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43マイクロワールド

1/43スケールのカーモデルキットの製作を中心に、模型の話・レースの話・クルマの話・なぜかサッカーや映画の話題など。

なんとか復活したい…

2009-01-30 | RENAULT5TURBO

えー、ここんとこ体調不良です。
年明け以来の不摂生がたたっているので自業自得なんですが模型作りもネットもする気になれなくて情けない。
つくづく、健康って大事だな、と感じる今日この頃。

そろそろ何か新しいキットを作り始めたい気持ちはあるんだけど、作り初めのルノーがまだ完成してないのでキット選定もしてないです。
(心の中では、いくつか候補が挙がってるんですけど。)

さて、問題のルノー5ターボですが、デカールがあんなことになっちゃってどうしようかと思ってました。
資料画像探してる時にどこぞ海外のサイトで同じジーロ仕様の別売デカール売ってるの見かけたんだけど、探し直してみるともう見つからない。
まあ、どっちにしろエレールのお手軽キットに、コストかけてまで別売デカール使う気持ちはないんですけどね。

で、シンナー風呂に漬けて普通のロード・バージョンに仕上げようかとも思ったけど、何となくジーロ仕様にこだわりがあって、思い切りがつかない。

そもそも、このキットはヤフオクで入手したんだけど本当は同じ人が出品していたエレールのアルファ・スッドが狙いだったんです。このルノーはついでに入札してたんだけど、アルファ・スッドのほうは油断してたらほかの人に落札されてしまい、このルノーだけが手元に来たと言う訳です。

なぜか知らないけど、エレールのアルファ・スッドはやたらと高額で取引されてます。キットは特別なものでなく、普通のエレール・クオリティーなんですけどね…。
実車も特別に人気があるわけでもないし、多分流通量が少ないんでしょうね。

で、その出品者のかたが「父のコレクションを整理しています…」と伝えてきたので、ああ多分、お父さんがもう作ることはなくなったんだなと推測して、コレクションを分けていただいたのだから、心して作らなければ、と感じていたキットなんです。

そんな思いもあって、つまづいても投げ出す事はしたくないので、ダメ元で取りあえずシワシワになったところをペーパーで均してみた。



ひゃー。
まあ、ここはひどいことになったけど、ほかのデカールの部分はほぼ無傷で平らに出来ました。

で、タッチアップしました。



でこぼこ…。
でも、ここまでリカバーできたらこのままで行っちゃおうと思います。
手作り感満々ですけど、そもそもエレールだし、デカールがなかった赤いピンストライプも手書きだから、どうせ出来上がりは小綺麗にはならないですからね。

カーモデルって、工業製品のようなキレイな仕上がりが求められるようなところがありますけど、43に限って言えば多少の手作り感は残っててもいいんじゃないかと思うんです。
その手作り感が、美しいと感じるかどうかは、作り手のセンスなんでしょうけどね…

今回は、失敗のごまかしなんで、残念ですけど美しくはならないですけどね。
このあと、またデカールがシワにならないように丁寧にクリアーを薄吹きしてゆきます…


(写真:エレール1/43 ルノー5ターボ ジロ・デ・イタリア79)


完成はしてませんが…

2009-01-19 | RENAULT5TURBO

一応、イベント的には完成と言うことにしときました。
詳しい実況は残念ながら出来ませんでしたが、専用ページを作っていただきました。

さいわい、イベントには目ざといカーモデラーのかたは参加されていない様子なのでインチキさせていただきましたが、ここを見に来てくれてる人には未完なのは一目瞭然でしょうw



ハンドルが無いわなー
もちろん、シフトレバーも無視してますw
サイドミラーもなければ、ワイパーもない。
キャッチ・ピンなんてとんでもない。
ハチマキ・デカールも待ってもらってますw



お尻なんて、全く手を付けていません。
テールライトもなければ、ナンバー灯もまだです。
そもそも、リア・バンパーはテープでとめてるだけです。
実はフロントのバンパーも内側からテープどめしてるだけなんですけどね。


デカールは、水に漬けたらバラバラになったりしなかったので安心してたんですが、とにかく貼りにくかった…。
普通、軟化剤を使えばデカールはボディーに馴染んで密着するんですけど、これのデカールは逆に反り返って、フチからどんどん浮いてくる。
ほかのデカールの台紙を使って糊もたっぷり付いている筈なのに、ダメ。
何とか押さえ込んで全部貼り終えたけど、大きさがいい加減過ぎて、どうしようもない。ゼッケンにスポンサー名やドライバー名が乗るのはいけないんだけどなあー。



トップの画像ではフロントフェンダーの「elf」がありませんが、軽くクリアーコートした後でマスキング・テープを貼って剥がしたら、テープに持っていかれました。
さいわい、テープを一昼夜水に漬けておいたら、何とか返していただきましたので、貼り直してます。
それより、フロントの車高が異常に高過ぎます。仮組みの時には気にならなかったのですが、ラリーでなくジーロ仕様であることを考えるともっとペッタンコでもいいんだよな…

ということで、車高は車軸の位置を少し高くして対応することにしました。

デカールは、クリアーコートしていてもマスキングテープで簡単に持っていかれるほどの根性の無さなので、とにかくもっと厚く吹くしかないってことで、少しずつ重ねてます。

しかし…
悲劇はまたしても訪れるのであった…!


デカールが、シワシワに…orz

今はもう、どう解決すればいいのか分かりません…
ちょっと冷静になる必要があるようです…

それでは、また次回。


(写真:エレール1/43 ルノー5ターボ ジロ・デ・イタリア79)


進捗状況…というか失敗報告

2009-01-09 | RENAULT5TURBO
偉そうに始めた作り初めソッコーモデリングですが、ソッコー完成どころか松の内が過ぎても完成のメドも立たない状態orz

取り合えず何をモタモタやっていたか、ここまでのところを報告。

まずキットですがエレールのルノー5(サンク)ターボ。
実車は大衆車ルノー5を元に本格的なスポーツカーへと生まれ変わったグループ4マシン。
FF・ハッチバック車のリア・シートの位置にエンジンを移動してミッドシップ・後輪駆動に仕立てるアイデアは、その後のグループBの先駆けとも言うべき斬新なものでした。
当時普及し始めたターボ・エンジンも採用され大変人気のあったクルマです。

確か、タミヤの1/24スポーツカーシリーズでごく初期にキット化されていて、日本の子供たちにもお馴染みだったんじゃないでしょうか?

エレールのキットは1979年ジロ・デ・イタリアに出場した仕様です。


ジロ・デ・イタリアと言えばツール・ド・フランスと並ぶ自転車レースとして有名ですが、70年代には自動車レースでも同名のイベントがありました。公道主体のレースで、ラリー車やシルエットフォーミュラが混在するような不思議なレースです。
(詳しく知ろうと検索してみましたが、自転車レースについてしか出てこない…)

製作の資料を集めようとネットで色々画像を漁っていたんですが、You Tubeで動画まで見て、すっかりこのレースに興味を持ってしまいました。
特に1979年という年は、ジル・ヴィルヌーヴがランチア・モンテカルロで出場したことでも有名。ほかにもストラトスやポルシェ935とか、色んな車種が出ていて興味が尽きません。

おかげで、ソッコーモデリングの主旨に反して少しこだわって作ってやろうと言う気分になってしまい、資料写真とにらめっことかしていて手が進みません。



エレールの43を作る時、必ずと言っていいほどやらなきゃいけないのは、タイヤハウスの中に隔壁を作る事。これをしないと向こうが見えちゃうんだよねえ。
フロントはプラバン箱組み、リアはジャンクを流用しました。



特徴的なリア・フェンダー後方の開口部。
ここには本来ルーバーがあってすごくカッコいいんだけど、キットは簡単なモールドがあるだけでした。
カッコよく再現しようかとも思ったけど、資料写真を見るとどうもルーバーが無いみたいなんで、取りあえず穴だけ開けておきました。



ボンネット上のエア・アウトレットには、そこを囲むようにして「めくれ上がり」があるんだけど、キットでは僅かに凸モールドがあるだけ。
何とか再現しようと考えました。
まず、モールドを削り落として切れ込みを入れます。


洋白帯金(と言っても、エッチングの切れ端)をコの字に曲げて


切れ込みに差し込んで、後方は沈み込ませます。


パテや接着剤でスムーズに仕上げました。
実際はこんなに高くめくれ上がってないんですけど、まあそこは、43的オーバー表現ってことで。



フロントのエアダムの開口部も塞がっていたので、お約束で穴開けてます。
結構面倒くさいよ…
さすがにグリルはモールドのままで済ませることにしました。

などなど、細かい作業を済ませてボディーのサフ吹きも済んで、さあ急いで塗装にかからねば!
と、意気込んでいたのですが、悲劇は突然訪れます。





フェンダーが溶けた…orz

私は乾燥機の類を持っていないので、取りあえず暖かい場所に置いておけば乾燥も速いだろうと思って、ヒーターの近くに置いておいたんですよ。
メタルキットなんかだといつもそうしてます。
プラキットという事で熱くなり過ぎないように、かなり離しておいたんですが、思いのほか効果があったみたいで、すぐにサフの塗膜がカリカリに。
と思ったら、なんか変な感じだなーと思ったら…

熱で激しく変形してました…

エレールのプラは特に柔らかくて、実は今回が初めてじゃないんですが、ここまでガッツリ変形してくれたのは初めてかも…。
フェンダーだけじゃなく、窓枠も内側へ反ってしまってるので修正しようがありません…
メタルの変形だったらチカラ技でどうでもなるし、溶けたんじゃなくて割れたんだったら、裏打ちして直すことも簡単ですが熱変形したものは、とにかくもうどうしようもないんです。


残念ながら、ここでリタイヤ。もうカーモデル作るのやめます。

そんな言葉が頭をよぎりましたが、ふと同じサンク・ターボのロードバージョンのキットを持っていた事を思い出しました。

リタイヤするのはまだ早い…ボディー取っ替えで再アタックだ!ってことで


手間の掛かったボンネットはそのまま移植しました。
ちょっとはラクできるかと思ったけど、ボンネットがやや反っていたのか、全然フィットしなくてすり合わせにまたしっかり時間取られた…


てなわけで、一歩進んで二歩下がる、ソッコーどころか後戻りモデリングでありますが、まあいいじゃないですか…

続きはまた次回…。
多分、次回も完成してませんけどね…。

(写真:エレール1/43 ルノー5ターボ ジロ・デ・イタリア79)

謹賀新年

2009-01-01 | RENAULT5TURBO

皆様、新年あけましておめでとうございます。穏やかなお正月をお過ごしでしょうか?

昨年中は当ブログへ訪問&コメントを頂きまして誠にありがとうございました。
今年も、まったり更新ながら続けて行きたいと思いますので宜しくお願いいたします。

今更ながら昨年の反省ですが時間と暇はたくさんあったにも関わらず模型製作はあまり捗りませんでしたね…完成数もここ何年かで最低です。
これは生活全体が乱れて、色んなことが歯車が狂うようにうまく出来なくなったためです。
やはり快適に模型を製作するには、仕事や私生活をキチンと整理して心に余裕を作ることが大事なんだと思います。
新年を機会に、少し心を入れ替えて生活態度を改めるべきかも知れませんね…。

さてさて、毎年恒例なんですが相互リンクしていただいているがらんどうさんが主催されている年忘れ&お年賀モデリング、DONNAMONDAI に、今年も参加させていただいてます。

ベテラン飛行機モデラーのがらんどうさんとは知識レベルも違いすぎて、普段交流も出来ないんですが縁あってこの企画に参加して以来、企画の趣旨には私激しく賛同してますので、毎年この時だけお邪魔させてもらってます。

基本的に素組み・早作りがモットーですので毎年自分のこだわりとの妥協に苦しむんですが、それなりに楽しませてもらってます。
今年はアイテム選びに迷いまして(いや毎年のことなんですが)、あまり高価なキットとか、こだわりのある車種やキットだと妥協できなくなるし、捨ててもいいようなトホホキットを選んだりすると却って完成するのが困難になるし、かと言ってなーんにもしなくてもパチ組みで完成させられるようなモノだと挑戦する意味もなくなるし…ってことで。

で、今年選んだのは、やはりエレールになりました。
エレールって値段は安いけどそこそこ出来もいいし、大幅な改造は必要ないくらい考証もしっかりしてるので、43としてはこうゆう時には向いているキットかも知れません。
ただ、今回はラリーカーで塗装・デカールがかなり難易度高めです。
正直、すんなり完成させられる自信はないんですが…とにかく挑戦だけはしてみますね。
とか言いつつ、大晦日はほとんど作れず出足で躓いてます…トホホ

参加者の皆様の製作の様子は実況掲示板で見れます。
なかなか、実況する余裕もないですが、こうゆう模型の楽しみかたもあるんだな~とのぞいて見てみて下さい。

それでは…製作に戻りますか。