43マイクロワールド

1/43スケールのカーモデルキットの製作を中心に、模型の話・レースの話・クルマの話・なぜかサッカーや映画の話題など。

また赤い車

2024-02-15 | Ferrari SF1000

2020年、フェラーリF1参戦通算1000レース目・トスカーナGP

この1戦のみ、初参戦当時のダークレッドに塗られた記念塗装仕様です

お高い3Dプリントキットですが、縁あってお安く入手出来たので作ってしまおう。

なかなか、赤い車の呪縛から逃れられないな・・・

割れていたり表面に積層痕が目立ったりしていたので修正・サンドがけしてサフまで進んでます。

素材はこんな色

塗装の乗りはサフ無しでも良いらしいです。全部サンドがけするのも億劫だし

とにかく一体化が多くて簡単に割れやすいので、下手に弄り回せない。
パーツの切り出し痕を整形するだけで精一杯

謎の空力パーツなど

タイヤはインターミディエイトがセットされていたけどトスカーナGPはドライだった筈なので、前の作りかけキットからスリックタイヤを調達
タイヤも3Dレジン

エッチングは少しだけ。装飾的なパーツが多く、主要パーツはリアウイングのステーぐらいかな。メタルパーツやゴムパーツは無く、ほぼ完全なレジンキットと言って良いですね。

割れやすいガラス細工を組み立てるような3Dプリントキット、接着もほぼ点付けのようで強度なんか全然考えられてません。とても完成出来るとは思えないんですが・・・

次回へ続く。

(1/43 ニュースクラッチ フェラーリSF1000 )

 

以下は映画の話で長いので読み飛ばしてね。

2023年の映画のランキングなんかが色々発表されてます。
個人のランキングを投稿するサイトなんかも色々ありますが、自分なりに選んでみますか。

1位 「キリエのうた」

映画賞や一般のレビューでもそれほど評価されてませんが、自分的にはこれが1位です。

アイナ・ジ・エンドと広瀬すずの競演

路上生活をするストリートミュージシャンのキリエの13年間とこれからの物語

アイナ演じるキリエの歌が良い。複雑なストーリーも面白い。映像もきれい。広瀬すずも出てる。文句なく1位ですわ。

あとは順位付けれられないけど、いちおう

2位 「ゴジラ-1.0」

大ヒット御礼

ストーリーはシンゴジラのレトロ版といったところで、人間ドラマ部分も安っぽいけどまあ戦後すぐの東京にゴジラが襲来してきたら・・という発想は楽しい。

ゴジラとの海上戦も新鮮味

暗くなりがちな都市破壊シーンでも昼間の設定で良く見えたのも満足。

浜辺美波さん、主演女優賞に選ばれたりしてますが、それほど出番は多くなく、助演じゃないのって思う。
男性俳優陣は神木隆之介・佐々木蔵之介・山田裕貴・青木崇高・吉岡秀隆ら皆映画に合った程良い演技で良かったです。

3位 「シン・仮面ライダー」

前にもブログに書きましたが、こちらは浜辺美波さん大活躍。
こっちで主演女優賞あげたほうが良いと思うんだけどな。

ビデオメッセージの場面、特に好き

この映画も映画賞とかレビューでは低評価ですが、原作の雰囲気の再現性の高さなど分かる人には分かる作品だと思うのですよ

 

4位 「PERFECT DAYS」

2位から4位までは別に順位どうでも良いです。映画のタイプも違うし比べられない。ベスト3で選ぼうと思ったけど、この4作品どれも外せなかったです。

トイレ清掃員・平山の変わらない毎日。
同僚やその彼女、行きつけの飲み屋のママさんとその元旦那、訪ねてきた姪っ子とその子を迎えに来る平山の妹

変わらない筈の毎日に取り巻く人たちが彩りを加えつつ、また同じ毎日に戻って行く。

押しつけがましいメッセージ性とかは無いけど示唆に富み味わい深く、良い映画だと思いました。

以上、昨年良かった映画4本。自分的に「良い」と言えるのは、映画館リピートしたいかどうかです。実際リピートしたのは「キリエのうた」だけでしたけどね。シン仮面ライダーは早めにアマプラに来たので配信でリピート
ゴジラはモノクロ版も上映されたのでそれも観ようかと思ってるうちに終わってしまいました。

「PERFECT DAYS」は今年に入ってから観た映画で、まだ観に行くチャンスあります。

 

昨年公開ですが今年に入って観た映画で割と良かったのがもう1本

「あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。」

スルーするつもりでしたが評判が良いので観に行きました。

なぜか戦争中の日本のどこかへタイムスリップしてしまった女子高生・百合ちゃん

行き倒れているところをイケメンの陸軍少尉に助けられ、成り行きで食堂の住み込み女給に収まる

左から主演の福原遥・食堂のお母さん役の松坂慶子・お手伝い役の出口夏希

平成・昭和・令和の人気女優そろい踏み~映画ヒットするわけです

まあ本当のヒットの理由はイケメンでしょうね。主人公を助けた戦闘機乗りは水上恒司
同僚としてメジャー作品復帰となる伊藤健太郎も活躍。おめでとうございます。

彼らは隼(のような飛行機)に乗って特攻へと飛び立ってゆきます。悲しいお話です。

SFであり戦争映画であり人間ドラマなんですが、面倒くさい説明や思想や整合性なんかは軽く流して、あくまで王道ラブストーリーを突き進む潔さが良いです。
ツッコミどころ満載でしたがラストシーンはちゃんと泣けました。最近、涙もろいです・・・。

ヒットしたおかげでこちらの映画は評価も上々。福原遥さん、ようやく主演女優として成功ですね。

 

あと昨年観た映画で良かったのはブログでも紹介した「一秒先の彼」「波紋」「セールスガールの考現学」なども良かったです。

紹介し損ねてたのでまあまあ良かったのが

「忌怪島」

清水崇監督の村シリーズに続く島シリーズ第1弾となる・・・のかな、ホラー作品です

AR技術により作り出した仮想世界が霊界と繋がる・・・というアイデアがなかなか面白かった。現実世界と仮想世界と心霊世界が入り組んで、そこに忌まわしい過去の伝承なども絡むてんこ盛り映画。全然ヒットしませんでしたが自分は面白かった。

 

もう1本

「正欲」

ガッキー主演
異常性欲に悩む人々のドラマです。面白かったんだけど、ちょっとファンタジー過ぎたかな。
水フェチとか、異常としてはきれい過ぎる。本当の異常ってロリコンとかもっと恥ずかしいものだから生き難さが大きい筈なんじゃないのと思ってしまう。
ガッキーと磯村勇斗のセックスごっこシーンは必見。

 

昨年ヒットした「レジェンド&バタフライ」や話題になった「首」、評価の高い「福田村事件」「せかいのおきく」「インシェリン島の精霊」は観てないし、「怪物」「バービー」も良いとは思わなかった。自分の評価はずいぶん偏った勝手なものですけど、好きなものなんてそれぞれ違うはずなので仕方ないです・・・

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