43マイクロワールド

1/43スケールのカーモデルキットの製作を中心に、模型の話・レースの話・クルマの話・なぜかサッカーや映画の話題など。

2011年 今年も色々ありました

2011-12-31 | LANCIA RALLY 037~S4

私事ですが、年末になって体調崩しちゃって寝込んでしまいました。
何とも落ち着かないまま年末になっちゃいましたが、どうにか復活して年を越せそうです。やれやれ。

大きな病気とかしたことないし、健康が当たり前だと思って今まで生きてましたが、寝込むと健康で生きていられる事の有難さや何が大事なのかとか、色々考えてしまいます。
今年は震災があって、人の不幸について色々考えさせられる一年でしたが、自分のちょっとした不調で改めて他人を思いやる大切さや自分の力の足りなさも感じてしまいます。

何だか社会的にはいいことが全然なかった一年でしたけど、不幸な出来事をきっかけに、幸福とは何かとか、日本という国について考え直す機会があったりしたので、これからの未来へつながる一年であればいいなと思いますね。

こんなぐだぐだなブログで偉そうな事書いても何にもならないかと思いますが、やっぱり日本人、全体的に頑張っていかないと未来がないんじゃないかと考えます。そう言ってる自分が全然頑張れてなくてもう情けないんですけどねえ・・・。

 

さて、037ですが当然ながら年内完成なんてしませんでした。というか、飛行機模型に浮気したりしてて全然進んでないですが、今年最後なので取りあえずやってる作業を記録しとこうと思います。

実車のエンジンです。
4気筒なのでパイピングは楽そうですが、横向きに出ているディスビがちょっと厄介。

キットのパーツ。エッチングでディスビからコードまで一体で再現されてます。
うーむ、コレを使って作ってこそレーシング43のキットを作ったと言えるんだろうけどねえ…。
ネットで探した作例(海外の人のサイト)では、ちゃんとコレを使ってそれなりに仕上がってましたが。

やはり、立体化したいので、0.5ミリのパイプを5本並べてハンダ付け。各プラグへのコードと、イグニッション・コイルからのセンターコード用です。

丸い板に貼り付けて、それらしく…。
長さが揃ってないのは許して欲しい。不器用な私に出来る精一杯の仕事でございます。

 

あと、ちょっと気になっててどうしようかなと思ってたのが

このグダグダなメタルキャストのミッションエンドなんですが…

真鍮板やら真鍮線でそれらしく…って、全然それらしくなってないのがマイ・クオリティーなんですが…

もう、自己満足ですわ。歪んでいるのは、私のひねくれた性根の表れです、水平に作ったつもりだったのに。

こうゆうところ、エッチングパーツ2枚ほどで精密感ある表現できると思うんですけどねえ、たくさんエッチングパーツ付いてるくせに、ホントに欲しいところがないんだよねえ。
まあ20年も前のキットにあれこれ求めても仕方ないですけどね。

そんなこんなで、超細かい作業(私的には、ですが…)をしながら年は暮れてゆきます…

 

それでは、今年も一年ありがとうございました。来年もよろしくです。
皆様、良いお年を~!

 

 

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フェンダーのその後

2011-12-19 | LANCIA RALLY 037~S4

暮れも押し迫ってきて、巷では忘年会シーズンたけなわ、ってとこでしょうか?

お酒飲む機会が多いと、一週間があっと言う間に過ぎちゃって…三日ぐらい前に見たような気がするテレビのトーク番組がまたやってて、あれ?放送日が変わったのかな?とか思ってたら、しっかり一週間経ってました…
記憶が危うくなるってこんな感じなのかなー。当然のごとく、模型も触らないまま一週間過ぎちゃってますw

きっと、毎日模型作ってると、進捗状況で日にちが過ぎてくのが実感できるんだろうけどね…。でも私の場合、弄ってても進捗しないことが多いからダメかw

リアのインナー・フェンダーですが、結局シャーシ側にセットするのはやめて、実車同様にボディーカウル側に接着しました。
真鍮板の折り曲げ細工で作ったフェンダーは形が違ってたり寸法が足りなくなったりで、合計4セットぐらい作り直すはめになりました。
同じような形を作り直すので、切り出しから折り曲げ・組み立て・ハンダ付けまでは10分もあれば出来ちゃいますが、その後の摺り合わせが手間どります。
結果、削り過ぎちゃったりして、また作り直しという繰り返し。効率悪いなー。

シャーシとの嵌合は非常ーにタイトです。上下合体の時に無理なチカラが加わりかねないので、フェンダーの接着はエポキシたっぷり使ってベチャ付けしてます。
本当はハンダ付けのが強力だけども、超薄々にしちゃったカウル側のフェンダーが危ういので、諦めました。

エンジンを載せて、上から見たとこ。ショックアブソーバーが見える隙間が開いちゃったけど、まあ仕方ない。実際のところ、ここがどれくらい見えるのか実車画像が見つからなくて、追い込めませんが。
ハセガワのプラモを参考にすれば早いのかな?とも思いますが、プラモでもここがよく見える画像も見つからないし。資料のためにプラモデル買うのもあり得ないし、考えてみればそんな追求すべきことでもないですわね。

というわけで、フェンダーに関してはもうおしまい。まさか、フェンダーだけでこんな足止めしちゃうとは思わなかったな…先が思いやられます。

取り合えず、エンジンルームの囲い込みが出来たので、あとは補器類追加したりパイピングしたり色塗ったり、どんどん進められます。
エンジンルームの周囲はおそらくアルミ地色で銀色が正しいみたいですが、好みで黒く塗ってます。また塗り直すかも知れませんけどね。

 

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今年の映画

2011-12-12 | LANCIA RALLY 037~S4

映画好きってことは、ここで何度も書いてると思うんですけど、今年はあまりいい作品に出会えなかった気がします…。

あんまりたくさん観れなかったのもあるんだよね。3月に見た「ヒア・アフター」は2度目観に行きたいくらい良かったのだけれど、ちょうどもう一回観に行こうか、と思った時期に震災があって、映画が大津波を扱っていることもあって、とても観に行ける気分じゃなかった。当然のごとく映画は早々に上映打ち切りになって、そんなこともあって春からしばらくは映画館から足が遠のいた感がありました。

私はとにかく、映画館で映画を観るのが好き。
今ではハイビジョンテレビの普及で、自宅で気軽に高画質・大画面の映画鑑賞が楽しめるのだけれど、いくら大画面といっても近くで見れるから大きく見えるだけであって、絶対的な大きさはスクリーンに敵うはずもなく、この絶対的な大きさの違いというのは超えられない壁だと思うんですよね。

ですから、できるだけ面白い作品は映画館で観たいし、面白かった映画はスクリーンで観れるうちにもう一回観に行きます。
毎年、数本は二度見する作品があるのですが、今年は叶わなかったけれど先に書いた「ヒア・アフター」と、もう一本、最近観た「ミッション8ミニッツ」の2本だけでした。

 

ところで今年、そんな私にうってつけのような企画が、いつも行く映画館で始まりました。

これは、往年の名作映画50本を週替わりで上映するというものです。 (作品リストに関してはリンクから見てみてください。)

「一度、スクリーンで観たかった。」 「もう一度、スクリーンで観たかった。」

まさに、私を狙い撃ちしているような企画!こりゃ毎週映画館へ通わなきゃ~と思っていたのですが、果たして今年も終わろうとしているのに、私が何度この企画作品を観に行ったかと言うと…

3本…。

せっかくの企画なのに、たくさん観てあげなくてどうすんの~?と、情けなくもなりますが、いざ観に行こうと思うと、名作とは言え選り好みしちゃうんですよね…。
今年、自分とこでは「赤の50本」を上映しているんですが、具体的に観に行った作品は「ニューシネマ・パラダイス」「フォロー・ミー」「太陽がいっぱい」の3本。
「フォロー・ミー」は観たことがない作品だったので、観てみました。あとの2本は私のフェイバリット作品。
ほかに、「ローマの休日」や「アパートの鍵貸します」も、行きたかったけれど都合が付きませんでした。

でもね…実際大好きな作品をスクリーンで観て思ったことは…「思ったほど感動できない。」ってことなんですよね。
最初に見た時の感動が大き過ぎて、長年のうちに自分の中で作品をどんどん過大評価してしまっていたのだろうか?
新作を2度見する時には、同じテンションで観れるからがっかりすることはないんだけど、長年心の中にあった作品というのは、ずいぶんと違う印象になってしまってます。
そんなわけで、なおさら昔観て面白かった作品も観に行くの躊躇してしまったり…。

ところで、「太陽がいっぱい」の次の週(先週でしたが)、「男と女」が上映されてたんだよね…。
これは観たかった。
♪ダバダバダ ダバダバダ~ の主題歌があまりにも有名なフランス映画ですが、なんでそんなに観たかったかというのは、クルマ好きの皆さんには分かってますよね?


 

そう、主人公がレーサーという設定でして、しかもルマンに出るわ、モンテカルロ・ラリーに出るわ、60年代ってそんな感じだったんですかね?
まあ、今でもラリーやったりまたF1に戻ってきたりとかしてる人いますけどw

実車映像やら記録映像やら、見所が多いわけですよ。恋愛映画なんですが、そんな印象はほとんど残ってなかったりします。
時期が時期だけに何かと忙しくて、結局観に行けなかったんですけど、ホント観たかったです。

赤の50本、残りの上映予定は…
「エデンの東」
「スタンド・バイ・ミー」
「カサブランカ」
「第三の男」
「十二人の怒れる男」
「激突!」

うーん、みんな好きな作品ではある…年末年始、行けたら行きたいですね…。
第二回、第三回と全国では続いてる企画みたいですが、観に行く人が少ないと、こっちではもうやってくれなくなるかも、と心配。
実際、客の入りはそれほど良くない…。

 

 

さてと、雑談長くなったw
037です。インナー・フェンダー (もしくは泥よけ) 自作します。
キットのパーツはこんななの。

単なる板きれ…を曲げただけのもの。
側面もなくて、こんなんじゃエンジンルームに泥やら砂利やらいっぱい入ってきちゃいますよ。

何にも考えずに真鍮板でこんなの作ってみたけど、改めて資料見直したら

うっ、上面は水平になってるのが正しいんですね。レーシング43のパーツもあながち間違ってなかった。

作り直す。あくまで自作にこだわります。真鍮板折り曲げ細工のハンダ固め。キレイな仕事ではありませんw
素組みの予定はどうなった?

このインナー・フェンダーを収めるために、ボディー側の内側を削り込まないといけません。
ガシガシ内側さらってたら…

破れるわ、欠けるわ… ボロボロでございます orz

こうゆうトラブルは、パテで修正すれば簡単なんですが、せっかくのメタルキットなので、メタルで修正します。
修正のが手間かかってるわ、実際…

なんとかスムーズに…。
モールドが太いなー。

ショルダー・ライン?というかバスト・ラインあたりにに微妙に折れ線が付いてるので、それを無くしてしまわないように整形するのが大変です。

まあ色々しくじってるけど、やっぱり金属加工作業は面白いね。

 

 

 

 

 

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いよいよ師走

2011-12-06 | LANCIA RALLY 037~S4

なんだかねー、奇跡が起きることを期待して前回長々と書いて、バカみたい。

土曜日のJリーグ最終節は、上位チームが揃って勝って、何事もなく首位の柏が優勝で閉幕。
考えてみれば、やっとJ1残留するようなチームに期待したのがバカですた。

6万人近い観客のほとんどがホームチームの応援だったにもかかわらず、あまりにも気迫の感じられないゲームで柏に優勝を許してしまった浦和イレブン…。
もちろん、ホームの観客に他チームの優勝セレモニーを見せるわけにはいかない、一年間残念な思いをさせたサポーターに最後ぐらいはいいところを見せたいという思いは、浦和の選手にもあったと思う。
が、前節で残留をほぼ確定してしまって、明確なモチベーションを失くしてしまったチームと、勝てば優勝、引き分け以下ならほぼ優勝は逃げてゆき、最終節で首位陥落ジ・エンドの地獄確定の瀬戸際で戦うチームとでは、しょせん気持ちの入り方が違うというもの。
サッカーは技術だ戦術だといっても、実は気持ちの部分で大きな差が出るスポーツなので、これはもう仕方がなかった。

ただ、3失点のうち2点は気合が入ったチームなら無かった失点だと思うと…1-1の引き分けの線もあり得たのに…
うーむ、終わったことは仕方がないなー。

今季の名古屋グランパスは昨年より得点もずいぶん増えたし、勝ち点も71と昨年より1少ないだけ。勝ち方にも安定感が出てきて実力ではリーグの中でも抜きん出てました。
しかし、勝負は結果が全て。どんな試合内容にしろライバルが勝ち点で1とはいえ上回れば、負けは負け。
一番強いチームが優勝できるとは限らない。だから面白いんですよね。

正直、リーグ終盤までライバルになるのはガンバ大阪と鹿島アントラーズだと思ってましたもん。
私にとって、柏レイソルの優勝は全くの想定外でした。

優勝した柏には、おめでとうと言いたい。J1とJ2を行ったり来たりしてるチームとは思えない試合ぶりでした。決して圧倒的な強さは感じなかったけど、全員がよく動いて誰が出ても同じように働けるチームはやっぱり強いですね。
ひとりひとりの技術はそれほどでなくとも、みんなで頑張れば優勝も出来るんですね。
チャンピオンチームになったんだから、またすぐJ2に戻ったりしないでねw

そういえば、どういう因果か名古屋は天皇杯4回戦で柏と対戦します!
そもそも名古屋がリーグ優勝できなかった一番の原因は、柏との直接対決で取りこぼしたこと。
(ホームで引き分け アウェーで負け) それはその時の事情もあったんだけれど、次こそはどっちが強いか、ハッキリさせてもらわないとね!
たぶん、名古屋の圧勝でしょう!期待してますよ…。

 

(柏サポのかた、読んでて気分悪くなったらゴメンナサイ。めいっぱいヤッカミ入ってます…w)

 

模型の報告も少しだけしとこう。相変わらず全然進んでませんが。

吸排気まで取り付けたエンジンは、隔壁取り付けた状態でも乗せ降ろしできることが分かったので、隔壁も接着しちゃってます。
エッチングのサスアームはマジいい加減なパーツで、取り付け位置も曖昧だし形もリアルとは思えないし、コイルスプリングの前後につくデュアルショックアブサーバーは、アッパーアームが邪魔になって付けられない。
とりあえずショックはオミットしてますが、目立つパーツだしどうしよう?と悩んでましたが、よく考えたら私はカウルクローズで作るので、足回りなんてよく見えなくなるんだよね。

この実車画像見ると、ホイールハウスの内側のフェンダーがすっぽりかぶさって、コイルスプリングしか見えません。
タイヤ側からはチラリと見えるかも知れませんが、43で箱車でタイヤの奥に見える足回りまで再現するって、あんまりないですよね。

この内側のフェンダーはカウル側に付いているので、カウルオープンにすると足回りも丸見えになるので、いちおうキットでは再現してあるんですね。
でも、私はオープンにする気はまったくないので、足回りはこれ以上必要ないと思うのよ。

しかし、この内側のフェンダー(正確にはなんて呼ぶの?)、キットのパーツがショボくて、結局コレを作り直さなければならない訳なのです…。なかなか、楽は出来ないようになってるw

(続く)

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