この夏の映画と言えば、「風立ちぬ」のひとり勝ちみたいな様相ですけど、あまのじゃくの私は観てません。
宮崎駿作品は嫌いじゃなくて、「カリオストロの城」は好きな映画ベスト3から外せないし、テレビ作品を含めてラピュタまでのどの作品も大好きでしたが、その後のジブリの金儲け主義が鼻につくようになって、映画館では観なくなりました。
今でもジブリ作品は好きなものもありますが、正直、興行成績ほどの作品はもう作れていないように思います。
他人の評価はアテにしませんが、ネットで見る「風立ちぬ」の評価も、冷めたものが多いようですね。しかし、興行成績はダントツ…。日本人って不思議です。
この夏、私が観たのは「終戦のエンペラー」 「ワールド・ウォーZ」 「ホワイトハウス・ダウン」の三つ。
「終戦のエンペラー」は、終戦後、天皇を裁判にかけるべきかどうかを調査する米軍将校の苦悩を描くドラマですが、日本人にとって非常にデリケートな部分を扱っているわりに映画には重みがなく、残念な作品でした。

終戦直後の日本の様子も頑張って再現しているけれども、アメリカ人が描く日本には相変わらずとんちんかんな部分も多くて、まあストーリーは史実にない部分も多いフィクションなので仕方ないけど、シリアスな作品に仕上げるならもう少し煮詰めてほしいな、というレベルです。
多分、歴史を扱ったハリウッド映画なんてみんなこんなもんだろうね。多少知っていることなら「こんなものじゃない。」と思うけど、たとえばローマ帝国だとか禁酒法時代のアメリカをリアルに描いたとか言われても、日本人には分かりませんものね。
「ワールド・ウォーZ」、ブラピ主演ですがこれはいわゆるゾンビ映画です。私は実はゾンビ物が結構好きでして、それだけにシビアな評価になるかも知れませんが、これは正統派のゾンビ映画とは違います。
ゾンビ映画の面白さは、その終末感にあるわけでして、この映画はハッピーエンドなので手強い相手に勝った、というだけの映画になっちゃってます。

しかしまあイスラエルが壊滅する場面とか、かなりの絶望感が感じられたし、何より今までのゾンビ映画のスケールを超えた大迫力の映像はすごかったね。世界的な視野でゾンビ禍を捉えたのも今までになかったかも。
少なくとも「バイオハザード」よりはリアル感のあるゾンビ映画だったかな?アレも一作目は悪くなかったけどね。
あ、内臓ドバーとかアタマ吹っ飛ばすみたいなグロ描写はほとんどなくてR指定無しの娯楽映画に仕上がってます、それだけにツッコミどころ満載は仕方ありませんね。
面白かったのは「ホワイトハウス・ダウン」
ダイハードの大統領官邸版ですが、ダイハードのどの続編よりも良かったかも。
これもツッコミどころ満載ですが、クスッと笑えるセリフも散りばめた正真正銘の娯楽映画ですから、いちいち突っ込むのは野暮というもの。

主人公の娘がスマホやYouTubeを駆使して大活躍します。考えてみると、「ダイハード」の一作目の頃は、まだ携帯もインターネットも普及してなかったんだなー。映画の面白さは変わりませんが、時代は変わりましたねー…。
彼女がラスト近くで旗を振るシーンは、絵的にとても良かったです。
緊張感と痛快場面とユーモアで退屈する間もなく2時間半が過ぎて行きました。そうゆう映画が好きな人に、オススメです。
さて、映画の話で終わったら申し訳ないので、模型の進捗を少しだけ。

1/24スケール並みのリアルなシャーシ裏。チョチョイと筆塗りしてそれらしく…。排気管はまだ付けてません。
全てのパーツは接着剤なしでパチパチと組めるのはさすが!ガンプラで培ったバンダイのキットの精度の高さには今さらながら驚かされます。
これだけ精密に再現してありますと、台座固定用のボルトを通す穴をどこに開けるべきか、迷います。普通はホイールベース内に穴を開けるんですが、リアルな風景を壊してしまうのは忍びない…ってことで、今回はトランク下のガソリン・タンクに3mm径の穴を開けました。あと、ミッションに小さめの穴。こちらはボルトでなく、細いピンを通すだけの穴です。
フロント・サスはステア機構がありますが、動きが硬いので穴を少し大きくして、スムーズに動くようにました。
リア・サスはストラットの上の付け根が内側に動くことによってキャンパー角を変えられます。そう、ハの字に出来るわけですね。ただ、ここも動きが硬くて完成後にハの字になっちゃうと戻すのが大変そう。
別にハの字にならなくていいので、固定しちゃおうと思ってましたが、ちょっと思いつきでバネを仕込んでみました。

ストラット上部をつなぐように、腕時計のバンド用の棒バネを渡してみましたw
これで、ハの字になってもバネの力で元に戻ります。
まあ、実際には棒バネは相当硬いので、ちょっとボディーを上から押さえたくらいじゃハの字にゃならないと思いますけどね、たまにはこうゆうギミック工作も面白いと思ってやってみました。