えー、ここんとこ体調不良です。
年明け以来の不摂生がたたっているので自業自得なんですが模型作りもネットもする気になれなくて情けない。
つくづく、健康って大事だな、と感じる今日この頃。
そろそろ何か新しいキットを作り始めたい気持ちはあるんだけど、作り初めのルノーがまだ完成してないのでキット選定もしてないです。
(心の中では、いくつか候補が挙がってるんですけど。)
さて、問題のルノー5ターボですが、デカールがあんなことになっちゃってどうしようかと思ってました。
資料画像探してる時にどこぞ海外のサイトで同じジーロ仕様の別売デカール売ってるの見かけたんだけど、探し直してみるともう見つからない。
まあ、どっちにしろエレールのお手軽キットに、コストかけてまで別売デカール使う気持ちはないんですけどね。
で、シンナー風呂に漬けて普通のロード・バージョンに仕上げようかとも思ったけど、何となくジーロ仕様にこだわりがあって、思い切りがつかない。
そもそも、このキットはヤフオクで入手したんだけど本当は同じ人が出品していたエレールのアルファ・スッドが狙いだったんです。このルノーはついでに入札してたんだけど、アルファ・スッドのほうは油断してたらほかの人に落札されてしまい、このルノーだけが手元に来たと言う訳です。
なぜか知らないけど、エレールのアルファ・スッドはやたらと高額で取引されてます。キットは特別なものでなく、普通のエレール・クオリティーなんですけどね…。
実車も特別に人気があるわけでもないし、多分流通量が少ないんでしょうね。
で、その出品者のかたが「父のコレクションを整理しています…」と伝えてきたので、ああ多分、お父さんがもう作ることはなくなったんだなと推測して、コレクションを分けていただいたのだから、心して作らなければ、と感じていたキットなんです。
そんな思いもあって、つまづいても投げ出す事はしたくないので、ダメ元で取りあえずシワシワになったところをペーパーで均してみた。

ひゃー。
まあ、ここはひどいことになったけど、ほかのデカールの部分はほぼ無傷で平らに出来ました。
で、タッチアップしました。

でこぼこ…。
でも、ここまでリカバーできたらこのままで行っちゃおうと思います。
手作り感満々ですけど、そもそもエレールだし、デカールがなかった赤いピンストライプも手書きだから、どうせ出来上がりは小綺麗にはならないですからね。
カーモデルって、工業製品のようなキレイな仕上がりが求められるようなところがありますけど、43に限って言えば多少の手作り感は残っててもいいんじゃないかと思うんです。
その手作り感が、美しいと感じるかどうかは、作り手のセンスなんでしょうけどね…
今回は、失敗のごまかしなんで、残念ですけど美しくはならないですけどね。
このあと、またデカールがシワにならないように丁寧にクリアーを薄吹きしてゆきます…
(写真:エレール1/43 ルノー5ターボ ジロ・デ・イタリア79)