43マイクロワールド

1/43スケールのカーモデルキットの製作を中心に、模型の話・レースの話・クルマの話・なぜかサッカーや映画の話題など。

史上もっとも美しいレーシング・マシン / P4

2014-06-30 | Ferrari 330P4

もうバレちゃってますが、次はこのクルマ作ります。

史上もっとも美しいレーシング・マシンのひとつと言われる、フェラーリ330P4。
1967年のスポーツカー・レースを戦ったフェラーリの主力マシンです。

美しさの評価には答えなんてなくて、これを史上もっとも美しいと形容したのは誰だったのか、果たして私がそうだと信じているほど全ての人がそう感じているのか分かりませんが、私のなかでは間違いなく「もっとも美しい」レーシング・マシンであると確信しています。

もちろん、見た目の美しさだけではなくて、その性能やフェラーリの意地をかけて1967年の激闘を戦い抜いたマシンであるという経歴もその美しさのバックボーンになっていると思います。

キットは、BBRのレジン・キット。
ボディー、内装がレジンで、

真鍮やアルミの挽き物パーツに透明樹脂製のレンズ・パーツ、メタルパーツも少々。

エッチング・パーツも少々。
ホイールのスポークやスピナーはプレス加工してあります。

エッチング・パーツが寄せ集め的なのは、BBRは完成品販売が主力だったのでキット・フォームとしてのまとまりを考えてないのでしょうね。

あとはフロント・ウインドーはバキューム、サイドとリアの窓はBBR式平面板貼り付け方式となってます。

 

ボディー・フォルムに関してはどうなんでしょうね。
キットを眺めていると、じゅうぶん美しくて満足できるんですけど、複雑な曲面で構成されているので正確なスタイルを再現しているのかどうか分かりづらい。

画像では、肉眼で見るカッコよさがうまく表現できません。でもまあ、正確かどうかは無視してボディー・フォルムの修正はせずに進めようかと思います。BBRの表現を尊重します。
(本当は修正するのが面倒くさい。)

 

BBRのキットはいつもパーツ充実しているし、完成品も販売しているので組立てるのにそれほど苦労はないだろうとタカをくくってましたが、チェックしてみると色々問題点が出てきました。

一番問題なのが、このタイヤ。リア・タイヤなんですが、大きさが全然違うんですが・・・。大きいほうは使えそうなんですが・・・。
小さいほうは、硬くなってるしホイールに組めもしません。

10年ほど積んでいるので、元々こんな感じだったのか硬化して縮んでしまったのか分かりませんが、さすがに今さらショップにどうにかしてくれとも言えないしなあ・・・。

ジャンクのタイヤで間に合うのがあるかなと思ったんですが、60年代のタイヤって扁平率が高くて大きいんですよね。同じようなタイヤはありません。
最近、60年代のマシンのキットをどんどん出しているヒロのキットに付いているタイヤに使えるのがあるかなあとも思いましたが、ポルシェ917のは大きさも扁平率も合わないし、TZ2のは似ているけどホイール径が違うみたい。そもそも、ヒロのタイヤってパーツで売ってくれるのか?という問題もあるし。

また、タイヤ問題で引っ掛かってますよ・・・。
なんでいつもいつも、こうなんだろうね。43におけるタイヤ/ホイール問題は深刻です。

 

解決策を模索中・・・。

 

 

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ブックマークのお知らせ

2014-06-24 | 模型

43カーモデルを愛する皆様、いつも当ブログを訪問していただき、ありがとうございます。

43カーモデルに興味を持って来ていただいたかたに、私よりもっと精力的に日々製作をしておられる皆さんのブログやHPを見ていただけるよう出来るだけリンクを充実させようと思ってましたが、ここしばらくは自分がすっかりだらけてしまって、リンクの修正や追加など、やらなきゃいけないと思いつつそのうちまとめてやろうなんて思ってるうちに放置状態になってしまってました。

気がつけばせっかくこのブログをリンクしてくださってる所の相互リンクも忘れて失礼してました。

このたび、いくつかのブログ、HPをブックマークに追加させていただきました。精力的に製作されていたり、優れた技術を見れたり、長く43を愛してくださってるかただったり、いずれも私が興味深く読ませてもらっている所です。

あと、長い期間更新されてない所は、とりあえずいったんブックマークから外させていただきました。来て下さってるかたに、更新のない所を紹介するのは失礼かと思いまして。
もちろん、個人的にはリンクを残してありますので、活動再開されればまたブックマークに戻したいと思います。ご一報くだされれば、すぐにでも対応いたします。

ほかにも注目して読ませてもらっている所もあるんですが、まだコメントなどでやりとりしたことがなかったりでいきなりリンクも失礼かなと思いまして、躊躇しております。
もし、ウチん所もリンク貼ってもいいよというかたおられましたら、コメント欄にでも書き込んでくれると嬉しいです。

あ、モデラーでありながら模型と関係ない話題を延々書き続けているけしからんブログは、またいつか模型のこと書いてくれるだろうという期待を込めて、そのままにしてありますw

 

さて、次は「世界で一番美しいレーシングカー」を作りますと予告しましたが、そんな形容詞はどんなマシンにでも付けられる訳でして、そんなんじゃさっぱり分からんですわな。
自分的には、このマシンはそんな形容詞が代名詞になるほど世間の認知度が高いと思い込んでたんですが、「世界で一番美しいレーシングカー」でぐぐってみると、いろんなクルマが出てきますね。
それでも、自分としてはこの評価は間違ってないと思ってます。「私が世界で一番美しいと思うレーシングカー」です。

 

じゃ、今日はヒントだけ。 (←なぜ引っ張るw

このスリットをどうしようかなと言うのが、最初思いついた悩み。モールドは深いんだけど、実車は向こうが見えるぐらいしっかり抜けてるんですよね・・・。

なんて呑気に悩んでいたんですが、キットを調べていたら、もっと大きな問題が発覚。さっそく存続の危機です。

(まだ車種名も公表してないし、別のアイテムに入れ替えようかな・・・・美しいレーシングカーなんていっぱいあるじゃんw)

 

あ、そうそう久々に映画観に行ってきました。

「超高速!参勤交代」

いやー、面白かったな。人情味あふれるコメディー時代劇です。

参勤交代から国元に帰ったばかりの大名に、幕府から嫌疑をかけられてまたすぐ参勤交代で江戸に来いとの命令、しかも通常8~10日かかる道のりなのに期日は5日しかない、時間もないし金もない、さあどうする?って話です。

ツッコミどころも満載ですが、難しいことは言わずに笑って楽しめる、それでいて福島を舞台にしていることもあり現在の為政者をチクリと批判するクールさもあって、痛快な作品でした。

最近は邦画ばっかり観てますねえ・・・。今年ももう半分過ぎるけど、今年観た洋画ってなんだっけ?「ラッシュ」と「ゼロ・グラビティ」だけかな?「ゼロ・グラビティ」は2D字幕版と3D字幕版を観ました。本当は3Dは吹替えで観たかったんだけど、タイミングが合わなくて残念でした。さすがに、3回目観に行くのは止めましたw

「アナと雪の女王」?
うーん、観たくない訳じゃないけどなかなか一緒に行ってくれる相手がいない・・・。50男、ひとりであれ観るのってどうなんでしょうねw

 

 

 

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プジョー206WRC2001 完成!

2014-06-18 | PEUGEOT 206/307 WRC

好評のローアングルを詐欺画像でw

まあ色々ありましたが、完成すればうれしいもんです。

本当はWs43さんのとこの、レーシング43祭りに急きょ参加、とっとと作ろうというつもりで作り始めたんですが、どうゆうわけだか手を抜かないモデリングになってしまってだらだらと半年も作り続けることに・・・。
いや、作り続けてたというのは嘘でして、ほとんどの時間、作らずにいたんですけどね。

気分的に作れない日があったり、ほかのことで忙しかったりで、43作り始めて以来の低調な日々でしたが、作りたい気持ちは持ち続けていたので、自分でもちょっと安心できました。

最後になってクラック問題で全て台無しになるというオチでしたが、それを含めても自分的には満足できる完成度に持って来れました。いくら完璧に出来たとしたって、いつかは経年変化でどっかダメになるんだ。そう思えば多少の欠点も全部楽しんで作った思い出です。

 

前回紹介した、3ピースのフロント・グリルのエンブレムはこんな感じ。

うむ、やはり1ピースのパーツよりいい感じ。
横幅3.5mmほどのパーツにこのディティール、これこそ43の醍醐味ですな。ちょっと気合の入ったパーツさえあれば、こうゆうものが作れるんです、腕があれば自作パーツでも作れますけどね。

ワイパーは、今回は手抜き。というか、これもキットのパーツですけどね、立体感のないエッチング・パーツをそのまま使いました。

アーム部分とブレード部分を直角に曲げたんですけど、うまく曲げられなくてゴニョゴニョやってたらもげました。ハンダで付け直しました。
どうせ、そんな目立たないのでこんなもんでいいよね。

キットのパーツを出来るだけ生かすのも、今回のスタンスです。

 

ボンネット・キャッチ・ピンは、2ピースによるエッチングが用意されてましたが、立体感に乏しいのでベース部分だけキットのパーツを使い、芯棒と差込ピンとプルリングは金属線に置き換えましたが、画像で見るとグダグダですね・・・・なかなか、キャッチ・ピンを攻略できません。

そのほか、ライト・ポッド取り付け用と思われるピンも金属線を差し込んでます。
ヘッドライトの残念感は、もう痛恨の極みです。ww
今回、残念だったのはこのヘッドライトと、クラックと、あとはサイド・ウインドーの貼り付けが汚くなってしまったことかな。
あ、ハチマキデカールがデコボコしちゃったのも失敗だったけど、もうすでに気にならなくなってますw

サイド・ミラーは恒例の洋白板磨いて埋め込み。写り込みを見ると、まだまだ修行が足りません・・・。

 

ということで、完成画像。クリックで大きくなります。

 

 

 

 

 

あと、以前作ったエレールの2003年仕様とツーショット。

 

エレールのほうは、ウエイト入れてなかったらしく、10分の1の軽さにビックリしたwww
というか、レーシング43が重過ぎるんですけどね。まさに、メタルの塊って感じです。

年式やカラーリングの違いだけでなく、車体そのものの形もずいぶん違いますけど、エレールも悪くないですよね。
ヘッドライトとか頑張ってますよ。

206WRCはもうおなかいっぱい。と思ってますけど、こうやってカラーリング違いを並べたりすると、別のカラーリングも作ってみたくなったりw
まあ、機会があればそのうち・・・ですね。

 

さて次は、「世界で一番美しいレーシングカー」を作ろうかと思います。

 

 

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気がつけば、ワールドカップの季節に

2014-06-16 | PEUGEOT 206/307 WRC

日本、初戦は逆転負けでしたねー。

ドログバ出てきた途端に、一気に浮き足立った日本。やはり、あれだけのオーラある選手にはびびるのか・・・。

テレビで敗因をあれこれ解説しているけど、どれも腑に落ちないなあ。前半はじゅうぶん戦えてたし、相手のスキルを考えると後半ある程度押されるのは想定内。1点リードしてれば勝算はあったのに、なぜかドログバ投入してきたあの時間だけエアポケットにはまったかのように、ドタバタしてしまったんだよね。逆転されてしまえば、相手ペースになってしまうのもしかたがない。

次のギリシャ戦、もちろん勝てる可能性はあるけれど、数学的な確率だけでなく一次リーグ突破はかなり難しいでしょうね・・・。

毎回、W杯はほとんどの試合を見てますけど、今大会は放送時間がもう絶対付き合いきれない時間帯なので、無理せず見れるぶんだけのんびり見ようと思ってます。
正直、最近はヨーロッパのリーグは見てないので注目する選手も少ないです。

totoは、相当額をつぎ込んでみましたが、日本負けるわイングランド負けるわウルグアイ負けるわで、もう風前の灯ですがなwww

 

 

さて、すっかり放置してました製作記ですが、いちおう206WRC完成しました。

完成画像は後日公開しますが、なぜこうも完成が遅れたかと言うと、まあいろいろありました。

まず、第一の要因は、アルコール依存症です。
早い時間から飲んじゃって、模型とか作れなくなってしまいました。
単なる酒好きだと油断してると、まずいことになりそうです。かと言って、酒やめる決心もつかないので、もうまずいことになってるのかな。
こんなふうにして、人間ダメになっていくのかと思うと、怖いです。

 

モチベーションが落ちてしまった本当の原因のひとつは、このヘッドライトのリフレクター。

ホワイトメタルにメッキしてあるのかと思いましたが、そのままでは全然立体感がないので削りこんでみたら、メタルと違って硬くて銀色に光る金属です。スズかな?

しっかり固定しなきゃ削れないので、金属用パテに埋め込んで削ってます。
しかしそれでも硬くてリューターでガシガシ削っても思い通りに削れない、キレイなくぼみに出来ないし、中を滑らかにして光らせるのも大変。
削り過ぎても抜けてしまって形が無くなってしまうので、妥協するしかない。こんなんだったら、パテで作り直したほうが思い通りの形に出来たかも・・・と思うけど、すでにボディーの塗装も終わってるので、パテ詰め込む作業とか出来ません。

付けてみると、こんな感じ。

ヘッドライトのレンズはバキュームですが、これも残念なパーツ。窓なら薄いバキュームにメリットもあるのですが、ヘッドライトのレンズは多少厚みがあったほうが存在感あるんですよね。薄いバキュームだと、あるのかないのか分からない感じになってしまって全然レンズっぽくない。
それでも我慢するしかないので、どうにか切り出して光硬化接着剤でつけました。

ところで、気づいたでしょうか、「TOTAL」のロゴの部分にクラックが・・・・。

実は、このクラック問題もモチベーションを激しく低下させてます。
ボンネットだけじゃなく、ルーフ、左右ドアにも目立つクラックが走っていて・・・・

最近作ってる模型全てでクラック問題が発生してます。ランチア037、S4、シトロエンC4とかです。
原因を考えると、レジンモデルでは過去クラック発生したことがない。ということで、変形しやすいプラやメタルに原因がありそうです。あと、研ぎ出しのためにクリアーを厚く塗ったこと。クリアーが薄目のGT-Rではクラック起きてません。

クラック入ってしまったら、もう完成品としては失敗作ですから、もう止めたくなっちゃうんですけどね・・・・ただ自分の趣味として作ってるものなので、自分が気にしなければそれでいい、と思うことにして、クラックには目をつぶって完成を目指すことにしました。
そう思えるまでに時間は掛かりましたけどね。

 

これも重要なパーツ、フロント・グリルのライオンのエンブレム。

エッチングで1ピースのパーツ(右)と、3ピースを合わせるパーツが選べます。
なぜかこうゆうとこだけ妙に凝ってるんだよねー、レーシング43・・・。そのわりに、大事なとこいい加減だったり。

最初、1ピースのパーツに墨入れして使おうと思ってましたが、今イチシャキッとしないので、3ピースのほうで行くことにしました。

 

細かいパーツを付ける前に、やっておきたかったこと。

窓を貼ったあとに全体をクリアーコートしなおしたので、艶消し黒の部分もテカテカになっちゃってたので、(というか、そもそもそのつもりで艶消し黒を使ってなかったんですけど) 再度マスキングして、艶消しクリアー。

ここも、分けて作業してます。

 

このあと、小物パーツを作って塗って、ちまちまと付けてまた塗って・・・・・・・・という、いつも通りの作業を繰り返してます。
毎回、同じようなことなので、画像は撮ってませんw

 

ということで、次回は完成画像集を公開したいです。
酒を控えて、ちゃんと画像用意せねば・・・・・!

 

 

 

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