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43マイクロワールド

1/43スケールのカーモデルキットの製作を中心に、模型の話・レースの話・クルマの話・なぜかサッカーや映画の話題など。

完成画像。MP4/22

2008-12-29 | McLarrenMP4/22

このキットを作る前はBAR001、ロータス56B、アルファロメオ184Tの3台を同時製作してたんですが諸事情があり56Bと184Tは頓挫中のまま、BAR完成後こっちを作り始めてしまいました。

以前からこの新しいシルバーアローのカラーリングに挑戦してみたかったんですが、きっかけになったのは今年のアロンソの頑張りでした。
昨年のアロンソにはちょっとガッカリなところもありましたけど、今年の活躍を見てやっぱり面白いドライバーだなーと思って、彼のマシンとしては3台目を作ることにしました。

最近のF1マシンの空力デバイスの複雑さにはウンザリなんですが、このイタリアGP仕様はFウイングのブリッジウイングも、ロールフープのホーンウイングの取り去られてウイングレットも無し、このシンプルさが作る勇気を与えてくれました。

高価なキットなんですが幸い少し安く手に入ったのも助かりました。

カラーリングに関しては、あえて特殊な塗料は使わず、手持ちのクレオスの普通ーの塗料でどこまで出来るもんか、というところに挑戦してみました。
完成度は最初から少し低めに設定して、楽に作ることで「作る楽しみ」を忘れないようにしたつもりです。

素晴らしい完成品を追求することも模型作りの醍醐味ではありますが、完成度を求めるあまりに手が付けられなかったり製作が楽しくなかったり、そんな空気が模型の世界に蔓延しつつあるのが、最近気になってるんですよね…。

ミラークロームと呼ばれるマクラーレンの塗装ですが、さすがに私の塗り方では再現できませんでしたが、思った以上にじゅうぶんマクラーレンらしいので自分としては満足できるものになりました。
私なりに色々工夫したり苦労した塗装ではあるんですが、もっと普通に、例えばクレオスの8番で塗ったとしても、やはりマクラーレンにしか見えないと思うんですよ。ホント、もっと気軽に取り組んでも全然楽しめると思うんですよね模型って。

ただ反省点も忘れてはなりません。
明るいシルバーの塗装だけに、下地の荒れが如実に現れてしまいます。複雑な曲面で構成されたボディーなので磨くのは大変なんですが、もっと根気良くガンバルべきでしたかね…。でも、やればやるほどキズやうねりが増えちゃうんですよ…(トホホ

蛍光レッドの色合わせも適当過ぎました。デカールの色が良くないんだと思い込んでましたが、そうでもなかったようです…まあどっちにしろ、デカールの部分と塗装の部分で色の違いがあるっていうのは、あんまり良くないですよね。

パーツの組み付けでも隙間が出来たりまっすぐじゃなかったり…このキット、精度は悪くないけど組みにくいんですよね。接着剤がはみ出したり、まあいつもの事ですが散々でした。






基本的には素組みですが、いつも通り開口できるところは開口しました。と言ってもカウルのスリットは1本だけだし、ハンガーホールもないしラクなもんでした。
サイドフィン後方のウイングレット部分は、この位置の翼端版を作り直した流れで隙間を空けることが出来ましたし。
チムニーの穴を掘るのが一番難しかったかな…
あと、エンジンカウル左右に付く細長い整流フィンは、キットでは無視されていたのでゼットモデルのアフターパーツを使いました。

そのほか、カーボンデカールを貼りこんだり、タイヤにホワイトライン入れたり「L・R」をマーキングしたりしてちょっとデコラティブに。
タイヤはゴム製のものに替えていますよ。相変わらず、最近のタメオ標準のソフビみたいなタイヤは、グルーブの雰囲気が違いすぎて使う気になれませんでした…

そんなわけで、どうにか完成いたしました。年内に出来て良かったです。
次は56Bと184Tを仕上げてしまいたい…のですが、ちょっと問題があって進めにくい状況です。
F1ばっかりなので、ここらでGTとか作ってみたい気分でもあります。
さてさて、どうしますか次何作ろうか、って迷ってる今が一番お気楽で楽しい時間でもあります。


(写真:タメオ1/43 マクラーレンMP4/22 イタリアGP07)

取りあえず、完成。 MP4/22

2008-12-26 | McLarrenMP4/22


この一ヶ月ほど、熱が出てはひと晩寝ると治るという状態が続いていたんですが、とうとう先週あたりから風邪の症状にどっぷりハマってしまって、頭がボーッとして咳もひどいし、何にも手に付かないような感じでした。

それでも、チマチマとした作業を続けてMP4/22、完成に漕ぎ付けました。
ゆっくり画像を撮っていられないので、各アングルからのショットはまた近いうちにUPしますが、今日はとりあえず完成の報告まで。

特に変わったことはしてませんが、今回初めてソフトタイヤ仕様にしてみました。
あと、マクラーレンのタイヤに印象的な「R・L」の文字を入れてみました。
本当はもっと大きな字なんですが、ちょうどいいデカールが無くて。

ほかにも色々反省点多いです今回。
それもまた、改めて書いておきたいと思います。ではでは。


(写真:タメオ1/43 マクラーレンMP4/22 イタリアGP07)

上下合体

2008-12-18 | McLarrenMP4/22

年末ということで忙しくて更新できない…というわけでもないんですが、ここんとこ気分的にあまりネットに乗れずにいます…
関係している掲示板や相互リンクしてくださってる皆さんのところへもコメントとか書けなくてゴメンナサイです。

ここではあまり模型に関係ない話題は抑えようと思ってるんですが、世界的な金融危機、不景気風でモータースポーツの世界から模型の世界、身近な人々にまで何もかも暗い話題ばかりの昨今で、何かを書こうとするとどうしても暗い話題に繋がってしまいそうで気が滅入っちゃうんですよね。ちょっと私も心が疲れ気味なのかも知れません。
できればネガティヴな話は書きたくありませんもんね。まあ私自身はどうにか毎日楽しくやってるつもりです。
でも何だか体調がおかしくて、週に一回熱が出て寝込むようなことが続いたりしてます。

そんなこともあってMP4/22は、週に1、2度しか弄れなかったりしますが取りあえず順調に進んでます。
ただ、タメオのキットを作ると作業が毎回同じルーチン・ワークになってしまって、同じ記事書くのも飽きたので書くこともあまりありません。

F1のキットはどのタイミングで上下合体させるかが難しいんですが、このキットは特に難しい。
ボディー側(上)と、アンダーパネル側(下)の両方に関わるパーツが多くて、いったんパーツを付けてしまうともう上下を分かつ事は不可能になるんですよね。
最近のF1のキットに多い問題です…。
リア・サスアームの取り付けは知恵の輪並みに難しかったです。接着剤を付けて取り付けようにも、思った場所になかなかはめ込めないので、接着剤がアチコチに付いたりはみ出したり、ずいぶん汚くなってしまった…
強度的に不安なので、最後は瞬間接着剤を継ぎ目に流し込んで固めておきました。
もう、すごく乱暴な作り方です。

だんだん完成度が低くなるのが分かってきたので、さっさと完成させてしまいたいです。まだ付けなきゃいけないパーツはかなりありますけどね。
次では完成してそうです。


(タメオ1/43 マクラーレンMP4/22 イタリアGP07)

やっぱりカーボン!

2008-12-05 | McLarrenMP4/22

前ログではちょっと弱気になってましたが、結局カーボン・デカール貼りに挑戦しました。
迷ったらやらないよりやったほうがスッキリする、万事そうですね。

とにかくアンダーパネルに貼ってしまえばあとは何とかなる、という事で、おおまかに切り出してデコボコしてるところは切り込みを入れつつ押さえ込んでいきます。


こうゆうところが一番難しい…
独立しているセンターディフューザーはともかく、アンダーパネル後端までディフューザー効果を狙って跳ね上がっている上、段々になってるので一枚のデカールではどうにもフィットしません。
目があるからつなぎ目が出来ないように一枚のデカールで貼らなきゃ、とこだわっていると神経衰弱になってしまいます、
逆に目があるから目さえ揃えてやれば、ツギハギしても目立たない、と開き直れば楽になります。
実際、コレもデカールフィットで溶かしながら押さえ込んでるのでアチコチ溶けたり破れたりして悲惨でしたが、破片でツギ当てしただけでほとんど目立ちません。

ところで今回はなーんにも考えず左右対称の目の向きにしてみましたが、キットのデカールは左右同じ方向の向きだったので、左側はサスアーム等と向きが違ってしまうというポカをやらかしました。
タメオのデカールは左右対称だったり同じ向きだったりするのですが、どっちにしろ向きを確かめておけばこんなミスはなかったんですけどね…
まあそれほど気になるミスでもないので、今回もやり直しせずスルーします…
最近、こんなんばっかり。


このバージボードの前に付く小さいバージボード?
複雑な形なんで、これも結構大変でした。


排気管のシュラウド。
こうゆう小さくて丸いパーツにカーボン・デカールを貼るっていうのが、一番難しい。
そもそもカーボン・デカールというのは銀色がベースになっているので、結構硬いのだ。これを柔らかくしようとデカールフィット等を使いまくると、今度は溶けて目がヨレる…
さすがにココは、ツギハギって訳にもいかないので、根気良く曲面に馴染ませて行くしかないですね…

と言うことで、案ずるより生むが易し、とでも言いますか、やりかけてしまえばどうにか出来るもの。
ま、これだけで軽く4時間近く掛かってるわけですけど…。


(写真:タメオ1/43 マクラーレンMP4/22 イタリアGP07)





ちょっと更新…

2008-11-30 | McLarrenMP4/22
最近、野暮用が多くて気が付けばブログ放置…
訪問してくれる皆様、申し訳ございません…

模型作ってないわけではないです、ただ地味~な作業ばかりでお見せするような進捗がございませんもんで。


組み付けを待つパーツ群。
すでに塗装・デカール貼り・オーバーコートを済ませてあります。
すんごい面倒…

サスアーム類にはカーボン・デカールが付属してますからいいんですけど、アンダーパネルや空力パーツ類はデカールがないので、さて自分で切り出して貼るべきかどうかで手が止まっちゃってます。

以前に作ったMP4/20ではかなりこだわってカーボン・デカールを貼りまくったのですが、その時あまりにも面倒くさくて「もう、カーボンにこだわるのは止めよう…」と思ったことを思い出しました。
でも、貼る場所と貼らない場所があると気になるんですよね…用意されてるデカールを貼ってしまうと、ほかにも貼りたくなるんですがアンダーパネルとか形が複雑で超めんどくさいんです。


全体像はこんな感じ。
ノーズやカウル後端がシェイプされてるので、すごく細く長く見えます。

あ、前回のログに書いた蛍光レッドですが、画像とかから自分なりに検証したところどうやらこのマクラーレンの赤はマルボロの赤とは違うみたい。
Rウイングの赤がオンボード・カメラの識別用に塗られた赤と重なった画像を見ると、ウイングのほうがややマゼンタ系の赤なのでデカールの色は正しいのかも知れない…
キットのインストではタミヤの蛍光レッド(TS36)が指定されてますから、そっちのほうが合うのかも知れません。

私が使ったニッペの蛍光レッドは、マルボロの赤にピッタリの色なので、デカールの色と合わないのは当たり前だったりして…
今更直しませんけど、これから作ろうって人は、素直にタミヤの蛍光レッド使ったほうがいいかも知れませんよ。


(写真:タメオ1/43 マクラーレンMP4/22 イタリアGP07)

蛍光レッド

2008-11-18 | McLarrenMP4/22

前ログの続きになりますが、このキットはウイング類も塗装・塗り分けが必要。
クロームシルバーに蛍光レッドを乗せるわけですが、クロームシルバーの塗装方法が特殊なため、いったんクリアーで保護してからじゃないとマスキングもできません。
さらに、シルバーにいきなり蛍光レッドを乗せても発色良くないだろうということで、下地に白も塗るのでとても手間が掛かります…もう、何層塗り重ねてんだか…

それから蛍光レッドですが、前にも書いたけどホームセンターで見つけた「ニッペ蛍光スプレー」と言うのを出してブラシ吹きしてます。

これは昔、滲まない蛍光レッドということで紹介されてたのを見て買ってみたもので、何台か赤白のマクラーレンを作るのに使いました。確かに、クリアー吹いても滲まなくて良いんです。
ただ、超艶消しなのとスプレーだと塗膜厚くなり過ぎて困った。
ブラシ吹きするようになって、使いやすくなりました。

現在はクレオスの蛍光レッドも滲まないらしく、それ使えばいいんでしょうけど、この缶スプレーから出して使ってれば一生使えそう…w

発色もとても良くて気に入ってんですけど、ところがこのMP4/22のキットのデカールとは色が合わない。
フロント・ウイングの赤い部分はデカールなんですが、リア・ウイングは塗装なので色を合わせたくて塗り分けにする事にしました。
サイドポンツーンとかとは色が合わなくなるけど、まあ仕方がない。デカールの色が悪すぎるのだ。

で、ゾルでマスキングして塗り分けたんですが、ゾルを剥がす時にせっかく塗った蛍光レッドまで剥がしてしまったwwwww
あんまりうまいことペロンと三角形に剥がれたので、すぐ剥がした部分に戻して、デカールフィットで貼り付けたw
うまく戻るもんだwww
(三角にクラック入ってるように見える部分です。)

継ぎ目が目立つけど、ボーダフォンのマークが載る場所なので誤魔化せました。



あと、バージボードに貼るジョニーウォーカーのデカール

貼ろうと思ったら、これも間違えてるよ…


これが正しい。
つか、これ文字が小さ過ぎ。前半戦の頃はこれくらいの大きさだったけど、イタリアGPの頃は少し大きめの字体になってたようです。
向きの間違いは裏返せば直せるけど、大きさの違いはどうしようもないですね。


(写真:タメオ1/43 マクラーレンMP4/22 イタリアGP07)

ボディー以外のパーツ…

2008-11-17 | McLarrenMP4/22

F1シーズンオフとなりまして、CSでは過去のグランプリを放送しているんですが、昨季までは日本で放送していなかった86年以前のレースだったんですが今季からは見覚えがある87年からのレースがチョイスされます。

初めて見る過去のレースも面白いけど、わくわくして見ていた覚えがある懐かしいレースもいいですね。

熱心な人なら当時からビデオを残しているんでしょうけど、私は最初の頃こそビデオコレクションしていましたがそのうち止めてしまい、僅かなビデオもいつの間にか失くしてしまいました。
現在はHDDレコーダーで簡単に残せるので、またコレクションし直してますが、HDDに入れっぱなしにしてあった分がたまって来て、さすがにHDDの容量がヤバくなってきてますので、DVDに移動させてました。

その作業でHDDを掘り返していたおかげで07年のイタリアGPの録画も発見。
今作ってるMP4/22、資料だけでは分からなかった検証もできるようになりました。
やはり、ノーズのオンボードカメラはアロンソ車のみでした。

さて、ボディーばかり進めていても完成しませんので、それ以外のパーツもちょこちょこ作ってます。
ボディー以外といっても、相変わらずクロームシルバーの箇所も多いしデカールも貼らなきゃいけないので、手間は同じ。むしろ、個数が多い分コッチのが大変だ。


デカールの間違い発見!
↓が直した状態。分かるかな?まあ、重箱の隅レベルですけどw



以前作ったMP4/20でも同じ間違いがあったので(それはエッフェのデカールでしたが)もしやと思って調べたので気づきました。
でも、マークソフターでしっかり貼り付けたあとで気づいたので、剥がすのが大変でしたが…。

そのほかにも、チマチマとした失敗をリカバーしながら進めてますので、やたらと時間がかかってます。

(写真:タメオ1/43 マクラーレンMP4/22 イタリアGP07)

何をやってるのかと言うと…

2008-11-03 | McLarrenMP4/22
ドロドロ~

一体どうしちゃったのかと言うと、サイドフィン上面の蛍光レッドのデカールにキズが付いちゃったので、筆でチョイチョイとタッチアップしたんだけど色が微妙に合わなくて、仕方がないのでマスキングゾル塗りたくってサイドフィン全体に吹き付けしているところ…
デカールの上からは薄くクリアーコートしてあるだけなので、ゾルを剥がすのはちょっと怖かったけど、どうにか問題なく剥がせました。

マスキングテープは、その糊に含まれる溶剤が塗装に悪影響を及ぼすことがあるけど、マスキングゾルでは問題が起きたことがないので、最近はゾル愛用してます~。
慣れると、複雑な形にはテープ貼りこむより簡単ですしね。

てな具合に、思わぬところで色々足止め食ってます…^^


ノーズ周辺のデカール貼りは結構大変。失敗してちょっと修正してます。
ベンツのマークは、例によって箔押しの銀色。トラブル防止のために、透明デカールを上から1枚貼ってます。


ノーズに付くオンボード・カメラですが、MP4/22のノーズは細過ぎてマトモに側面に付かず、少し上面にまではみ出します。実にカッコ悪い…
ただ、インストにはOnly for L.Hamiltonと書いてあるので、アロンソ車には付けなくていいんだラッキーと思ってました。

んが、資料写真を見るとノーズにカメラが付いてるのはアロンソの車ばっかり、ハミルトンの車にはどれも付いていません。

昔はフリー走行、予選、決勝と乗る車が変わったりしたから、資料写真と言えども決勝仕様とは違う場合もあったんですが、今は大体同じ車に乗り続けるので多分カメラを付け替えるとかないんだよな…写真も決勝みたいだし…どう考えてもタメオのミスプリントでしょう、インスト…

イタリアGP決勝の録画がないので確定的なことは言えないんですが…
塗装・デカールも済んでますが、カメラ取り付け用の穴を開けなきゃいけないようです…リスク大きいんだけどなー、ドリル入れると塗装面が浮いてきたりして…。


エッチング製のサスアームにハンダを盛って立体的に…
これ結構面倒臭い作業です、毎回やってるけど。小さいので、指でつまんで削るのが大変。
あと、カナード(一番上)もエッチングで平面的過ぎるので、ハンダ盛ってます。
フロントのアッパーアーム(左真ん中)だけはメタル製ですので、加工の必要はありません。


(写真:タメオ 1/43 マクラーレンMP4/22 イタリアGP07)



クロームシルバー 結果…

2008-10-28 | McLarrenMP4/22

クリアーコートは、とにかく銀粒子が溶けないように薄く薄く吹くしかないです。
15分~1時間おきに、あせらず少しずつクリアーの粒子を乗せてゆく感じで吹き重ねました。
食事前にひと吹き、食後にひと吹き、お出かけ前にひと吹き、帰ってきてひと吹き、サッカー見る前にひと吹き、ハーフタイムにひと吹き…って具合で。

最初は、吹けば吹くほどどんどんつや消しになっていって、どうなる事かと思いましたが、7~8回ぐらい重ねてクリアー層が出来たかなって思えたところで多めに吹いてやると、やっとツヤが出てきました。

で、塗装面の状態はというと…

粒子が浮いたような感じはありませんでしたが、それでもクリアーを吹く前に比べると、輝きが40%ぐらいダウンしたような…
シルバーの粒子もクリアー越しに見ると結構目立つし、下地の黒の透けもより目立つような感じになりました。

結論としましては、やはりかなり難しいってことですね。
クレオスの8番シルバーにクリアーかけた状態と比べればかなり明るい銀色で、悪くはないんですが、やっぱりもうちょっと映りこみがあるほうが実車ぽい感じだと思います。

まあ、私としてはリアリティにこだわるわけでもないので、このくらい表現出来てれば気にせず次に進みますよ…。


インダクションポッドの峰の部分は蛍光レッドで塗るように指示されてます。
なんでデカール用意されてないのかな?リア・ウイングも蛍光レッド塗装になってます。
インストではタミヤの蛍光レッドが指定されてますが、私はニッペの缶スプレーの蛍光レッドを吹き出してブラシで吹いてます。

このスプレーは昔、クリアーを上塗りしても滲まないということでホームセンターで探して買ったものです。マルボロ・レッドを塗るのによく使いました。
10年ぐらい前は、模型用として手に入る商品は少なかったから、よくホームセンターで材料探ししたもんです。
今は気の利いた模型用の材料が発売されてますしネットと通販の普及で簡単に良い材料が日本中どこでも手に入れられるので便利ですね、でも自分で色々探してた昔も楽しかったんだけどね。


んで、デカール貼りに進んじゃってます。
しかし、どす黒いな…粒子も粗いし。画像だと塗装の粗が良く分かるな…

デカール貼りは好きな作業なので、どんどん進みます。
でもこのデカール、貼りにくい…長いラインがあるし、曲面ボディーのどこに貼ればいいのかも良く分からない…
塗装が難関だと思ってたけど、デカール貼りもかなりの難関だったのだ…!


(写真:タメオ1/43 マクラーレンMP4/22 イタリアGP07)



クロームシルバー その2

2008-10-25 | McLarrenMP4/22

前回書いた方法で、とりあえずボディーも塗ってみた。

すなわち、サフで下地を作って→コンパウンドでツルツルに磨く→グロスブラックを吹き付け→すぐにMr.メタルカラーのクロームシルバーを吹き付け。

一日乾燥させて磨きこんでみた状態です。
クロームシルバーは、かなりたっぷり吹き付けましたが意味なかったです。
なぜなら、表面はほとんど銀粉だけになってて、こすると取れてしまうからです。
それでも、黒が乾き切る前に吹き付けているので、いくら磨いても簡単に全部取れてしまうと言うことはありません。
ただ、磨くと光沢が出ますが磨けば磨くほど良いと言う訳でなく、磨き具合によっては曇ってくるし、磨き過ぎれば当然黒が出てきます。
でも一番光沢が出るのは黒が出る寸前のところなので難しい。ムラにならないように全体を磨き込むのはかなり大変でした。
空力パーツや小さいフィン類もすでに取り付けてありますし、くぼんだ所も多いので気をつけてチマチマ磨かないといけないんですよね…

でもまあ、自分としてはかなり満足な感じになりました。

かなり光ってます。
いわゆるメッキとか、ミラークロームって言う感じではないけれど、自分のイメージとしてはこうゆう鈍い輝きなんですよね。



残念ながら、文字が読めるほどの映りこみはありません…
結構粒子も目立つし、黒もかなり透けて見えている感じです。
でもこれだけ近づいて見なければ、かなり実車に近いんじゃないかなと思います。

この方法は、吹き付けるだけでメッキ調を出せる塗料に比べてとても面倒ですが、自分で磨いてじょじょに光沢を出してゆくというのは輝き具合を調節できるし、面倒ながら楽しいとこもあります。
ただ、下地の磨き跡、修正跡なんかはかなり目立ちます。頑張って下地を作ったつもりだったけど、まだまだでした…orz

でもまあ、ここまでは大体想定内の出来です。問題はクリアー吹いてもこの感じが維持できるかどうかなんですよね…

クリアー塗装、がんばります…。


(写真:タメオ1/43 マクラーレンMP4/22 イタリアGP07)