43マイクロワールド

1/43スケールのカーモデルキットの製作を中心に、模型の話・レースの話・クルマの話・なぜかサッカーや映画の話題など。

今年もお世話になりました。

2012-12-31 | LANCIA RALLY 037~S4

まず最初にお詫びなんですが、前々回のログに書きましたスパイウェアの件なんですが、どうやらこのブログのリンク先が感染元である可能性がありました。
すでにリンクは切ってありますが、もしもここからリンク先へ飛んで被害を受けたかたがおられましたら、本当に申し訳ないです。

さて、大晦日ですが大掃除もそこそこに模型作ったりしてます。
普段はなかなか模型作る時間ないなとか言ってるくせに、忙しい時期になるとなぜか模型に逃げてしまうという…ダメ人間全開であります。

エレールのS4ですが、ウインドウは全て一体成型のお椀型内ハメ式ですが、フィットしないわ分厚いわで全く使えないので、自作しました。

サイド・ウインドーは、キットでは上下方向に緩いRが付いてましたが、資料画像を見る限りまっ平らに見えます、普通のデルタHFはもちろんRの付いた窓ですが、S4はロードカーも含めてまっ平らな窓になってるんですね。
サッシ部分も削り込んで平らにしときましたんで、窓は透明プラ板を切り出すだけでオッケーです。

さらにラリーカーの場合はアクリル板をネジ止めしたようなモノに替えられていて、例のスライド窓があります。そのへんのディティールはまた後ほど作業したいと思います。
(左右で窓の大きさが微妙に違うのは43の不思議w)

リア・ウインドーは分厚いのを我慢してキットのパーツから切り出しました。スリットの再現が億劫というか、無理ぽだったので…。

一番大事なフロント・ウインドーですが、ストックしてある透明素材からちょうど良い丸みが付いたものを選んで切り出してみました。

いわゆるBBR方式に近い方法ですが、この方式の場合、糊しろがないと接着しづらいんですよね。本来ならモールを削り落としてそこを糊しろにして窓を貼って、エッチングなり金属線なりでモールを作って接着部分を隠すようにして上から貼る、というのが本当なんですが…。
そこまでやるのは、エレールの作り方とは言えない気もしますので、モールは残したまま、断面接着で行こうと思います。

近年のクルマでしたら、窓には黒いフチがあるので、モールの内側に段差を作って糊しろにしても隠れるんですけどねえ…この時代だとまだ窓に黒フチはないんですね。
さいわい、ハチマキが付きますんで上辺だけは糊しろを付けられます。ハンダ線を這わせて段差を付けて糊しろにしてます。

窓を乗せてみたところ、下側をテープで留めただけでほぼフィットしますので、これなら何とか接着できるんじゃないかと思います。

 

というわけで、窓のほうはほぼメドが立ったのでいよいよ塗装に進みたいところですが…。

あとひとつ、先に用意しておきたいパーツが。

一体成型されてたけど削り落としてしまったリア・スポイラーです。

削り落とした時点では、これは金属板で作り直したほうがリアルになるわぁ~と気楽に考えてたんすが、よくよく見るとスポイラーは直線的ではなくややアーチ状になってます。

一番後ろのアーチは、まあ何とか再現出来そうなんですけどね、

この翼断面形状のウイングもアーチ状なんですよね…。再現が難しそう…

まあなんとか、頑張ってみるつもりです。

あと、前にネタにしたがために、やたらとプレッシャーを掛けられてるホイール・カバーですけど、そろそろ何とかしなきゃいけないですねw

というわけで、今年最後の更新も先が見えないままの「続く」であります。

本年もこんなグダグダなブログにたくさんアクセスいただいてありがとうございました。
大した工作も出来ないのに、いつもいっぱいコメント書いてもらって本当に励みになります。
今後も不定期更新の気まぐれブログになると思いますが、模型を作ることはやっぱり楽しいので、これからも長く続けて行きたいと思っております。

いつも来て下さる皆様、読んでくれている皆様、来年もまたよろしくお願いいたします。

それでは、良いお年を~

 

コメント (8)

デルタS4  ボディー

2012-12-28 | LANCIA RALLY 037~S4

ちょっとだけ更新。
S4、前回はエンジンまわりや内装の進捗状況でしたがボディーのほうも少しいじってます。
取り合えず、開口できるところは全部開口した。つもり。

フロント・ウインドー前の大穴は中が見えやすいし、どうしようかなと思ってましたけど結局ここも開けました。中を作り込むつもりはありませんけどね。

サイドの後ろ側の窓なんですが、エレールもメリもボディーとツライチなガラスがはまっているようになってますが、

このスクラップ(いや、レストア待ちですかね? )の画像を見ますと窓の後方はエアダクトになっていて、窓は内側に絞り込まれているのが分かります。

なので、そのように直しておきました。まあここも、大きなカバーで隠れるので良く見えなくなるんですけどね。

そんなこんなでサフを吹いては修正、筋彫りを繰り返して、どうにか塗装にかかれるところまで進んでます。

塗装の段階まで来ると作ってても楽しくなりますね!
でも、その前にウインドー関係の準備を済ませておかなきゃと思ってます。
いつも塗装まで済んでから窓であたふたして、塗装を傷めてしまうことになるので…ね!

少しは反省もします。学習もしますw

 

コメント (2)

ゴニョゴニョしてました

2012-12-23 | LANCIA RALLY 037~S4

年末の忙しさにかまけて、気が付けばまたひと月も放置。
このまま年越しもあんまりなので、頑張って更新します。

この連休で少しは余裕出来るかと思ってたんですけどね、PCが妙なマルウェアに感染してしまいまして、その対応ですっかり時間取られてしまいました。

今回私のPCに侵入しやがったのは、「System Progressive Protection」なる名称のマルウェアで、勝手にPCスキャンしたみたいな画面が出てきて、「ウイルスに感染してます。修復しますか?」とかなんとか英語で出てきて、セキュリティソフト購入画面が出てきてクレジットカードの番号入力を促します。無視して画面消しても何度もしつこく画面がポップアップする上にネットの新しいページ開こうとするたびに「このサイトは危険です。」とか警告文が出てきて邪魔しやがる。もう迷惑ったらありゃしません。


(ウィルス・スキャン画面 もちろんインチキ。アホか)


(クレジット・カード情報入力画面。払うわけねーだろw)

ぐぐればこのマルウェアの削除方法が出てくるんですが、自己流でゴニョゴニョして削除してやろうとやってたせいか、このプログラムの本体がどこにあるのか分からなくなってしまって削除にひと苦労。
一時はPCの初期化も視野に入れてデータバックアップまでしてたんですが、ゴニョゴニョやってるうちにどうにか削除できたみたいです。

私みたいなPCオンチがどうやって削除までこぎつけたか説明しても却っていい加減な情報になりそうなので詳しくは書きませんが、皆さんももし変なマルウェアに感染したら、速やかに正しい情報を元に対処されることをオススメします。
最近のこの手の不正プログラムは自らが削除されないように名前を変えて隠れこんだりするので、長く放置すればするほど対処が難しくなるようです。

それで、色々ゴニョゴニョやってたせいでマルウェア消えたあとも色々不具合が出ちゃって、ネット画面が正しく表示されないとか色々あったので、マイクロソフトの「システムの復元」でやっと正常に戻ったんですが、もしかして最初からこれだけしとけば済んだ話?
そのへんは良く分からないんですが、まあとにかくPCオンチには全く迷惑な話でしたわ。

 

てなわけで模型の話です。

とりあえず037完成のあとはエレールの038ことランチア・デルタS4を完成させたいと思ってまして。
思ってるだけで全然進んでないんですが、ここまでの進捗状況だけでも書いときます。

まあ皆さん、このクルマについてはご存知かと思いますが、本来は一般的なファミリーカーに近いデルタの名前を使っているものの中身は全く別物のグループB最強のモンスター・マシンと言えるS4の実体はコチラのディティール画像で見ていただけると早いかも。

今回の製作コンセプトは、「なるべくキットの素性を生かすべく、あるものはあるがまま、無いものは見える範囲だけ何とかする。」
てな感じで行きたいんですが、このコンセプトに沿って作ろうと思うと却って難しくて手が止まりがちです。

リアバンパーのない後方からは037同様内臓物がまる見えなんですが排気管以外全くオミットされちゃってます…。

エンジンルームの高い位置にマウントされてるオイルクーラーやエアクリーナーもしょぼ過ぎるパーツで使う気になれないし…。

S4は、037のスーパー・チャージャーに加えてターボ・チャージャーも直列に連結する凶悪ぶりで、エアクリーナーが送り込まれた空気がターボからインタークーラー、インタークーラーからスーパー・チャージャー、さらに次のインタークーラーへと流れる配管が車体最後部に並んでおりまして、さらにこれにターボなど排気系の配管が複雑に絡まる構造体が後方からの見せ場にもなるだけに、何とかそれなりに見える程度に再現しなきゃなりません。

参考までにメリのキットを見てみますと、このあたりのパーツは大体用意されてまして、苦労せずともそれなりに再現できるようですが、エレールのほうはほとんどパーツがありませんからねえ…。
最初は見えるとこだけちょこちょこっとパーツ追加しとけばいいやと思ってたんですが、資料画像を見てるうちに大体の構造がすっかり理解できちゃって、こうなると適当に作るほうがむしろ難しい。
一時はもうメリのキットで作っちゃおうかと思ったんですが、やはりエレールを何とか作ってやりたい。

ということで、迷い悩みながらもゴニョゴニョやって、まあこんな感じになってます。

実際の配管とはだいぶ違うし、整形もろくにしてませんけど基本的にはあんまり見えなくになるとこなので許してね。

今回の経験はメリのキット製作する時に最大限生かしたいと思ってます。

コクピットはこんな感じ。キットのシートを塗り分けてデカール貼っただけです。
エンジン・ルームとの仕切り窓、足元の仕切りなどを追加してます。
ダッシュは、ボディー側に付けるようになってます。シャーシ側に付けたいものだけど、色々面倒なので諦めます。

このクルマ、競技車輌なのにロールケージはありません。モノコックそのものにフレームが仕込まれてるみたいです。
コクピットとエンジン・ルームの仕切りから後ろへ伸びるしんばり棒は、下へ行くにしたがって狭くなるのが正解みたいですが、末広がりにしちゃいました。まあ、そんな見えなくなるので…(ry

オイルクーラーはジャンク・パーツ。「I.P.R.A」のデカールを貼ってあります。これってラジエターのメーカー名なんですかね?

ここまで、ほとんど筆塗りで済ませてます。気分は中学生の頃のモデリング!

シャーシ裏にはナットを埋め込んでます。六角形の穴を開けてそこにはめ込んでますが、プラが柔らかくコレだけでは強度が心配になったので、真鍮版に六角形の穴を開けたものを内側に貼り付けて補強してます。

 

これでシャーシ側はほぼOKですが、タイヤ/ホイールをどうしようか迷い中。

タイヤはまあエレールらしく、プラでもいいんですけど、これはホイールにディッシュ・タイプのカバーが付く仕様なんですが…

…なんの立体感もないカバー表現…orz

実車にはこんな荒っぽい感じのホイール・カバーが付くんですよ。
特に、前輪ね。チラリ見える内側のクーリング・フィンがワイルドだろ~?

で、ワッシャー・リングを利用して細切りプラ板を貼り付けてゴニョゴニョしてカバーを自作してみましたが…

うっわ、ワッシャー分厚過ぎw
これではオーバースケール過ぎます。ボツです。

さて、どうしたものか。
キットの素性を生かすなら、キットのパーツそのまま使うのもアリなんだけどなあー

次回へつづく。

 

 

 

コメント (7)