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43マイクロワールド

1/43スケールのカーモデルキットの製作を中心に、模型の話・レースの話・クルマの話・なぜかサッカーや映画の話題など。

シボレー・カマロSS 1969 完成!

2016-03-23 | Chevrolet CamaroSS

もうそろそろ、初期不良も改良されたかなと思って今月初めにwindows10にアップグレードしてみました。

win7からのアップグレードなので使い方はまだ慣れませんがIEもサクサク動くし(edgeは使ってません)良かったのですが、しばらくするとやはり不具合が出るようになりました。

深刻なものは今のところないのですが、先日はスタートメニューが開かなくなって困りました。強制終了して再起動で直りましたが、ググってみるとデータが消えるなどの怖いトラブルも起きているようで、ちょっと心配です。7に戻そうかな・・・。

そんなわけで、更新作業も滞ってましたが完成報告終わらせないと次へ進む気分になれないですね。

 

前回作ってみたサイドミラーですが、脳内イメージだけで作ってましたが後になってどれどれ実車はどんなんだっけと思って見てみたら、やはりと言うか全然違う形だったorz

どうやらこういう形状らしい。オリジナルかどうか分からないけど、アメ車のパーツは今でもいっぱい出回っていてeBayなんかでたくさん見れますが、1969年型カマロのミラーはだいたいこの形状ですね。エル・カミーノというブランドが人気らしい。

適当でいいやと作り始めるくせに、こういうの見ちゃうと無視できない。ほんとバカですね。

↑右が前に作ったステー 左が新しく作ってみたもの。
なにしろちっちゃいので、思ったような形に出来ませんねー。まあ似せようとしてみただけで満足です。結局似てないならやり直す必要もないようなものですけどね。

ドアに付けてみると、雰囲気だけは出ているかも。

横から見ると、前後長が長過ぎかも。まあ今回はこれで満足しときます。次作る機会があったら、もう少し良いもの作ろう。

フロントフェンダーから生えているアンテナもそれらしく。だんだんこういう細かいパーツ作るのに視力の限界を感じるようになってきた・・・。

マフラーは、チラッと見えるだけ。

というわけで完成です。今回、モール類はすべてクレオス8番シルバーの筆塗りです。ワイパーもドアノブもモールドにシルバー筆塗り。でも後になってミラーやら自作してるんだったら、もうちょっと作りこんでも良かったかなと思いました。

結局、気になるところあっても完全にスルーなんて出来ない性質なんですよね。

今回はそもそも一週間で完成させる目的で始めて、途中で断念して普通に作ってたんですが、もし初めからちゃんと作るなら窓、窓枠、ワイパーやモールをどうにかしたかったかも・・・

ただ、キットのパーツだけで立体塗り絵で仕上げるのも悪くはない。今後も、キット次第かな・・・。

では、完成画像。(画像クリックで大きくなります)

 

 

 

 

 

塗装はひどいし完成度も低いですが、AMTの古い43ブラキットをなるべく箱の中のパーツだけで作ってみる・・・という目的は一応果たせたと思いますんで、これはこれで満足。

アメリカン・マッスルカーの雰囲気も出ていて良いと思うんですが、アメ車って写真に撮るの難しいですね。もっとカッコイイ気もしますが、広角レンズで撮ると迫力が出せるのかな?アメ車は結構好きなので、また作って並べてみたいです。

 

というわけで、ようやく今年初の完成です。お正月の松の内に完成させるつもりが、もう桜の便りがチラホラ聞こえてくる季節になっちゃってた・・・今年もこんな調子で行くんですかね・・・。

 

何はともあれ、少し気分も軽くなったので次は何を作ろうかな?

AMRも作りたいし、ひさびさにF1マシンもにもガッツリ取り組みたい。作りかけも片付けたいし・・・

ちょっと遊びで作っていたGT-Rベビメタ号(妄想設定ですw)、もっと派手にしてちゃんと完成させてみようかな?

というわけで、また近いうちに次の予定書きますね。

それでは、See You !

 

 

 


 


おおむね完成

2016-03-15 | Chevrolet CamaroSS

ずっと前におおむね完成しているものの、小物パーツが作れてなくて完成画像が撮れず更新が伸び伸びになっちゃってます。

とりあえず、備忘録替わりにここまでの作業を記しておきます。

最初からずっと懸案だったボディー・サイドのストライプ。
デカールを切り抜いて貼る手もあるけど、艶消しの黒のラインにしたいので貼りっぱなしにするのは少し不安。

と言うことでマスキングで行くことにしました。マスキング・テープでラインの形を決めます。

直線でなく、ボディーラインに合わせて緩くカーブしているのでなかなか難しい。
金属板を切り出して緩いカーブの定規を作って、何度か作り直してます。
形が決まったら、それを元にマスキング用のテープを切り出します。

当初はメタルックでマスクしようと考えてましたが、メタルックをキレイに切り出すのは意外と難しいし、貼るのはもっと大変。粘着力が強いので剥がしてやり直そうとすると破れたりして、何度か失敗したのち諦めました。
塗膜が剥がれる事故があったので、粘着力の強いメタルックの使用は恐怖感がありましたし、粘着力を弱めるのも難しいです。
というわけで全てマスキングテープでの作業になります。

もう塗膜剥がれは嫌なので、思いっきり粘着力弱めてマスキングしますが、当然悪影響もあります。

吹き漏れします・・・。まあこれくらいはナイフなどで丁寧に剃ってやれば修正できます。
本当はピンストライプのフチドリ付きにしたかったのですが、とてもそんな細かい芸当は無理でした。

塗膜持って行かないでと願ったにも関わらず、こんな風にピンホール的に剥がれる・・・なんでこうなるのだ?
筆でタッチアップしましたが、修正跡が目立つので結局またエアブラシでタッチアップ・・・もう何回目だろ。

 

まだ足りない小物パーツがありました。

エキゾースト・マフラー

実車は、複雑な取り回しでリアサスのリーフ・スプリングの上を通ってリアエンドに伸びているので、途中で切ってリアエンドに見えていない個体も多いのですが、やはり模型的にはアクセントになるので見えるように付けてやりたい。

ステン・パイプとメタルを組み合わせて見える部分だけ作りました。

 

ドアミラーもキットにはありませんでした。さすがにコレを付けていない個体は資料画像でも見ないので、運転席側だけでも付けておくことに。
平べったい、シンプルなミラーが多いようです。
平べったいと言っても、平板では味気ない。

洋白板にメタルを盛って、四角錐型になるように削ります。
ブラランナーに瞬着で留めて作業するとやりやすいです。

ステーは金属線で済ませようと思ってましたが、もうちょっと立体的にしたいので、エッチングの切れ端から削り出してみます。

ひたすらヤスリでゴリゴリ・・・形や大きさは勘だけが頼りなので、仕上がりは運任せです。

こんな感じになりまして・・・。ボディーに付けてみて違和感無いと良いのですが・・・。
思えば、ルームミラーもこうやって作れば良かったかな。手間は3倍かかりますけど・・・。

台座も作りました。小物類を付けて窓枠の銀塗りを整えたら完成です。

完成画像は一眼レフでちゃんと撮りたいので、しばしお待ちを・・・。

それでは、See You!


バックミラーとかメッキシルバーとか

2016-03-01 | Chevrolet CamaroSS

カマロのバックミラーを真ちゅう板のカケラを組み合わせて作ってみた。

まあ何と言う事はない、簡単な自作パーツですけどこんなもの作るだけでも一時間ぐらい掛かってしまう。

それが面倒くさくて、なかなか作らない。

ところが、このパーツを室内に取り付けないとボディーとシャーシを合体できない。

そんなわけで、製作が滞ってしまう。

こういう繰り返しで、ずるずると時間だけが過ぎ去っていく。ダメだなぁ・・・。

 

このキット、一応メッキすべきパーツはひとつのランナーにまとめてあるんですけど、メッキされてません・・・。
同じシリーズのキットでメッキされているのもあるので、時期によってメッキを省略したものを発売していたのかも知れない。
ホイールはメッキしてあった別のキット(シェベル)からトレードしてきましたが、バンパーはそういうわけにも行かないので、メッキ風に塗装します。

現在、メッキ風塗装をするならこれが一番実用的だというネットの評判を見て買ってみました。クレオスのメッキシルバー・ネクスト(SM08)です。

実売価格800円ぐらい、同じクレオスの塗料に比べて5倍以上の値段ですね、しかもエアブラシ用に希釈済み。

まあまあメッキ風にはなりますが、メッキとは違いますね。

テストでジャンクパーツに塗ってみたもの。

黒をテカテカに塗った上から薄く吹き付けますと、ミラーのように映りこむようになります。ただしまだ黒が透けてます。

何度か吹き重ねると黒は透けなくなりますが、次第に反射は鈍くなっていきます。まあ、塗装の技術でもう少し良い結果になるかも知れませんが・・・。

乾燥すると塗膜は意外と丈夫で、強くこすると手に着きますが普通に触るぶんには着きません。コンパウンドで磨いてみたら簡単に下地が出ました。
磨いても白っぽく濁るので鏡面にはなりません。

自分では試していませんが、ラッカークリアーをコートすると曇ります、良く乾燥すればマスキングテープには耐えます、とのことです。

そんなわけで、ちょっとしたメッキ表現になら使えるかな、ってところです。

 

実はボディー関係はほぼ出来ていますので、次は完成報告できるかなと思います。マメな更新が出来なくて申し訳ないです。ではでは。

 

 

 


悲劇

2016-02-01 | Chevrolet CamaroSS

「スターウォーズ・フォースの覚醒」、ようやく観に行ってきました。本当は12月16日の公開日に観に行く気満々だったのですが忘年会と重なってスルーして以来、40日も観れませんでした。まあイベントの日を逃したらあとはどんどん先送りにしてしまうのはいつもの事で。

感想は特別なものはなかったです。ハンソロもレイアもルークも年とったな・・・ってのと、旋回飛行するファルコン号カッコ良かった、BB8可愛かった、ヒロインも良かったけど日本人的にはまだまだカワイイが足りませんね。

肝心のお話のほうは・・・ネタバレは避けておきますが、悲劇的な因縁で盛り上げるいつものパターンですね。
あんまり好きじゃない展開かも・・・。もっとわくわくするようなストーリーのが好きなんです。

とりあえず、バンダイのミレニアムファルコンは買っちゃうかな。

 

さて、カマロもちょこちょこいじってます。

ヘッドライトは作り直してみました。

ちょっと大きくしてライトリムを細くして、やや奥目に取り付けましたが・・・
前回とあんまり違って見えませんね。ボディーに設置するとちょっと感じが変わると思うんですけど。

 

フロントガラスを貼ろうと思ったのですが、厚いプラ製なのでダッシュと干渉してボディーとシャーシの合体がうまく行かなくなります。

ダッシュをガシガシ削って当たらないようにします。形は変になりますが、黒く塗り直したら分からなくなると思います。

 

さて、ここからが思わぬ悲劇。

窓枠を黒く塗装しようと思って全体をマスキングテープで覆ったのですが、塗装後テープを剥がしたら・・・

 

べローンと塗膜を持って行かれました・・・。

( ゜ Д ゜ )

もともと「早作り」に挑戦してて慌ててボディー塗装してたので、下地もろくに仕上げてなかったし・・・全然食いついてなかった・・・

まあしかたがない、幸い分割線とプレスラインに囲まれたエリアだったので、マスキングして部分塗装で修復しましょう。
ちょうど、フロントのフェンダーアーチが当たったか何かで一箇所塗膜が欠けていてどうやってタッチアップしようかと思ってたところなんで、不幸中の幸い。

Aピラーも一箇所剥がれた・・・

ここは面積も小さいし、筆塗りで下塗りして均したあとブラシ吹きしておきましょう。マスキングの必要もなさそう。

でもね、本来カーモデルはこれだけ塗膜剥がれちゃったら、お風呂に入れて1から塗り直しが基本ですよねー
良い子のみなさんは真似しないでねー

クレオスのオレンジそのものの色を使ったので、こういう塗り直しの時は色合わせ不要なので良かった。
ソリッドカラーなので重ね塗りでもムラになりにくいし。

ドアの分割線から手前、プレスラインより下だけをマスキング塗装したけどバッチリです。
プレスラインの上は塗り分けの境界線がギザギザになったのでサンドペーパーで均してプレスライン上だけにブラシの細吹きをしてごまかしてます。
ミストで周辺はツヤが無くなるので、コンパウンドで磨いてツヤを戻しておきます。
今回、修復塗装ではクリアーコートは省略しましたがクリアーコートした全体と比べてもツヤの違いは分かりません。

リカバーは慌ててサフ→下塗り→本塗りと重ねたので、車名のエンブレムは埋まってしまいました。分からないほどではないのでそこは我慢します。


繊細なモールドを残したいなら時間を開けてじゅうぶん乾燥させてから塗り重ねていくほうが良さそうですね。

 

 

あとは、サイドシルの部分は黒塗りでも良さそうなので、マスキングしてもう一度黒塗装。

 

悲劇は何度でもやってくる。

 

( ゜ Д ゜ )  ( ゜ Д ゜ )  ( ゜ Д ゜ )

マスキングテープを剥がしたところ今度は反対側が・・・。今回はテープの粘着力をかなり落として、慎重に作業してた筈なのに・・・。

なんでこの位置ばっか・・・。

 

重ね重ね書きますが、良い子の皆さん、塗膜が剥がれたら潔く下地からやり直しましょう。

私は潔くないので、何とかまたマスキング塗装でタッチアップしようと思います・・・。

またマスキングテープに塗膜持って行かれる悪い予感しかしないんですが・・・・・・・・・・・・・・。

 

 

 


今年もこんな感じ?

2016-01-22 | Chevrolet CamaroSS

出来る自信もないのにイベントに参加しちゃって、案の定ケツ割れして逃亡と言ういつものパターン

いつもいつもこんな状態なのに反省が無いですね・・・。まあ今年もこんな感じでグダグダやってくってことですかね。

 

さてさて今回「早作り」の生贄になったカマロですが、つまづいてしまって早作りは断念しましたので、方針転換してちゃんと完成させましょうかね。
とは言え、後戻りして作業するのは苦手な性質なので、残りの作業だけ納得(妥協)できるあたりまで時間をかけましょう。

とりあえず、正月のうちにやってた作業でまだ書いてなかったことを記録しておきます。

安物のプラキットではフェンダー内側が再現されてなくて隙間から向こうが見えたりすることが多くて、このAMTのキットも同様です。

インナーフェンダーまで自作するのは大変なので、プラ板を立ててせめて光漏れだけでも防ぐようにしておきます。
台座に固定するためのボルトナットも埋め込んでおきます。

シャーシ裏側はレジン・メタルの高級キットではありえないぐらいのリアルなモールドがされていて、ボルト穴やピン穴を開けるのは忍びないのですが、そこは割り切ってトランスミッションとプロペラシャフトに穴を開けてしまいます。
まあどうせ見ることもないし、リアルなモールドとは言え精密なパーツ再現されているわけでもないし。

内装はバスタブ方式のシートまで一体のワンパーツ。
うっすらとですがドア内側にまでモールドがあり、これどうやって抜いたのか不思議になりますね。

おそらくスライド金型なんですけど、それにしてもどういう分割なんですかね。スライド金型って簡単に言うけど結構高度な技術ですよね。プラモデルみたいな、世間的にはしょせんオモチャとしか思われない商品に高度な生産技術が用いられてるって有難いですね。

その反面、シフトゲート前に二列並んでいる4つのメーター(水温、油圧、電圧、燃料)が、なぜか前方向きでモールドされているのはご愛嬌w

繊細なモールドなので、黒く塗った後シルバーでちまちまと塗り分け。ほかの色は使ってません。

キットの構造上、やや上げ底気味のフロアは気になるけどディティールアップ無しでこれだけ再現されてれば43としては満足です。
なかなか良いキットです。
シフトレバーは省略されているので、これだけあとで自作して付けておきましょう。

 

さて、このキットで一番の山と言うか、ヘッドライトのカバーを取ってしまったので丸見えになるヘッドライトの自作と、同時にカーモデルの出来の決め手にもなるフロントグリル周辺の工作。

アルミパイプで作ったライトケースにアルミ板をポンチで抜いた反射鏡に同じくポンチで抜いたレンズを組み合わせて・・・・

と、文章にすれば一行だが現物合わせで雰囲気を確かめながらいくつも作り直してやっとこさ出来たつもりのヘッドライトをキットパーツを塗り分けたグリルに組み合わせて、ひと息つきましたが・・・

 

実車の雰囲気と違うんだよねー

そもそも、初代カマロには二種類のグリルがあって、上のがキットと同じヘッドライトガードが付いているタイプのガードを外したもの。ヘッドライトはやや奥のほうにある。

下がヘッドライトガードがなく、グリルが角張ったタイプ。ヘッドライトはケースに収まる感じでやや前に出ているように見える。左右の間隔もやや狭く見える。

どのグレードや年式にこのグリル違いが割り振られていたのか分かりませんが、パーツ交換の互換性はありそうですしアメ車なのでそのへんは自由に作って良いと思うんですが・・・せめてどちらかに決めないといけませんよね。

資料とにらめっこしながら作っていたわけではないので、何となく自分の中でこの二つのタイプを混同していたような気がする。イメージとしては下のタイプの雰囲気に近付けようとしていたのかも。

しかしグリルメッシュはキットのパーツを使うしかないので上のタイプ一択なんですが迷走した結果どっちつかずな雰囲気に・・・

ボディーにセットしてみると、全然ダメな感じ。接着してないので曲がっているのは仕方ないとしても、ライトの大きさやらグリルの繊細さなど、納得できるものではないですね。

というわけで、心が折れました。

その後、正月明けは何かと忙しく放置気味になってました。さいわいこの冬は雪は少なく、先日全国に大雪を降らせた寒波でも当地は20センチ足らずの積雪で雪国にしては大したものではありませんでしたが、仕事や新年会やらでどうにも制作する余裕がありませんでした。

 

イベントの締め切りには間に合いませんでしたが、投げ出したわけでは無いので何とか続けてみます。グリルさえどうにかなればゴールは見えそうです。


今更ですが謹賀新年

2016-01-12 | Chevrolet CamaroSS

ホント今更ですねー前回のログにも書きました通り、年越しモデリングで作ってはいたのですが進捗は思い通りには行かず何かと忙しくなったりして今頃になって今年初の更新であります。

年越しモデリングのBBSには少しづつ投稿してましたが、あくまでイベントの進行個別報告ですので、細々とした製作状況まで書く必要もないので、そういうのはこちらで書こうと思いつつなかなか余裕がありませんでした。

ということで、AMT/マッチボックスのブランドで発売された1/43シボレー・カマロSS1969のプラキットであります。

慌てて作り始めたのでパーツ状態の画像も撮ってなかったのですが、古い外国製プラモデルにありがちなバラバラのパーツが箱に入っているという状態でした。多分、70年代のキットだと思いますが相当年期を感じます。

箱絵にもあるようにヘッドライトにガードだか何だかの桟が付く仕様でした。奥のヘッドライトのパーツはありません。
でも、ごらんのように湯流れが悪く桟が途切れていたり、ひょろひょろになって折れてたりします。直すのも面倒なので、このガードは取り去った仕様にするつもり。
当時はこれが付いているのが標準だったのかも知れませんが、現存する車両の画像だと取り去ったものが多いのです。

今回は年越しモデリングというイベントですので、製作期間は12月31日から1月15日までというレギュレーション。のんびり作っていられないので、早く作るために普段とは思い切って製作方法を変えなければいけません。

たとえば、いつもなら削り取って付け直しているワイパーなんかもモールドされたものをそのまま塗り分けます。

こういうエンブレムのモールドも、残したまま生かしたい。てか、別パーツが無い以上そうする以外方法ないですしね。

ただこのキット、古い割りにはモールドは非常にシャープで秀逸です。ドアのモールドなんかも軽く掘るだけでじゅうぶん。プレスラインもシャキッとしていて実に気持ちいいです。

いきなり完成画像~ なワケないです。実車画像です。こんな感じに仕上げたい。
レザー・トップはモールドがないのであきらめます、チンスポとリアスポも自作する余裕が無いのであきらめます。
色はかなりオレンジに近い赤ですが、調色すると後々面倒が生ずる可能性があるので、クレオスのオレンジをそのまま使います。
問題は、フェンダーの黒いキャラクター・ラインだな・・・これ、資料画像だと大体の車両に描いてあって、キットには白のデカールも付いているんですが・・・オレンジに白じゃ合わないし・・・。
黒デカールから切り出して使うのも、塗り分けで行くにも大変そう・・・。

どうすべきか決まらないまま、作業を進めます。

画像がありませんが、前回作ったポルシェ928同様、シャーシ側に付いていたボディーパネルの一部(前後のバンパー下部分)をボディー側に移植したので、この作業と修正で大晦日と元旦は終わってしまいました。

サフを軽く吹いて修正跡など消した後、下塗り。

クレオスのホワイトベース1000に、少量のオレンジを混ぜた色を下塗りに使いました。
モールドのシャープさを生かすためなるべく重ね塗りしなくて済むように・・・。

この段階でいったん研ぎ出しして艶を出しておきます。経験上、色を乗せる前にツルツルにしておかないとその後の艶に悪影響が大きいです。できればクリアー無しで終わらせたいと思ってました。
まあ、それは無理でしたが。

オレンジを塗って、クリアーも塗った状態。画像だとかなり赤く見えますがオレンジです。やはり研ぎ出しは必要みたいです。

そんなこんなで、とても15日には間に合わない気がしてきました。全部は無理でも、暫定ゴール報告できるぐらいには間に合わせたいけど・・・

さて、どうなりますかね。

今年もこんな風に、グダグダと作っていくと思いますが、なにとぞよろしくお願いいたします。