43マイクロワールド

1/43スケールのカーモデルキットの製作を中心に、模型の話・レースの話・クルマの話・なぜかサッカーや映画の話題など。

こんなの作り始めたけど。

2006-10-30 | AlpineA310

かなり昔の製品でしょうか?でも、ボディー・シェルはすごく薄くてシャープ、モールドも繊細だしパーツの合いもいいです。こりゃタミヤ並み?(嘘・嘘)
今回はこのキットの素性の良さを生かして、素組みで完成させてみようと思ってます。

とは言え、素組み選手権にエントリーする訳ではありませんので、気になったトコには手を入れてみますけど、まあなるべくやり過ぎないように…。


(写真:エレール1/43 アルピーヌA310)
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もひとつついでにリアビュー

2006-10-28 | McLarrenMP4/20

ハの字に拡がったフロント・サスのロアアームと、激しくえぐれたサイドポンツーンが特徴的なMP4-20。
ロアアームの付け根を高い位置にすることでノーズ下の空気の流れをスムーズにするデザインですが、改めて見てみるとノーズ下からバージボード、サイドポンツーン脇からミッション部まで、太い空気の通り道が見て取れ、ノーズからの空気を、なるべく剥離させずに後方まで流そうとする様子が手に取るように分かります。(手に取ってるんですけどね)

こうやって、まじまじと最新のマシン・デザインを観察することが出来るのも模型の楽しみ。映像や写真では分からないし、実車を間近で観察する機会もあまりないですからねー。

(以下、駄文。F1オタの人だけ読んで下さい。)



それにしても、こういった複雑なデザインにしなければいけないのも、1983年から導入されたフラットボトム規定のせい。
フラットボトムという空力的に全くナンセンスな構造を堅持したまま、少しでも有利な形を追求した結果が現在のF1の形なんですよね。
初期のフラットボトム車は無様なほど空力に苦慮したスタイルだった。やがて新しいアイデアが取り入れられ洗練されるにつれてマシンにも美しさが戻ってきて、94年以降は新しい規定と新しいアイデア・技術の追っかけっこにより今のようなスタイルに辿り着きました。
20年以上に渡る発展は興味深くもあり、よくぞここまで変貌したと思うほど様々な技術革新を楽しめましたが、昨今のマシンはどれも形が似通ってきて、上位チームのデザインを下位チームが模倣するという情けない状況になりつつあります。

実際、複雑化した空力デザインをテストするには風洞装置が不可欠で、それを持つ有力チームのみが開発能力を持つことになります。
たとえばスーパーアグリがどう頑張っても、オリジナルの空力デザインを成功させることは難しいでしょう。
先に書いたノーズ下をクリアにして空気の流れを良くするアイデアも、4年前に弱小チームのアロウズが採用したツインキールが始まりだと思いますが、せっかくアイデアを出してもそれを昇華させて成功するのはマクラーレンやトヨタといったお金のあるチームなんですよね…。

なるべく差がつかないようにしてイコール・コンディションで戦わせようとするのがFIAの意向だと思いますが結局は複雑なレギュレーションをクリアしながら開発を進められるのは上位チームですから、差は縮まらないんですね。

このあたりでF1は、規定のあり方を根本的に見直す必要があるのかも知れない。
場当たり的に導入される新レギュレーションが果たしてどのチームにも平等に作用しているのか?
進化してゆくF1を見るのは楽しいし技術革新を阻害するような後ろ向きな規定には反対ですが、一方でアイデアと情熱で上位チームを食うことが出来たかつてのグランプリが懐かしい…
そんなことをチラッと考えてしまいました。

来年はエンジン開発の規制、タイヤのワンメイク化など今までにない大きな変革があるようですけど、果たしてかつてのどのチームにも夢のあったグランプリが復活するのでしょうか?

(写真:タメオ1/43 マクラーレンMP4-20 日本GP05)
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ついでにサイドビュー

2006-10-26 | McLarrenMP4/20

FIAのレギュレーションによって、フロント・ウィングは年々最低地上高が上げられてるんですが、タメオのキットはどれもちょっと高過ぎな気がします。
資料写真と比べても明らかに高い。まあ横からの写真は走行中のものが多いので、ダウンフォースで車高が落ちてるのかも知れませんが…
タメオは停車状態で正確なんだろか?

前回作ったR25はチカラ技でノーズを下げた記憶がありますが、今回はそのまま組んでます。でもやっぱり模型的にはもう少し低いほうがカッコイイなあ…。

それにしても、FIAのレギュレーションのせいで最近のF1マシンはどんどんカッコ良さがスポイルされています。
コーナリング速度抑制のためのナロー・トレッドやウィング規制はともかく、インダクション・ポッド後方やリア・ウィング翼端板はスポンサー・ロゴの面積を確保するためにサイズが大きく規定されてるなんて…下らなすぎ。

そうゆう規制を乗り越えて進化し続けるF1マシンは、それでもやっぱりカッコイイんです!

(写真:タメオ1/43 マクラーレンMP4-20 日本GP05)
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MP4-20、本当に完成!

2006-10-25 | McLarrenMP4/20

昨夜は深夜まで作ってて、やっと完成!と思って写真撮ってUPしたら…
あひゃー、パーツひとつ付け忘れてました!
さて、何でしょう? (すぐ分っちゃいますよね!)

で、忘れられたパーツをちょこんと乗っけて、これで本当の完成!

色々あって半年ぐらい作ってましたけど、どうにか完成したのは良かったです。
でもグラデーション塗装など反省する箇所も多い製作でした。
また、完成してみて思ったのですが、近年のF1マシーンに欠かせないカーボン表現ですが、実車はかなりツルツルした表面なので半ツヤ消しのクリアーでコートしてみましたが、模型的にはちゃんとツヤ消しにしたほうが良かった気がします。
同じカーボン部分でもウィングやバージボードはツヤありですし、全体に中途半端になってしまってメリハリがなくなってしまいました。

こうゆう全体像をしっかり意識して仕上げると、チマチマした工作をしてるよりも効果的に「キレイな」完成品になるんだと思います。

とにかく試行錯誤しながら、やり直ししながらの製作でしたので、出来ればもう1回作り直せたら、今度はもっと簡単にキレイな完成品が組み上げられると思います。
がっ!同じものを続けて作る気力が湧かないのも素人の悲しさ。
また新しいキットに手を付けて、また試行錯誤を繰り返すんでしょうねー。
ま、楽しいからいいんですけど。


(写真:タメオ1/43 マクラーレンMP4-20 日本GP05)
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MP4-20、とりあえず完成!

2006-10-25 | McLarrenMP4/20



(写真:タメオ1/43 マクラーレンMP4-20 日本GP05)
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最終コーナー

2006-10-22 | McLarrenMP4/20

長々と作ってまいりましたMP4-20も、いよいよ最後の追い込みです。
残るパーツもこれだけになりました。

小さなパーツと言えども、手抜きはいけません。エッチングパーツは断面の段差をヤスって、両面をペーパーで磨いてカドをとっておきます。
我々ド素人モデラーは、難しいテクは持ち合わせておりませんが、せめてやれる事はマメにやっておきましょう。時間に追われる必要はないのですから…。

ミラーは鏡面部分をくり抜いてあります。鏡面を洋白板を磨いてはめ込む予定。でもちっちゃいので大変ですよ…。

ミニ・ウィングには真鍮線をハンダ付けして差込式にしてあります。底に達する長さですので、接着剤ナシでも強度バッチリです。
一方、ホーン・ウィングも同様にピンを付けましたが、左右対称にしたため刺しこむとぶつかりあってしまって、短くせざるをえませんでした。互い違いに付ければ良かった…
ホーン・ウィングの前端の黒い部分はデカールは使わず、吹きつけ塗装のみで表現してみました。

昨年の日本GPを見て、「ライコネンすごい!この歴史に残るレースを制したマシン、絶対作りたい!」 そう思って1年、念願通りキットが発売され、果たしてコレを完成まで持っていけるのか?と不安タップリで作り始めましたが、どうにか完成に漕ぎ着けそうです。

1年前の小さな願いが、今、手のひらの上で形になろうとしている…やっぱりキット作りって楽しいですね!


(写真:タメオ1/43 マクラーレンMP4-20 日本GP05)
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いろいろ付けた。

2006-10-18 | McLarrenMP4/20

リアサス組んで、フロント・サスも組んで、ボディーとアンダートレイを合体。
リア・ウィングはどうにかまっすぐ付いたけど、フォワード・ウィングは微妙に曲がってます…もはやチカラ技で修正できる段階ではないので、無視します。

ボディーとアンダートレイはネジ止めで、簡単に外して修理できる…筈なんですけど、実際は上下に渡って繋がるパーツがあるので、最近のF1キットは完成したらもうバラせません。
ですのでネジだけで止めておく必要はないので、接着剤でベチャ付けしました。これでもう後戻りはできません、どんどん進めます。

フロントのロアアーム基部からディフレクター、バージボード、アンダーボディーは連続しているので、うまく繋がるか不安でしたが、瞬着でペタペタ繋げていきました。うまくは繋がってない気もしますが、どうにか繋がっているのでいいや。
心配だった干渉もなく、ここまで組み上がりました。

私の場合、普段はボディーのパネル・ラインに墨入れはしないんですけど今回は明るい部分のスジボリの底が見える感じだったので、墨入れしてみました。
写真だと墨が効き過ぎてますけど、実際にはまあいい感じ。

それにしても、銀・白・黒・ガンメタのカラーリング、写真だとコントラスト高すぎてサッパリ分からない…。

(写真:タメオ1/43 マクラーレンMP4-20 日本GP05)
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リア・サスペンション

2006-10-16 | McLarrenMP4/20

毎回、泣きたくなるリア・サスペンションまわり。
アップライトに対してアッパーアーム、ロアアーム、プッシュロッド、ドライブシャフト、スタビライザー、計5本のパーツを繋げなくてはならない。
しかも車高を決め車輪の向きが曲がらないように左右対称に…
もうこれは神経衰弱やってるようなもんです。

現物合わせで調整しながら、接着の順番もそのつど考えてやっていきます。
写真はまだ道半ば。
今夜が山ですね…。

と思ったらまだまだなのだ。もっと厄介そうなフロント・サスまわりが待ち構えているのですね…。

(写真:タメオ1/43 マクラーレンMP4-20 日本GP05)
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コクピット関係

2006-10-12 | McLarrenMP4/20

シートベルトを本物と同じようにシートに納めようと考えていた時期もありました。
今は、それらしく置いとけばいいや、ぐらいの感じで。4本だけ適当に置きました。
実物通りの量をシートに置くとボリュームがあり過ぎる気がするし、F1のシートベルトが実際どうゆう構造なのか、いまだに私は知りません。

バックルはZモデルのパーツ、ベルトとショルダーパッドはワインのキャップシールを広げて細切りしたもの、あとはタメオのパーツです。
こうゆう模型に布素材を使うのは何となく嫌なので、柔らかい金属で出来たキャップシールは私の好みの素材です。

ステアリングは素組みにデカールを貼っただけ。ノブやダイヤルを立体的に再現してみようかと思いましたが、今回はもう気力が残ってません。
早く完成させたいので、面倒な作業はどんどんパスして行きます。


(写真:タメオ1/43 マクラーレンMP4-20 日本GP05)
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パーツが揃った。

2006-10-11 | McLarrenMP4/20

組み立てまでに塗装を済ませておかなければいけないパーツがやっと揃いました。
色は大体似たようなものなので、効率良くやればそれほど面倒でもないのかも知れませんが私は思いついた順番にチマチマやってるのでえらく時間がかかった。
下地塗って、色塗って、デカール貼って、クリアー吹いて…って感じの繰り返しで…。
まだこれで全部って訳ではないんですけどね。

仕事以外のことで色々と忙しくて落ち着いて模型に取り組めません。
PCに向かうころには夢うつつになってしまって、前回のログなんて写真upして短い文章書くだけで1時間ぐらいウトウトしながらやってました…

日本GPの結果についてなんて、もう賞味期限切れの話題になってしまいましたかね。
劇的なシューマッハの終焉でしたが、正直バトルが見たかった。
最終戦に可能性は残すものの、真のガチンコ勝負とはならないような気がします。
もっとも、アロンソが次にリタイアすれば、シューマッハ最後の大仕事が見れますけどね。
彼のラストイヤーを飾るマシンを作るなら、どのグランプリだろうと考え中です。
今のところ、イタリアGPが有力ですけど内心ブラジルGPに期待してます…
勝っても負けても、最後は見ごたえあるレースを見せて欲しいものです。


(写真:タメオ1/43 マクラーレンMP4-20 日本GP05)
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