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43マイクロワールド

1/43スケールのカーモデルキットの製作を中心に、模型の話・レースの話・クルマの話・なぜかサッカーや映画の話題など。

マスタング?ムスタング?

2012-08-29 | 模型

いや、クルマじゃなくて飛行機のほうです。

フォードのマッスルカーが日本で「マスタング」と呼ばれるのに対して、英語の綴りは同じなれどノースアメリカン社の戦闘機は「ムスタング」と表記されることが多いですね。なんなんでしょうね、クルマと飛行機を混同しないようにという模型業界あたりの陰謀なんでしょうか?
近年は戦闘機も英語の発音に近い「マスタング」と表記されるようになりましたが、私らみたいな古い人間は戦闘機は「ムスタング」のほうがしっくり来ます。

以前、ディスカバリーチャンネルで「史上最強の戦闘機」という番組をやってまして、歴代戦闘機のベストテンを選んでたんですが、このムスタングP-51Dを堂々一位に選出してました。
もちろん、実際の戦闘能力ではなく、その時代ごとにおける地位、生産性や活躍度も含めての順位です。いささか偏見に満ちたベストテンではありましたが(零戦がベストテンに入ってないとか)、まあP-51Dが当時すば抜けた完成度だったことは認めましょう。私もスタイリングも含め魅力的な飛行機だと思います。

なんだか無性にレシプロ機の模型を作りたくなりましてね、山のような在庫の中からプラッツのこのキットを探し出して組み始めました。


(プラッツの表記は、今風に?マスタング。ちなみにスイートのP-51Bもマスタング。)

このキットは8年前の製品ですが、1/144のレシプロ機キットとして非常に良く出来たキットだったと思います。
完成度の高い1/144レシプロ機キットは、スイートが2000年頃から先鞭をつけていましたが、プラッツは後発ながらこのキットで1/144精密シリーズをスタートさせ、スイート以上の精密さを追求してきました。
プロペラを一枚一枚スピナーに差し込むとか、ちょっとやり過ぎなところもありましたが…何よりシートがちゃんとパーツ化されてるのが嬉しかったですね。

ただ、いろいろ細かい問題点もあってちゃんと仕上げるには多少の修正も必要です。
私は以前、このキットを2機作りましたが、その時は知識もスキルも乏しく、ちょっと残念な完成だったのでいつかリベンジしたかったのです。

後ろのが以前作ったもの、手前が今作ってるものです。
一番の大きな問題点は、キットのままだと主翼の上反角がまったく付かなくなってしまうということ。
パーツ状態ではちゃんと上反角が付いているのですが、胴体と合体させると翼が水平になっちゃうのですね。
昔はこんなもんかな、と思って作ってしまいましたが、やはりこれは変なので、今回は胴体側を少し削って上反角を再現してみました。
(ちなみに、初期ロット以降のキットはこの問題が修正されているというウワサをネットで見ますが、私の手持ちのキットは後発のデカール替え製品でもやはり上反角が付かなくなります。)

左右のバランスをとるのが少々難しかったけど、大した作業ではありません。半日でおおかたの組立てが終了、あとは塗装して細かいパーツ付けてデカール貼れば完成です。

ああ楽しいな、飛行機模型w

 

 

 


鬼門!窓貼り

2012-08-20 | LANCIA RALLY 037~S4

うむー、いつの間にかオリンピックも終わって日本のメダル量産で選手が帰国してからも大盛り上がり。
でもサッカー女子は残念だったね、金メダルも獲れる可能性あったのに…。フランスのが強かったと思うけど決勝のアメリカ戦は運もなかった。私が見たところ2度はPKをもらってもいい場面あったよね。今回のオリンピックは審判の質が問われた大会だったけど、女子サッカーに関してはW杯の時から審判の問題を感じていました。

とか何とか、旬の過ぎた話題してたらもうお盆休みも終わってるし、夜とかホントに涼しくなりました。
今年は飛び石連休だったし、何しろお金もなくて特に遊びにも行けず過ごしてましたね。
だったら模型はさぞ捗っただろう…と思われるかも知れませんけど、まああんまり進んでません( ^ ^ ; ;

とにかく窓貼りしなきゃ先に進めないなと思いつつ、苦手な作業なのでブレーキになっちゃってんですよね。
しかも、キットのパーツがそのまま使えないと来てます。

このリア・ウインドウの特徴的なルーバーなんですけど、キットのバキュームには全然再現されてないんすよ。
いや、全然というのは事実じゃないかも。なんとか再現しようとした跡は窺えるのですが、こうゆう平らなバキュームにルーバーのくぼみをつけようと思っても、バキュームだとくぼみの部分の空気が抜けなくて、うまく出来ないんでしょうねえ、なんとなくルーバーの位置に「それらしい」跡だけがありましたが、ほぼ平らな状態です、それと思って見なければ分からないぐらいの跡でしたw

ルーバーを透明パーツに作るのはどう考えても方法が思い付かないので、スリットで済ませることにしました。

しかし、こんな細かいスリットを抜くのも大変。ドリルで両端に穴を開け、それをつなぐようにカッターで切り抜きましたが、まあガタガタです…。
整形するにも細か過ぎて、やればやるほど汚くなりそうなので、これであきらめます。

リア・ウインドウは外貼り。さらにその上からエッチングパーツの枠を貼ります。
もっと、沈み込むように収めたかったのですが、土台になるメタル部分が薄すぎて、これ以上落とし込めませんでした。
何度も貼り直して周りの塗装は剥げてくるし、もう散々だわ。

フロント・ウインドウはキットのバキュームが奇跡のようにピッタリでして、ラクできるなーと安心してかかったら、切り出しの時に切り過ぎて失敗、あえなくパーツはボツに。
仕方ないので、ジャンクのプラパーツから曲率が近いものを探して、同じ大きさになるように削り出しました。
なぜ自作ヒートプレスにしなかったのかというと、面倒くさかったからですw
結果からいうと、バキューム独特の段差感はなくなったし、ヒートプレスだと厚みがなくて断面接着が難しいので、厚みのあるプラパーツをピッタリの大きさに切り出してはめ込むというのは、正解だったような気がします。

ただし、ピッタリに切り出すまでに何回ボツにしたことか…。トホホ

サイド・ウインドウもキットのバキュームは段差感が有り過ぎで使う気になれなかったので、透明プラ板から切り出しました。ラリーカーに多いスライド窓は、四角い穴を開けて裏から薄い透明プラを貼り付ける方法で再現しましたが…
まあなんとも、痛い出来です。
透明プラ同士の貼り付けには、タミヤま流し込み接着剤を使用しましたが、透明度は損なわれないのですがどうしても気泡が入ってしまいます。汚いけど、これが精一杯でした。
ちなみにこの窓2つ作るだけで、切り出しやら貼り付け失敗やら、5、6回作り直したかなあ…。気が狂うわ。
ウインドウをきっちり窓にはまるように削り込むのって、いくら削ってもどこかつかえてうまくはまらなくて、やっとはまるようになったと思ったら隙間だらけなんだよね…
これって、実はつかえてるのはほんの一点か二点だけで、そこを見極めないで全体を小さく削ってゆくと削り過ぎちゃうんだよね。
まあ分かってても、なかなかうまく行かないもんです。最後はあきらめです。

とりあえず接着してみたところ。

うわっ、きったねえ…

ここも、貼りしろが無くてほぼ断面接着なので、接着剤がはみ出すわ、周りの塗装は剥げるわ、手垢でコテコテになるわ…
最近すっかり目が悪くなっちゃって、肉眼だとあんまり分からないんですが画像にすると残酷ですね。
まあ誰のためでもない、自分のために作っているので、自分に分からなければいいか!
っていうか、もう分かっちゃってますけどねwww

しかしまだこれで終わりじゃなくて

実車にはこんな具合に、スライド窓に透明なバイザーが付くんですよね…

バイザー部分も、キットにそれらしいバキュームがありますが…こんなちっちゃなバキューム、うまく切り出せて貼れるんだろうか…?
もう、なんか色々ぐだぐだになってきてヤケクソ気味の製作になってます。

おっと、今気が付いたけど、この実車画像だとスライド窓は直角の四角ですねえ。ここは個体によって窓の形がさまざまなんですけど、どうやら先入観で平行四辺形だと思い込んでしまったか?

まあ気にしない、気にしない…


サッカーとか、SR-71Aとか

2012-08-09 | 模型

オリンピックサッカー、なでしこの熱戦から24時間後、男子も準決勝を戦いましたがコチラは残念ながら逆転負け…。

なんか、一気にテンション下がってしまったわ。もちろんまだ終わってない、銅メダルをかけた韓国との戦いが残っていますが、メキシコとの戦いぶりはあまりにもお粗末だったのが悔やまれます。
中二日の連戦の疲れだとか、負傷したエースの不調だとか、言い訳はいろいろあるだろうけど、8万人もの観客がガッカリしているのが伝わってくるような凡戦…。
特に後半のミスの多さは何だったんだろう?勝てる可能性があったとしても、あの内容ではね。
負けたことよりも試合内容にガッカリです。

3位決定戦は気を取り直して好ゲームで締めくくって欲しいものです。
そして、なでしこにはW杯の再現で、ぜひとも金メダルを!

 

今日はひさびさに、夕方涼しさを感じる日でした。
オリンピックもいよいよ終盤に近づいてきたし、男子サッカーが負けたせいでもないけど、なんとなく秋の気配を感じてしまいました。うーん、やっぱりサッカーのせいかも…?

 

さて、これはドラゴンの1/144キット、SR-71Aのコクピットパーツです。
1/43に比べりゃものすごい簡略化、実は今日の1/144の精密さから見ても、これは一時代前のディティールなんですけどね。
操縦桿が、シロアリの蟻塚みたいになってる…。まあ、一体形成パーツだし仕方ないか。
というのも、これ完成したらほとんど見えないんですよ。後席なんてキャノピーじゃなくて左右に小さな窓があるだけだし。

でもまあ、スカスカなのも変だし、ほかに手を加えるとこもないのでプラ板で少し囲んでおきました。ディティールとかは追求してないけど、干渉しないように削り合わせる必要があって、意外と面倒。

あと、細かいパーツって言ったらランディング・ギアぐらいのもの。
大きい飛行機だからって、パーツ構成は小さい飛行機とそんな違わないのだ。
後輪のサスのトルクリンクが抜けてなかったので、そこだけ抜いておきました。
車輪以外は一体形成されてるので、まあラクです。

このキットはメーカーから完成品としても発売されるので、組み立てやすくなってるんですよね。

でも、それってどうなの…って感じですがw

細かいパーツが出来たら、あとは機体の塗装ですね!
デカイ機体なので、塗るのも大変そうですが…まあ1/24のカーモデルに比べたら、全然ラクだと思います。

 

ところで、以前完成した飛行機模型はどうやって保管しているのですか?って質問があったのですが、

なんのことはない、A4のレターケースに並べてあります。
単発レシプロ機なら、一段に相当数入ります。

さすがに現代のジェット機は、尾翼が高いから無理だろう…と思われるかも知れませんが、艦載機だったらちゃんと収まります。
そもそも、艦載機って空母の狭い格納庫に収まってるんだもんねw

5段ぐらいのレターケース買ってきたら、10年ぐらい作り続けても収まりそう…。

でも、今作っているSR-71Aは、さすがにレターケースには収まりそうもありませんけど!

 

 

 


快進撃!!

2012-08-07 | LANCIA RALLY 037~S4

なでしこ、フランスに粘り勝ちして銀メダル以上確定!

(゜∇゜ノノ"☆(゜∇゜ノノ"☆(゜∇゜ノノ"☆パチパチパチ!!!

 

いや素晴らしい!
連日、オリンピックで日本選手の活躍が続いていますがサッカーは男女とも快進撃が続いていますね!

ベスト4までは、むしろ余裕の戦いぶりで安心して見ていられる内容で勝ち上がって来たように見えましたが、今夜のなでしこのフランス戦は後半打たれっぱなしの苦戦、2点リードも追いつかれるのは時間の問題かとヒヤヒヤしながら見てましたわ…。
案の定、1点返され続いてPKを取られて万事休すかと思いましたが、このPKを外していただいて、日本にチャンスが残されました!
(延長になっていたら、日本に追加点を取るチカラは残ってなかったんじゃないかと思えた。)

ここから防戦一方の戦いは辛かったね…もはやなでしこらしいパスサッカーも出来ず、とにかくボールを蹴り返すのが精一杯、数少ないカウンターのチャンスも生かせず、とにかく早く時間よ進めと…。

勝利の瞬間、日本中が揺れたような気がしたけど、実際こんな時間まで見ていた人はどれだけいるんだろ?

でも、なでしこの活躍は男子サッカーに負けず劣らず、日本のサッカー人気向上に貢献していると思う。
男子の活躍でも分かるように、今や日本のサッカーは国際レベル。
代表の人気、オリンピックチームの盛り上がり、そしてなでしこの世界完全制覇で、国全体のサッカー文化も世界レベルまで向上したら素晴らしいなと、一サッカーファンとして願う今日この頃であります。

男女そろってサッカーの金メダルを取ることができたら…
そんな夢のような話が、いよいよ現実味を帯びてまいりました!

 

いちおう、037の進捗状況も報告…

と言っても、ロールケージを完成させただけで、全然作れてないんですけどねw

シャーシ側は、これでおしまい。
あとはボディーに窓貼り、ライトやらグリル、小物パーツ装着したら完成なんですけど、どれも自作しなきゃ使えないっぽい…

ボチボチ行きますねw