43マイクロワールド

1/43スケールのカーモデルキットの製作を中心に、模型の話・レースの話・クルマの話・なぜかサッカーや映画の話題など。

デカールを貼りました

2020-05-22 | Ferrari 312T5

コロナとかは関係無く、ダイエットのため日々走ってますが

今年はタイムがヤバいです。昨年は1km/5分台でどうにか走れてたんですが、今年は6分台に落ちてしまう事しばしば。

マラソン大会に出るわけでも無く陸上の経験も無い素人ですけどね、6分台だとランニングというよりジョギングですよね、自分でも走れてる感じがしません。

昨年より体重が5kgぐらい太ってしまったので当たり前とも言えますが・・・・
寄る年波の影響を感じずにはいられません。

でも、入りの5kmはホントしんどいんですけど、5km以降は割と楽になってタイムも上がってるんですよね。
もしかして自分は走れば走るほど後半速くなるタイプ?
20km以降は4分台、30km以降は3分台で走れたりして・・・・

12km以上走った事ないので未知数ですけどね、可能性は無限ですからね

嘘です無理です

 

下らない前置きはさておき・・・・

前回の画像から塗装が済んで、デカール貼って、クリアーコートも済んでます。


デカールですがすっかり劣化してて大変だったわ。
とにかく、切れまくる。硬くなっててすぐ折れ曲がって、折れたところから切れてしまう。
とくに、黄色がヤバかったです。跳ね馬マークもアジップもミシュランも全部切れました。
フェラーリには黄色のデカールが多いのですよ。
ウインドスクリーン前のアジップはなかなかセンターに貼れなくて、位置調整しようとするたびに切れてしまって予備を2枚使ってようやく終わったよ
ほかも切れたけど予備がないので繋ぎ合わせてごまかした。ラインもよれよれです・・・・

古いとはいえカルトグラフのデカールでこんだけ苦労したのは初めてだわ。セコハン品ですが保存環境が悪かったんでしょうね。まあ20年以上経ってるので仕方ないんですが・・・・。
いつもは楽しいはずのデカール貼りが、今回は苦痛でしかなかったです。
本来なら別デカールを探してくるところですが、もう完成度が知れているので妥協しました。

クリアーがしっかり乾燥したら研ぎ出します。
ほぼ完成形が見えちゃったので、次何作ろうかばっかり考えてますが・・・・。

まだ残ってる作業もあります。

まず、エアダクトに磁石用の鉄線を埋め込みます。この位置しかカウルと接するところで面積があるところが無いのです。
エアダクト自体は、あとでボディー側に接着してしまう予定。


ホチキスの針のような「コの字」を打ち込んでます。ホチキスの針そのものを使っても良さそうなもんですけど、大き過ぎるし体積が少ないと磁石の引力も弱くなりそうなので、太めの鉄線を使ってます。

適当な鉄線が無かったので、ギターの6弦のコイルを剥いたものを使ってます。磁石によく吸着します。

で、エアダクトを車体にセットして磁石を仕込んだアッパーカウルを被せてみますが・・・・

いまいち、吸着力が感じられません。
位置が微妙に合ってないみたいです。

仕方ないので、前方にもう一本打ち直す。


もう打ち込むスペースが少ないので、今度はL字型のを打ってます。
接着はエポキシです。はんだ付けする度胸はありません。

干渉しないように整形してみて、
これでダメならもう諦めます。カウルは載せておくだけにします。

残る作業は、ミラーの埋め込みぐらいかな。

次回が完成報告になる予定です。

それでは、また。

( フェラーリ312T5 ベルギーGP 1980 )

 

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カウル / 312T5

2020-05-15 | Ferrari 312T5

私は「映画は映画館で観たい!」人なのですが、当然ながら見逃した映画は家で観ます。
でも円盤のレンタルは、多分20年ぐらい利用したことないなあ・・・・
テレビ放映してたら観るか、有料放送で観るかですが、最近はストリーミング配信中心ですね。

で、皆さんどこの配信サービスを利用してますか?
アマゾンの有料会員になればもれなく付いてくる「アマゾン・プライムビデオ」を利用している人は多いと思いますが、無料で観れるコンテンツは多いとは言えないし、ほかにも選ぶとすると・・・・
私はいくつか試してみましたが、結局 NETFLIX だけにしてます。
コンテンツの豊富さなら U-NEXT が一番かと思いますが料金が高い。アダルト系が無尽蔵にあるのでこれで料金が高くなってるような気がして嫌なんですよねー。
アダルト無しで安いプランてのがあれば良いのにね。

NETFLIX は画質や同時に利用出来るデバイス数によって料金が選べるので、私は一番安いプランです。
それでも画質に不満は無いし、微妙な動きが荒いと感じる時はありますが気になるほどでも無いです。

別に、 NETFLIX の宣伝をしたいわけじゃないです、
言いたいのは NETFLIX や今後の映画配信にまつわる問題点。

最近ではアメリカで「GAFA」に加えて「FAANG」とも称される巨大企業になった NETFLIX ですが、番組制作、映画製作にも進出してオリジナル作品も多いんですよね。


この、「ローマ」は昨年映画館で観ましたがとても良い作品でした。
70年代のメキシコのある一家の日常を温かい視線で眺める映画です。「ローマ」というのはメキシコの地名です。
全編モノクロの美しい映像。昨年観た映画の中ではベストの一本です。

最近では、「マリッジストーリー」を観ました。


離婚することになった夫婦ですが、子供の養育権を巡って裁判で争うことになります。
お互いの仕事や夢のため、円満に別れるはずの二人だったのに裁判で傷つけあうことに・・・・

結婚してない自分には分かりませんが、愛し合いながらも現実と折り合いを付けなければならない男女の葛藤がユーモアも交えて描かれています。
アダム・ドライバーとスカーレット・ヨハンソンのW主演で各種映画賞も受賞しており、良い映画だと思います。
深刻な題材だし私はあまり好きなお話ではありませんでしたが、主演の二人は好きな俳優さんなので楽しめました。

ただ、この作品は映画館でも上映されていたんですが私は配信で観ました。
NETFLIX のオリジナル映画というのは基本的に配信のために作られるので映画館では上映されないか、されてもミニシアター中心に小規模に・・・・ということが多く、映画館で観ようと思ってても難しいんですよね。
しかも、劇場公開と同時期に配信もされているので客が入りにくく、映画館にはメリットが少ない。

それでも映画館で観たいという人のために劇場公開も並行してくれるのは有難いとも言えるんですが、こういう形式が今後増えていくとしたら、確実に映画館産業は廃れてしまいますよね。
これって、結構深刻な問題なんじゃないですかね。

配信と言う形で映画文化が守られる陰で、映画館という娯楽形式が消えていくのは何だか違う気がします。

コロナ問題で映画館が休業を続ける日々、ちょっと考えてしまいました。

映画に限った話でも無いですが、便利さと引き換えに失ってしまうものって少なくないと思います。

 

さて、便利さと言う言葉には全く無縁な模型作りのほうですが


すでにカウル塗装に進んでいますが、塗装前の作業の画像があったので、備忘録として少し戻って書いときます。

カウルのリアエンドは上の画像の通り、分厚くなってます。
カウルの下側はエアダクトの上蓋になってます。
背びれの後端、下側は良く分かる資料画像が無く、どうなってるのか謎です。
キットの状態も全くのっぺらぼうだし・・・・

僅かに見える資料画像と、あとは想像力で造形していきます。

背びれ横にNACAダクトがあるのですが、そのまままっすぐ後方に抜けているわけで無く、どうやら下に流れてカウル直後にあるミッションオイルクーラーに空気を当てているらしい・・・・と想像、それっぽく出口を掘り込んでおきました。
NACAダクトと繋がるまでは掘っていません。無理。


なので、ここのNACAダクトのほうも開口せずそのままです。

もうちょっと前方、燃料タンク横のNACAダクトは掘り抜いて奥の面を再生しました。

奥に入れたのは、こんな感じのパーツです。

アルミ板を曲げて作りました。細かくて難しいです。
しかも、これをメタルの穴の内側に貼り付けてもスムーズな穴にはなりません。
まあ、雰囲気だけです。

コクピット前にも小さなNACAダクト。


ここは、穴だけ開けときました。

 

月日は流れて、塗装が進んでます。


白フェラーリ。


ピンクフェラーリ。

この段階で、ユズ肌が目立ってきたので中研ぎしてます。
この前の白の状態で塗面が荒れているので本当ならそこで中研ぎすべきでした。

ピンクサフは薄めて吹いているのでそれほど荒れないはずなんです。

ピンクを研いだらまた白が出てきたので、またピンク吹いてます。

段取り悪いとなかなか進みません。

それでも、焦って作業して失敗するよりは早めにやり直すほうが結局は近道だろうと思います。

この後、無事赤くなりました。

つづく。

( フェラーリ312T5 ベルギーGP 1980 )

 

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迷走中 / 312T5

2020-05-13 | Ferrari 312T5

コロナ問題、先週非常事態宣言が延長されたと思ったら今度は一部の都府県を除き宣言解除の方針とか・・・・
ちょっと拙速過ぎませんかね?

海外じゃ規制解除の後にまた感染の拡がりがあったりしてるんだし、もうちょっと段階的な解除への移行を考えないと、せっかくのここまでの国民の努力が無駄になるリスクがあるんじゃないかな。

幸い、日本人の律儀さのお陰で全国的には感染の拡がりは抑えられていますが、日本人には右に倣え的な同調傾向も多いので、規制解除だってなると一気に緩んじゃう恐れもあるんですよね・・・・。
世界的には流行が収まっていないことや都市部での感染者はまだ少なくないことを考慮して、あとひと押しの引き締めが必要だと思います。

 

さて、すっかりボロボロになってきた312T5ですが。

排気管はどうにか、左右のフロアトンネルの間に収まりました。

傷んだ部分を修正して色を塗り直したのでコテコテになっちゃいましたが・・・・
台座に固定したら見えなくなる部分ですからね、もう気にしません。

集合管への接続も、インストではエンジンとミッション接着前にしておくようになってたんですが、無視したら案の定、サスアームが邪魔して超組みにくかったですけど知恵の輪みたいにコネコネしてようやく繋がりましたw

フロアとモノコックはビスで接続して脱着出来るようにしてありましたが、結果的に左右二ヶ所のビスでは完全に固定出来ないので、調整も終わったしエポキシで接着しちゃいました。

理想の完成形を諦めると、色んな所で妥協がしやすくなります。
これで良いのだ。

台座に固定してみる。


カーモデルは、台座もパーツの一部です。パーツに固定して完成だし、台座に固定出来なければ完成とは言えない。
製作も、最後の段階では台座に固定した状態で進めるほうが合理的です。
なので、車体の裏側なんてそれほど拘らなくても良いのだ・・・・

それにしても、アッパーカウル無しで見るとまさに地を這うようなスタイルですね。
ほとんどの構造物が、ドライバーの腰の高さぐらいより低く収められている。

現在のF1でも同様でしょうけど、低重心というのがレーシングカーにとってどれだけ重要かっていうのが分かりますね。

下側二本、上から二本後方に伸びている集合管ですが資料画像を見ると後端がステーで支えられています。

印象的なステーなのでキットにはパーツが無いけど再現したかったんですが、実際に作ろうとすると細かくなり過ぎて纏まりそうにないので諦めました。

まあね、完成度を期待しなくなると色々どうでも良くなるとゆーことです・・・・


最近は自作の台座を作る気力が無いので、市販の台座を使っています。
上面を濃い目のオイルステイン、側面を光沢ニスにしてみましたが、赤馬に濃い目の台座は似合わないな。

別の台座で、明るめの色のオイルステインを試してみる。


うーん、色の明るさは良い感じだけど、側面も同じ色に光沢ニスだとコントラストが弱いな。
側面だけ、濃い目にしたほうが良かったかも。

アッパーカウルを載せてみたの図



カウルはサフ、修正、サフを繰り返していますが微細な傷や凹みに拘ってるとキリがありません。
適当なところで妥協して色塗りに進まなきゃですね。

アンダーボディーとのチリ合いも微妙で、どこが当たっているのかさっぱり分からずそこそこのところで妥協が必要かも。

ネオジム磁石による固定も画策していますが、このぶんでは余りメリットが無さそうです。

やろうと思っていたことがことごとく取り消しになっていきます。

それでも、完成を目指します。

 

( フェラーリ312T5 ベルギーGP1980 )

 

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エアブラシの事とか、限界の事とか。 / 312T5

2020-05-07 | Ferrari 312T5

コロナでおうち時間を過ごすのもそろそろ飽きてきた今日この頃、とか世間では言ってますがそもそも引きこもりの自分は別に普段と変わらなかったりします。

いつまで続くんだと思われてたコロナ禍もどうにか収束に向かいそうで、急に出てきた「九月新学期制へ」なんて話も消えちゃいそうですね。

来週あたりから映画館も再開出来そうなんですが、今んとこ映画のネタも無いので、たまには道具の話でも。

自分の愛用エアブラシを紹介します。

一番のお気に入りはエアテックスのエボリューション。

もう20年使ってますけど、快調です。国産品とは比べ物にならないくらい気持ちの良い吹き心地。
エアブラシって基本的な構造は同じはずなのに、この感触の違いはどこから来るのでしょう?わかりません。
0.2mmと0.4mmのノズル/ニードルがセットになってるヤツなので、差し替えで用途が拡がりますが、一番使いやすい0.3mmが無くて、そのうち買い足そうと思いながら躊躇してます。
欠点はフロントヘビーで持ちにくいところですかね。まあ私がリア・カバーを外して使う人なのが悪いんですけど。

普段、一番使ってるのがウェーブのアドバンス0.2


0.2mmなんだけど、使い心地は0.3mmとあまり変わらないので、ほぼこればっかりになってしまいます。
それこそ、サフからプライマーから細吹きまで、何でもこなします。
カップ下の位置に風量調整ダイヤルが付いているのが便利です。全開なら濃い塗料でも何とかなりますしね。
これもフロントヘビーですが、エボリューションよりはマシです。
これも、15年ぐらい使ってるのかな。

一番最近、と言っても5年くらい前だと思うけど、
ウェーブのHT-391というのを買いました。

待望の0.3mm。
アルミ製なので肉厚なんですが軽いです。コンパクトで持ちやすく、ボディーも太くてサイドが平らなので一番手に馴染むのはコレです。
ノズルパーツが頑丈そうなのも頼もしいです。
今のところ、クリアー専門に使っています。
もう一本買い足すならコレかなあ・・・・。同じものがエアテックスからも出ていますが、ウェーブのが安かったのでこっち買いましたが。

ちなみに、基本日本製のエアブラシは見た目が同じなら全部同じものだと考えて良いみたいです。タミヤもクレオスもウェーブもエアテックスでさえも日本製なら同じものです。
日本では「アネスト岩田」という会社のみがエアブラシを製造してますから、ブランド別に細かいアレンジはされているみたいですが、模型用であればブランドに拘るのはあんまり意味無いみたいですよ。
同じ見た目でも中国製ならコピー品なので品質は分かりません・・・・難しいメカでは無いので本気で作られたものならば、今の中国の技術ならばそれほど悪いものは無いとは思いますが。

色替え用に何本も使うのもアリですが、クリアー、白系、濃色系、サフ用、メタリック用ぐらいですか。私はウェーブのアドバンスがマルチプレーヤーしてくれてますんで、今んとこ新しいのはいいかな。

 

さて、T5ですが、そろそろ限界です。
模型作ってて「限界」を感じる時がありまして、いつもそれなりの完成形を思い描いて作り進めるんですが、この「限界」がやってくると、ああもうここから先は落ちていくだけだ、と思うようになるんです。

もうここからはやり直せない、このまま進めても予定通りの完成には至らないって感じる時ですね。

排気管ですが、前6本の排気管はアンダーパネル取り付け前にエンジンに付けられるんですが後ろ6本はアンダーパネル装着後じゃないと付けられません。


それはこのようにフロアトンネルの隔壁からはみ出すからなんですが・・・・

ふと考えると、ベンチュリ効果を発揮するためのフロアトンネルがこんな風に切り欠かれているのって変ですよね。
あまり分かりやすい資料画像が無いのですが色々調べてみると、T5の場合フロアトンネルの内側の隔壁は完全に排気管をカバーしているみたいです。
T4の場合は前6本はアンダーパネルの上を通って後方に向かうので、一部トンネルにはみ出しているんですけどね・・・

タメオのT5の場合、なぜ切り欠いたのか・・・・こういう仕様もあったのかも知れませんが、どうも納得出来ません。

何とか、トンネルにはみ出さないようにグネグネしてたら・・・・

もうボロボロに・・・・
一番外側は折れてしまった・・・・
一度変形させると、スムーズに後方に立ち上がらなくなり、またグネグネしてると収まらなくなるし・・・・こんな複雑なタコ足、自作出来るわけもなく・・・・

もう、どうせ床下だ見えなくなるしどうでもいいわ!

限界を超える時です。
もうこうなると、この後次々と出て来るトラブルに対処する気力も無くなります。
あとは汚くなっていくだけです。それでも、完成は目指します。


何とか無理矢理排気管を収められそうにしたので、切り欠かれている部分を再生します。
ついでに、今更ですが薄々しときました。最初から薄々しとけば、もうちょっと楽に収められたのになあ・・・・


急ごしらえですが、左右のフロアトンネルがちゃんと出来てベンチュリカーらしくなってきました。

ただ、ここへ来てガシガシ削る作業したせいで薄いメタル製のアンダーパネルがずいぶん変形してしまった・・・・

分岐点を超えると、作っているはずが壊してるんだか汚してるんだか分かんなくなってくる。

まあいつものことだ・・・・けど、楽しくないなー

 

( フェラーリ312T5 ベルギーGP 1980 )

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