43マイクロワールド

1/43スケールのカーモデルキットの製作を中心に、模型の話・レースの話・クルマの話・なぜかサッカーや映画の話題など。

1/144スケールのF-14トムキャット 3機製作

2017-03-31 | 1/144飛行機模型

 

色々作ってはいるんですが、写真撮ったりブログアップするのがすっかり面倒になっちゃって。

トムキャット3機同時製作してたのはもう一年前からで、去年の暮れには終わってたんですが、ちょこっと撮った画像も放置したままだったので、備忘録代わりにブログに載せときます。

備忘録といっても、もう細かいこと覚えてないので意味ないですがw

マイクロエースのF-14A。エルエス金型のキットですがデカールとノズルパーツをほかに使ってしまったので訳アリ品状態。
積んでおいても気になるので作ってしまおうということで。

レベルのF-14Aにはデカールが2機分付いているのでそれを流用します。ついでにレベルのキットも作ってしまおう。

実は、そのレベルのキットも欠品パーツありの訳アリ品。オクで買ったものですけどコクピットとシートのパーツが一式無くなっていた。まあ騙されたみたいなもんですけど、オクでは文句も言えない。

黒いほうがレベル。手前白いほうがエルエス。エルエスのほうはもともとコクピットもシートもオミットされてる昔ながらのキットなので、プラバンで適当に作って行きます。レベルも同じように作ります。

そうだ、ついでにトランぺッターのF-14Dも作ろうと思い立つ。
F-14の1/144プラモはレベルのキットが秀逸で決定版と言われてたけど考えてみると2000年頃の発売なので、もうそろそろ古い設計になりつつありますね。
トランぺッターのキットは2014年頃の発売なのでより今日的な技術が反映されてるはずなので、そのへんを確かめてみたい。

トランぺッターはグレーの成形色。

なるほど、モールドは精密だし面倒くさい前輪脚庫のカバーも一体成型されてて作りやすくなってます。こういう進化は好感が持てます。飛行状態では作れないけど。
画像はありませんが、コクピット内部もそれなりに精密だしA型とD型で射出シートの形状違いもちゃんと再現してます。
ちなみに上の画像のパーツも、A型とD型で違うパーツが用意されてます。
箱には両方のパーツが入っているので、のちのち流用とかも出来るかもです。

ノーズコーンにはホワイトメタルの錘を入れておきます。いつもこの作業忘れて作っちゃって、後から穴を開けて半田線押し込んだりとかマヌケなことやってるんだよねーw

シートもプラバンを貼り合わせたり削ったりして作る。手前のグレーのはトラペのパーツだけど、コレを見る前に適当に自作シート作ってたので似ても似つかぬものに。まあどうせ完成したらほとんど分かんないよ。

トラペのキャノピー。スライド金型でΩ型断面を頑張って再現してます。
ただ、この抜き方だとキャノピー中心線にパーティングラインが出来ちゃうのね。これを削って磨いて消すにはそれなりのスキルが必要。
しかし、よく見るとキャノピー頭頂部から後方に向けてパーティングラインとは思えない太いモールドがあります。
資料を見ると実機にも何やら黒いラインがあるのがあって、調べてみたらこれは避雷針の導線らしいです。
ただし、この導線はキャノピー内側に貼り付けてあるようなので外側にモールドがあるのは変ですよね。
ということで、パーティングラインと一緒に削り落としておきました。

コクピット部分と機体後半部との接続。トラペのキットはさすがに新しいだけあって、ほぼガタも無くピッタリ合います。

レベルのキットは少し隙間が出来ます。すり合わせて強引に接着すれば大丈夫。

3機とも頭が付きました。
比べてみるとコクピット部分の横幅がそれぞれ違います。レベルのは幅広で、トラペは細身。どれが正解なんでしょうね?


エンジン前方のインテーク部分を比べてみた。さすがトラペは薄くていい感じですが、エルエスの古いのもかなり薄いです。レベルのはメチャメチャ分厚い。このあと薄々しときました。

画像も無いまま塗装・デカール貼り終了。
3機並べて何だかニヤニヤしてましたw
この画像まではまだウェザリングは施してません。

 

では、完成画像。

まず、トランぺッターのF-14D、いわゆる「スーパートムキャット」

トラペのD型は現在まで採用されているグレーの制空迷彩。上面・横面・下面と微妙に濃度が違うグレーなのです。

VF-31 "トムキャッターズ" 、部隊マークのフィリックス君が良いですねー。

 

マイクロエース/エルエスのF-14A

エルエスのにはレベルのデカールでVF-142 "ゴーストライダーズ" に。
70年代までのガルグレー/ホワイトのカラーリングです。ごく初期のF-14Aにはノーズコーン先端のピトー管が無いのです。

個人的には空母艦載機はガルグレーが似合うと思います。

 

レベルのF-14Aは、通称「ブラック・トムキャット」

このキットは設計ミスか、可変翼がやたら開く
ベルクートみたいな前進翼に見えるけど、ほぼ横一直線です、実機もこんなに開くのかな?

そして閉じようとすると、明らかに完全に閉じない・・・どう考えても連動ギアがひとコマ間違ってると思うんだけど。
前にも作ったことあるのに今回もそのまま作ってしまった。まだいくつか同じキット積んでるので、次作る時は直したい。

プレイボーイ誌のマスコット、バニーちゃんが尾翼に描かれてます。
VX-1 "バンディ・ワン" は、マグー基地の飛行実験部隊。第一線を退いた機体がさまざまな塗装を施されて第二の人生で頑張ってます。模型的には面白い部隊ですよね。

 

というわけで、F-14はこれで5機目まで作りました。でもまだまだキット積んでます・・・
オオタキ、エルエス、レベル、トラペと各メーカー作りましたがあとドラゴンのキット作ってないな。
あまり評判は良くないドラゴンのF-14だけど、ここまで来たら作ってみなきゃね。

次はまた、違うジャンルの模型作りの報告になるかもー

ではでは。