが備忘録なので少し書いておきましょう。

16番のパーツ

インストにはどこのパーツかも書いてない、不用パーツ扱いですが、たぶんカウリングのバルジだろうと判断しまして。


そのままでは大き過ぎるので小さめに削って貼ってみましたが、これでも大き過ぎる・・・
小さ過ぎて削るのも大変で一個はどっかに飛んでいって消えたので、プラの欠片からまた削り出しましたが、結局貼った状態でまた削りまくる羽目に遭いました。
こんなのエポパテでも丸めて貼っておけば良かったや。

何やってんだろう自分・・・

次こそは色塗ります。