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43マイクロワールド

1/43スケールのカーモデルキットの製作を中心に、模型の話・レースの話・クルマの話・なぜかサッカーや映画の話題など。

WRCの悲劇

2005-11-29 | PEUGEOT 206/307 WRC

今年のWRCでは、もうひとつ忘れてはならない出来事がありました。
9月のグレート・ブリテン・ラリーでのマイケル・パークの悲劇です。
マルコ・マルティンがドライブするプジョー307WRCが立木に激突、コー・ドライバーのパークが命を落としたのです。
WRCのレース中の死亡事故はヘンリ・トイボネンがランチアでクラッシュ・炎上事故で亡くなって以来、20年ぶりになります。

ちょうど私が307WRCを作り始めた矢先の出来事だったんですがパークについて何も知らなかった事もありこの件については書くのが躊躇われたのですが、バーンズの訃報を知り人の命の重さに思いが至りました。

どうしても、ドライバーの名前しか覚えないのですがラリーにおいてはドライバーとコー・ドライバーは一心同体、この事故を知らないフリはできませんよね。

307WRCも、もちろん追悼の念を込めて、いずれ完成させたいと思っています。


(私の1/43の307WRCにもちょっとした悲劇がありまして…製作休止中です)

追悼~リチャード・バーンズ

2005-11-26 | Impreza WRC

今日は悲しいニュースがありました。
一昨年から闘病生活を続けていた2001年WRCワールド・チャンピオン・ドライバー、リチャード・バーンズが天国に召されたと…。

99年、00年と激しいタイトル争いであと一歩でチャンピオンを逃し01年についに頂点を極めたバーンズ、ここ2年は病床にありましたが復帰後の活躍も期待されるまだまだ若い34歳でこの世を去ってしまうとは…

冷静、沈着といった印象ながらスバルでの活躍でファンも多かった筈ですよね。

追悼の意味もこめて、急遽インプレッサWRC2000を作ろうと思います。


(写真 エレール1/43 スバル・インプレッサWRC’00) 

DFVを作ろう!(3)

2005-11-20 | 模型

まずは一番面倒くさそうなエアファンネルのディテールアップから。

0.7mmのパイプを斜めに差し込んでスリーブとして、そこに0.5mmのパイプをT字型にはんだ付けしたものを差し込みます。
フェイルラインの取り付けを再現したつもり。フェイルラインは釣り糸です。
これを8個作らなければいけません。は~あ、本当に面倒くさい…。

それにしてもこのファンネル、材質がアルミじゃないみたいであんまりキレイじゃないな…。完成後はカバーがつくので、ラッパ部分は見えなくなるのでいいですけど。

ちなみに、ファンネルの大きさは、足まで含めて4.4mmです。

DFVを作ろう!

2005-11-17 | 模型

F1が3リッター・エンジンに規定された60年代後半から、グランプリ・シーンをリードしてきた名エンジン、フォード・コスワースDFV。
その活躍はターボ・エンジンが幅を利かせていた82年にもケケ・ロズベルグを年間チャンピオンに導くまで続きました。
基本設計を変えることなくこれほど長く戦い続けたエンジンは、後にも先にもこのDFVだけでしょう。
ロータス、ティレル、マクラーレンetc…。自動車メーカーではない英国のチームは、こぞってこのエンジンを搭載して数々の歴史を作ってきました。

色々な時代のF1マシンの模型を作っていると必然的に度々このエンジンを作ることになります。

かくいう私、近年のF1マシンを作ることが多いので、DFVを作るのはまだ3台目。今後、たくさん作る事になるかも知れませんので、まずは過去の工作よりワンステップアップを目指して気楽に作ってみますね。

今頃になって、スタイルチェック

2005-11-12 | PEUGEOT 206/307 WRC

エレールのキットはタイヤホイールが差し込み式になってて一度差し込むともう抜けない構造なので、ここまで一度もタイヤホイールを付けて見ませんでした。
コクピットの作製を終えてやっと付けて見ました。

…なんかホイールちっちゃくてカッコ悪いなあ…
まあラリーカーの場合、これで正解なんですけどね。模型の場合、タイヤを大きめにして車高もかなり落としてカッコよく見せる方法が普通になってるので、ちょっと違和感あるかな。
タイヤホイールはプラパーツ一体でいわゆるモナカ方式。タイヤの黒とホイールの白も塗り分けです。筆塗りしましたが境界線のモールドもなく、よれよれになってます。
おいおい…最近じゃ144の飛行機模型のタイヤだって、塗り分けしやすいようにモールドありますよ…
このへんがエレールのウィークポイントですね。とは言え、改造する気持ちはさらさらありません。初志貫徹!このまま行きます!!

フェラーリのF1

2005-11-09 | 模型

99年から、毎年その年のフェラーリF1のキットを作ってますが今年は作らなくなりそうです。
なんてったって勝ってない…。
最強と言われたF2004から、一転して今年のF2005は駄馬の烙印を押されてしまいました。
実は1勝してますが、20台中14台がレースを取りやめたアメリカGPのみ。
これは勝ちとは言えませんよね…
キットはタメオからシューマッハがアロンソを追いつめたサンマリノGPが出ていますが(結果は2位)これが最も輝いたレースだったかな…。

そのタメオから、なぜか完成品リリースのニュース。しかも勝ちとは言えないアメリカGP。マルボロマークもなく白いふんどしみたいな四角が貼ってあるだけのヤツ。
そんなもの売れるのかなあ。価格はリーズナブルみたいだから売れるんだろうな…。
正直、コケたらいいと思っていますが。

キットよりも完成品が売れるという昨今のご時世には猛反発です、私。
タメオは、「作る楽しみ」を提供することにこだわる、いいメーカーだと信じていますから、完成品で儲けようなんて考えずに、思わず作りたくなるような素晴らしいキットをこれからもどんどん出すことに集中して欲しいです。

美しい完成品がキットとさほど変わらない値段で次々とリリースされたら、我々モデルビルダーの立つ瀬がないじゃないですか…。

(写真 タメオ フェラーリF2004オーストラリアGP)

デカール貼りに夢中

2005-11-04 | PEUGEOT 206/307 WRC

ようやく時間ができて、憑かれたようにデカール貼りしてました。

マルボロのロゴはジャンクから探してきてシェブロンは白デカールから切り出し。
マルボロのロゴと言っても実は色々デザインが違うし、もちろん大きさもジャストではないので、かなり適当です。
そもそもキットについているデカールも大きさとかいい加減なので、全体的にアバウトに行ってます。
模型なんてそんなものでいいのだ。

それにしても、エレールのデカールはさすがにヤバイです。
白は予想より透けなくて良かったけど、とにかく柔らかい。一度折れたらもう拡がらない。綿棒に巻き付く巻き付く。スライドマークと呼ばれる通り、台紙から直接スライドさせて貼らないと、絶対失敗する…。
よく、デカール貼りがキライって人いるけど、なるほどこうゆうデカールだと、その気持ちも分かるわ…
もっとも、普段使ってるカルトグラフのデカールなんて、別売だとこの307のキットより高いですから。やっとその値打ちが分かりましたよ。

停滞中…

2005-11-02 | PEUGEOT 206/307 WRC

このところ趣味でやってるカメラクラブの写真展に掛かりきりで、全然模型作れてません。
実はひと月ほど前から準備や暗室作業などやる事いっぱいあったんですが、忙しい時に限って模型作りが楽しくて止められずにいたんです、でもさすがにいよいよとなると模型作ってる暇もありませんでした。
取り合えずあと数日で順調に終われそうで、また模型再開です。

しかし色んな問題解決のメドも立たないまま進めてますんで、どうなる事やら307WRC。
2004年アクロポリス・ラリー仕様なんですが、マルボロだらけですな。
もちろんキットにデカールは用意されてません。さて、ジャンクの中に合うヤツあるかな…。

フロント開口部のメッシュは、プラパーツが用意されてますがもちろん置き換え。
でも43となるとかなり細かい金網でもオーバースケール。
できたらエッチングの網を使いたいんだが、適当な手持ちがない…。
探せば使えそうなエッチングパーツ売ってそうですけど、キットより高いパーツ買ったりしたらお気楽モデリングには反則ですよね。