43マイクロワールド

1/43スケールのカーモデルキットの製作を中心に、模型の話・レースの話・クルマの話・なぜかサッカーや映画の話題など。

最後の小物たち/C4

2013-07-15 | CITROEN C4 WRC

いや~蒸し暑い日が続きますね!

毎日ビールで水分補給してまっす!

ここ数年愛用してます、サーモスの真空断熱ステンレス・タンブラー。
サーモスの製品はポッドや蓋付きマグ、アイスペール等で有名だと思いますが、このオープン・タイプのタンブラーも意外に使える代物です。
上が解放では保冷効果低いかと思われますが、なかなかどうして一時間やそこらはビールが冷たいまま飲めます。
まあビールなんてそんな時間掛けて飲むわけではないのですが、ちびちび飲んでてもぬるくなる心配がないのでノンビリ飲めますよー。
気の抜けたビール、なんて言いますけどワタシ的にはビールが残念なのは気が抜けたよりもぬるくなってしまうことなんですよね…。

お陰で飲む量が減って健康にいい…筈なんですが、最後まで冷たいまま飲めるのでおいしくてまた飲み過ぎちゃったりw
結局、相変わらず飲んだくれてますー。

本当はガラスのタンブラーが涼しげでいいんですけどね、この保冷能力には敵いませんねえ。
氷入れておくと、朝になっても溶けずに残ってますよ。

 

C4は、完成に向けて最後の小物たちを作ります。

上下合体、タイヤ取り付けまではボディーをがっつり持たないといけないので小物パーツは付けられませんが、それらの作業が終わって台座に固定、ボディーの手垢を拭き取ったらようやく小物が付けられます。

逆に、ボディーに突起物を付けてしまうと、それ以後は荒っぽい作業が出来なくなるので、ここまで来るともう後戻りはできないなーって気分になります。

これはキットのアンテナ・パーツ。
今回の製作は、キットの素性を知るべくなるべくキットのパーツを使って仕上げたい…というコンセプトがあったのですが、さすがにこのアンテナは使えないなー、ってことで

せめて、根元部分だけでもキットのパーツを生かしましょう。
ピンバイスで穴開けて…

伸ばしランナーを通します。
一番前に付くアンテナは、やや太いこん棒状のアンテナなのです。

ワイパーは今回、ウインドーにモールドされてるものを塗り分けたので必要なし。
あとはドア・ミラーと、ボンネット・キャッチ・ピンですね。

ボンネット・キャッチ・ピンにはいつも悩まされます。
自作パーツで正確に再現するには細か過ぎるパーツなので、いつもテキトーにごまかしてるんですが…

そもそも、実物がどんな形状なのか良く分かってないことに気付いて、調べてみました。

まあ要は、こうゆう製品をボンネットに付けているわけでして

取り付けた状態がこんな感じ。
ボディー側に心棒を刺して、ボンネットを閉じた時それが頭を出す場所にベースになる金具を貼り付けて、その金具にカンヌキになるピンがセットされてます。
ピンにはプルリングが付いていて、カンヌキを通したあとリングを心棒に引っ掛けておくとピンが勝手に抜けない…のかな?
振動で引っ掛けたリングは簡単に外れそうにも見えますけど…どうゆう仕組みになってるのか、実物見たことないのでイマイチ分かりませんorz

これは最近の製品で、ベースの金具からピン自体は外れないようになっていますが、昔はピンが外れて紛失しないようにリード線が付いてましたね。

で、こんなものを自作で再現しようとすると…

うーむ、どう見てもオーバースケールな上に、ヒドイ出来だわ…

ベース部分は0.3mmのハンダ線をリングにしてつぶして円盤状にしたもの。前方後円墳みたいな形には出来てません。
心棒は、細い金属線をヘアピン状にしたもの。それにちょっと太目の金属線で作ったピンを通して、細目の金属線で作ったプルリングを付けました。

あ、よく見たら実物と比べてピンとプルリングの位置関係がおかしいね。
これはピンを長くしてベース金具のシルエットをごまかしてるのと、リングをピンの上に乗るようにするとパーツが浮き上がり過ぎて不自然だからです。(そもそもオーバースケール過ぎるのが原因ですが…)

これ、ベース部分だけでもエッチングでそれらしい形のパーツがあったらいいのにねえ。ん?どっかからそんなパーツ出てるのかな?
まああったとしても、こんな細かいパーツうまく作れませんけど!

まあいいや、ヤッツケでも出来ちゃったらオッケーです。やり直す気力もないし。
こんな小汚いパーツでも、前後計4個作るのすんごい大変だったんだから…。

ヘッドライトの反射板はメタルック、グリルはハセガワのミラーフィニッシュで表現。
これらも一筋縄で行かない難しい作業になってしまって、汚い仕上がりになってますが、気力の限界であります。

もうどんだけ苦労したか、書く気力もないわ…。

反省点が山積みとなって、取りあえず完成とします。
後日、完成画像をUPしますので、しばしお待ち下さい。

 

 



6 コメント

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Unknown (ワタナベ)
2013-07-15 14:24:07
乙!まさに乙! w

ボンピンの自作が出来る限界は 1/24 ですかねぇ。私ゃ以前 Martini RSR (1/20) でやりましたけど、43 では無理だと思いました。大抵簡略版で、丸い輪っかを載せて中心に心棒を突き刺して程度で誤魔化すのがセオリーかと。

メッキのエンブレム部分は多分塗装の方が楽なんじゃないかと思いますよ。ミラーフィニッシュ使うと貼り付けた後に余白を切り取るという工程があるので、塗装前に筋彫りツールかなんかで刃を当てるガイドになる筋を付けておくといいんではないか、と。


なにはともあれお疲れさまでした。
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Unknown (Yoshitaka)
2013-07-15 22:16:30
ご無沙汰してます。すっかりキットいじりからは離れてしまいましたが(毎年のことですw)、一応、先のことを考えてはいます。

完成、おめでとうございます。ボンピンはせいぜいジャンクパーツなどのエッチングで「らしく」仕上げるのがいいんじゃないですかね。ワタナベさんも書いていますがやっぱり1/43には厳しいかと思います。でも、takさんの作られたボンピンならとてもキレイに仕上がってるように見えます(少なくとも画像を拝見する限りはそう思います)。
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Unknown (おひつじ@tak)
2013-07-15 22:20:52
>ワタナベさん
ボンピン、時代によって形状が変わるので作り方も変わってきますね。確かに、1/24だったらちゃんと作れるのに…なんて思ってしまいます。
ただ今回の作り方で大体自分なりに満足できるものが作れるメドが立った気がします。精密度やキレイさはまだまだですけどね。

グリルのメッキ部分、おっしゃる通り筋掘りしておかなかったのが失敗でした。元々デカールが用意されてたんですけどね、普通の銀色だったので何とかメッキにしたかったんです。塗装でもマスキングや質感など難しいですよね。
メッキ・パーツとかエッチング・パーツとかインレット・シール、クローム調デカールでもいいや、キットに用意しておいて欲しい部分です。
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Unknown (おひつじ@tak)
2013-07-15 22:29:12
>Yoshitakaさん
どうもー、ルマンお疲れ様でした。
今回のキットは、最初ボディーになかなかリアルなボンピンがモールドされてたので、削り落とした意味があったと思えるぐらいのパーツは付けてやりたかったんですけどねー
とにかく大き過ぎるのがダメですわ…。
立体的なパーツなので、別売でも精密な製品は難しいですけど、マジでベース部分だけでもどっかから発売されないかなーと期待してしまいます。
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Unknown (きらら)
2013-07-16 10:58:06
サーモスの真空タンブラーは気になってるんですが、唯一飲み口が薄いから飲み心地がどうだろうと思ってためらっています。ボチボチ飲む人にはいいですね、私ならハイボールだけど。

ボネットピンの丸い部分の本物は五センチくらいですか? 
失礼ながら、AFVとか飛行機の人だといいアイデアを持ってるかもしれませんよ。カーモデラーの方々はあんまりこういうチマチマ工作には前向きじゃないのではと推測します。
こういうモノがくっついてると作りたくなる気持ちはわかります。お疲れ様でした。
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Unknown (おひつじ@tak)
2013-07-16 20:18:44
>きららさん
ステンレス製のタンブラー、飲み口が薄くなってるのは慣れると気にならないですね。私はウイスキーならロックなんですけど、このタンブラーを使うと氷がじょじょに溶けていく味の変化が楽しめないので向かないですね。

ボンネットピンのリング、実物はどれくらいの大きさでしょうね。3cm~4cmぐらいだと思いますが、私の作ったのは外径が1.5mmってとこなので、43倍すると6cmぐらいになっちゃいますねwww
AFVとか飛行機の人、あと艦船の人も本当に細かい仕事されてますよね。カーモデラーはスッキリきれいに仕上げることを重要視しているので、あまりゴチャゴチャした工作はしないのかも知れません。でも、エンジンとかを作り込む人はかなり細かい仕事されるんですよ。
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