43マイクロワールド

1/43スケールのカーモデルキットの製作を中心に、模型の話・レースの話・クルマの話・なぜかサッカーや映画の話題など。

マスキング塗装

2007-10-28 | Beta Montecarlo

ずいぶん間が開いてしまいました。
実は来週、所属している写真クラブの写真展がありまして、その準備やら何やらでちょっと余裕がありませんでした。
案内状の用意やら展示の用意やら、そうゆうのも大変なんですが肝心の作品がないのですよねえ…
休日は模型作ってるか映画館にいるかの最近ですので、写真なんか全然撮ってない(汗
写真ないのに写真展しようなんて、世界で自分だけかも。
バックレようにも、一応会長という立場なのでそうゆう訳にも行かないんですな。
仕方がないので大昔に撮ったネガを掘り出してきて何とか乗り切ろうと必死。
早く終わってくれ写真展。

時間的な余裕がないわけではないので、気分転換に少しずつ模型はいじっていますが…あまり進捗はないです。

黒く塗りたい部分があったので、マスキングしてます。
いつもはテープでマスキングしてますが今回はボディー内側もついでに塗りたいので、折り返し部分などテープだと面倒なのでマスキングゾルを併用しました。
ゾルはトラブルも多いというような話も聞きますので今まであまり使いたくなかったのですが部分的に使用してみて問題なさそうなので、今回は多用してます。
いざ塗りつけてみると、テープより遥かに楽にマスキング出来ますし、実に楽しい。ゾルはどうせ一瓶使い切るまで品質が持たないでしょうから、どんどん使ったほうがいいですよね。

私はいつも、やりたい作業だけ先にやって、気が乗らないことは後回しですのでだんだん製作スピードが落ちていきます。
そのうち別のキットが作りたくなって、放置になったりして…そうならないように頑張らないといけないです。

そう言えば、今年のF1も終了しました。
F1に関しては書きたいことも沢山あるんですがシーズン中は次々とレースがあって展開も速いし中途半端になりそうなので敢えて書かないようにしてました。
シーズンが終わってまとめを書こうにも私ごときが色々書いてもありきたりの事しか書けないので止めときますね。
とにもかくにも、今年の3人は皆よく頑張ったなと言ってやりたい。
色々悪く言う人もいるけど、それぞれ人間味があって面白かった。むしろ、チャンピオンになったライコネンの淡々とし過ぎなレースが物足りなかったぐらいです。
走りに関してだけ言うならアロンソが一番面白かったですね。

そうは言っても、模型的に一番作りたいのは、やはり赤い車。
思えば、95年からこっち、フェラーリで作ってないのはF2005だけだし、やはり作らなくてはねえ。でも、まだ昨年の248F1が放置中だ…まずはコレを何とかしなくちゃ。

(写真:エレール1/43 ランチア・ベータ・モンテカルロ・ターボ LM81)

秋 深し

2007-10-17 | Beta Montecarlo

キンモクセイの香りが町のあちこちに漂っていて、「秋だなー」なんて思っていたら、もう今日あたりはその香りにもあまり出会わなくなってしまいました、ボケッとしてるうちに秋がどんどん深まってますね。

ここんとこ休日はバーベキューでビール飲みまくって夜はグッタリなんて調子で、すっかりペースが狂っちゃってます。
ほかにも色々忙しかったりして余裕なくなってますねー ブログも放置してました。

バンダイのSC430のクソッタレなデカールは、剥がして貼り直そうと試みましたが無理そう。
どっか、別売デカール発売して下さい;;

デカールに問題ありなのは、エレールのキットも…

文字が、もう消えかけてます…判読困難。
どうやらドライバーは、チーバー、アルボレート、ファセッティ(この人知らない)
アルボレートとファセッティはイタリア人の筈ですが、なぜかフランス国旗に。
これは、ただ単にグリーンのインクをここだけのために使うのをケチった印刷のせいです。さすがフランスのメーカーですね。
それは目をつぶるとして、その上の「Pininfarina」の文字が消えかけてるのが悲しい…
このクルマには重要なロゴだもんなあ。前後フェンダーの四隅に全部で4つありますが、これはまだ読めるほう。
デカール自作とか出来ないので、とりあえずタッチアップで修正…


こっち側はほとんど消えてたので、ほぼ手書き。
頑張ったつもりだけど、こうやって写真で見るとやはり手書きバレバレ。
それでも、4つのうちでは一番キレイに書けたほうなんです。

マルティニのカラーリングのデカールも貼るのが大変でした。
エレールにしちゃ色ズレも少なく、劣化もしてませんでしたがとにかくコシがあり過ぎで曲面になじませるのが大変。
カルトグラフだったら軟化剤とドライヤーで、窪んだ部分にも簡単に馴染んでくれるんですけどねえ、全然通用しないんですよ…

しかし、こうゆう苦労も、実は楽しいものなんです。
「メーカーはここまでしかできん。あとは頼んだ!」みたいなキットでも、仕事の続きを引き受けて自分なりの完成品を作り上げていく楽しみは、悪くないものです。
いい加減な完成品とか、塗装・デカール済みキット作っといて、
「これで我慢しろ」みたいな商品より1000倍いいです。

バンダイさん、考え直してくれ。

(写真:エレール1/43 ランチア・ベータ・モンテカルロ・ターボ LM81)

というわけで、完成。というか…

2007-10-09 | TOYOTA SC430

昨夜は、箱開けてロクにチェックもせずに第一印象だけでつらつら書いてたんですが、今日素面になって改めてチェックし直して見たら、とてもじゃないけど、どうにかしてちゃんと完成させようってレベルじゃないですね。

んなわけで、とにかく組んで完成形にしてみた。ゲート跡さえ取ってませんので、まあ15分ほどで完成ですね。
付け忘れたパーツもありますがそうゆう事は別にしてもこのままではミニカー以下ですし、精密感とか全然伝わってきませんね。

問題の99%は、やはりデカールですよ。
コレ、上からクリアーコートしてあるみたいで、剥がすのも不可能なんで。


糊が白化しちゃってますし。

割れちゃってますけど、そのまま?

スリットにはかぶったまんま。

白も透けまくり。印刷もズレてるし…

窓のハチマキは透けないように丁寧に2枚貼ってあります。
が、ズレてるのが透けて見えるのが悲しい。

せっかくのメッキ塗装も剥げてるんですけど…
「ZENT」の小さい文字はデカールでなく印刷みたい。

デカール剥がれてきてるんですが、その上から構わずクリアーコートorz


あのですね、バンダイさん。
こんな小汚いデカール貼った商品売って、恥ずかしくありませんか?
もう、今話題の食えない中国製品そのものではありませんか。
そりゃあー中国の人だって、この値段じゃミニチャンプスと同じ仕事はできませんてか?
この製品を買った人が、果たして次も買ってくれるだろうかとか、考えないのでしょうか?

塗装済みは、百歩譲ってまだ許せます。どうしてもというなら剥がす事も可能ですからね。
でもデカールはクリアーまでされちゃどうしようもないのですよ、そもそも模型作りで一番楽しいデカール貼りの楽しみを奪ってどうすんの?

悪いことは言いません、今後もこのシリーズを続けるなら、塗装済みでもいいからデカールは別にして下さい。
できればカルトグラフで、よろ。

(写真:バンダイ1/43 トヨタ・レクサスSC430 スーパーGT07)

とりあえず買ってみた…バンダイ43

2007-10-09 | TOYOTA SC430

なにかと話題の何様エリカ様ですが、彼女の主演映画「クローズド・ノート」は、なかなかどうして素晴らしい作品です。
エリカ様の演技も良いし、映画好きにはたまらないトラップもいっぱいで、泣けて笑えて楽しめるラブファンタジーです。
やや古風な作りでまっすぐ過ぎる気恥ずかしさもありますが、話のネタにもなりますし皆さん御覧になったらよろしいかと。

本日はそのほか「幸せのレシピ」「プラネット・テラー」の3本をハシゴしてきました。基本的に映画中毒です、もう1本観る時間があったのですが、さすがにお尻が痛くなってきたので諦めました。

さて、43の世界ではあんまり話題にもならないバンダイの新シリーズ、塗装済み43カーモデルキットですが、とにかく買ってみなきゃ評価もしにくいです、映画も模型も行列が出来る店のラーメンも、とりあえず食ってみなきゃ分からんと言うことです。

さて選んだのはZENT CERUMO SC430 今年のスーパーGT開幕戦優勝車…なのでしょうか?あまり詳しい説明がないので良く分かりません。
なんといっても、メッキシルバーと黒のボディーがメチャクチャカッコイイんですが、メッキシルバーの塗装は難しいですからね、メッキ済みのボディーは素直にありがたい。
このボディー、もともと透明なので、窓も一体成型されてます。ですから窓のフィッティングも完璧(当たり前)
このアイデアは昔からあったと思いますが、意外と実現させた例は聞きませんねえ。断面の処理の問題などあると思いますが、塗装せずに完成させる人を想定しなければ、じゅうぶん使える方法ですよね。

さて塗装も済んでますがデカールまで貼ってあります。


問題はやはりこのデカールですね。質も良くなく白は透けてます。
貼り方も雑だし、せっかくのメッキボディーも糊だらけ。
どう対処したもんでしょう…?


パーツは思いのほか多く、プラ(スチロール樹脂)、軟質プラ(ポリエチレン)、合成ゴムと使い分けてあります。
ディティールも精密で必要にして十分。
内装に関しては塗装してなくデカールも自分で貼らなければいけないので、普通のプラモデルと同じですね。でも、いくら「塗装済み」と謳っていても塗装が必要な箇所の塗装指示ぐらいしておいてくれてもいいと思いますが。

タイヤは合成ゴムですが立体感に乏しい角ばったものです。実車もそんな感じなんですが、もうちょっと丸くても良かったような…。

そんな訳で、どう完成させるかちょっと迷うところですが、1800円と43としてはキット、ミニカーに比べても格段に安いので気楽に素組みも良し、色々試してみるのも良しって感じですかね。

塗装済みなんて邪道だ~と言う前に、こういった形でも組み立てる楽しさを残してくれたこと、43というプラモデルとしてはマイナーな分野に参加してくれた事を素直に感謝したいですね…
あえて言うなら、デカールだけは自分で貼りたかった…そのほうがお互いの為にも良かったと思える情けない出来なんですよね。

(写真:バンダイ1/43 トヨタ・レクサスSC430 スーパーGT07)


仮組み完了~

2007-10-02 | Beta Montecarlo

ほぼスナップキット。3分で組めます。接着剤もいりません。飛行機模型って簡単ですねぇー。
で、色を塗ろうと思ったけど飛行機色ってほとんど持ってないので、放置してます…
って、違うだろー

はいはい、カーモデル作りますよw


サフを吹いたらプラモデルっぽさがなくなって、いきなり高級感が出てきます~
プラモデルって塗装しないと微妙に透けるような感じなので安っぽいんですよね。
サフを吹いただけでBBRの高級キットと変わらなくなります。
あと、たわみやすい所は裏打ちしてガッシリした感じにしてます。ますますBBRと区別つきません。


銀色を塗ると、今度はレーシング43と区別つかないw
いや、レーシング43より遥かにスタイルいいです。これ予想以上にカッコイイ車ですよ!

銀色に塗ったのは、別にメタルキットみたいにしたかったわけでなく、光硬化パテを使うと白塗装に黄色っぽい色が染み上がってくるとか言うような話をいつだったか聞いた覚えがあったからです。
成型色の染み上がりは銀色で遮断できるらしいので、パテの染み上がりも押さえられるかなと思って念の為にはさんでみました。
しかし、銀色ってのは下地の小さな乱れや傷も浮き上がらせますねー。
下地を完璧に仕上げたいなら、銀でチェックしてみるといいかも。
ま、私は細かい傷なんか気にせず先に進みますけどね。