43マイクロワールド

1/43スケールのカーモデルキットの製作を中心に、模型の話・レースの話・クルマの話・なぜかサッカーや映画の話題など。

ちょっと更新…

2008-11-30 | McLarrenMP4/22
最近、野暮用が多くて気が付けばブログ放置…
訪問してくれる皆様、申し訳ございません…

模型作ってないわけではないです、ただ地味~な作業ばかりでお見せするような進捗がございませんもんで。


組み付けを待つパーツ群。
すでに塗装・デカール貼り・オーバーコートを済ませてあります。
すんごい面倒…

サスアーム類にはカーボン・デカールが付属してますからいいんですけど、アンダーパネルや空力パーツ類はデカールがないので、さて自分で切り出して貼るべきかどうかで手が止まっちゃってます。

以前に作ったMP4/20ではかなりこだわってカーボン・デカールを貼りまくったのですが、その時あまりにも面倒くさくて「もう、カーボンにこだわるのは止めよう…」と思ったことを思い出しました。
でも、貼る場所と貼らない場所があると気になるんですよね…用意されてるデカールを貼ってしまうと、ほかにも貼りたくなるんですがアンダーパネルとか形が複雑で超めんどくさいんです。


全体像はこんな感じ。
ノーズやカウル後端がシェイプされてるので、すごく細く長く見えます。

あ、前回のログに書いた蛍光レッドですが、画像とかから自分なりに検証したところどうやらこのマクラーレンの赤はマルボロの赤とは違うみたい。
Rウイングの赤がオンボード・カメラの識別用に塗られた赤と重なった画像を見ると、ウイングのほうがややマゼンタ系の赤なのでデカールの色は正しいのかも知れない…
キットのインストではタミヤの蛍光レッド(TS36)が指定されてますから、そっちのほうが合うのかも知れません。

私が使ったニッペの蛍光レッドは、マルボロの赤にピッタリの色なので、デカールの色と合わないのは当たり前だったりして…
今更直しませんけど、これから作ろうって人は、素直にタミヤの蛍光レッド使ったほうがいいかも知れませんよ。


(写真:タメオ1/43 マクラーレンMP4/22 イタリアGP07)
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蛍光レッド

2008-11-18 | McLarrenMP4/22

前ログの続きになりますが、このキットはウイング類も塗装・塗り分けが必要。
クロームシルバーに蛍光レッドを乗せるわけですが、クロームシルバーの塗装方法が特殊なため、いったんクリアーで保護してからじゃないとマスキングもできません。
さらに、シルバーにいきなり蛍光レッドを乗せても発色良くないだろうということで、下地に白も塗るのでとても手間が掛かります…もう、何層塗り重ねてんだか…

それから蛍光レッドですが、前にも書いたけどホームセンターで見つけた「ニッペ蛍光スプレー」と言うのを出してブラシ吹きしてます。

これは昔、滲まない蛍光レッドということで紹介されてたのを見て買ってみたもので、何台か赤白のマクラーレンを作るのに使いました。確かに、クリアー吹いても滲まなくて良いんです。
ただ、超艶消しなのとスプレーだと塗膜厚くなり過ぎて困った。
ブラシ吹きするようになって、使いやすくなりました。

現在はクレオスの蛍光レッドも滲まないらしく、それ使えばいいんでしょうけど、この缶スプレーから出して使ってれば一生使えそう…w

発色もとても良くて気に入ってんですけど、ところがこのMP4/22のキットのデカールとは色が合わない。
フロント・ウイングの赤い部分はデカールなんですが、リア・ウイングは塗装なので色を合わせたくて塗り分けにする事にしました。
サイドポンツーンとかとは色が合わなくなるけど、まあ仕方がない。デカールの色が悪すぎるのだ。

で、ゾルでマスキングして塗り分けたんですが、ゾルを剥がす時にせっかく塗った蛍光レッドまで剥がしてしまったwwwww
あんまりうまいことペロンと三角形に剥がれたので、すぐ剥がした部分に戻して、デカールフィットで貼り付けたw
うまく戻るもんだwww
(三角にクラック入ってるように見える部分です。)

継ぎ目が目立つけど、ボーダフォンのマークが載る場所なので誤魔化せました。



あと、バージボードに貼るジョニーウォーカーのデカール

貼ろうと思ったら、これも間違えてるよ…


これが正しい。
つか、これ文字が小さ過ぎ。前半戦の頃はこれくらいの大きさだったけど、イタリアGPの頃は少し大きめの字体になってたようです。
向きの間違いは裏返せば直せるけど、大きさの違いはどうしようもないですね。


(写真:タメオ1/43 マクラーレンMP4/22 イタリアGP07)
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ボディー以外のパーツ…

2008-11-17 | McLarrenMP4/22

F1シーズンオフとなりまして、CSでは過去のグランプリを放送しているんですが、昨季までは日本で放送していなかった86年以前のレースだったんですが今季からは見覚えがある87年からのレースがチョイスされます。

初めて見る過去のレースも面白いけど、わくわくして見ていた覚えがある懐かしいレースもいいですね。

熱心な人なら当時からビデオを残しているんでしょうけど、私は最初の頃こそビデオコレクションしていましたがそのうち止めてしまい、僅かなビデオもいつの間にか失くしてしまいました。
現在はHDDレコーダーで簡単に残せるので、またコレクションし直してますが、HDDに入れっぱなしにしてあった分がたまって来て、さすがにHDDの容量がヤバくなってきてますので、DVDに移動させてました。

その作業でHDDを掘り返していたおかげで07年のイタリアGPの録画も発見。
今作ってるMP4/22、資料だけでは分からなかった検証もできるようになりました。
やはり、ノーズのオンボードカメラはアロンソ車のみでした。

さて、ボディーばかり進めていても完成しませんので、それ以外のパーツもちょこちょこ作ってます。
ボディー以外といっても、相変わらずクロームシルバーの箇所も多いしデカールも貼らなきゃいけないので、手間は同じ。むしろ、個数が多い分コッチのが大変だ。


デカールの間違い発見!
↓が直した状態。分かるかな?まあ、重箱の隅レベルですけどw



以前作ったMP4/20でも同じ間違いがあったので(それはエッフェのデカールでしたが)もしやと思って調べたので気づきました。
でも、マークソフターでしっかり貼り付けたあとで気づいたので、剥がすのが大変でしたが…。

そのほかにも、チマチマとした失敗をリカバーしながら進めてますので、やたらと時間がかかってます。

(写真:タメオ1/43 マクラーレンMP4/22 イタリアGP07)
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F1、そしてスーパーGT

2008-11-12 | TOYOTA SC430
今年のF1グランプリはドラマチックな最終戦の最終ラップとともに終わりましたね。
残り4周からの二転三転の展開は誰かが筋書き書いてもここまでできないだろうって言うような劇的な幕切れ!

そもそもは、5位フィニッシュならマッサが優勝しても王座確定という条件を律儀に理解して5位キープに徹したハミルトンがお膳立てしたドラマだったんだけどね。
余りにも計算高い、打算的とも取れるけどライコネンやアロンソに近づいたら特攻されかねない状況だったし、王座のためには大人の走りも当然でしたよね。

未来のチャンピオン?ベッテルが仕掛けて、トヨタのグロックがオチを付けた幕切れは、終わってみればここまでもっともたくさんポイントを集めたハミルトンがめでたく王座を取り、マッサは最後で男気を見せて優勝、アロンソも後半戦の立役者らしい2位、ライコネンも露骨なサポートなどせずに済んで、誰も悪者にならずに済んで気持ちよいレースが見れて良かった良かった。

唯一、マッサの夢を最後の最後で打ち砕いたグロックの最後の失速が情けなかったわけですがあの雨ですからそれも仕方ないことでしょうね。

とにかく今年はたくさん勝者が出て、その誰もが来年また期待できるドライバーなわけで、来年がもう待ち遠しい、いい終わり方でした。

さて、今週の日曜日はスーパーGTの最終戦ということでテレビ観戦していました。

GT300クラスはポイントリーダーのARTAガライヤに対して、ランク2位のモーラレオパレスZが逆転の可能性を残していたわけですが最終ラップでガライヤが9位、7位を走るモーラレオパレスZはあとひとつ順位を上げなければ王座を取れないという、どっかで見たような状況。
この最終ラップの最終コーナーで前を走るダイシンZがスローダウン、モーラが逆転王座となったわけですが、この結末はF1のように気持ちが良いものではないですね…
チームオーダーは禁止かどうか知らないけど、F1に見られるようなチームメイトが順位を譲ったと言うのは当たり前だし仕方ないと思うけど、他チームがもし作為的にチャンピオンシップを操作したとしたら、これは大問題ですよね。

ガス欠によるスローダウンというのが事実かどうか分からないけど、マシンが同じZでメーカーからサポートを受けているであろうことを考えると…あらぬ疑いを持たれても仕方がない。この問題は上部組織に提訴されているらしいけど、うやむやにせず徹底的に調べて事実を解明して欲しいものですね。

さて、GT500のほうはカルソニック・インパルGT-Rが優勝、ザナヴィニスモGTRがチャンピオン決定と、今季9戦中7勝のGT-R勢の強さを印象づけた最終戦でした。


ところで昨年1/43でスーパーGTのプラモデルを発売してくれたバンダイですが、今年はGT-Rという目玉アイテムがありながらスーパーGTのプラモ出してくれない。
なんでも、ロードカーのGT-R(R35)と、ハコスカGT-Rを1/43で出すそうで、なんだかな~って感じですよ…
43って、レーシングカーじゃないと地味になり過ぎるのな~
まあ、出してくれるのはいいんですけど、43の面倒くさいのはエプロ買っとけってことでしょうか…。

それでも、やっぱり自分で作りたい。
今年仕様のデカールも買ってあるのでSC430の活躍に注目していたんですが、目当てのルマン・エネオスSC430は11位スタートながら3位でゴール!

昨年のチャンピオンドライバーながら脳挫傷の重傷を負って治療中だった伊藤大輔の復帰戦だっただけに、これは快挙ですよね。

しかも!模型的に嬉しいことに、昨年型のSC430を今年型にするのにネックだったフロントフェンダーが、昨年と同じ形に戻されてる!
(今年の開幕以来のフェンダー)

このシャーク・ルーバー、模型的にはカッコイイんですけど、作るとなると…ちょっと大変な作業になりそうだったんですが、最終戦仕様にするなら、昨年の後期型のキットを使えば、そのまま作れるじゃないですかー!

ということで、唯一発売されてる昨年後期型、バンダイ・ダブルオー・ダンロップSC430です。



リアのディフューザーやフィンが前期型と違います。

以前ZENTセルモのキットに関しては、ボロクソに書いたんですけどアレは本当にボロクソキットだったから仕方がない。
ところがこれは後発キットだけあって、塗装・マーキングの出来は格段に良くなってます。トリコロール・カラーの塗り分けは美しく完璧だし、タンポ印刷主体のマーキングもキレイ。一部デカールを使用している部分は相変わらずだけど、これならクリアーし直してちょっとディティールUPしてやるだけでもじゅうぶんコレクションとして満足できるレベルですよ。

あーあ、シンナー風呂に入れるのもったいないなー。
とは言っても、このマーキングのままでは萌えないしなーw

ガンダムとか爆シードとか書いてある…いやガンダム嫌いじゃないですけどね、ちょっとねw

そういえば、スーパーGTに痛車出てますねー。初音ミクのBMWに加えて、チャンピオン(暫定)になったモーラレオパレスZも鏡音リン・レンになってました。
こうゆうのも悪くないねー いやマジで…。




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何をやってるのかと言うと…

2008-11-03 | McLarrenMP4/22
ドロドロ~

一体どうしちゃったのかと言うと、サイドフィン上面の蛍光レッドのデカールにキズが付いちゃったので、筆でチョイチョイとタッチアップしたんだけど色が微妙に合わなくて、仕方がないのでマスキングゾル塗りたくってサイドフィン全体に吹き付けしているところ…
デカールの上からは薄くクリアーコートしてあるだけなので、ゾルを剥がすのはちょっと怖かったけど、どうにか問題なく剥がせました。

マスキングテープは、その糊に含まれる溶剤が塗装に悪影響を及ぼすことがあるけど、マスキングゾルでは問題が起きたことがないので、最近はゾル愛用してます~。
慣れると、複雑な形にはテープ貼りこむより簡単ですしね。

てな具合に、思わぬところで色々足止め食ってます…^^


ノーズ周辺のデカール貼りは結構大変。失敗してちょっと修正してます。
ベンツのマークは、例によって箔押しの銀色。トラブル防止のために、透明デカールを上から1枚貼ってます。


ノーズに付くオンボード・カメラですが、MP4/22のノーズは細過ぎてマトモに側面に付かず、少し上面にまではみ出します。実にカッコ悪い…
ただ、インストにはOnly for L.Hamiltonと書いてあるので、アロンソ車には付けなくていいんだラッキーと思ってました。

んが、資料写真を見るとノーズにカメラが付いてるのはアロンソの車ばっかり、ハミルトンの車にはどれも付いていません。

昔はフリー走行、予選、決勝と乗る車が変わったりしたから、資料写真と言えども決勝仕様とは違う場合もあったんですが、今は大体同じ車に乗り続けるので多分カメラを付け替えるとかないんだよな…写真も決勝みたいだし…どう考えてもタメオのミスプリントでしょう、インスト…

イタリアGP決勝の録画がないので確定的なことは言えないんですが…
塗装・デカールも済んでますが、カメラ取り付け用の穴を開けなきゃいけないようです…リスク大きいんだけどなー、ドリル入れると塗装面が浮いてきたりして…。


エッチング製のサスアームにハンダを盛って立体的に…
これ結構面倒臭い作業です、毎回やってるけど。小さいので、指でつまんで削るのが大変。
あと、カナード(一番上)もエッチングで平面的過ぎるので、ハンダ盛ってます。
フロントのアッパーアーム(左真ん中)だけはメタル製ですので、加工の必要はありません。


(写真:タメオ 1/43 マクラーレンMP4/22 イタリアGP07)


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