43マイクロワールド

1/43スケールのカーモデルキットの製作を中心に、模型の話・レースの話・クルマの話・なぜかサッカーや映画の話題など。

パンテーラ、完成!

2007-09-22 | Detomaso Pantera


前回のログのあと、すぐ完成予定だったんですが何だかんだと忙しい1週間で完成が伸び伸びになってました。

仕事が残業続きだったこともあったのですが、ほかにも諸々。
WRCの元チャンピオン、コリン・マクレーがヘリコプターの事故で死亡とのニュースが飛び込んできて、かつての勇姿を思い返したり、ネットで改めて彼の活躍ぶりを振り返ってみたり。
(残念ながら手持ちのキットに彼がドライブしたマシンがなく、追悼製作は断念)

フジミから1/20スケールの「フェラーリ126C2」キットが発売されて、カーモデラーの間ではちょっとしたC2ブームとなってるので、自分もブームに乗って43ながらC2作ろうかなと思って資料あらためて色々探してみたり、キットを眺めてみたり。
(一瞬マジでレーシング43のC2作ろうとしかけましたが、まあこれが半端じゃない問題児キットなもんで、とりあえず仕舞いました。)

日米の政策金利が発表されて為替相場が乱高下して、夜中じゅう2ちゃんねるで祭りやってたり。(それはどうでもいい事ですな。)

まあ、そんなこんなでブログ更新も後回しになってました。

で、パンテーラですがひと通りパーツの接着も終わり完成と思ったんですが、モールドのままになってたドアノブを放置してあったので、仕方なくシルバーで筆塗りしたら、一気に塗り絵細工のようになってしまった(画像は取り忘れた)
このままじゃいかん、と言うことで自作して貼り付けました。


金属線を四角く組み、洋白板を裏にハンダ付け。ドリルで穴を開けました。
なんか、でかっ!
せっかく苦労して作ったのに、垢抜けない出来です、でも塗り絵状態より3倍マシだと自分を慰めよう。
下の黒いのはナンバー灯です。透明プラから削り出し、レンズ部分以外をシルバーで塗り、さらにエナメルの黒で塗りました。これも、でかっ!
しかも筆塗りの黒がはみ出してるし…
ま、あとでチョチョイっと修正するとして、これで完成!












(画像をクリックすると、少し大きい画像が見れます。)


って、偉そうにアップしてみたらこのウインドウの汚さは何なんだ…肉眼じゃ目立たなかったけど無数の擦り傷があるんですね…
散々貼り込みに苦労した跡ですな…これは、やはりクリアー吹いたほうがいいのかな…

今回は素組み基本でエクステリアに少々手を入れました。オーバーフェンダーのボルト表現がメインでしたが、コレは穴の大きさで失敗して塗装を傷めてしまったので不合格。塗装そのものは今回キレイにツヤが出せただけに、惜しかった;;
テールが高く持ち上がったクルマなのでリアからミッションとかサス関係、マフラーなんかが丸見えのはずなんですが、そのへんは思い切ってオミットしました。
ここに手を加え始めると、素組みってレベルじゃなくなって来ますんで。

そんなわけで、今回も試行錯誤しながらよろよろとゴール、相変わらずの小汚い完成となっちゃいましたが、これはこれで、まあ自分らしくていいかなと。
ミニカーや、完成販売品より垢抜けませんが、手作りらしい味わいは出てると思うんですが、いかがでしょう?

実車については、資料もなくドライバーネームすら分からないのでルマンでどう戦ったかとかのヒストリーはサッパリなんですが、子供の頃から好きだったパンテーラ、初めて作ってやっぱ「かっこいいー!」
こいつのロードカーも、是非作ってみたくなりました!

(写真:プロバンス1/43 デトマソ・パンテーラLM72)

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ディティールup 続編

2007-09-17 | Detomaso Pantera

前回の続き。唯一の資料写真の拡大写真ですが、これだけじゃ何が何だかわかんないですけどね、
どうやらこのクルマはいわゆるキャッチピンではなく、フックでボンネットを留めているみたいです。

知ってる人ならこの不鮮明な拡大写真でも想像がつくと思うんですが、古いイタリア車の競技車両なんかによくある形のフックのように思います。
(ボンネット・フック?キャッチ・フック?正確にはなんて呼ぶのか知らないんですが…)
でも実物は見たことないし、ちゃんとした形が分かる資料も見つからなくて、結局これも半分想像で作ってますんで、正確な形じゃないです。

で、前回の0.6ミリハンダ線の先を丸めたものから作っているという訳です。


こんなふうに曲げて厚みをつけて…


丸い部分に穴を開けて、真鍮板から削りだしたフック部分を取り付け、
エッチング製のベースも付けて完成。
(汚い写真だなあ…)


全長5ミリ弱のパーツです。細かい作業です。4個作ると発狂しそうになります。
しかもこれでもちょっと大き過ぎたりして、ガッカリ…orz

これはあんまり作りたいパーツじゃないですね、エッチングパーツで用意されてれば、それで満足です。

そのほかキットになくて写真から読み取れるパーツは、スモールランプ、ナンバー灯ぐらいですね。
オーバーフェンダーにリップが付いてるように見えますが、これは無視しました。
そうゆう訳で、もうじき完成です。

(写真:プロバンス1/43 デトマソ・パンテーラ LM72)


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想像力でディティールup!

2007-09-15 | Detomaso Pantera
キットのインストに印刷されてるこの不鮮明な写真1枚が、今作ってるパンテーラの唯一の資料。

最初は素組みだし資料なんかいらないやと思って作ってたんですが、色々手を加えようと思うとやっぱり全て想像でって言うのは、逆に手が動かなくなっちゃうもんで、ぐぐって探すんですがこの個体の写真にはとうとう出会えませんでした。
それどころか、レースに出場したパンテーラもほとんど画像が見つからず、当時どうゆう仕様でレースを戦っていたのか想像するヒントすら不足する始末。
ド派手なストリートチューンのマシンはいっぱい出てくるんですけどねえ…

こうなりゃ唯一の資料から出来るだけ何かを読み取るしかないです。

ノーズに付く補助灯ですが、写真の通りMARCHALのカバーが付いていて、これはデカールも用意されてますんで、それで済ませようと思ってましたが、海外のほうからクレームがつきまして(笑) まあ、こっちも先方に散々勝手なクレームつけまくってる手前無視する訳にも行かないのでライト表現します事に。

カーモデルにとってヘッドライトは「目」のようなもんで、これが付くと引き締まるというか、表情が出来上がりますよね。
パンテーラはリトラクタブル・ヘッドライトなので「目無し」になっちゃいますんで、補助灯でアクセントをつけてやるのもいいかも知れませんね。

で、レンズパーツですがプロバンス・スタンダードの平面な反射鏡に透明樹脂を乗せてあるだけのもの。
こんないい加減なパーツは使えない、反射鏡掘り込んでレンズ自作だぁー と意気込んでましたが、よくよく見てみるとこのパーツ、ちゃんと中が中空のように見える。


うーん、結構いい感じ。これ使えるじゃん って事で、自作することもなくアフターパーツに換えることもせず終了。正直、塗装してデカール貼ってクリアーコートして…ってしてるより楽。
(すみませんねえ、ワタナベさん…楽させてもらいました^^;)
リム表現に0.3ミリハンダ線を巻いておきました。ちょっと寸足らず…まあいいか(汗

しかし、以前はこのレンズパーツは大嫌いだったのに、良く見えるなんて私もだいぶこなれてきたんでしょうか?
多分、円の大きさと樹脂の盛り具合のバランスなんでしょうね、盛り過ぎてあると半球形に見えて不自然だし薄っぺら過ぎると奥行きがあるように見えない。
目の錯覚なんですけど、このパーツはちょうどいい具合に立体的に見えるんですね。
バルブが見えないとか、レンズカットが表現されてないって欠点もありますけどキラキラ感はありますし、あとは径年変化で変色が進まないことを祈りましょう。


これはなんでしょう??
0.6ミリのハンダ線の先を溶かして丸めたものに、0.3ミリハンダ線を巻いてあります。

答えはサイドマーカーです、丸くて小さいタイプ。


ではこれは?

同じく0.6ミリハンダ線ですが、平たくつぶしてから先を丸めてます。
唯一の資料写真から推測したパーツですが…

記事が長くなっちゃったので、答えは次号!

(写真:プロバンス1/43 デトマソ・パンテーラ LM72)

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今日はパンテーラ

2007-09-12 | Detomaso Pantera

あっちこっちと手を付け放題ですみません、今日はパンテーラに戻りました。

テールランプは、キットは簡単なモールドがあるだけで、デカールを貼るようになってます、いわゆるプロバンス方式。
これは削り落として自作するってのがお約束のようになってます、いや別にデカールや塗り絵仕上げでも全然構わないと思うんですが、こうゆう光り物パーツはやはりそれらしく作りたいと言うのがカーモデラーと言うもの。
このへんの感覚ってのは、思うんですが日本人的なんでしょうかねえ。フランス人はテールランプのような目立たない部分は、付いてりゃいいやみたいな感覚なのかも知れません。
フランス人にとってカーモデルというのは全体の雰囲気を楽しむためのモノであって、ディティールを虫眼鏡で見て作り込みを楽しむとか、実車同様にハンドルやタイヤなどのパーツにもこだわる、なんて気持ちは初めっから無いんじゃないかと言う気がしてきます。

日本人の私は、仕方がないのでテールランプ自作しました。
どうやって作ろうかと考えるだけで結構疲れちゃうのですが、とにかくやってみようと言う事で。


透明プラを切り出して、洋白帯金でそれを囲む枠を作ります。


枠には洋白板をハンダ付けして、これをライトケースにします。
ちなみに最初のは上下幅が大き過ぎたので作り直してますw

あとは透明プラに分割線を入れ、裏からクリアーイエロー、表からクリアーレッドとクリアーオレンジで塗り分けてライトケースにはめ込み、ボディーに貼り付けたのがトップの写真です。
43のような小さなパーツは両面クリアーレッドで塗ると透明感がなくなります、しかし片面塗りだと深みが出ないので、私は裏側はクリアーイエローで塗るというやり方をいつもしてます。
透明パーツの接着はいつも気を使いますが、今回はカタチをピッタリに作っておいたので、ギュッと押し込んではめただけで、接着の必要はありませんでした。

ちなみに、洋白帯金とか透明プラとか偉そうに素材名を書いてますが、全部エッチングの切れ端とかランナーとかのゴミを再利用してます。

ところで実車のテールランプは、ボディーパネルにやや埋まるようになってまして、こんなに取って付けたような形じゃないです、本来ならボディーを掘り込んでおけば良かったんでしょうけど、まあ思い付きで作ってますんで、こんなもんです。

あとで気付いたんですが塗り分けは普通のロードカーの写真を参考にしましたがデカールだと縦三分割になってる…実際はどうだったんでしょうかね、なにせこの個体の資料ゼロですんで、(いや、インストに前方からの写真1枚)
検証しようがないです、どうでもいいです。

(写真:プロバンス1/43 デトマソ・パンテーラ LM72)
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致命傷かな…

2007-09-07 | Detomaso Pantera

いきなり完成?
いえいえ、取り合えず上下合体しただけです。
研ぎ出ししてつるつるになったボディーは、持ってても滑って何度も机の上に落として、角の塗装が欠けたりしてます、それに触ってるとせっかくのつるつるボディーも手垢だらけに。
それで一刻も早く合体させて台座に固定したかったんです。
これで台座を持って作業できますから塗装を傷める心配がなくなります。

でも、もう塗装はボロボロなんですけどね…

そもそも、オバフェンのボルトどめを再現しようとしたのが全ての間違いだったのかな…しかも、塗装後に穴を広げる暴挙に出たので、当たり前のようにクリアー層が割れてしまいました。


…もうね、泣きたい気分です。
いや実は割れて剥がれた部分をペーパーがけして研ぎ直したら目立たなくなってたんですけどね、コンパウンドが乾燥したせいかまたヒドイ状態に戻ってしまった。
予備のデカールもないので、今更お風呂と言う訳にも行きませんし、もう見ない事にしましょう…(><)

で肝心のボルトどめですけど、「くどくなる。」との指摘もございましたが御覧の通り、

メチャメチャくどいですなw

大体、ボルトの頭が0.6ミリぐらいですから43倍すると26ミリぐらいですよ、戦車じゃあるまいしそんなデカイボルト使わない罠。
まあ何事も経験ですから、今回はいい勉強になったと言う事で。

こうゆう状態ですけど、遠目に見ればなかなかいい佇まいをしてますし、ちゃんと完成させてやろうと思ってますよ。
プロバンスのいいところは、似てる似てないは別にして、とにかくカッコイイんですよね。
車高は調整無しでもペタッと低い状態になってますし、ボディーも引き締まっていてクルマのカッコ良さってものを分かってる!って感じ。
フロントタイヤがロープロ過ぎなのが気になりますが、替わりも見つからないのでそのまま使ってます。プロバンスのタイヤは5年以上経つとおそらく硬化して、下手すると割れちゃいます、でも仕方ないや。

すでに完成したように見えますけど、お約束のようにテールランプやウインカー削り落としてますし、ワイパーはスタタのものを用意してたらブレード紛失しちゃうし、一応キャッチピンとかも付けたいのでまだまだなんです。

(写真:プロバンス1/43 デトマソ・パンテーラ LM72)
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内装関係

2007-09-02 | Detomaso Pantera

お盆明けから何かとバタバタ忙しくなってます。
模型作る時間もないほど忙しいという訳ではないです、でも落ち着かないとなかなか模型作れませんねえ…
しかし、10日もブログ放置ってのはブロガーとしては失格ですな。今日は一日休みで少し作れたので、頑張って更新。

前回ちょこっとお見せしたオタマジャクシの群れは、オバフェンのリベットにしようと思ってたんですが、付けてみたらリベットの頭が球形に残るミットモナイ状態なんで、穴を大きくして埋め込もうとしたらクリアー層がひび割れてきて何かもうぐだぐだ続きです。
余計な事しようとすると例外なくぐだぐだに。もう何もするなという啓示でしょうか?

内装は、資料もないし素直に素組みで…
チマチマと筆塗りして色分け。ロールケージは悩みましたがキットにあるパーツだけにしときました。ロールケージを自作して屋根にフィットさせるのってかなり面倒ですもん。
ステアリングはキットの物は変な形だったので、いつものように適当に自作。


シートベルトはさすがにないと寂しいので、ワインのキャップシールと、金具から下はタメオの物を流用して付けておきました。
キャップシールは金属でありながら、簡単にダラッとした雰囲気が出せるので便利です。でもこのシート、ショルダー部分が張り出していないので落ち着きが悪いですね。かと言ってベルト穴があるタイプのシートとも思えないんですよね…
レースでは一人乗車だけどシートがふたつあるので、一応両方…
色は分からないので適当に青です。

ベルトの付け根がどこかも想像で後部のバルクヘッドにアンカーを付けています。
バルクヘッドの真ん中に開いてる大穴は、台座固定用のボルト穴を深くし過ぎて貫通してしまったものです。どうせ上下合体したら見えないので放置してます。


これはシフト・ノブです。
0.4ミリぐらいの金属線にハンダを盛り付け、ドリルレースして整形。
本当はまん丸のノブにしたかったんだけど、うまくハンダが乗りませんでした。
まあ、こうゆう形もアリでしょ。

あと色々あるんでしょうけど、43のしかも箱車の内装なんて完成したらほとんど見えないので苦労して作る気になりませんね。
この先、いっぱいキットを作りたいので「手抜き」を覚えないと作るのが嫌になりそうです。
正直、以前のプロバンスみたいな内装はシートベルトまで全部モールド一発抜き!ってのが、自分にはありがたい。ステアリングとシフト・ノブさえそれなりのパーツであればいいんです。

(写真:プロバンス1/43 デトマソ・パンテーラ LM72)

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さらに窓を貼り直す…

2007-08-22 | Detomaso Pantera

瞬着で貼ったフロント・ウインドウは、やはり汚くなっちゃって窓枠貼ったけどごまかせなくて、納得いかないので引っ剥がしちゃいました。
瞬着の場合、接着面の塗装は剥がさないと付かないのですが、この剥がした部分が見えちゃうのでキレイにいかないんですね。
それで接着面も黒く塗ってエポキシで貼り直しました。サイド同様厚紙をあてがって押さえつけましたが、それでも下辺の角の部分がイマイチ押さえきれずに浮き気味。
BBR方式だとどうしても下辺の角が少し浮いた感じになるんですよねえ。この部分の曲がりが一番強いのに、押さえ込むのが難しい場所。ここをスムーズにフィットさせるとスッキリ仕上がるはずなんだけど。

で、写真は窓枠を貼って固定してるところ。この窓枠のエッチングパーツはすごく薄くて実感が乏しいし、失敗した透明板から剥がすと変形しそうなので、透明板ごと切り抜いて再使用してます。厚みが増していい感じに。

ところで窓枠の下辺はボンネット後方に隠れて見えないのかと思ってたら、そうではなくて窓枠下辺はボディー側にモールドされてただけなのね。
何でそんな面倒臭いことするんだよ…仕方がないのでマスキングして黒塗装しといた。

このあとエポキシ接着剤が硬化したと思って絆創膏を取ってみたら、何だかうまく硬化してなくてまた貼り直してます。
あーもう、グダグタになってきた…やはりこの方式の窓貼りは鬼門だった…orz

43作るのって、それぞれの作業は特に難しい訳じゃないんですよ、でもどこかに落とし穴みたいなのがあってそこに嵌まるとすごい足止め食っちゃうというか、ちょっとのエラーが全体に及ぼす影響が大き過ぎて絶望的な気分になるんですよね。
こうゆうのを克服していかないと、なかなか完成しないんです。
克服するにはやり遂げる技術力か、気にしないで進む大らかな心かですね。

私は、大らかな心を持った人になりたい。

気分転換にこんなもん作ってます。

0.3ミリの半田線を半田ゴテで溶かして丸めてます。
いっぱい作ってたら1時間ドラマが終わっちゃった…やっぱり面倒くさい。

何に使うかは、また後ほど。

(写真:プロバンス1/43 デトマソ・パンテーラ LM72)
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さらに窓を貼る

2007-08-19 | Detomaso Pantera

画像変わらないなー(汗
曲率の大きいフロント・ウインドウ貼るのも難しいんだけど、ほぼ平面に見えるサイド・ウインドウも実は微妙に曲面になってて、ちゃんと押さえ込まないとフィットしません。

こちらも瞬着で強引に接着しようかと思いましたが窓枠と透明シートを先に接着してあって、もし汚れたりすると隠しようが無いので、透明エポキシを使用してテープで固定して硬化待ちです。
テープだけでは段差のせいでちゃんと押さえ込めないので、厚紙を窓と同じ大きさに切り出して段差分押し込めるようにあてがってます。

しかし、こんだけ苦労しても平面シートを曲面に見せるのは無理があるんだよねえ…いわゆる二次曲面は何とかなっても、三次曲面は理論上無理ですしね。

BBR方式って、透明度が高いとか平滑感があるというメリットはあるけど、やはり限界があると思いますね。コレを自然に仕上げるには相当のスキルが必要ですね!

(写真:プロバンス1/43 デトマソ・パンテーラ LM72)
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窓を貼る

2007-08-18 | Detomaso Pantera

ダメリカの皆さん、借りたお金はちゃんと返して下さい。
サブプライムローン(米国の低所得者向け住宅ローン)の大量焦げ付き発覚問題で大損こいてるド素人個人投資家のおひつじ@takでっす。

いやーこのたびのサブプライム問題に端を発した株安・債券暴落で投資関連軒並みやられちゃいましたが、痛かったのはなんと言っても為替相場ですなー
そもそも為替なんて上がったり下がったりするもんですから、円高になろうが円安になろうが動いてくれてりゃこっちは儲けを出せるんですが、ちょっと動くにしても限度がありますよ一日に5円とか6円とか、ありえねー
一日1円動いてくれりゃじゅうぶん過ぎるくらいなんですよ、先進国の通貨なんてそんなに変動しないだろって前提で倍率かけてやってるんですよ、もう片っ端から振り落とされちまいましたわ(・∀・)

そんなわけですっかりおこづかい無くなってしまいましたので、今後3年ぐらいは在庫キットを作ってしのぐしかないですわ~
模型だけ作ってりゃ幸せなのに、ギャンブルなんかに手を出すもんじゃないですね。

さて愚痴が長くなりました、パンテーラのフロントウィンドウ貼り付けました。
このキットはいわゆるBBR方式、平面シートを外貼りです。

わたくし、未だにこの方式の正しい貼り方を知りません。なにしろ曲面に平面を貼り付けるわけですから、強力な接着剤が必要ですしでもエポキシとかだと相当長い時間押さえていないといけないわけで。
本当なら治具を作って押さえて固定するのがいいんでしょうけど、どう考えても面倒くさいので今回は瞬着で付けちゃいました。
低白化タイプとは言えさすがに少し曇りますね、でも接着面は窓枠で隠れるので何とか誤魔化せるかな?
下辺は窓枠がないので接着面を黒く塗り、透明エポキシを流し込んでおきました。
これもはみ出したりして難しいやり方です。

これは決して正しい窓の貼り方ではないので、皆さん真似しないほうがいいですよ。
今回はあえて横着なやり方でやってみただけです。サイド・ウィンドウは窓枠と先に接着してからボディー側に貼る方法を考えています。

(写真:プロバンス1/43 デトマソ・パンテーラ LM72)

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研ぎ出ししました

2007-08-12 | Detomaso Pantera

更新さぼってましたが、理由はただひとつ
「あんまり進んでない。」

クリアーを4回ほど重ねて、数日放置後研ぎ出し、さらにクリアーして放置後また研ぎ出し と何もしてない訳ではないんですが、画像的には全く進んでないんですよねえ。

その間に小物類を仕上げちゃいました!ってんなら優等生なんですが、なにせこの暑さですしビールが旨すぎです、酔って模型製作したらいけません。
(実はそれより何より、今はサブプライム問題でそれどころじゃねー と言うことは言わずにおこう… 全国の投資家の皆様、ご愁傷様です)

えー今日はあまりにも暑すぎる地上と厳しい現実から逃避するために天上世界へ逝ってまいりました。
白山連峰を最南端から登り始め、福井県の最高地点・三の峰を通過し目指すは別山(2400m)
標高1500mを越えたあたりから、谷から吹き上がる風が天然のクーラーのように涼しく、息が上がっても日差しに照らされても汗がすぐに乾いて快適な登山日和でした。
しかし、朝はフツーに起きて出掛けたのでいくら何でも時間足りな過ぎでした、5時間でここまで到達しましたが、ここで時間切れ。


別山平の御手洗池から見た、威容を誇る別山です。(携帯で撮影)
御覧の通り、絶好の天気で素晴らしい眺望でした!
お天気続きで、御手洗池干上がってますw

別山頂上まではあと30分ですが、往復1時間使うと下山途中に日が暮れる恐れがあるので、やむなく引き返しました。
(いやー もはや体力気力の限界だったんですけどね…)

ここは毎年来てるんですが、年毎に体力が衰えていくのが分かりますな…
人生も残り少ないです、真面目に模型作りましょう…

しかし、山から帰ってくるとビールが旨いんだな、これがまた


(写真:プロバンス1/43 デトマソ・パンテーラ LM72)
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