43マイクロワールド

1/43スケールのカーモデルキットの製作を中心に、模型の話・レースの話・クルマの話・なぜかサッカーや映画の話題など。

日本の空を守れ! パトリオットPAC-3

2017-04-24 | 1/72AFV

半島情勢がきな臭くなってきてますね。

あのだらしなく肥大したカリアゲ君のやりたい放題をいい加減誰かが懲らしめてやらなきゃ、と単純に思うのですが、実際の北問題っていうのはそんな簡単なものじゃないでしょうね。
あの世界最貧国を後ろで支えている二つの超大国が政策を転換しなければ解決しないでしょうし、実際はどうにかしようにもどの国も動きようがないと言うのが実情だと思います。

結局、緊張状態を続けていくしかないのでしょうかね。日本としては万が一の暴挙が行われた際に被害をゼロにする準備をしておくしかないと思います。

そんな情勢のなかで日本に飛来するかも知れない弾道ミサイルに対して最後の盾となるのが、航空自衛隊のパトリオットPAC-3ミサイル防衛システム。
現在、個別の目標に対して100%の命中率を誇る地対空ミサイル発射システムです。

もちろん、実戦に際してはさまざまな状況があるし対応できる数にも限界があるのでこのシステムがあれば100%安全というわけではないですが、現在もっとも頼りにされている日本の防衛力と言っても過言ではないでしょう。

 

とりあえず、トレーラーヘッド部分はほぼ完成。
ライトやミラーなど小物類はまだ付けてませんけどね。
1/72ですが、ちょうど1/43の乗用車と同じぐらいのサイズになります。

タイヤ付けてみたらフレームに歪みがあったのか、浮くタイヤがあったのでチカラ技でひねって修正。普通のカーモデルじゃ出来ない荒業ですw


続いて発射台部分の製作。ほぼ素組ですが、気になってた油圧シリンダーだけ金属に置き換えることにしました。

さかつうのステンレスパイプを通販でゲット。まあ、安くはないけどどうしてもこのサイズのパイプが欲しかった。
今回使う寸法なら10本ぐらい取れるので、また使える機会があるでしょう。

プラパーツのシャフト部分を細く削ってパイプに差し込み接着しただけ。ジョイント部分はオモチャっぽいC型だけど、無理なチカラが加わった時に壊れずに外れてくれるので良いのだ。
ちなみに、1.2mmでシリンダーケース内でスムーズにストロークしてくれることを確認してこのパイプを注文したのだが、微妙な誤差のせいでまったく穴に入ってくれず、1.3mmのドリルでケース内径を拡張してようやくスムーズにストロークしてくれました。

やっぱり置き換えて正解だわ。

発射台もほぼ完成してますが、肝心のキャニスター(ミサイルの納まるポッド)と、アウトリガー(発射台を地面に立たせる足)のパーツがいずれも問題ありで、ちょっと手を掛けてやらないとダメっぽいのです。

まああまり追い込んでも、それほど完成度高くはなりそうに無いのは見えてきたのでそこそこのところで妥協することにしますが。

 

平和を祈りつつ、続く

 

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43モデラー、AFVを作るの巻

2017-04-09 | 1/72AFV

春うらら。
福井の桜は満開です。


(足羽川堤防の桜並木)

 

桜を横目に、私は映画館へ。

電撃引退された清水富美加さんの遺作、「暗黒女子」を観てきました。

お嬢様学校の文芸部を舞台にしたドロドロの愛憎劇。一人ひとりの視点から順番に語らせることによって最初は上品で優しいと思われた女の子たちの陰惨な本性があらわになっていく様が面白い。
ちょっと盛り込み過ぎで最後はお腹いっぱいだったけどねw  最近、一般向け映画ばっかり観てたのでたまにはこういうマニアックな映画もいいね。

 

最近じつは1/72AFVに興味が移っちゃってるんですけど、中学生の頃にタミヤのMMシリーズを数点作っただけで全くノウハウの蓄積が無いので、キットを買うばかりでなかなか作れない。

素組で作ってダークイエロー一色で塗ってみても、ここから迷彩塗装だのウォシングだのに進めない・・・自分の中ではドイツ物と言えばダークイエロー+レッドブラウン+ダークグリーンの三色迷彩なんだけどな。このサイズにエアブラシで迷彩ぼかし塗装する自信がない・・・
このまま北アフリカ戦線仕様になりそうです。

最近はAFVミニスケも組立キットは価格高騰しちゃって気楽に作れないのも痛い。

そんな中、日本メーカーが発売している自衛隊アイテムだけはまだ常識の範囲内の価格なのに気づいて、今まであまり興味が無かった我が国の防衛力に目を向けてみたわけです。

 

ま、あれこれ作りたいと思ってますが前回チョイ見せしちゃったのをちゃんと書かないとね。

前回見せたのは牽引用トレーラーで、あくまで脇役です。で、牽引される主役はコチラ

地対空ミサイル発射台です。最近、北が撃つぞ撃つぞと脅しをかけてくると首都防衛などに出動してくるアレです。

発射台は仰角も付く可動ギミック。
すべてプラパーツですけど、うーむダンパーのシリンダー部分は金属に置き換えたいな。さかつうのステンパイプを注文しました。

とは言え、もともとがカーモデラー。単なる構造物にしか見えない発射台よりも牽引用のトレーラーのほうにチカラが入りますw

1/72スケールでもダッシュボードはどうにかモールドされてます。メーターのデカールもあります。見習って、43・・・

広々とした室内。ふだん狭っ苦しいスポーツカーに乗ってる身には羨ましす。

そんな広いコクピットも、車台に乗せるとこんなちっさいw トレーラーのデカさが分かりますねー

ボディー色は航空自衛隊の独特のグリーン、プラの成型色もいちおうグリーンなんですが、AFVの塗り方はいわゆる「黒立ち上げ」というのが主流らしく、効果のほどは良く分からないままとりあえず全て黒に塗ってみます。

黒下地の効能としては、プラの透けを抑える、窪んだ部分の奥行き感を出す、色に重量感を持たせるなどがあるみたいですが、上に塗る色の塗り方が重要なんでしょうね。

普通に塗ると普通に塗れてしまって、なんの効果があったんだか無かったんだか・・・w

でも、色を吹き付けてる時は金属に色を塗っているような気分になって、まあ気分だけは理解出来るかな・・・

インストでは窓枠の黒塗りの指定は無いけれど、これはやらないと絶対ダメですね。このあたりはカーモデラーの意地です。

プラ製の窓は厚みもすごい上に内側にタブも付いてて、外から見えちゃうのでタブの目立つ足元の窓と後ろの窓は内側から黒フチを筆塗り。画像で見ると汚いなあ・・・
フロント窓は外ハメ式でタブは無いものの、黒フチも無いので少量の透明エポキシで慎重に貼りました。多少の擦り合わせが必要です。

このキットはアオシマ製。今の日本では一番面白いメーカーなんですが、バンダイとかと比べるとパーツはシャープさに欠けパーティングラインも目立つしズレも多少あります。とにかくパーツひとつひとつ丁寧に削って仕上げてあげないと後から後悔しそうです。気を付けないとパーツの付け間違えもやっちゃいそうです。

でも、昔は当たり前だったそんな模型作りの作業をちゃんと残しといてくれるのは逆に嬉しかったりします。作る人の腕と努力で仕上がりが変わってくるんです。

だから模型は面白いのだ。

 

(アオシマ1/72 航空自衛隊パトリオットPAC-3発射機)

 

 

 

 

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最近観た映画とか、最近作り始めた模型とか

2017-04-05 | 1/72AFV

昨年の秋からいろいろと事情があって、休日にのんびり映画鑑賞・・・というわけにも行かなくて映画館とはご無沙汰でしたが、ちょっと落ち着いたら反動で2月3月はいっぱい映画観ましたね。


「ローグ・ワン」は滑り込みで観れました。旧作のメカがたくさん見れて良かったです。
ストーリー的にはどうと言うことは無かったけど、ラストが救われないのはちょっとね・・・
スターウォーズのアナザーストーリーってことで後腐れなく片付けちゃったかな、って感じです。



季節柄なのか、邦画はスイーツなのが多かったですが気楽に見れそうなのでそういうのも観てます。


「チアダン」は地元の実話を元にした話なので悪く言いたくないですが残念な出来。ダンスは良かったし役者の演技も頑張ってたしストーリーも悪くないんだが、演出が雑過ぎて映画を台無しにしてます。広瀬すずと中条あやみは可愛かったけどねw


「ハルチカ」はアニメにもなったライトノベルですが部活ものとしてはなかなかの良作の映画にまとまってました。


「僕は明日、昨日の君とデートする」は、不思議な関係のカップルの切ないストーリー。非常に良く出来た映画で、二回観に行きました。二回目のが絶対に味わい深い映画です。


「君と100回目の恋」


「一週間フレンズ」

この二本は、正直金返せ的な出来でした。


 


あと、アカデミー賞最多ノミネートとかで評価の高かった「ラ・ラ・ランド」ですが、予想してたような完成度の高い映画でなく、一歩間違えば単館公開程度の地味な作品だったな。何がそんな評価されたのか、自分には分かりませんでした。

直近に観たのはこの映画。

「パッセンジャー」

スイーツ映画に飽きたので、ハードSFも見てみたいなと思って観たのですが、結果的にはこれもスイーツ映画でしたとさ。

でも最近観た映画の中では一番面白かったな。ちょっとご都合主義的過ぎてSF作品としては隙があり過ぎだけど、やはりハリウッド映画って娯楽作品作ったらレベルが違うねえ。

これはまだしばらく上映してそうなので、よろしかったらオススメです。

 

 

ちょっとだけ模型ネタ

今作ってる模型です。ラダー・フレームに6輪駆動のパワートレイン

巨大なエンジン、インタークーラー付きターボですかね?

正体は次に・・・。

ではまた。

 

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