もはや映画感想文落書きチラシ裏と化している当ブログですが、基本映画館での鑑賞に限ってますので、コロナ禍のあおりで映画館軒並み休業でネタも尽きます。
当地では最後まで頑張っていたミニシアターも休業となり、しばらくは家で配信作品観るしかないかな。
家だと色々気が散って、なかなか集中出来ないのであんまり観たくないんですけどね。
先月までに観に行った映画で紹介してないのが一本ありました。
「スケアリーストーリーズ ~怖い本~ 」
原作は児童書らしいですが、かなり怖いお話ですね。
ハロウィンの夜、街はずれの幽霊屋敷に入り込んだ高校生のグループ。そこで謎の本を手に入れるが、そのことで次々と恐ろしい化け物に襲われることに・・・・
1968年かその頃が舞台で、当時の空気感だとか少年少女の青春模様も垣間見れて面白い。
ベトナム戦争による暗い影や地方の街の閉塞感や移民問題とか、当時は色々ありましたわな。
オカルト現象に翻弄される仲良しグループですが、連帯して何とか危機を逃れようとするのは冒険物のようなノリでもある。
携帯電話など無い時代なので、トランシーバーが大活躍するのはアメリカらしいですが当時そんな便利に使えたかなあ、って疑問も。
物語において連絡を取り合うことは展開に早くしたり緊張感を高めたり色々効果的なんですが、近年は携帯のせいでそれが当たり前になって、映画で昔の設定でも連絡が安易に出来過ぎなのは気になります。時代劇とかでもね。
ギレルモ・デル・トロによるプロデュースなので、登場する化け物は個性的で面白い。
案山子のお化けとか
でかい顔の女とか
バラバラになっても再構成される組み立て式化け物とか
それぞれ、襲われる人の「トラウマ」から発生する化け物のようです。
グロいんだけど、面白さが勝つ化け物たちですな。
グループの大半は闇の世界へ連れて行かれてしまいますが、呪いは解けて主人公の男女二人は助かります。いちおうハッピーエンドということかも知れませんが続編が作られるかも知れませんね。
正統派の真面目系ホラーに化け物の面白さが加わって、なかなか面白い映画でした。
デルトロ作品は全部じゃないけど割と好きだし。怖さもあってジュブナイル感もあって、満足できました。
振り返ってみると、自分はホラー映画観る割合が高いなー。
特に映画館でホラーを観るのは楽しいです。
さて、本題の模型の話。
タイトルの磁石ですが
アッパーカウルのポンツーン両肩部分裏側にネオジム磁石を仕込んでみました。
このキットはフルディティールで、カウルを接着しなければ持ち上げてエンジンやポンツーン内部を見れるんですが、カウルは乗せるだけで位置決めのピンとかも無ければ固定する方法もありません。
せめて乗せておいて簡単にずれたりしないぐらいに固定しておきたいなと思いまして・・・・
思い付きなので、適当です。
本体側の吸着はどうしようとか、二ヶ所で大丈夫なのかとか、まだ決まってもいません。
そもそもカウルの厚みが1mmちょっとしかないので、1mm厚の磁石を埋め込むと表側から見ると皮一枚状態。右側は破れてますね・・・・
このまま馴らして塗装処理してしまえば分からなくなりますが、奥に磁石が埋まっていたら、いずれ引っ張られて浮いてくるか陥没しちゃうかしそうです。
思い切って、2mm径の穴を開けます。
始めからこうしてりゃ楽だった・・・・2mm径の穴を突き抜けないように掘るのに比べたらドリル刃で貫通させるのは10倍楽です。
周囲を一段掘り下げて、真ちゅう板でフタをします。
これで陥没したり浮き上がってきたりしないよね。
何事も、よく考えてから手を付けましょう・・・・
というか、この作業本当に必要だったのか?
ま、思い付きによる実験ですから・・・・終わってみないと、意味のある作業だったのかどうか、分からないです。
つづく。
( タメオ 1/43 フェラーリ312T5 ベルギーGP 1980 )