43マイクロワールド

1/43スケールのカーモデルキットの製作を中心に、模型の話・レースの話・クルマの話・なぜかサッカーや映画の話題など。

ストライプ

2011-02-25 | MUSTANG GT500

二週間前に雪を降らせる寒波が去って以後、すっかり天気が良くなってもう春が来たような日々。
雪国では雪が降らなくなるともう春が来たような気分になります。
日も長くなってきたし、昼間の気温も高くなってきて、気が付けば3月ももうすぐですもんね、本当の春ももうすぐ。

ストライプですけど、キットのデカールは黒だけなので、白のデカール切り出して貼るか塗装にしようか迷いましたが、塗装してみることにしました。
理由は色々あるけど、要は白デカールの大きいのを持ってないからw
買えばいいんですけど、そんなに使わないだろうしねえ…。

で、まず細切りマスキングテープで中心線を出して、あとは目勘で左右にブレないようにマスキングしてゆきます。三本線全体の幅は9mm強、両端は1mmの間隙に1mmのラインってとこです。

マスキング塗装なんて、実はあんまりしたことなくて勝手が良く分からない。
なんだか失敗しそうな予感があって、何度か貼り直してます。テープ貼るだけで2時間以上かかったかも。

で、白塗装終了。

おー、予想以上に良く出来ました。w

マスキング塗装する場合、本当は明るい色から塗って、マスク後に濃い色を塗るのが基本でしょうけど、私は何も考えず青塗ってから白です。
いや、何も考えてない訳じゃないですけどね、とにかくボディーカラーをどんなにするか早く塗ってみたかったのです。
白は透けやすいし、段差が出来るので厚塗りもしたくないので、試しにまず銀を薄く塗って、そのあと白に銀を少量混ぜた色を塗ってみました。パールみたいな色になるかなと思ったんだけど、そうはならずにグレーっぽくなるだけで粒子もほとんど分かりませんね。普通にパール混ぜれば良かった…。
でも白には見えるし、厚塗りしなくても透けた感じでもないので、まあいいか。
画像で見るとやや青っぽいですが、真っ白よりいいかも。

サイドにもストライプ入ります。こちらは3本線にするのは難しいので、まずは1本線に。

その後、細切りしたデカールを上下に貼ってみました。
塗装とデカールの白さが違うのは、ご愛嬌www
実車より全体的に太くなり過ぎたのは不注意でしたが、存在感あっていいです。
それに、実車どおりに出来ない事情もあります。

このロゴ、このように抜き文字で入るんですけどキットのデカールは黒ストライプ用なので使えない…

自作する材料や技術もないので、サイドのストライプはオリジナルって設定でw

それから、上のコブラのキャラクター・バッジですけど、デカールがあるものの

何この精密な印刷www
しかも黒一色の印刷って…こんなの青ボディーに貼っても見えませーん!

バッジは付けてやりたいよなあー…。金属板でカタチだけでも再現してやるか…。

そのほかトランクリッドに付く「SHELBY」の文字も黒なんだよなあ。デカールに黒インクしか使わない作戦か?
このシリーズ、デカールがイマイチなんですけど、このキットは特に良くないぞ?

 

 

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ヒアアフター

2011-02-22 | MUSTANG GT500

映画が好きです。正確に言うと映画そのものがすごく好きと言うより、映画館で映画を観るのがものすごく好きです。その証拠に家ではほとんど観ないし、一応観れるようにスカパーの映画チャンネルも契約してあるんですが、よっぽど観たい作品じゃないと観ません。レンタルなんてもう10年以上利用したことありません。テレビも、自室のは大型テレビは壊れちゃって14インチのブラウン管だしw

で、時間があれば車を飛ばして映画館へ。自分の住んでるとこは田舎ですが車を使えば家から45分以内にチケット売り場に辿り着ける範囲に、なんと27スクリーンがあります。我が県の一人当たりのスクリーン数は日本一らしいです。人口が少ないだけなんですが…。

映画館で、外界と遮断されて作品に没頭できるのが好き。田舎から街へ出てあちこち寄ったり、車をドライブするのも気分転換になるし、なんだか中学生の頃からずっとそんな感じでした。当時は鉄道やバスに乗って出掛けましたけどね。

考えてみると、模型趣味も中学生の頃からだし、ずっと続けてる趣味って結局子供の頃から変わらないんですよね。別の楽しみに夢中になったこともあったけど、中年になって残る楽しみはやっぱり映画と模型だったりします。

 

映画の話はいちいちここに書いてませんが、先日観た「ヒアアフター」という映画はとても良かったので紹介します。

(公式サイト)
スピルバーグ製作、クリント・イーストウッド監督とビッグネームのタッグですが、作品は大作と言うより、ハートフルなヒューマンドラマ。とは言えそこはハリウッド映画、迫力ある映像もあります。
私は、映画はすべて作品から内容を受け取るべきで、前情報でストーリーを知ったりましてや結末を知るなんていうのは邪道だと思ってますので、ここではストーリーには触れませんが、静かな展開のドラマなのにドキドキしたりハラハラしたり泣けちゃったり、内容の詰まった映画でした。

クリント・イーストウッドという人、俳優としても成功を収めた人なんですが、監督になってからの切れ味はすごいです。私はこの人の監督作品が全て好きというわけではありませんが、どの作品を見てもとにかくうまいと思ってしまう。人の心を掴むのがうまいと言うか、どのカット、どのショット、セリフのひとつひとつまで計算されていて観る人が感じたことがうまく次の展開に繋がっていくように構成されていて映画好きの期待を裏切りません。

俳優としての成功も並み以上の人でしたが、監督になってからこれだけ切れるんなら、俳優時代にもうちょっと演技派としてやれなかったのかなとか思ってしまう。アクションスターの域から脱し切れないとこがあったんですよ。

ちなみに私が好きなイーストウッド監督作品は、この映画と「グラン・トリノ」ですね。ほかにも良作、大作ありますけど、どちらかと言うと人の心を丹念に描いた小品のほうが味わいがあります。

とにかく今作はお薦めですから、映画好きの人には是非見てもらいたいし、たまにしか映画館行かないよって人も、この映画はぜひともスクリーンで味わっていただきたいです。
ただし、行間で語るような演出も少なくない監督ですから、すべて説明してくれないと理解できないタイプの人には薦めません。あくまで、映画好きの人向けってことで…。

 

銀色になりました。
とはいってもこのボディーカラーで行くわけではなく、赤の成型色の染み上がりを防ぐために取りあえずサフの上から銀を厚塗りしてます。

実は、サフからここまですんなり来れませんでした。ほんの些細なミスでつまづいちゃって、その修正にえらく手間取ってしまった。

ここの、フェンダーとバンパーの継ぎ目のモールドが無かったので、再現しようと思って切り目をいれたんですが、その際にフェンダー側のカドを欠けさせてしまい、パテ修正したんですが、何度やり直しても最後にパテがポロリと取れてしまって…溝や凹みを埋めるのは簡単なんですが、カドとなるとどうしても強度に問題があるんですね…。
何度もやり直してるうちに周辺まで傷つけてしまい、それを修正してると今度はパネルの折り目を舐めてしまってまた修正…と、どんどんドツボにはまって行きまして…
現状は画像の状態ですが、もうこれで諦めました。さらに削るとまたどっか傷つくような気がする。

思うんですけど、こういった修正とか傷消し、モールド掘り直しとか、普通に全体塗装とか模型の基本ですよね…私はそうゆう作業がことごとく苦手。傷ひとつ消すのに四苦八苦します。
これって、基本的な才能に欠けてるってことだと思うんですよ。不器用です、細かいこと出来ません。
まあ私は純粋に趣味でやってるので、才能はなくても楽しけりゃいいんですが、長年やってて才能が無かったと言うのは、やっぱり悲しいような…。

某プロフィニッシャーの仕事ぶりとか見てると、本当にもう眩しいですよ。私には絶対出来ない細かい作業とかこなしてる。素人なりに頑張ろうとは思いますが、限界点は低いです。
私のような人間が、今後も模型を楽しんで行くにはどうしたらいいか?色々考えちゃいます。

青くなりました。
タミヤの「マイカブルー」に黒を少し混ぜた色です。
普通にメタリックブルー使っても良かったんですけど、マイカの粒子感が好きなのであえて採用しました。
色味は…うーん、狙ったより少しくすんだ感じかな…ってとこです。
実車を正確に再現しようとしてる訳ではないので、この色になったのも何かの縁だと思い、この色で行きます。

ストライプとか、後のことなーんにも考えずここまで来ちゃいました。キットの付属デカールは黒のストライプ…


えーと、白のストライプにしたいんですけどー ;;

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Ford Shelby GT500 Super Snake

2011-02-14 | MUSTANG GT500

前回のログでは時事ネタとか書いてたんですが、すっかり間が開いちゃってその間を振り返ると時間経過の早さを感じますね…

前回のログで、サッカーアジア杯の日本優勝について書いたと思ったら、それから今までの間に本当に色々なことがありましたね…。その日本代表から、長友がイタリアの名門・インテルへ電撃移籍、先週はインテルデビューまで果たしちゃいました。
FW岡崎もドイツ・シュツットガルトへ移籍。こちらはデビューはまだだけど、不振にあえぐチームだけに出場機会は巡ってくるでしょう。

スポーツ界で言えば大きなニュースが大相撲の八百長問題。
大騒ぎになってますけど、八百長の存在は周知の事実だったのに、動かぬ証拠が出てからあたふたしてる様はむしろ滑稽…。
八百長自体も問題だけれど、こうゆう協会の体質がむしろ大きな問題でしょう。古い体制の維持に固執して根本的な改革に取り組まない、過去にも八百長やしごき事件など日常茶飯事だったことを知っているくせに、過去は全肯定して「過去には問題はなかった」を繰り返す…一体、協会は何を守ろうとしているのか。

ほかにも海外ではエジプトで革命が起きたり、日本では火山が噴火したり大雪が降ったりとかニュースは尽きませんけど、自分には特にニュースは起きず、のほほんと毎日を過ごしちゃってます。これを平和と言うのでしょうね。
あ、この週末にはまた寒波により各地に雪が降った模様ですけど、豪雪地帯のはずの自分とこでは拍子抜けするくらい、ほとんど雪は降りませんでした。だいたい、普段降らないところに雪が降ると、自分とこでは降らないようなんです。やっぱり空にある雪の総量って限りがあるんですかね?

そうそう、自分とこのニュースと言えば、祭りなどでもご一緒させてもらってるネット仲間のいとさんが、自分と同じ県内にお住まいだと発覚しますたw
以前から製作記などのぞきに行ったこともあったのですが、全然気づきませんでした…。私んとこのリンク仲間さんたちは、考えてみるとどうゆう経緯で集まったのか良く分からないとこもあるのですが、必ずしもネット上を代表する模型好きグループという訳ではなく、ごく一部の集まりだと思うのですが、その中にたまたま同じ地域の人がいるというのはそれなりに奇遇なことであり、何らかの縁があったということなんでしょうね。

ということで、早速リンクさせていただきました。相互リンクに関しましてはもっとどんどん増やして行きたいとも思っているのですが、リンクする以上はそれなりにフォローもして行かなければなんて思われちゃうと相手に負担かけることになるかもとか考えて、こちらからどんどん申し込むというのは気が引ける部分もあります。
私としましてはコメントとか書いてくれなくても全然気にしませんので、リンク希望のかたは気軽に書き込んで下さいませ。
(その代わり私もまめにコメント差し上げると言う事もございませんので、あしからずw)

 

さて、前回最後にちょこっと書いた フォードシェルビーGT500スーパースネークです。
韓国アカデミーとか日本の童友社とかから発売されてる1/43プラモデルですが実際は中国のXQ Toysというところの製品です。

ここんところ、ガヤルド、レヴェントンと同シリーズのプラモを作ってるので飽きちゃってるところもあるんですけど、気楽に仮組みとかしてたら簡単に完成できそうな気がして、作りかけ多数をほっといて作り始めてしまいましたんで。

今のところ、このキットのウィークポイントは約2箇所。
そのひとつが、このフロントグリル。


(しかし、汚ねー画像だなw)
実車はというと、

まあ完全に全部抜けてるわけではないんですが、一応中のラジエターとかがチラ見えしてます。(当たり前w)

メッシュ抜けててくれとまでは言わないけど、せめてもうちょっと深いモールドにしてくれないかな…
出来たらエッチングのメッシュにしてくれたらもっといい。
それに、そのまま組むと奥行き感も無さ過ぎ。バンパー下はともかく、上はもうちょっと奥まってるでしょ?
(ちなみに、GT500には様々なグレードがあり年式によってもライト、グリル、バンパー、エンブレムなどのデザインがいちいち変わります。キットがどのグレードのどの年式なのか、イマイチ分からん;)

トップの画像に比べて、結構荒いメッシュがこのキットのモデルらしいですが、これを再現できるようなメッシュのエッチング、手持ちにないんですけど…。

このシリーズのキット、ランボの2種にはエッチング製のブレーキローターが付いて、フォードの2種はエッチングがないかわりにメッキパーツが付くんだけど、正直全部のキットにエッチングもメッキパーツも付けて欲しいです。それも欲しいのはブレーキローターよりもメッシュやらエンブレムのエッチングです、メッキホイールよりもライトハウジングやミラーですよ。
なまじ出来の良いキットだけに、そうゆうモデラーの欲求をちゃんと理解できてない風なのが惜しい気がします。中国のメーカーにそこまで要求するのは無理があるのは分かりますけど。


と言うことで、グリルのまっ平ら具合はどうしても受け入れられないので、ガッツリ抜かせてもらいました。

メッシュをどうするかとか、あとで考えますーw

 

第2のウィークポイントですけど、

これは韓国アカデミー版のパッケージですけど、見ての通りホイールがでか過ぎて何ともバランスが悪い。タイヤもこのシリーズの欠点で、ショルダーのブロックがごつ過ぎます。

余談ですけど、実は中国版も童友社版もデザインこそ違えど同じ画像がパッケージに使われてるんですけど、プラモデルで完成画像をパッケージにしちゃうのってどうなんでしょうね?
正直と言えばそうなんですけど、そのまま完成させてそれほど見栄えするキットって少ないし、日本のようにイラストか実車写真にしといたほうが夢があると思うんですけど…。

というわけで、このホイール/タイヤは交換の方向で模索してました、バンダイのスーパーGTのホイールやらR35のタイヤやら、色々試して見ましたがどうにも似合わない…

仕方がないので、このまま使ってみることに方向転換して、とりあえずタイヤのショルダーを削ってトレッドもひと皮剥いて、車高も落としてフェンダーのホイールアーチもえぐって…などなどの手を加えて

まあどうにか見れる佇まいになったんじゃないでしょうか?まあ実際フロントタイヤがこんな窮屈だとハンドル切れませんけどね、そこは模型の自由さ。もうちょっとフェンダーえぐっておくかな?
ボディーはサフまで進んでます。

ちなみに、ホイールは前輪は20インチ、後輪は21インチあたりなのかな?キットでは微妙ながら前後輪サイズが違えてあります。
もしかしてだけど、パッケージの画像のは前後輪入れ替わってるんじゃないかと思う。遠近法以上に後輪小さいでしょ??

パーティングラインは赤のプラだとあまり目立ちませんが、サフ吹いてみるとよく分かるので軽く修正して、ディンプル表現のカーボン模様は削り落として、もうすぐ色塗りに行けそうです。プラモはここまでが早いのがいいですねー。

次回には色塗った状態でアップ出来るかと思います。色は、見てのお楽しみ~ってとこですけど、今回はそれほど意外な色ではないと思いますよ。

 

 

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