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43マイクロワールド

1/43スケールのカーモデルキットの製作を中心に、模型の話・レースの話・クルマの話・なぜかサッカーや映画の話題など。

トラブル / トムス86C

2019-09-30 | TOYOTA TOMS86C

前回、擦り傷が目立って磨き直したくなったミラーですけど文字もちゃんと写ってミラーの役割は果たしているようなので、これで良いかなと。


アンダーシャシーのリア回り、別パーツがあったのは牽引用金具(何て呼ぶんだっけ?)だけだったので、エアジャッキとエアバルブらしきものとテール・ライトは自作して付けました。

さて、そろそろフィニッシュだよー
タイヤも付けて、上下合体するともう完成したような佇まい・・・

一杯やって、台座に固定してニヤニヤしてたんだけど・・・

朝起きて、改めて見てみたら・・・・異変に気付いた。

正直、一瞬何が起きたのか分からなかった。

フロント・カウルのエア・アウトレットのルーバーの「BRIDGESTONE」のロゴのデカールが欠けていて、塗膜も浮き上がっていて・・・

何かぶつけたっけ?
酔っ払ってて覚えてないけど落っことした?

とにかく、浮いている塗膜を剥がしてみる


何やら、粉が出てきて、取り除いてみると・・・穴が開いています。

それで思い出した。
実は、ボディーとシャーシの接続は前後二本のイモネジで留めるんですが、下穴を開ける時にドリルを深く掘り過ぎちゃって、ボディー表面まで貫通しちゃったのです。それでパテで埋めて塗装してあったのですが・・・

パテが深く入り過ぎちゃったらしく、このたび上下合体のためネジを締めたところ、おそらくネジ先端がパテまで届いてしまい、パテをネジ回してしまったのでしょうね・・・

パテとレジンの接合はそれほど強くないのでパテだけが回ってしまい、塗膜まで割ってしまった・・・というのが、事の顛末のようです・・・。

この、完成間近になっての、かなり下らない理由によるトラブル・・・
どれだけ凹んだかは想像に任せます、

ヤケクソで走ってきた

13km走った

ハンパ無い汗かいたわビールが飲みたいがしかし、飲んだくれる気分にはなれない

まあ凹んでても何も解決しない、ここまで来て投げ出すわけにも行かない、
欠けたデカールの破片は発見出来なかったけどブリジストンのデカールぐらいジャンク探せばあるだろうということで、


探してみたけど意外と無いのね・・・

F1モデルではブリジストン全盛時代が長かったから、ジャンクのデカールはあるものの大きさが合わない。それもそうでF1では左右に分けてロゴを貼ることが多いので、ひとつひとつは割と小さくなっちゃうんですよね。


どうにか見つけたのはこれだけ。フェラーリF1のリアウイング翼端板のヤツかな。
大きさはバッチリだけど、白フチが足りないが・・・もはやそんなことはどうでも良いわ


光硬化パテで穴を埋めて、ペーパーで平滑にして。
この期に及んでマスキング・・・もはや二次災害の予感しかしない。


プラサフ、白サフ、レイトンブルーx2、

デカール貼るまでビール飲まないぞと決めて塗り作業に没頭

普段は全然手が遅いのに、リカバーの時だけは手が動く動くw
やれば出来るじゃん、自分・・・

がしかし、塗装落ち着くまでデカール貼りは自重したほうが良かろうということで


ビールいただきます。

いつもは糖質ゼロの、アサヒ「贅沢ゼロ」なんですが、今日はだいぶカロリー消費したと思うので、ちょっと贅沢に「プレミアムエビス」

アテはピスタチオ。
ピスタチオって、時々殻の割れ目が小さ過ぎて、絶対割れないよー、ってヤツありますよね?
いつもはプライヤーで割ったりしてましたが、ネットで簡単に割れる方法を覚えました。
ヒントは、割った殻を使う。分かりますよねー。

 

映画「見えない目撃者」

韓国映画「ブラインド」の日本版リメイク。主演は吉岡里帆。

事故で視力を失った元警察官の主人公が、偶然拉致事件の可能性に気付くが、視力障がい者の証言を警察は取り合ってくれない。


自力で事件を解き明かして行き、やがて女子高生連続殺害事件が明るみに出るが・・・
解決したと思われた事件には、さらに深い真相が。

とにかく面白かったです。
成功した作品のリメイクですから、ストーリーや展開は保証済みってことだと思いますが主演の吉岡里帆の演技がしっかりしていたのでリメイクも成功だったみたいです。

吉岡里帆ってCMでは可愛く演じてて大好きなんですが、ドラマや映画ではどういうわけか魅力が引き出されていなくて残念だったんですけど、この映画では目が見えない、トラウマを抱えているという役どころをうまく演じていて初めて演技上手いなあと感じました。

ただこの役は特徴のある設定なので演じやすいと言えば演じやすい。吉岡さんに期待するのはこういう役ではなく、本来の可愛らしさを生かしたヒロインなんですが・・・まあこれからどう成長するのかは神のみぞ知るってとこですかね

映画は、後半が少しありきたりな展開になって残念だったけど全体的にはこういう本格的な事件ものって意外と最近無かったので楽しめました。

おススメ出来る映画です。

 


トムス86C サイドミラー

2019-09-23 | TOYOTA TOMS86C

映画「3人の信長」

越前へ攻め込んだ織田・徳川連合軍が、信長の妹婿である浅井長政の謀反により撤退を余儀なくされた「金ヶ崎退き口」
この、信長の数少ない敗戦を題材にした映画って今まで観たことが無いので、これはちょっと興味があって観に行ってきました。

「金ヶ崎退き口」の詳細はwiki参照、この撤退戦の顛末はなかなか興味深いエピソードも多く映画のネタとしても面白いと思うんですよね

この映画は、織田信長が敗走の途中で捕らえられたという史実には無いストーリーなんですが、信長と思われる男が三人も捕らえられてどれが本物か分からない、本物を見極めるまでは首を取ることも出来ない・・というハプニングをコメディータッチで描いています。

大半は捕らえた一味(今川家の残党)が占拠した村の中でのやり取りなので、肝心の信長の逃げ切りに関してはそれほど描かれていなくて戦国物らしい場面も少なくて、正直ガッカリ・・・

コメディーと言っても笑える方向に振り切れているわけでもなく本格的な時代劇でもなくちょっと中途半端
ストーリーの発想は悪くないのでむしろシリアスに作っても面白くなったかもなあ、なんて思いながら観てました。

信長が「朽木越え」により京都まで逃げおおせたのは、朽木領主・元網の助けがあってのことであり当初は信長を殺すつもりでいた元網がなぜ信長を擁護したのかが歴史上一番興味があるところなんですが映画ではそのへんはさらっと描かれていて全然ドラマチックじゃない。

映画では朽木元網の妻・はるがそれに関与していたことになっているけど、その理由もよく分からない。
TAKAHIRO演じる信長の一人がイケメンだったから熱弁にほだされた?ぐらいにしか思えないんだよなあ・・


ただ、はるを演じた女優さんはとても清楚な感じで良かった。
あとで女優さん誰なのか調べたらE-Girlsの子かあ・・・TAKAHIROのバーターじゃんw

史実を元にしたオリジナルストーリー、しかも戦国物でコメディーに挑戦した意欲は買いますが、映画としては残念な出来でした。

「引っ越し大名」観たほうが良かったかな・・・というわけで後日そっち観に行くと思います。

 

さて、本題

なかなか完成しないトムス86C、小物パーツで苦戦中

その存在を忘れていたというか意識してなかったサイドミラーなんですが


片方紛失したのでメタルから削り出して自作します。


ざっくり削り出した。二股に分かれたステーが難しい。


実車画像見ると上から見ると「くの字」なんですが、レジンパーツのほうはステーが短いなあ
メタルから自作したほうはステーが幅広過ぎ。全体は薄すぎる。


両方自作にしようかと思ったけど、気力が湧かないのでカタチを揃えて間に合わせます。
これだけ細かいパーツだと鏡面埋め込みとか無理だわーと思っていたけど、過去に作った43キットを見てみるとどんな小さいミラーにも埋め込みやってるなあと気づいて、今回もやるしかないのかと観念

エポパテに埋め込んで固定し、リューターで鏡面部分の掘り込みしてました。
プラ用のエポパテは、多少の柔らかさもあるので変形させて取り出すのも簡単ですよね。


塗装は、鏡面部分に穴を開けて真鍮線を差し込み吹き付けしました。


塗装後、今度は「ひっつき虫」に埋め込んで鏡面合わせに備えます。

小さいパーツ、手で持つのも難しいし爪のあとが付いたりするので、いかに固定するかがポイントですな。


鏡面埋め込み完了。
ちゃんと磨いたつもりだったのに画像で見てみたら傷が消し切れてません・・・
まだまだ修行が足りません。

これをサイドの窓に接着しなきゃいけないのですが、こんな細いステーではピンを立てることも出来ないので、イモ付けするしかない。

どうやって位置決めして固定すれば良いのか・・・悩ましいです。

 

 


小松基地航空祭

2019-09-18 | TOYOTA TOMS86C

久々に行ってきました、小松基地の航空祭。
10年ぶりぐらいかなあー色々勝手が変わってて戸惑ったわ

シャトルバスの行列に並ぶよりも徒歩で基地まで歩けば楽勝~とか思ってたら、昔みたいにノーチェックで入場出来るわけでなく手荷物検査があるので徒歩入場も1キロ近い列が出来ていて30分ぐらい並ばされた。


おかげでオープニング飛行には間に合わず。
まあ並んでても飛行機は上を飛んでくれるので見れますけどね。


湿度が高かったせいか、尾を引きまくります。
薄い雲を横切る時、水しぶきがバシャーと飛び散るのがすごかった。


黒いアグレッサーF-15
カッコ良かったけど、日陰で休んでたのであんまり写真撮れなかったや。

すごかったのが、これこれ!

小松初登場、米軍のデモンストレーションパイロット、ジェイク・インペリゼリ大尉によるF-16の曲技飛行


自衛隊機では絶対見られない、超低空からの急上昇、きりもみ上昇から反転して急降下、それも観客の真上から真下に突っ込んでくる感じ!

いやーすごかった、F-16の機動性を生かして次から次へと高難度の飛行を披露してくれました。
正直、カメラ越しに見ているのがもったいなくて、写真撮らずに肉眼で見続けてましたわ


曲技飛行の途中にも関わらず、低空飛行で観客に手を振る余裕・・・

通称「プリモ」と呼ばれているらしいインペリゼリ大尉、イタリア系なのかな?
航空祭ファンには大変な人気らしくてまだ自衛隊機が飛んでるのにF-16がタキシングし始めるとみんなそっちにカメラ向けてたよw
まああの飛行みたら人気も納得です。
うわーF-16のキット作りたくなったわ
でも144だとロクなキット無いんだよなートランぺッターのキットが良いのかな?今、手に入るのかな
最近中華キットも高騰しちゃってて・・・

話が逸れた

F-2ってF-16をベースに作られてて軽量化や高出力化されてるんでしょ
確かに機動飛行で俊敏さは見れるんですけどね、誰かプリモ並みの演技飛行出来ないのかな

いやいや、自衛隊の皆さんはくれぐれも安全第一でお願いします・・・


海洋迷彩のF-2A
これは技MIXで作ったぞ!
生で見ると、青の色合いがクレオスの色とは違いますなー


F-4ファントム、しぶとく生き残ってます。これはRF-4
写真撮り忘れたけど隣にF-4EJもありました。EJは技MIXの無塗装キットを2個積んでます。


AH-1Sコブラ
アパッチの配備が進まないので、未だにこのコブラのほうが陸自の主力攻撃ヘリなんですね。
アパッチのキットは積んでますけど、こっちは無いです。


海自の哨戒ヘリ、SH-60K
初めて見ました。キットは持ってません。

最近は海自や陸自からも色んな装備が展示されるんですねー

これは155mm榴弾砲
なかなかの迫力です。キットは持ってません。


74式戦車
戦車を見る機会はあまりなくて、こうやって間近で見たのは初めてかも。
それでも、割とコンパクトだなーとか思ってしまう。いや、でかいんですけどね。ひと昔前の戦車のカタチって印象なので小さく思えるんでしょうか。
90式や10式、16式機動車などに押されて退役して行くんでしょうね。

これのキットは積んでないし欲しくも無いんですが、10式戦車や16式機動戦闘車はアオシマから発売されてますよね欲しいです


こちらは陸自の地対空誘導弾発射機と射撃統制装置
これは両方ともキット持ってるぞ
でもトラック部分のタイヤの造形が残念過ぎて作る気しないんだよね
どうにかして欲しい


こっちは空自の地対空ミサイル・パトリオット発射機。
これは作りました!
ブログにもちょっと書いたなー懐かしいな

実物を見てみると、その雰囲気は模型で全然表現出来てないなーと感じます。
実物を見ることって大事ですね・・・

早朝から並ばされて、天気も良く炎天下で疲れちゃったのでブルーインパルスは見ないで帰路に就きました。
正直、F-16だけでもう満足しちゃったw

来年はもう少し作戦練り直して観に行きたいな。会場内ではビールは飲めなくなったので、クルマで行く手もあるけど、感覚的にはJR利用、駅から徒歩が一番ストレス無いです。
片道4km歩くのが苦にならない人だけですが・・・

 

下手くそな航空祭レポだけでは申し訳ないな。

トムス86Cの進展状況ですが

ワイパー


キットには数少ないエッチングパーツとしてこんなの付いてますが、ちょっとね。
そもそもダブルアームのワイパーじゃないし。

いつも通り、グッスマの汎用エッチングワイパーで置き換えします。
1/24用だけど、旧車用だと短いので1/43でも合うのです。

これを半田付けで組み立てるのだけは慣れたな。
駆動シャフトの部分は金属線に変えてあります。

完成間近ですが、小物パーツが色々あって足止めしてしまういつものパターンです。

つづきます。

 


TOMS86C 内装

2019-09-09 | TOYOTA TOMS86C

86Cはボディーに仕上げクリアーを吹いてあとは組み上げるだけ。

台座固定用のナットを仕込むのを忘れていた。


空回り防止に、ナットに合わせて六角形の窪みを掘ります。


ナットは瞬着で固定するだけでじゅうぶんですけど、念のためエポキシ接着剤で浮き上がり防止します。

今回、内装に関しては「何もしない」がコンセプト。

作り込んだところで、組んだら中なんか見えないもんね。


一体成型のコクピットを黒とシルバーとシートベルトの赤に塗り分けるだけ。
この頃、というかスターターやプロバンスは基本こういう塗り絵で作らせる構成がデフォですな。
そのまま作るのが正解なのです。


ジャンクから探してきたサベルトのデカールは唯一のお節介。


メーターのデカールはキットのものです。全然リアルじゃないですがどうせ見えないので・・・

こだわりを捨てれば、43なんて簡単でござるな。

 

先々月観た映画。
今さらですがレビューを書いていなかったので。

「アルキメデスの大戦」

面白かったです。
漫画原作なので割と突飛な演出もありますが、映画としてうまくまとめていると思います。

太平洋戦争前の昭和9年ごろ、超大型戦艦を建造しようとする海軍保守派の計画を阻止するため、帝大の天才数学者が徴用される。

ドラマの主要部分は派手なアクションなどは皆無、調査と駆け引きが中心でさながら法廷劇のような緊張感です。


超大型戦艦の設計を調べていくうちに徐々にこの戦艦に夢中になっていく数学者を菅田将暉がうまく演じてます。


会議での痛快なやりとり、ツッコミどころも満載ですがそこは漫画原作だと割り切って楽しみましょう。

そういう映画の本筋はもちろん面白いのですが、ミリオタにとって嬉しいのは大和の雄姿をCGながら実写風映像で見れることですよね。

映画は大和最後の戦いの場面から始まります。
米軍機の猛攻にさらされ、ついに最後を迎える戦艦大和。


日本人として残念無念な場面ではありますが、今こうしてその姿を実際のような映像で見れるのはテクノロジーに感謝ですね。

大和のほか、三段甲板時代の空母赤城、大和以前の連合艦隊旗艦であった戦艦長門もCG映像で見ることができ、満足です。いやどうせだったらもっとたくさん見たかったですが、映画はあくまで人間ドラマですから・・・

一番良かったのは、竣工直後の大和の姿です。

左右甲板に二番・三番副砲を備えた初期の姿 なんだか新鮮
模型作るならこっちのほうがカッコイイかななんて思いながら観てました。

漫画の原作のほうは大和就役後も続いてトンデモ展開に進んでいくようですが、映画は史実に反しない時点で終わります。

もう公開も終盤かと思いますが、美しい大和の姿、ぜひスクリーンで観てほしい作品です。

 


今年、最高の映画

2019-09-04 | 1/72AFV

クエンティン・タランティーノ監督作品
「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド」
観てきました。

面白かったですー
今年観た映画の中では一番です。

ところが、各映画サイトの一般レビュー見てみると賛否両論・・・
私は賛否分かれる映画の否のほうの意見も理解できる人間だと思ってましたがこの作品に関しては面白くないという人の気持ちが分からないです。

タランティーノの映画をそもそも受け付けない人ならともかく、過去作品が良かったと言ってる人でさえこれはダメみたいに言う人がいるんだよねー
タランティーノ、ブラピ、ディカプリオのネームバリューで普段映画をあんまり見ない層が多く観てるのかな?
まあ、他人様の意見はどうでも良いですけどね、私は最高に面白かった!

ただ、迂闊というか前情報をほとんど入れずに観に行ったので「シャロン・テート事件」を知らなかったんだよねー
アメリカ犯罪史には特に詳しくないけどポランスキー監督のことはある程度知っていたので、なぜこの事件の知識だけ抜け落ちていたのが不思議でならないですけど、まあ雑学ってそういうものですよね。

事件を知らなくても映画の展開で最後に事件が起こることや実際の事件に関係していることは推測できたのでそれなりに楽しめたんですけどね、基本的には「シャロン・テート事件」については知ったうえで観るべき映画ですね。スマホでググれば一分で分かりますし。

おかげでシャロン・テート可愛いなーなんて呑気に映画楽しんじゃったけど全体的にはそれでじゅうぶんな映画ですね。

時は1969年、ディカプリオ演じる落ちぶれた映画スターと、その専属スタントマン兼付き人のブラピ。
豪邸に住むディカプリオとトレーラーハウスに住むブラピだけど二人は兄弟のような堅い絆で結ばれていて苦境にあっても友情は揺るがない。

高飛車な態度ながらすぐ弱みを見せて泣いてしまうディカプリオ、寡黙ながら実直でキレたら怖いタフガイのブラピ


とにかくブラピがカッコイイ。
あのブルース・リーをやっつけちゃったりする。オイオイw

主演二人の演技は今まで観たなかで一番でした。私は今まで二人とも人気とイケメンのせいかアイドル俳優のような印象が拭えずにいましたが、この映画で名優だと認識しました。

脇役陣もいい演技してるし、60年代のハリウッドの風景、クルマ、小道具、音楽、すべて魅力的。
ドラマチックなストーリーは無く、いわゆる日常系。二日間と、その半年後の一日だけを描いた映画なんですがどの場面も興味深く時に緊張感があり、2時間40分の長尺も全然気にならないくらい充実してます。

もちろん、最後はタランティーノらしさ爆発のバイオレンス・シーンもありお腹いっぱいで映画館を後にしました。

鑑賞後に「シャロン・テート」ぐぐって、ああそういうことだったのねとビックリしましたが、知らずに観たのもまた一興。
公開中に必ずもう一回観に行くと思います。

 

さて、模型のその後。

ウクライナのプラモデル・メーカー「ユニモデル」のマーダーⅢなんですが


左の履帯はグダグダになっちゃったので右は慎重につなげたのですが、うっかりひとコマ抜かしちゃったみたいで、


隙間が出来てどうしても繋がらなくて、かと言ってひとコマはもう入らないので、破片を使って無理矢理つなげました。
うーん難しい。


むしろ左側のほうがまだマシだったような。
75mm対戦車砲を載っけてみます。

AFVは、組んでから塗れ。なんて言われてますけど、筆もエアブラシも届かない場所もありそうで不安なのでちょこちょこ塗りながら組んでます。
履帯は接着してしまったので何とか筆塗りしましたが、やはり筆が届かないところ多数・・・

AFVの論理では、筆が届かないところは目も届かない。気にするな。ということらしい。うーむ・・・


上部構造物は取り合えず塗ってから載せます。


大きなパーツは組み終わりましたが、予備履帯やOVM類などまだまだ取り付けなきゃいけません。

このキット、東欧のキットらしいと言いますか 以前作ったチェコ製の1/144飛行機アルバトロスもそうでしたがパーツの取り付け位置が非常にアバウト。
砲塔と言いますか装甲板なんてほぼ板状のパーツをつなげて、ピンもダボも無いので現物合わせで箱型に組み上げなきゃならない。

精度が悪いわけでなく正解はあるんだろうけど、どうしても何処かにズレが出ちゃうなー
もう、小学生が初めてプラモ作った並みの完成になりそうです。汚しまくって誤魔化しましょうか?

かなりユルいキットだし、完成度も期待できないけど作ってて楽しくないわけではない。このメーカーのキットはまた作ってみたいと思う。
東欧マジックですかね。

 

(ユニモデル 1/72 Sd.kfz.138 対戦車自走砲マーダーⅢ)