お正月にサクッと完成させちゃお~ってノリで作り始めた時から、多分こんなことになるんじゃないかと分かってましたが、案の定2ヶ月かかって完成ですわ。
2週間でどこまで出来るか?ってのが自分なりの実験だったのですが、2週間は無理でも正月中のペースだったら3週間あればかなり出来そうではありました。
でも、ずっと正月みたいに休みじゃないしねえ、実際は毎日模型作ってるわけにも行かない、むしろほとんど毎日作れない日々だったりして、結果こんなもんです。今年も先が思いやられるな…。
タメオの、かなり作りやすくなった頃のキットだったし大きなトラブルもなかったので、全体としてはスムーズに完成まで漕ぎ着けました。この時代のタメオは作り方が身に付いてる感じで、自分では一番ストレスなく楽しめるキットですね。それだけに新鮮味は少ないですが…。
ミラー、以前作ったBAR001では小さ過ぎて大変なので掘らなかったんですが、今回は掘ってみました。
でも、鏡面を埋め込もうとするともっと掘って広げるか、鏡面を小さくしなきゃいけないので、あまり埋めずにほぼツライチになるぐらいに貼っておきました。でも、ちょっとズレてるな…。
実車もほとんどツライチで、フチの厚みもほとんどないので、無理に埋め込み式にする必要ないかもなあと思いました。次からはやんないかも。
キットにはウインド・シールドの取り付け指定はなかったけど、実車には付いてるので透明板を丸めて貼ってます。SUっていう透明ボンドで貼っていますがあんまりキレイじゃない…。シールドの貼り付けはいつも試行錯誤です。
カメラ、この年はまだ全車にてっぺんカメラが付いていませんでしたが、公平を期するためカメラ搭載じゃないマシンにもダミーが付いてます。でも横に張り出してるカメラは付いてるマシンもあれば付いてないマシンもある…。現在でもノーズに付くカメラはあったり無かったりだけど、こうゆうのは気にしないのでしょうかね?
てっぺんのダミーはシルバー塗装、横のカメラはメタル磨き出しで質感を変えて仕上げてます。実車もそんな感じに見えるので。
あと、アンテナや小物類も付けてフィニッシュしました。
このキットは私が43を作り始めてすぐ買ったもので、ずっと持ってたんですが作る機会あるかなあと思ってましたが、今回縁あって作ることが出来て良かったです。
(画像をクリックすると少し大きい画像が見れます。今回、画像は一部テスト撮影ですので荒いですが今後キレイなものに入れ替えるかも知れません。)
なにせ、ジョーダンが初優勝したマシンですからね、でもこれは開幕戦仕様。
この年のジョーダンはマシン作りの方向性を間違って序盤戦は散々な成績で、シーズン途中にホイールベース延長とかサイドポンツーン小型化という大改修を行った結果、雨のベルギーでチームに初優勝&1・2フィニッシュをもたらし、シーズンをコンストラクターズ4位で終えてトップ・チームの仲間入りを果たした年でした。
モデラーとしてはベルギーGPで作りたかったんですがキットがなく、この開幕戦仕様をベルギー仕様に改造するのはおもにデカールの問題で難しいんですよね。
それがネックになってなかなか作れずにいたんですが、10年以上も経つともうそんなことどうでも良くなってました。
当時はスマートなマシンだと思っていたけど、現在のF1と比べると結構無骨で、ある意味戦うマシンらしさはこの頃のがあったなーと感慨深くもあります。
不思議なもので、F1は古くなるほどイメージが熟成してカッコ良く思えるようになりますね。
近年の羽根だらけマシンも、去年の掃除機みたいなマシンも、いつかカッコ良かったと思い返す日が来るのでしょうか?