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43マイクロワールド

1/43スケールのカーモデルキットの製作を中心に、模型の話・レースの話・クルマの話・なぜかサッカーや映画の話題など。

完成!フェラーリF138 スペインGP2013ウィナー F・アロンソ

2018-07-02 | Ferrari F138


(クリックで拡大)

ワールドカップもあっという間にグループリーグが終わってトーナメントに突入したワケですが、すでに脱落したドイツに続いてアルゼンチンもポルトガルもスペインも居なくなっちゃったね。

ズルい方法でトーナメントに進んだ日本ですが、果たして世界をあっと言わせることが出来るのでしょうか・・・
いろいろと言われるポーランド戦ですが、勝ち抜くためにズルい方法を使うのはサッカーでもほかのスポーツでも当たり前にみんなやることですから、気にしなくていいでしょう。
むしろ、そういう展開にしか出来なかった日本チームの情けなさですよね。メンバーを落としてきたとはいえ完全な負け試合。終盤のパス回しがなくても勝ち目は少なかったですもんね。

という訳で、相変わらずベルギーには勝てる気がしないんですけど
それでも何が起こるか分からないのがサッカーですからね、10回やって一回か二回しか勝てない相手だとしても、それが今回かも知れないです、期待して観ましょう。

 

さて年初から作っていたF138、ようやく完成しました。

何となく無視していたウインドーシールドですが、無くてもいいかなーなんて思っていたんですが、いよいよ完成となると手を抜きにくくなっちゃいますね

せっかく印刷済みシートも用意されてるので・・・
めんどくさいけど貼っておきましょう。


両端を少し曲げておかないとフィットしないので面倒なんですよね。
爪でクイクイ曲げてやって、ちょうど良い曲がり具合になったら透明エポキシで接着です。
めんどくさいと思っていても、やってみればどうと言うことは無い。


テールライトはデカールですが、透明カバーが付いているようなので薄いプラ板を貼っておきました。


左のミラーに小っちゃいアンテナを立てて、

全工程終了。完成ですわ。

W杯、スペイン敗退で意気消沈する全スペイン国民に捧ぐ

わけでは無いですが、アロンソが母国スペインで優勝したフェラーリF138

では、完成画像 (クリックで拡大します)


やたらでっかいフロント・ウイングと逆に小さ過ぎるリア・ウイングが何ともアンバランスな現代のF1ですが
やっぱりフェラーリは特別です。カッコイイです。


年々進行するサイドポンツーンの絞り込み。
体積が極限まで削り込まれているようです。


リア・ウイングが少し曲がっちゃったのが残念です。最後の詰めが甘かった。


塗装も雑、仕上げも雑、でも良いのです、作っていて楽しかったです。
完成すればこれも自分の大事なコレクションのひとつです。


フェラーリのF1マシンを作るのは2006年のシューマッハのマシン以来
それからいろいろありまして、いろんなマシンもありました
キャンディー・レッドのヤツとか、段付きノーズとかチ〇コノーズのとかも作ってみたいです

日本では人気低迷しているF1ですが、フェラーリは相変わらず頑張ってます。
アロンソもF1では苦戦してますがルマンで勝って頑張ってます。
頑張っている人たちを応援していきたいです。

 

さあ、今年も半分が終わり後半戦スタートです。
後半はもう少しサクサク作るぞーとか言っちゃって てへ

 

 

 


いよいよセネガル戦

2018-06-24 | Ferrari F138

毎晩、W杯の熱戦が繰り広げられて嬉しい悲鳴であります。
どの試合も熱いですが、ブラジル対コスタリカ戦が特に面白かったなー
私が面白いと言うのは「レベルが高くて」とか「素晴らしいプレーが見れて」とかでなく、色々なことが起こって面白いという意味です。
むしろブラジルにしてみれば低調な試合内容だったのでしょうけど、お陰でコスタリカが粘って面白くなったんでしょうね。
低調とは言えブラジルの華麗なパス回しスピード感溢れる攻撃は堪能出来ましたし、それを受けて立つコスタリカもレベルの高い守備と大会屈指のGKナバスの活躍で守り切るかと思われましたが

後半ロスタイムにコウチーニョがGKの股を抜く強烈なシュートで先制、
最後にネイマールもゴールを決めて勝負あり!


ネイマールは後半に一度PKを貰いかけましたが、今大会話題になっているビデオ・アシスタント・レフェリーによりPKを取り消されるというイベントもありw
彼はイラついてボールを叩きつけたり、この大げさなシミュレーションもそうですが試合後に泣き崩れたり落ち着かなかったですねー

ところで色んなスポーツで導入が進むビデオ判定、今の時代だから映像やハイテクにより正確な判定が出来るならそうしたほうが良いのは分かるんですが、これってどうなんですかね。
私はレフェリーも含めてスポーツだと思っているので、基本的に人間による判定に賛成です。
誤審があったとしても、それもスポーツだと思うんですよね。

アマチュアスポーツや娯楽でやるスポーツに全て厳密な判定を求めるのはナンセンスだし、プロスポーツも世界大会もその延長線上にあるべきだと思うんです。

もちろん、必要に応じてビデオもハイテクも利用すれば良いですがあくまでアシスタントであるべきで、人間が不在の厳密な判定が理想だなんて考えに変わって行かないことを望みます。

先日の日本のプロ野球で、ファウルをホームランと判定された試合のやり直しを求める球団がありましたがナンセンスの極みだと思います。一度判定が下って成立した試合を誤審を理由にやり直してたら、どのスポーツも成立しなくなりますよ・・・。

 

さてさて

いよいよ今夜、我らが日本代表がアフリカの強豪セネガルと対戦ですね。
コロンビアに勝ったことで何となく楽観論が漂う現状が怖いです。
日本人なのに日本代表に対してネガティヴな発言すると叩かれそうですが・・・あえて試合前に書いときます。

「コロンビア戦、試合は勝ったけど内容はお粗末だったぞ。」

なぜマスコミがそのことを言わないのか不思議でならない。90分間、相手10人で戦ってあの内容ですよ?
もちろん1点を守り切るのも勝ち方だけど、ミスパスやミスシュートも多かったし・・・

セネガルはコロンビア以上に難敵だし、勝てる気がしません。

特にアフリカ勢ってやりにくい相手なんだよね。体は大きくて柔軟、スピードもあるしほぼ全員欧州でプレーしていて洗練されているし
おそらく、すばしっこくて運動量もある日本とやりにくいのは相手も同じだろうけど、噛み合わせが悪くなると一方的にやられちゃう恐れもあります。

監督は「基本的に第一戦と同じ布陣で。」などと呑気なこと言ってますけど奇策でも何でも弄して勝ちに行って欲しいです。引き分けでも良いなんて戦い方が通じる相手じゃないですよ・・・

以上、あえて厳しいことを書いときます。明日になったら素人がバカな意見書いてら~なんて笑われてると良いですねw

 

さてー、長くなりましたが模型の話も少しだけ書きます。

前々回の記事でプルロッドがインストに無いよータメオのバカーなんて大騒ぎ書いてましたが、よく見ろバカ


こんなに大きく描いてあるじゃん・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・!

無いと思い込むと目の前のものさえ見えなくなるんですねー怖いですねーホント自分バカ・・・・

でもなんで NO PAINT なんだろ?
明らかにカーボン製なのにね


と言うことで、自作しちゃったプルロッドはちゃんとカーボンデカール貼りましたよ。


こんな感じになりました。ケガの功名と言いますか・・・バカのせいでちょっとイイ感じに出来ましたw

 

完成が近づくと、苦手で後回しにしてた作業ばかりが残ってくる・・・

やりたくないのがミラーの掘り込みと、ピン打ち

ミラーは鏡面になる部分に湯口が付いててコレを削っちゃうと手で持つのが困難になるので
どうしようかと悩んだ結果、エポパテに埋め込んで固定


モーターツールで掘りますが、全体の形が分からなくなるのでどこまで掘って良いのか分かりづらい。


最終的にはエポパテから外して、セロテープで固定して整形。
始めからコレでも作業出来た? うーん、モーターツールは厳しいかな


埋め込む鏡面は洋白板を磨いておきます。
鏡面には程遠い磨き具合ですけど、キラキラしてれば良いや。

次にピン打ち。
あらかじめ穴は開けておいたけど、案の定クリアーで埋まってしまった。
穴自体は大きく見えるんだけど、クリアーが溜まっててピンが入って行きません。

仕方なく、再度ピンバイスでドリリング

塗膜が剥がれる。

悲しみ~

悲しんでても仕方ないのでタッチアップしてピンを刺していきます。


リアリティーのかけらも無し。オーバースケールも良いとこ。くどいだけだわ~

やめときゃ良かった・・・・・・・・・

ただ、前回はP4でピン打ちしたんだけど今回はメタルキットなのでピン穴はほぼ貫通しているのでピンの長さ調節はしなくても良いので楽でした。
裏側に弾性接着剤を塗っておき、ちょうど良い深さまで差し込んでおしまいです。あとは硬化を待つだけ。途中で浮き上がってきたりしますが、硬化まで時間があるので押し込み直せば良いだけです。


ノーズ部分は中空になっていなくて穴を貫通出来ないので、慎重にピンの長さを詰めて合わせます。短くし過ぎると入り込んでしまって抜き取るのさえ困難になるのはP4で経験済み。慎重を期しました。

あと、忘れていたDRS作動装置

キットはシルエットの形のエッチングパーツのみだったので、いくら何でもペラペラ過ぎるので
エッチングパーツにハンダを盛って、実車同様の円筒形にしようとしましたが・・・
ちょっと、難しい・・・

そこでプラ棒と金属板で自作。
接続部分は瞬着を盛ってなだらかにしてます。

コレも、洗練された出来とは言えませんが・・・
まあ頑張ってもこんなもんです。断面に穴を開けるのが大変でした。
実は、金属パイプでも試してみましたが、葉巻型に削り出すのが難しくてやめたんだけど、削るんじゃなくて瞬着とかパテを盛ってやれば良かったかもね。

まあいいや、色を塗って取り付けたらこんな感じです。

引っ張るとフラップが水平になる構造なんですかね?
引っ張るのは棒では無くケーブルのように見えるので、カーブを付けてます。フラップへの接続部分は良いジャンクパーツが無くて適当です。

と言うことで、珍しく集中して作業していたのでほぼ完成

あと空力パーツをポンツーンに付けるのと、ホイールにセンターナットを刺せば出来上がりです。

次回、完成画像を発表出来そうです。

やっぱり、次に作るキットが決まると作業進むねー

どんどん行きましょー!

 

 

 


ここへ来て・・・

2018-06-11 | Ferrari F138

自分の住んでる地域も昨日梅雨入りしました。

雨の季節は嫌いじゃ無いけど、今は走れなくなるのが困ります。今日は小雨がぱらつく中を5キロほど走って、1キロ5分9秒の自己最高のラップタイムが出ました。
そしたら友人が、「ウチの子供(小4)は2キロ走で8分以内で走って優勝したよ、」とかつまらない情報 (ゴメン)
凹むわ小学生どんだけ速いねん

 

昨日は映画「羊と鋼の森」を観てきました。



本屋大賞を受賞した原作の作者宮下奈都さんは本県出身ということもあり・・・
とか言いながら原作未読なんですけどね、宮下さんの作品は短編を何作か読んだ程度です
まあ映画は筋書きとか知らないほうが楽しめます

羊と鋼と言うのは、ピアノの音源となるフェルトで出来たハンマーと鋼線で出来た弦のこと。
ピアノの調律師の成長を描いた物語なんですが、音程を整えるだけではなく演奏者に合った音作りまで追求する調律の奥深さは難しいですね。

良い映画でしたが、観念的過ぎる部分があったり、登場人物の感情の高まりが理解出来難い部分があったり・・・
やはり調律に対するこだわりが理解出来なかったのが残念でした。だんだん電波のように感じてしまって・・・
ちょっと馴染めませんでした。
文芸作品というほど難しくないんですが、全体に陰鬱で真面目過ぎる映画です。

観る人が観たら、楽しめる映画なんでしょうね。

 

前回も書きましたが、とても組みやすくなったタメオのサスアーム


こんな風にアップライトの上面に切り欠きがあって、ここにプルロッドやタイロッドを乗せれば良いんです。
差し込まなくて良いので、アップライトをロアアームに接着後に作業出来るので楽なんですよ。長さ調整も簡単だし。

でもタイロッドのボディー側の穴を開け忘れていたので、ピンバイスでドリルしたんですが、アップライトが邪魔してピンバイスのチャック部分に当たるので塗装が剥げてしまった・・・
しかも、本当はやや下方向から斜め上に向けて穴を開けたかったのに出来ず、タイロッドの差し込み部分を曲げなければいけなくなって組みにくくなってしまったよ。
でもまあ何とか組めました。


あとはこのように、アッパーアームで切り欠き部分にフタをするようにはめ込めば完了。
多少、削り込んで修正は必要でしたが車高出しと複数のサスアーム類の接着を同時に済ませなければならないF1マシンの難関作業がいとも簡単で終わりました。

この作業がこんな簡単なら、F1モデルを製作する時のストレスがひとつ無くなりますね。

 

続いてリアのサスアーム。


ロアアームはあらかじめシャシーフロアに接着済み、アップライトも前回車高出しをして接着しました。
あとはアッパーアームを乗せるように接着するだけ

でもインストではアッパーアームは左右一体のパーツになっているのに、そんなパーツ見当たらなくて
どうやらこの左右分かれたアームがそうみたい。組みやすいようにパーツ割り変更したのかな?

まあいいや、リアサスはパーツが少なくて簡単簡単。
昔はリアサスも、アッパーアーム・ロアアーム・ドライブシャフト・スタビロッド・プルロッドと分かれていて大変だったよねー
近年はロアアームのカバーの中にみんな内蔵されちゃってますからねー
プルロッドまで内蔵するなんてすごいよねー
でもプルロッドってロアアームと平行にセットして作動するの?
どういう技術なんだろ
あれ?待てよ、ホントにプルロッドは別になってないの?
インスト見てもプルロッド取り付けるなんて書いてないしパーツも無いし

念のため、ちょっと資料画像を見てみましょう


ぶっといプルロッドあるやん・・・・・・・・・・・・・

またタメオさん恒例のうっかりエラー?


良く見るとリアのアップライトにはプルロッドを置くべき斜めの切り欠きはあるじゃん
始めはプルロッドもちゃんとパーツあったけど、干渉して組めないので省略したとか?


いや、確かに窮屈なところに通すことになりますけど帯金が通る隙間はありますけどね、


良く分かる画像が無いけどプルロッドのアップライト側は細い棒状になってて、干渉を避けるようになってるみたいだし。
プルロッドをセットするのがそれほど困難とも思えない。

タメオ君、またやっちゃったのねー

( ↑とか偉そうにのたまってますけど、あとでよくよくインストを見たらプルロッドの取り付け指示も金属線のパーツもありました
タメオ様、スマン )

まあとにかく、自作するしかないわ。ボディー側は太くなっているみたいですけど、どうもほかのアームのように薄い板状にはなっていないみたい。
最初はメタルから削り出そうかと思ったけど、グダグダになりそうなので
0.8mmのステンパイプと細いステン線を組み合わせてでっち上げ。
本当は太い部分はやや楕円形断面なんだろうけど、シャープさ優先で円形のままで良いや。
長さはこれから調整します。

もう何で完成間近になってこんなパーツ作ることになるかなー
はい、それはちゃんと資料とパーツをチェックしていないからです。
全部自分が悪いんです。スミマセン スミマセン

( ↑それ以前にインストをちゃんと見ないからです。もうホントバカです。スミマセン スミマセン )

 

次こそ完成! かな? つづく


簡単には行かない

2018-06-04 | Ferrari F138

もはや映画鑑賞日記と化している当ブログですが、まあ仕方がない。
内容も無く進捗も無い模型ブログなので、こんな方法でも更新モチベーションを維持しなければ。

先週観ました、「恋は雨上がりのように」

マンガ原作でアニメ化もされた作品の映画化です、今はもうこんなのばっかり。

女子高生と冴えない中年ファミレス店長の恋、なんて宣伝されてますが・・・
そういう安直な恋愛映画ではなく、陸上選手として挫折した若者と挫折を経験したまま年齢を重ねてしまった男との関わり合いを描いた、
むしろ青春映画ですね。


新進の個性派女優・小松菜奈と、やはり個性派の大泉洋の共演。
がむしゃらな若い娘の恋心を大泉演じる店長は大人の対応で受け止めるので、二人が男女の関係になるようなことはありません。
オジサンがっかりな展開ですが、小松菜奈ちゃんのコケティシュな魅力は存分に堪能出来ます。

スポーツ青春ドラマと、女子高生の日常ドラマ、それに文芸作品のような味わいが混ざりあって奥行きを感じる映画です。
笑える演出やスピード感溢れるシーケンスもあって退屈しません。
何より、小松菜奈ちゃんの演技とビジュアルが最大限生かされているのでそれだけでも見る価値アリですわな。

挫折を乗り越えて前に進むラスト。見終わった後の爽やかさはタイトル通り雨上がりの空のようです。
今年見た邦画の中ではベスト3に入る良作でした。
ちなみに、あと二作は「今夜ロマンス劇場で」「ちはやふる 結び」です。間違いない。

 

さてサクッと完成させちゃいたいF138でありますが、忘れてたパーツや作業を済ませなければいけません。


フロントウイングのステー内側に付く整流フィン
こんなとこに面倒くさいもの付けるなよ・・・とぼやきたくなりますが、しゃーない
瞬着で付けて筆塗りぬりぬり

車高出しとか面倒くさいので、メタルのロアアームだけを頼りにアップライト接着
1ミリのプラバンを底に入れて車高を決めて、あとはタイヤを治具にして固定しエポキシ接着剤で留めました。多少のタイヤ接地のズレはメタル製のアームを強引に変形させましたw

アッパーアームは車体側に差し込んでアップライトの上側から接着出来るので、こういう工程が取れるのです。
ボディー側にもアップライト側にも穴に差し込む方式だと、全部一緒に接着しないといけないので難しいんですよね。

あとは簡単簡単・・・と思っていたんですが、ここへ来てボディー側にタイロッド・プッシュロッドを差し込む穴を開けるのを忘れていたのが判明。

ホント、一進一退ですわ・・・

いろいろ忙しいのもあってさっぱり進みませんけど、頑張ります。

つづく。

 


あと少し・・・

2018-05-28 | Ferrari F138

公開からだいぶ経ちましたが、映画「いぬやしき」観てきました。

テレビの宣伝見ただけだったら自分は観に行かないタイプの映画だと思ってたんですけどね、
割と評判が良いのでアクションだけではない何かがあるのかなと推測して観てみたわけです。

なるほど好評なだけあって、アクションや派手なCGを抜きにしても映画としてちゃんと楽しめる作品でした。
ある日突然、超人的な能力を手に入れた二人の男が、一方は悪にもう一方は善へと分かれて戦うことになるのですが、その過程が面白いと言えば面白い。
ただ、そこはそれほど深みがあるドラマでもなく分かりやすい設定なだけに物足りなさもありました。

メインとなるアクション場面は、良く出来ている・・・のでしょうけど、まあハリウッド作品で見慣れているし自分はあまり好きじゃないのでどうでも良かったです。

という訳で、映画全体としては私としては及第点、まあまあ面白かった、という程度なんですが、違うところでこの映画すごくハマりましたw

それは木梨憲武演じる冴えない中年男・犬屋敷と、そんな父親を毛嫌いする娘との関係性、やり取りの部分。
木梨は自分と同年代だし、若い娘の扱いに苦慮するあたりは独身の自分でも理解出来るところもあります。
娘を演じた三吉彩花はアイドルグループ「さくら学院」元メンバーだったこともありBABYMETALつながりで前から知っていたこともあって注目してたのもありますが、難しい役どころを上手く演じていたと思います。もうすっかり一端の女優さんになりましたね。

嫌っていた父親に救われて、スーパースターになった父親を見直す・・・という流れなんですが、ラストシーンで自分だけが父親の正体を知りながら父親を見る視線・・・この場面、すごく好きです。

映画は、続編が作られそうな終わり方になっていたけど、そうすると犬屋敷父娘は一緒になって戦うことになるのかな?原作ではどうなってるのか知らないけど、そんな続編だったら観たくないな。
父親を受け入れたのか、そうでも無いのか、不思議な表情で終わったラストシーンの微妙さを大切にしたい思いです。その先は知らないほうが映画として良いと思うんです。

まああくまで私的な感想です。映画は一人一人違う感想を持って良いと思うんで、別の人が観たら全然違う意見なんだろうな。

 

 

さて模型のほうは進んでいないことも無い。
完成間近になると一進一退みたいな状態になります。


サスアームはほぼメタル製なんですが、プルロッドとトラックロッドだけはエッチング製なので、ハンダを盛って立体的にします。
この作業が面倒くさくて手が止まっていたのもありますが、やってみれば5分で終わる簡単な作業。まあ、うまく行けばね。


上手くハンダ盛れればそのままでも良いんですが、盛り加減がバラバラなので削って揃えます。
竹串を削ったところに瞬着などで貼り付けて削れば簡単。でもエッチングの合わせ目消しもするなら、もっと細いものに貼り付けたほうが良かったです。
プラバンの断面とかね。


サスアーム類にもカーボンデカール。これはキット付属のもの。アンダートレイに貼ったデカールと色を揃えるため、黒を混ぜた艶消しクリアーで少し黒っぽくしています。

サイドポンツーン前方に付く空力デバイス、実車は二か所で繋がっているようなので伸ばしランナーを差し込んで再現。余分は切り取ります。

デカールは所々ひび割れて大変。

特にこの大きな白い部分のひび割れはタッチアップしても汚すぎると思うので、マスキングして白吹きました。
これはデカールの品質の問題でなく、貼る時に位置合わせがうまく行かなくて引っ張ったりし過ぎたせいだと思います。
本来なら予備デカールがあるので貼り直すべきなんですが、やり直してもっとひどくなるのが怖くて・・・
ヘタレです

デカール貼りの困難は続く。


ボディーカウル後半の無塗装部分に貼るカーボンデカール
複雑な曲面に一枚の大きなデカールを貼るんだけど、全然合わない・・・
もう後から継ぎ接ぎするしかありません。


反対側は二分割して貼ってみたところ、まあまあうまく行きました。どっちにしろ下側の開口部を埋めた部分がデカール足りないので継ぎ接ぎは必要なんですけどね。

で、継ぎ接ぎしてみた部分。

別のキットのデカールを使っているので色が微妙に違うので、クリアーブラックを筆塗りして調節します。
このあと、艶消しクリアーブラックをカーボン部分全体に吹き付けするので多少の塗りムラは誤魔化せると思います。

コクピット。
ボディー下側とシートが一体になっています。

ステアリングが生えている部分(何と呼ぶのでしょう?)は、ボディー上面の裏側に取り付けるように指示されてますが、こんな風にシート側に接着してしまってもちゃんと収まります。前回作った琢磨優勝車と同じですね。
このへんの精度の良さは、さすが今日のキットです。

そんなこんなで、いくつか説明端折ったパーツもありますが取りあえず組み立てを待つばかりの状態になりました。

いや、実はまだ残ってるパーツや付け忘れたパーツ、塗り忘れた箇所とかあるんですけどね、そろそろ完成させたいな。

一か月ぐらいで完成させちゃう予定が、もう四か月超えてます。大したこともやっていないのに、反省しきりです・・・。

完成は間近だ、頑張って続けます。

 


カーボンデカール

2018-05-01 | Ferrari F138

観てきましたよ、「レディ・プレイヤー1」

いや面白かった!

バーチャル世界のなかでの戦い、なんてネタはSFじゃ使い古されてるけどね
この映画はその世界の中にあらゆるサブカルチャーネタをぶち込んでるのが売りですね

アニメ、ゲーム、特撮に限らず新旧の名作映画まで混ぜ込んでて、もうどこを切っても何かのネタが出てくるみたいな映画でね、
最初のうちはネタ元を思い出してはニヤニヤしながら観てたけど、余りにも無尽蔵なのでそんなのどうでも良くなって映画を楽しんでました。


さすがに「オレはガンダムで行く!」なんてセリフには胸熱だったけどねー


メカゴジラとガンダムの実写対決見れるなんてそりゃ40代50代のオタにはたまらんでしょう
いや実写風だけどCGだけどね
でもガンダムが取っ組み合いの戦いするなんて違うとか野暮なツッコミですかね
モビルスーツって基本的に飛び道具で戦う兵器なんだと思うんですけどね

ストーリー自体は勧善懲悪の予定調和、キャラ設定も無難、そこそこ分かりやすいテーマでまとめて安心して楽しめます。
バーチャル世界でのキャラがバーチャル風過ぎてCGアニメにしか見えないとか、謎を解くのが都合良過ぎとかツッコミどころもキリが無いけど、難しい事抜きにして楽しんで良い映画だと思います。

ネタ探しにもう一回観てみたい気にもなる映画ですけどね、もう少し主役キャラやヒロインに魅力あったらなあと思いました。
オススメ映画ですが、人によってはこういうの合わなかったりするんですかね

 

さて模型のほうはさっぱり進んでません。

台座固定用のナットをハンダ付けしたり、アンダートレイにカーボンデカール貼ってみたりしてるけど


キットにはアンダートレイのカーボンデカールは用意されてないので、サスアームのデカールと違和感が無いようにタメオのジャンクデカールから模様が似たものを探してきて、継ぎ接ぎしながら貼ってます。
継ぎ目がバレバレだなあ・・・


クリアーに黒を混ぜたものを吹いて、全体のトーンを落としています。
継ぎ目も目立たなくなるかと思ったけど、そうは上手く行かないですね。

まあ継ぎ接ぎだらけのカーボンデカールは悪ふざけでやってるみたいなもんです。真剣にやるなら大判デカールで全部キレイに揃えるべきなんでしょうね。
あまり真剣にやりたくない気分なのかな。

 

お気楽に、続きます。ではでは

 


ウイング完成

2018-04-23 | Ferrari F138

フロント・ウイングには細かいエッチングパーツをいくつか付けます。

エッチングは断面の段差がどうしても気になるのでヤスっておきます。


細かいパーツは切り取ってからゴニョゴニョやってると高確率で紛失するので、なるべくランナーを付けたままヤスリがけします。


こういう難しいカタチしてるヤツはヤスリにくい。
見えにくい内側はスルー


いろいろ付けてフロント・ウイング完成。

もう研ぎ出しとかどうでも良いです。
「研ぎ出しなんてやってるの日本人だけだよ」って海外の人に言われたって昔偉い人が言ってましたよ。
私は日本人ですけど例外を目指します。


リア・ウイングもタッチアップしてクリアー吹いて完成。
こちらも研ぎ出しなんてしません。

DRSの作動装置をどうするか考え中。
キットのパーツは単純なエッチングで、ペラペラでちょっと使う気になれない。実物は円筒形なんだよねー

 

チマチマと、進めます。つづく

 


デカール続き / F138 ⑩

2018-04-16 | Ferrari F138

先月、誕生日記念にGARMIN買ったよ。自分へのプレゼントってヤツですか。


いわゆるランニング・ウオッチってやつでしてスマート・ウオッチ的な機能もあります。一番安いのだから思いっきり安っぽい。
でも走る時にはこのビビットなカラーは目立つので良いかも。オモチャっぽくて付けるの恥ずかしいかとも思ったけれど、慣れたらむしろランナーっぽくてカッコイイような気もしてきたw

なによりすごく軽いので走りやすくて良いです。画面が大きいので見やすいし、走ってる最中でも今のペースが分かります。


記録したデータはスマホに転送され、詳しく見れます。GPSで走ったコースも正確に・・・

と言いたいところだが、GPSの捕捉が遅すぎて、走り始めのコースがメチャメチャだよ
同じ道を走って戻って来てるのに、スタートから最初の曲がり角までがこの狂いよう・・・
エプソン製買ったほうが良かったかな・・・

3月に走り始めた頃は、7分/Kmを切るのがやっとだったけど、一か月で6分を切れるようになりました。
まあ、ランナーとか言えるほどもない情けないタイムですけど、歳だからしゃあない。
目下の目標は5分30秒かな。

べつに、マラソン大会とかを目標にしてるわけではなく健康対策です。でも数字を見ちゃうとついつい上を目指しちゃうね。
無理は禁物です。

43マニアのかた、と言うかモデラーさんで走ってる人ってどれくらい居るのかな。ブログ拝見してますと一人二人は居るみたいですけど・・・。

 

さて、F138のデカールの続きですが


フロント・ウイングは赤く塗った後、黒く塗る部分があるのでゾルでマスキングして塗って剥がしたら、塗膜持って行かれた・・・
実は反対側も同じ個所持って行かれてます。入り組んだところなので下地の磨きが行き届いてなかったみたい。
ここは赤のデカールもあるんだけど、まあタッチアップしとけば良いや。


ウイングの各フラップの前端には黒いデカールを貼るのですが・・・これが結構難しかった。前端に巻き付くように貼らなきゃいけないんだけど、位置決めが難しく、うまく前端が黒くなってません。ここもタッチアップ・・・

リア・ウイングはもっと大変。
翼端板は白く塗って大判デカール一枚貼るだけで簡単そうなんですが
上のほうのスリットに合わせて貼ると全体的にズレます。下端の櫛状になってる黒い部分は、後端のスリットの広いバージョンに合わせてあるみたいで、このウイングだと合いません。
もう黒い部分は最初から塗りで良いやと思っているのでズレ気にしません。

それにしても、翼端板は赤く塗って白いロゴデカール貼っていくほうが絶対簡単だと思うんだけど、なぜ白に赤貼る方式にしたかな・・・

あと、フロント・ウイングもそうだけど黒い部分って本当はカーボン地の部分なんだよね。
昔のタメオはしつこくカーボンデカール貼るようになってたけど、なんで止めちゃったかな?黒いデカール貼らせるんだったら、カーボンにしといてくれても手間は一緒なのに・・・と思ってしまいます。

そしてそして、困ったのが上のほうのスリット部分、透明にはなってるんだけどニスが抜いてないんだよね・・・

さすがに、膜が張った状態って嫌なので、除去しようとゴニョゴニョやってたら・・・・


うーん残念、赤い部分も剥がれちゃったよ・・・まあこうなる気はしてた。
ここもタッチアップか・・・・

反対側はスリット部分にシェルの貝殻マークが掛かっているので、慎重にカッターで切り抜きました。
スリットの幅がカッターの刃の厚さぐらいなんで難しかった。

なんだかこのキット、地味にデカール貼り難しいぞ・・・

 

めげずに続ける。


デカールとか / F138⑨

2018-03-30 | Ferrari F138

デカールを貼り始めた。

14色刷りの豪勢なデカール。
赤はタミヤのブライトレッドマイカ(TS-85)に合わせてある。
タメオと言えばカルトグラフなんだと思ってたけど、このデカールにはカルトグラフの文字が無い。
貼りやすいし品質に問題は無さそうだけどどうなのかな?最近情報に疎いもんで。

良く見ると印刷に滲みがあるようにも思える。昔のカルトはこんなこと無かったけどな・・・

デカール貼ると完成も近いような気がしてきますが、ボディー以外は全然進めてないので、今後の段取りを考えるとウイングや細かいパーツも仕上げといてクリアーコートとか一緒に出来るようにしたほうが良いように思えてきた。

で、リア・ウイング組もうと思ったんだけど


翼端板の下端がフロアに繋がるようになってて、その穴の幅に合わせるとロア・ウイングの幅が足りない。
メインウイングの幅は合っているので、ロア・ウイングを少し長くしないといけない。

ちょっとハンダを盛って延長すれば良いやと軽く考えていたら
盛り過ぎた。リューターでガシガシ削って元のカタチに戻そうとするが、複雑な形状なので難しい。


まあ何とか、それっぽくはなったかな。どうせそんな目立たないパーツなので深追いはしません。削り過ぎるとまた盛らないといけなくなるからね。
ハンダ盛り付けがすっかり下手になったので、もうやりたくありません。

組み立てもハンダはやめて、瞬着とエポキシにします。ヘタレです。

何とか続けたいので、続く。

 

 


赤くなった / F138 ⑧

2018-03-23 | Ferrari F138

最近はヘタレ映画感想文へと落ちぶれている当ブログですが

またしても映画ネタ

「今夜、ロマンス劇場で」

こーんなベタなラブ・ファンタジー、観る予定では無かったのですが評判がずいぶん良いので物は試し
上映終了間際ですが観に行ってきました。
だいたい終了間際の映画なんて客はまばら、もしかしてまたおひとり様上映かも?などと期待と不安もありましたが、座席表見たら半分ぐらい埋まってました。
やはり、評判良いと客入るんですねー。これだけ入るんなら上映延長すれば良いのにね。

モノクロ映画の中からお姫様が飛び出してくるという、これ以上無いトンデモ設定wファンタジーと言うよりもうおとぎ話の世界ですね。
これだけ振り切ってると多少の矛盾とかどうでも良くなります。ツッコミどころなんて全然思い浮かびません。


そのぶん、お話に入り込めます。前半は笑いどころ満載、後半一転泣ける展開に。

最近涙もろくなっちゃってる自分ですが、お目目うるうるどころか二度ほど涙腺崩壊してしまいました。
こんだけ泣けた映画は久しぶりだなー、いやー良かった良かった

ヒロインの綾瀬はるかはもうこの人しか出来ないでしょ、って思えるくらいのハマリ役。
特に好きという訳ではないんですが、なかなか良いベテラン女優さんになりました。

もう一人の主役の坂口健太郎は今までちょっとチャラくてナイーブな役が多かったと思うんですが、今回は純情青年役。


私が好きな本田翼も、普段は明るい現代っ子とか勝気な女性の役が多いと思うけど今回は清楚なお嬢様役。

一歩間違えばミスキャストになりそうな配役だけど、みんなうまくハマってます。映画って不思議ですね。
大スター役の北村一輝もね。新境地ですかね。

観に行くのが遅かったせいでお姫様の秘密とか知っちゃってて展開は予想出来たんですが、ラストの締め方は予想外で良かったです。あのラストシーンは色々な解釈が出来ますね。

色んな映画観ますが、あまり得意でないジャンルでも大当たりがありますからねー
やっぱり映画漁りは止められません、この作品も映画館で観れて本当に良かったです。

 

えー、F138でございますが


メタルプライマーのあとサフを吹きまして、小傷を消したりしながら吹いたヤスったを繰り返します。

サフの段階でペーパーがけするとメタル面が現れますよね。この時メタルプライマーも剥がれると思うんですけど、皆さんはまたメタルプライマーから吹き直すんでしょうか?
私はメタル面が出ても、あとはサフだけしか吹きません。サフにもプライマー成分は含まれているし良いかなと。
まあ面倒くさいからですけどw


サフが仕上がった段階。ここでペーパー、ラブロスで磨いてある程度艶を出しておきます。


白くなって

ピンクにならずに赤くなりました。


今回はインストの指定通りタミヤのブライトマイカレッドで塗りましたので、メタリック系の塗料なら隠ぺい力が強いのでピンク下地じゃなくても良いかなと。
まあ面倒くさいのもあります。


この色、フェラーリのF1用に調色されたものなので間違いは無いんですが、ネットの情報だとマイカ成分(メタリック成分)強過ぎるなんて読んだので、このままじゃ使えないかなと思ってたんですが


塗ってみたところ、そんなに粒子が見えると言うことも無く、このままで良さそう。

実車も画像からではほとんど粒子感は分からないんですよね。

今のところ、順調です。つづく。