43マイクロワールド

1/43スケールのカーモデルキットの製作を中心に、模型の話・レースの話・クルマの話・なぜかサッカーや映画の話題など。

マックスプロ完成!

2021-12-29 | 1/72AFV

毎年、暮れになると今年いくつ完成させれたかなって考えますが振り返ってみますとカーモデルは156/85B一個のみ!ドイヒー

飛行機のほうもマスタングF6C一個だけ、AFVがお年始モデリングで完成させたビゾン

それとこのマックスプロが滑り込みで完成報告です・・・

年間四個って何やってたんだろ自分・・・て思いますよね、作ってた記憶はあるんだけどな・・・

割と手を付けて食い散らかしてるキットもあります、ほぼ出来上がってるけど完成報告に至らないのもあります、でもフィニッシュさせなきゃダメですよねえ、来年はたくさん完成させたいです。

マックスプロはナビスター社製の兵員輸送車です。中東で地雷や仕掛け爆弾などによるゲリラ攻撃に悩まされたアメリカ軍が防御力向上を目指して開発した「MRAP」(Mine Resistant Ambush Protected、エムラップ、耐地雷・伏撃防護車両)のひとつです。

特徴として車体底をV型にして地雷の爆風に耐える形状にしてありその他装甲も強化されてます。このキットはエンジンこそオミットされているもののほぼフルディティールなので、作っていて構造など理解出来て面白かったです。

同じT-モデル製キットのハンヴィーと並べてみる。

ハンヴィーもなかなかデカいクルマですけど、マックスプロは遥かにデカいです。
湾岸戦争から使い続けられてきたハンヴィーがゲリラ攻撃に弱かったこともありその役割をマックスプロに移行させているようです。

エイブラムス戦車と並べても見劣りしない大きさ。車高がやたらと高いので砲撃戦に巻き込まれたらヤバいでしょうねー

完成とは言いながら、本当はAFVは全てジオラマとかフィギュア配置などで仕上げたいんですけどね、なかなかそこまで踏み込めずにいます。

現在はマスキングゾルで台座に固定してあるだけ。せめて地面を作ってあげたいねえ。

(ギャラクシー・ホビー/T-モデル 1/72 M1124マックスプロ 中東戦線2007~2020年?)

 

前回の記事でも書きましたが、年末年始は「年越し・お年始モデリング」今年もやります。

来年は寅年ということで虎にちなんだアイテム、何作ろうかなと悩んでましたがコレに決めました。

ドイツレベル1/144 ユーロファイター・タイフーン「ブロンズタイガー」です。

ドイツ空軍の記念塗装機、いわゆる「タイガーミート機」です。ほぼデカール貼りの製作になりそうですが・・・

生暖かく見守っていただければと思います。出来るだけ随時掲示板のほうにアップしていく予定です。

 

 

ちょっと前になりますが、「ルパン三世・カリオストロの城」(4Kリマスター版)観に行ってきました。

私はルパン三世の熱心なファンでもジブリ映画ファンでも無いのですが、生涯ベストテン映画を選ぶとしたらこの映画は確定なんですよ。

ほかには「エイリアン」と「ニューシネマ・パラダイス」が暫定ながら決定ですが、ほかはまだ決めていない。死ぬまでにベストテン決めなきゃね。

ところが、そんなベスト作品なのにまだ映画館で観たことがなかったのです。ですからもう何度もテレビ放映で観た(セルビデオは買わない主義)作品ですが、このたびめでたく劇場鑑賞出来まして積年の思いが晴れました。

十代の頃、上のイメージカット見てカッコいいなあーなんて思いながら映画館に行かなかったこと、ずっと悔やんでいたのです。(ちなみに上のカットの場面は映画の中にはありません)

作品については今さら説明の必要はありませんよね、誰でも知ってると思います。

宮崎駿に関しては、この作品とルパン三世テレビシリーズの担当回、コナン、ナウシカ、ラピュタまでは大好きでもう盲目的に評価しちゃうんですが、その反動か以後の作品に関しては割と冷めた見方しか出来ないんです。
三つ子の魂と言いますか、やはり若い頃に刷り込まれた感動というのは一生譲れないんですかね。

アニメ作品なので4Kリマスターで大スクリーンで観たところで何か新しい発見があるとか見えなかったディテールが見えるとか無かったんですが、改めて思うところ、

この映画って様々なカットで往年の名作映画のオマージュが感じられますよねえ、

パクリとか言うんじゃなく、同じ構図とかでも無いんですけど、どこか既視感のある映像の数々、そんなのどんな映画でもあるよと思いますけど、この作品はその盛り込み方が天才的と言いますかセンスの良さが半端無いです。

あと、直前の仕事であった「未来少年コナン」との親和性がすごい。ほとんどのキャラクターが同じ役者で総出演している感じです。コナンと見比べるのも楽しい映画です。

当時はまだアニメ映画が子供向けであった時代に、アニメが映画でありアートになりえる方向性を見せつけてくれた作品でした。その輝きは今も色褪せません。


マックスプロと夏休み映画

2021-08-18 | 1/72AFV

オリンピックも終わり、まあ色々ありましたがやって良かったなと言う感じですね。
運営は大変だっただろうしその割に報われない立場の人も多かったのだろうけど、選手たちが輝ける場を作れた、テレビだけとは言え見ることが出来たのは何か残るものがあった筈ですよね。

さてパラリンピックが続いて始まりますが、あれってオリンピックと同時に出来ないんですかね。
オリンピック競技に体重別部門があるように、ハンデキャップ部門があっても良いのではと思うんですが、そうしたらメダル争いの興味もより熱が入って関心も高まりますよね。

つまり、パラリンピックに対する一般の関心がそれほどでもないってことを言いたい訳ですが、昨今何言っても差別とか偏見て言われるから怖いですね。
「嫁入り前のお嬢ちゃんが顔を殴り合って・・・」なんて、ほぼ周りのオッサン連中は皆言ってそうな感想なんですが、立場をわきまえないと叩かれても仕方ないんでしょうか。

さいわいここは辺境のブログですので何を書いても炎上とか絶対しないので安心です。

(あ、人の大事なものに噛みつく暴挙には私も周りのオッサン連中も大ブーイングです、アレはどうにも擁護しようが無いバカですわ~)

 

さてM1124マックスプロですが、ほぼカタチになりました。カーモデルと違ってここから汚しやポージングなどの演出をしなきゃいけません、ここからが大変です。

屋根に砲塔を載せると一気に戦闘車両っぽくなります。

武装はお馴染みM2重機関銃、アメリカはこの機関銃を200年ぐらい使い続けるんですかね。

とにかくマックスプロはでかい。

後ろに置いてみたのはWWⅡのドイツの四輪装甲車Sd.kfz223(コレも作りかけ・・・)
同じ四輪でなぜこんなにも大きさが違うかと言うと、兵員輸送車ってこともありますけど対地雷装甲で重量が10トン以上もあるせいですね。

大昔のSd.kfz223もそんな小さいわけじゃなくて、大きさで言うとランクルぐらいでしょうか。マックスプロは4トントラックぐらいの感じですかね。

アメリカ人は大きい物が好きですよね。

( ギャラクシーホビー1/72 米装輪装甲車M1124マックスプロ )

 

全国的なコロナの広がりの中ですが自分の市では感染者はほとんど出てなくてのほほんと過ごしてましたが全県的には毎日10~30人程度の感染者が出てますので、飲食店は自粛営業となってしまい週末飲みにも行けなくなりました。

幸い映画館は通常営業なので色々観たいですが、夏休み映画というのは自分はあんまり観るものがありません。過半数がアニメだし。まあアニメも観ない訳ではないですが。

前回の記事で紹介した「そばかす姫」はこの夏の映画の本命かと思ってましたがやはり出来の微妙さのせいかあまり話題にもなりませんねえ
SNSで個人が率直な感想を発信できる時代、かつてのジブリ映画みたいに公開しとけば客が来るってほど簡単ではないですね。ただでさえコロナで客の選択も厳しくなってますし。

いちおう先月にいくつか観てますので紹介しときます。

「ゴジラ vs コング」

「髑髏島の巨神」や「キングオブモンスター」の正統な続編になります。
時間と金をかけてゴジラやコングの歴史や設定を固めようとしていくのはさすがハリウッドですね。

髑髏島に幽閉されているコング、島に住むこの少女とだけ手話などでコミュニケーションを取ることが出来ます。

コングの出現の秘密が明かされます。

ゴジラがなぜ時々出現して暴れるのかも、それなりの理由が語られます。

空母を踏み台にして怪獣同士のプロレス。

なんだかんだ言っても格闘シーンが最大の見せ場ですわな。
しかし、タイトル通りにゴジラとコングが雌雄を決するわけではありません。
真の敵が現れ・・・それは往年のゴジラのライバルの・・・

そこは映画を観てのお楽しみってことで。

今回、小栗旬が出演してます。「キングオブ~」に出ていた渡辺謙の息子という設定、ですが微妙な役どころです。

日本生まれのコンテンツですから毎回日本の有名俳優起用してくれるんでしょうか。

でももう、ハリウッドゴジラのほうが世界の主流になっちゃいましたね。

私としては、日本テイスト満載の「シン・ゴジラ」が好きなんですが懐古趣味なのかな。
「シン・ウルトラマン」や「シン・仮面ライダー」も秘かに楽しみにしてます。

 

もう一本、
「東京リベンジャーズ」

アニメのほうにハマって毎週見ていたので実写版はどうなるか不安でしたが、実写のほうも意外に良かったです。

アニメキャラを実写でやるとコスプレ感しかなく冷めるんですが、そこはもう受け入れて観てみますと、今が旬の若手俳優たち皆さん演技上手ですっかり映画の世界に入り込んでしまいました。

ストーリーはタイムリープして10年前の高校生時代に戻った主人公が不良グループに関わって歴史を変えようとする・・・・
という、SF的な設定ながら話のほとんどは青春ヤンキー映画って感じで、私はヤンキー映画は苦手なんですがコレは設定が振り切れてるせいかヤンキー、不良っていうよりファンタジー世界の勇者集団みたいな感じで観れてどうにかOK

こんな良い奴らが不良やってないだろというツッコミは忘れて単純に感動したりします。

マジ3回ほど泣けました。
病院のシーンと、屋上のシーンね。(観た人なら分かるよね)

主人公の親友役の磯村勇斗、上手い役者さんになりました。

主人公タケミチの北村匠海、総長マイキーの吉沢亮、副長ドラケンの山田裕貴、そのほかのメンバーもほぼ20代後半の役者だけど頑張って高校生役やってます。下手な10代使うよりは演技力のある20代使ったのは正解だったと思います。
(原作マンガ・アニメでは中学生設定だった・・・さすがにそこは改変して正解)

良い感じにハッピーエンドになったところで映画は終わって、これで完結にしても良いくらいうまくまとまっていたのですが、これは原作の序盤に過ぎません。

いくらでも続編は作れるでしょうがキャストが豪華過ぎて続けるのは難しそうです。時間かけてたら年齢もどんどん離れて行くし・・・

大ヒットなので映画会社としては続編やるでしょうけど、自分としてはこれで終わりのほうが良い気もします。続けるにしても三部作ぐらいにまとめて映画オリジナルの結末で終えるのが良いですね。原作ファンからは叩かれるだろうけれども。


というところで、夏休み映画はほかに観に行く予定無いですね。マーベルもワイスピもアニメも多分観ないです。「フリーガイ」ぐらいかな、今観たいのは。

 


マックスプロとそばかすの姫

2021-08-04 | 1/72AFV

オリンピック、盛り上がってますね。良き良き。

事前から期待されていた選手がメダルを逃したり予選敗退もあるけれど、あまり名前の出ていなかった選手や競技でメダリストが出たりと全体としては日本好成績みたいですね。

しかしこれだけの大イベント、大活躍を無観客でやっている勿体なさ・・・誰かを批判しても仕方ないですが、場当たり的で中途半端なコロナ対応をしてきた偉い人たち、自らのやってきたことの間違いを反省しているんでしょうか?

なにはともあれ、後しばらく祭典を楽しみましょう。がんばれニッポン!ほかの国もがんばって!

 

さて、模型です。

M1124マックスプロの続きです。

箱になりました。

ほぼフルディテールなんですが、なぜかエンジンはありません。エンジンを載せるフレームまでちゃんと再現してるのにね、まあエンジンを乗せると補器類もいっぱい付いて来るので部品も増えて組みにくくなるのでオミットになったんでしょうね。

なのでボンネットは閉じます。ドアは別パーツなので開けても良いかな。

オプションの豪華なエッチングパーツは付いてませんですけど最低限のエッチングパーツは付いています。

メッシュカバーやステップのステーなど、プラパーツでは用意されて無いので嫌でもエッチングを使わなきゃなりません。
43でエッチングには慣れているけど、ジャンルが違うと扱い方も違ってくるので難易度高いです。

箱型になりましたが、何の面白味も無いカタチです。

戦うための道具、実用一辺倒ですから仕方ないですね。この無骨さが魅力ではありますが、ちょっとつまんないので飽きてきた。

ルーフの銃塔には機関銃架が付くターレットがあります。
戦車や装甲車の機関銃と言えば昔はせいぜい簡単な防盾が付く程度、ハンヴィーなんかも昔はそんなもんでしたが、昨今は銃手を完全に囲む防盾が付きます。

戦場の厳しさから要求があったんでしょうね、殺し合いの現場は怖い。

ここのキットではGPK砲塔と呼んでいるみたいですが、実際にそのように呼ばれているのか、ぐぐっても出て来ないので分かりません。

なぜかこのパーツだけ成型色が微妙に違ってて色透けしやすいプラです。色んな装甲車に載せれそうなので、共通パーツなのかな?

( ギャラクシーホビー1/72 米装輪装甲車M1124マックスプロ )

 

夏休み向け映画
「竜とそばかすの姫」

細田監督の最新作ということでそれなりに期待して観に行きました。

ネットの仮想空間「U」の中で、魅力的な歌と圧倒的な歌唱力でたちまちスターに登りつめる謎の存在「ベル」

その実体は四国の片田舎に住む冴えない女子高生「鈴」

という設定だけ事前に見聞きして観に行きました。

ベルは仮想世界の中で暴れまわる嫌われ者「竜」と心を通わせて行きます。

そう、モチーフは「美女と野獣」ですな。ヒロインの名前がベルですから、そのまんまパクリというかオマージュ。

もしかしたらあちこちのレビューで酷評されているのをご存じかも知れませんね。そう、確かにここまでの展開もその後の展開もストーリーや人物の行動に理解出来ないところが多々あって、そういうのを気にし出すと物語に入り込めません。

多分、細田守という監督は演出力はあってもストーリーや脚本を仕上げる能力に問題があるんでしょうね。
初期の作品で脚本家を別に立てている時はレベルの高い映画に仕上がっていたのに、前々作あたりから脚本を自分で書くようになってから劣化が目立つというような意見が多いようです。

その反面、日テレは勢いの衰えたジブリ系作品の後釜に据えたいらしく猛プッシュだし家族連れの観客が映画館に押し寄せて興行成績は素晴らしいものになりそうなので、監督本人が作品の出来とちゃんと向き合ってくれるかどうか・・・
今後の作品がどうなるか、不安しか無いです。

ストーリーや演出には不満しかありませんでしたが、映像は美しく満足でした。ヒロインの造形も従来の日本アニメには無い表情など魅力ではあります。

映画は総合芸術だなんて言われますが、根本になるのはやはりストーリーと脚本。そこがしっかり出来てないと後はどう頑張っても庇いきれません。そのことを実感できた映画でした。

 


M1124 マックスプロ

2021-07-26 | 1/72AFV

夏ですねえー暑いですねえーオリンピックですね。

暑いしコロナだしおうちでテレビ観戦て方も多いんじゃないでしょうか?

私もそうですけど、色々ケチの付いている大会なので事前の興味は今ひとつでした。日本の金メダルラッシュで徐々に盛り上がっていく感じですかね。

でもアスリートの皆さんは良い顔してますねえ、普段テレビで観るタレントさん達はキレイな顔ばかりでそういうの見慣れていると、整ったキレイな顔だけじゃない、本物の良い顔っていうのが眩しいです。

年取ったせいか、スポーツ観てても見るところが変わってくるというかまあ楽しいです。


カーモデルが遅々として進まないので、何も考えずサクサク作れるであろう最新の中華製AFVキットなどに手を出してしまいます。

M1124マックスプロは米軍の最新型装輪装甲車です。
ハンヴィーよりも大型で6人のフル装備の兵員を運ぶことが出来、対地雷性能も有しています。
過酷な中東での運用を想定して開発された車両ですね。

キットはギャラクシーホビーというブランドになってますが、以前作ったハンヴィーと同じT-モデルが生産しているようです。

色んな組み合わせで発売されていてエッチングパーツ付きやオプション装備品、フィギュア付きもありますが、私が買ったのは基本キットの二両セットです。一番お買い得感があったんですよね。

ハンヴィー同様のキット内容で、ほぼフルディティール、フレームの梯子組みから車体の箱組みまでパーツを貼り合わせて行かなきゃいけないジグソーパズルみたいなキットです。

精度は間違ってないのでちゃんと組めば形になる筈なんですが、組み合わせの凹凸などが曖昧で誤差を詰めていくのが大変です。

でも何とか形になるかな。色を塗りながら組み立てていくのですが、これは効率が良くない。AFVはやはり全部組んでから塗れば良いような気がする。
このキットは成型色もかなり正確だし透けにくそうなプラなので、塗装にそれほど気を使わなくても良いかも。

前のハンヴィーのキットはプラパーツを6個組み合わせてタイヤのブロックパターンを再現するというアクロバットなパーツ割だったんですが、それはさすがに反省したか、今度のはゴム製タイヤがセットされてます。

自重変形表現のなされたタイヤは良いのですが、変わっているのはホイール。
表側と裏側のパーツをタイヤに貼り付けるだけです。表と裏は繋がらなくて、つまり中空のままです。
裏側のパーツにはブレーキライニングやハブのようなものもモールドされており、つまりこれがアップライトを兼ねているわけです。

模型の再現度的にはこれで十分なんですが、動かない模型とは言え車体の足腰となる大事な部分なのに、何とも頼りないですよね。

画像はフロントホイールですが、後輪のほうはもっと問題アリでした。そのへんはまた後ほど。

フィギュアが付いていないキットを買ったので、フィギュアを何とかしないとAFVは絵になりませんよね。

以前作ったウォルターソンズのM1エイブラムス戦車に付いていたフィギュアですがPVC製で、いくら塗装しても何かが染み上がってくるのかテカテカになって表面が湿っている感じ。触ると塗装が剥げてくる。

型思いで型取りしてポリパテで複製しようとやってみましたがとんだ木偶人形しか出来ませんでした。
他社製フィギュア入手しなきゃですねー、1/72のフィギュアって出来が良い物少ないんですよね、車体にフィットさせるためにも車体キットに付属していて欲しいですね。

まあマックスプロには戦車兵は必要じゃ無いので手持ちの海兵隊フィギュア組み合わせようかなと思ってます。

( ギャラクシーホビー1/72 米装輪装甲車M1124マックスプロ )

 

映画
「キャラクター」

マンガ家志望だが個性的なキャラクターが描けずアシスタントをしてくすぶっている山城(菅田将暉)は、偶然殺人現場に遭遇し犯人を見たことで、それをヒントに描いた作品で成功し人気作家にのし上がる。

やがて、マンガに登場する犯人・通称ダガーを真似た殺人事件が起きる。
殺人犯は山城に接触し、マンガの通りの殺人を続けることを告げる・・・

山城の妻は高畑充希です。

サイコキラー役はセカオワのボーカル、フカセです。初の俳優業で難しい役に挑戦です。

そのほか、事件を捜査する刑事に小栗旬、中村獅童。

原作本の無い、映画オリジナル脚本らしいです。その心意気はよろしいですが、出来のほうは割と凡庸ですかね。サイコサスペンス物は大好きなので面白かったですが、90年代以降頻繁に作られたサイコサスペンスを今さら?の感はあります。
アメリカのテレビドラマ「クリミナルマインド」で毎回やってる話のひとつぐらいな感じです。

「キャラクター」という題名にあるように物語の根底にある設定は面白いのに、映画は刑事が目立つせいもあって事件物の物語のようになってます。
制作者が「セブン」のような映画を作りたかったと語っていることもありその気持ちも良いですが、オマージュなのか「セブン」的な表現が多過ぎてね、あれは主役が刑事なのであくまで事件物なのですよ。

このストーリーの主題は、個性を見出せない人間、自分の存在価値を失った人間が架空のキャラクターに取り憑かれて動くところに面白さ・怖さがあるのでもっとサイコホラー的な描写が無きゃいけないと思うんです。
無能な警察が犯人に振り回されたり主人公が犯人に追い詰められる恐怖が話の中心になってしまっているのが惜しいです。

ラストシーンにようやくサイコホラー的なセリフが出てきますが、それをもっと映画全体に散りばめるべきでした。

映画としてはじゅうぶん面白いし、菅田将暉の熱演、俳優初挑戦のフカセくんの気持ち悪さや小栗旬の刑事のカッコ良さとか見どころは多いんだけど、せっかくのアイデアの描くべきを描き切れていない、そんな残念さが残る映画でした。

 

「夏への扉」

SFの巨匠ハインラインの60年前の小説の映画化です。
自分が原作を読んだのはそれこそ40年前で読み返そうと思っていながら本がどこかへ行っちゃってそれきりなので細部は覚えていないんですが、ストーリー的には割と忠実に再現されているようです。

主役の科学者は山崎賢人。実年齢はともかく見た目若過ぎる気がしないでもない。

原作では幼かったヒロインは高校生の設定に変わって、朝ドラの清原伽耶さんが演じます。

原作には出て来なかったっけ?主人公を助けるアンドロイドのピート役は藤木直人。
猫のピートとは名前以外特に繋がりは無さそうです。

映画の舞台になるのは1995年と2025年。原作はかなり未来の物語として書かれていたと思うけど、映画は現時点の過去と近未来にすることでほぼ現在と変わらない風景で、無理な作り物感がありません。
ただし1995年にコールドスリープが実用化されていたりするなど実際とは違う世界なので、原作を改変せずに未来の物語を最近の舞台に落とし込むことに成功しています。
なかなか上手い脚本ですね。

タイムリープ物でありながら拡大解釈が必要な矛盾点などがほとんど無いのは原作がしっかりしているお陰ですけど、邦画でこれだけまとまっているのは珍しいです。

全体にキレイにまとまり過ぎ・上手く行き過ぎで面白味が無いとも言えますが、爽やかで穏やかな気持ちで観終われる良い映画だと思います。

ラストのサプライズは、知っていても感動しちゃいますね。

オマケ

ピートバージョンのポスターもありましたw

 


重装輪回収車完成

2020-11-24 | 1/72AFV

前にチラッと書いてた重装輪回収車ですが、仕上げ作業さぼって放置してあったので、完成させちゃいました。

仕上げ作業と言っても、小物パーツ付けて墨入れして全体にフラットクリアーを吹いただけ。
本当はもうちょっと、ウェザリングとか汚しもしてみたかったんだけど自衛隊車両というとキレイなイメージしかない。
戦地を経験していないということで平和で良いことなんですが。
演習場などでは汚れることもあるんでしょうけどね。

アオシマのキットは何とも緩い印象で、ツッコミたい所満載なんですが全てスルーして素組です。
クレーンのシリンダーを金属パイプに置き換えたのと、クレーンのフックがちゃんと留め具に届くように調整したぐらいです。

クレーンは可動です。

伸縮も回転もしますが、フックのケーブルが真下に向かないので何とも間抜けだな。
これも直しておきたかったけど、クレーン上げて遊ぶことも無いだろうから良いや。

実際にクレーンを使う時はアウトリガー(四本の足)を広げて車体は浮いた状態になります。その状態にも変形するのですが、スムーズに可動させるには相当の工作力が必要な感じなので最初から諦めて接着しちゃってます。
あくまで、走行待機状態ってことで。

こういうマイナーなアイテムをキット化してくれるアオシマには感謝しかないのですが、緩いキットは逆の意味でストレスが溜まりますな。

しばらく、アオシマのキットは作らなくても良いかなと今は思ってます。

( アオシマ1/72 陸上自衛隊重装輪回収車 )

 

映画

「罪の声」

グリコ森永事件をモチーフに、子供の頃に事件に関わっていたかも知れない男と、事件報道にやりがいを見出せない週刊誌記者が真相を暴くストーリー。

警察でなく記者が事件を調べるというのが時効制度のある日本では仕方がないのだけど、雰囲気的には刑事による未解決事件捜査ドラマと同じですね。

小栗旬にしては浮ついたところの無い、硬派な主人公と言えます。
映画自体も今どき珍しい、真面目で深刻で実直な作品になってます。そういうのが好きな人にはおススメですね。

もう一人の主人公、子供の時に脅迫テープに自分の声を使われた男を星野源が演じてます。

この二人の絡みが、バディ感があって良いです。

実際の事件は未解決ですが長年の間に様々な事実やヒントや推理があって、犯人像はおぼろげながら浮かび上がっているのですが映画は架空の真相で一定の解決となります。

なので、実際の事件についてじゅうぶんな知識があればここは事実の通り、これは違うなどと比べてみる面白さもあるのでしょうけど私は不勉強でほとんど事件について知らないので、正直置いて行かれてる感がありました。
もちろん、実際の事件について何も知らなくても映画として楽しめるんですが、創作部分があるのであればもっと面白く描くことも出来たんじゃないかなと言う思いがありました。

でなければ、あくまで事実だけで構成した映画のほうが自分は好きかな。アメリカ映画だとそういうのに人間ドラマも絡めて描くのが上手いですよね。

何はともあれ創作で描かれる犯人グループの周辺に起きる悲劇は胸が痛みます。
犯罪は不幸しか生まないというのが映画のテーマかも知れませんが、厳しいですね。

実際の事件の犯人については何も分かっていませんが、子供の声が使われたのは事実です。巻き込まれただけで本当は何の罪の無い周辺の人たちに映画のような悲劇が無かったことを祈りたいです。

 


終戦記念日を終えて

2020-08-17 | 1/72AFV

今年の終戦記念日も過ぎて行きました。

日頃、戦争映画を観たり戦争の道具のプラモなんか作ってるので戦争大好きな人間かと思われそうですが、
普通に反戦思想です。

特に反戦活動をしているとかじゃなくて、どうなのと聞かれれば反戦ですと答えます。
日本みたいな平和な国に暮らしていると皆そんなもんじゃないかと思います。

今の若い人たちは、平和とか戦争について考えているんでしょうかね?
私と同じで声高に叫ばないだけで、ちゃんと考えているんなら良いですけどね、
自分には全く関係無いとか思ってそうな人多くて心配です。

私の生きているうちは日本の平和も続いてくれそうですけど、もうちょっと先の世界はきっとかなり悪い方向に変わってますよ。

せめて、ちょっとだけでも考えましょう。過去の戦争について、現在の世界の大国の侵略や圧政について、読んだり聞いたり知ったりして何かを感じるだけでも、世界はほんの少しずつ変わっていくと思います。

 

さて、我が国を守る陸上自衛隊の重装輪回収車ですが

車台、運転室、装備台、クレーンなど
各部組み立て終わってます。塗りながら組んでいくので同じ色ばっかなのに何回も塗らなきゃいけなくて面倒です。
やっぱりAFVの模型は全部組んでから塗るのが基本なんですかね。

ここから先は接着剤無しでも嵌め込んで行くだけで強度が確保できます。
さすが現代のプラモは精度が高いですね。


エンジンはこんな風に高い位置に、やや後傾して搭載されます。

実は、現代のキットとは言え、バンダイやタミヤと違ってアオシマなので・・・・
割と彼方此方にポカがあります。
ピンと穴の位置が全然合わなかったり、可動部分の筈が全く可動不可能だったり。

インストのポカも多く、パーツの番号間違いや取り付け指定を忘れられているパーツがあったり。


回収車なので、つまりはクレーン車なのでクレーンは可動するようになってます。
油圧シリンダーのピストンロッドだけステンレスパイプに交換しました。

クレーンのフックは伸ばした状態と縮めた状態が付け替えられるようになってます。


残念ながら、付け外し部分がきつくてそのままでは指で付け替えは無理ですけどね。

基本、クレーンを下げて収納状態にしておきたいのですが

うーん、届かない・・・・
( 留め具のほうも挟んでおくだけの心許ない取り付けでしたので、真ちゅう線でヒンジにしてます。)

アーム部分の当たるところ全て削り込んで下げようとしましたが、無理。


長いほうのフックのケーブルを切って、付け替えました。

普段は43ガレキみたいなの作ってると多少の不具合のリカバリー能力は身に付きますね・・・・
出来ればこういうエラーは無いほうが良いですけどね、
思えば私がプラモ作り始めた小中学生の頃、アオシマさんは同じ静岡のタミヤ・ハセガワ・フジミに比べて技術で大きく後れを取っていて、四社合同企画の1/700ウォーター・ライン・シリーズでアオシマが担当した艦船は悉くゴミ扱いされちゃってた悲しい記憶が・・・・

今じゃ最も魅力的なアイテムを模型化し続ける気鋭のメーカーさんですけど、金型技術も含めて当時の面影は失われてなかったですね、嬉しかったり悲しかったり。

アウトリガーを左右に広げて脚を下げて車体を持ち上げた状態にも出来るようになってるんですが、どう考えてもマトモに可動しそうに無いので、アウトリガーは収納した状態で接着してしまいました。

無事、フックもロック出来ましたので、細々したパーツも取り付けまして後はデカール貼ってタッチアップ、墨入れすれば完成、の筈です。

( アオシマ 1/72 陸上自衛隊 重装輪回収車 )

 

さて、今年に入ってからずっと楽しみにしてた映画

「コンフィデンスマンJP プリンセス編」

コロナのせいでずいぶん待たされました。テレビシリーズに続く映画の第二弾です。

今回は長澤まさみ演じる天才詐欺師ダー子が某国のプリンセスの座を騙し取る・・のかと思ったら、ダー子はシンガポールの某財閥の隠し子の母親という設定

その隠し子に成りすまし、跡継ぎの座を狙うのに抜擢されたのが「コックリ」と呼ばれる少女

演じるのは広瀬すず・・・・
かと思ったら違った、関水渚という若手女優さんでした。一瞬見間違えたわ
今作の実質的な主役、おいしいとこみんな持って行きます。

跡継ぎの座を争う三兄弟のひとり、ブリジットを演じるのはビビアン・スー


久々に見た気がするけど、年をとっても長澤に負けないくらい美人ですね。お胸も立派ですw
( 後ろの爺さんは柴田恭兵、こちらも久々に見ましたが味のある爺さんになってました )

リアルでは醜聞にまみれて残念なことになっている東出くん演じるボクちゃんも映画では純情なまま健在です。

これが復帰作になるのかな、まあ私生活での失態はお仕事で挽回してください。

三浦春馬くんも、スクリーンの中ではノリノリで輝いていました。


この映画では敵役ながらも愛すべきキャラなのにな、もう観れなくなるなんて残念。
何はともあれご冥福をお祈りいたします。

そのほか、テレビシリーズからお馴染みの面々が今回も顔を揃えたオールスター・キャスト。

無駄に知った顔ばかり出ている訳じゃなくて、知名度がそれほど高くない人も要所に起用するなど的確なキャスティング、まあ無駄な有名人もチラホラ出て来るけどね。

お約束のコンゲームで今回も最後にどんでん返しが・・・・と思いきや
まあ結末は伏せときましょう、良い意味で色々裏切られます。

ストーリー展開や結末も良いですけど、シンガポールを舞台にゴージャスな世界観に浸れて抑揚の効いたコメディーが楽しめる、極上のエンターテイメントであります。

映画第三弾も製作決定らしいですね。大好きなシリーズです!

 


重装輪回収車

2020-08-11 | 1/72AFV

今年の夏は、今までと違う夏。

の筈ですが、確かに帰省ラッシュや夏のイベントや観光は減っているようですが、それでもかなりの人が動いてますね。
春の自粛期間と比べると、混雑する場所も少なくないようです。
二週間後が心配です。

さて、フェラーリ156/85Bのほうはのんびり進めるつもりですので、ほかの模型も並行して作ってます。

ちょっと前からちょこちょこ作っている、1/72 アオシマ製の陸上自衛隊・重装輪回収車です。

1/72AFVモデルの場合、タイヤもプラパーツの場合が多いです。
そこで問題になるのがトレッドパターンの表現なんですよね。
昔は1/72でも1/35でもショルダー部分のギザギザさえあればトレッドはツルツルでも許されたかも知れませんけど、再現度の要求が高くなってきたうえに現代車両だと目立つブロックパターンを持つ装輪車が普通になっているので、ツルツルは辛いものがあります。

1/35だと、今ではゴムタイヤが普通なんですかね?
AFV模型には疎いので、全体の趨勢がどうなってるのか分かりません。
1/72スケールでは、プラで何とか再現出来ないか模索しているメーカーが多いようです。

これは一昨年あたりに作ったTモデルのハンヴィーのタイヤパーツですが

トレッド面を六分割することでトレッドのパターン再現を試みてる例。
悪い方法じゃありませんが、キレイに組むのは結構大変です。

フジミ模型は自衛隊車両の1/72の良キットを多数発売してるんですが、タイヤには全く拘ってないようで

ほとんどのキットがこのふざけたトレッド表現で、作る気が失せます。

で、アオシマの挑戦。

以前に作ったパトリオット発射機のトラクターはショルダーのギザギザだけのツルツルタイヤでしたが、

このキットは輪切り分割になってます。

サイドウォール表・裏のパーツの間にこんなパーツを二枚挟んで、計四枚で一本のタイヤになります。

完璧な再現には程遠いけど、ミニスケールとしてはじゅうぶんな表現だと思います。

以前発売された機動戦闘車は似た方法で三枚合わせだったけど、四枚にすることでだいぶ良くなってます。

何だか嬉しくなってひたすら組み立てます。

組み終わってから、この分割方法だと組む前にホイールとタイヤの塗り分けが容易なんだと気付く。
時すでにお寿司。

後からマスキング塗装する羽目になりました。すげー面倒くさかった・・・・・・・

サスペンションも組んで、タイヤを付けてみる。

8輪駆動、前4輪操舵と言う贅沢なトランスアクスルです。前4輪独立懸架ストラット式コイルスプリング、後4輪はリジット式リーフスプリング・・・・って感じですかね。

巨大なエンジン。スペックは調べても分かりませんでした。完成したら完全に見えなくなるので色塗っただけ。

基本的には一切ディティールアップなど考えず、キットのまま完成を目指します。

(1/72 アオシマ 陸上自衛隊 重装輪回収車 )

 

 

映画「アドリフト 41日間の漂流」

豪華ヨットをタヒチの港からサンディエゴまで回送するよう頼まれ、婚約をしたカップルが二人で航海に出るが、ハリケーンに襲われ船は難破、彼氏は重傷で動けずヒロインが一人で奮闘して生還を目指す・・・・

サブタイトルで思いっ切りネタバレしてるのはどうかと思うけど、サバイバル物は好きなので面白かったです。意外な結末もちゃんとあります。

実話を元にしているだけに、すごいドラマチックな展開とかは無理なんですけど航海に出る前の恋愛部分と難破中のサバイバル場面をうまく織り交ぜて単調にならない脚本はうまいですね。

先月観たんですがコロナの影響で新作公開が少ない中で貴重な新作映画、良かったです。

 


マーダー3完成 (ユニモデル1/72)

2019-12-23 | 1/72AFV

またしても1/72AFV・・・・

ユニモデルのマーダーⅢ完成です
相変わらず、ジオラマになってません
もう、情景化するのはとりあえず諦めた。全てのパーツを取り付けて墨入れしたら完成だ
落ち着いたら、情景化します


ウクライナ製のキット。ディティールは悪くないものの組み立て精度や作りやすさという面では不安定なキットですが、概ね必要なパーツは全て揃っているようで好感が持てるキットです。
マニアの皆さんに言わせるとカタチがヘンテコだったり縮尺がいい加減だったりするらしいですが、私みたいなシロートには分かりませんので丁度良いです。


履帯をそれっぽく組むのは難しいです。もう少し修行が必要です。
塗装やマーキングは適当です。AFVでは個体の考証には拘らないことにしました。


この狭い戦闘室にフィットするフィギュアを自作するのは無理っす。
AFVモデルには専用フィギュアを付けといて欲しいです。

 

43カーモデルも作り始めてます。

パーツがメチャクチャ多くて、手を動かしてる割に全然進まない。
後日、まとめて書きますね。

 

映画
「ターミネーター ニュー・フェイト」

ターミネーターってアクション映画だけどストーリーが面白いんですよね。
一作目が秀逸だけど、T-2もT-3もまあまあ面白かった。T-4はちょっと歴史改変要素が無くなって毛色の違う映画だったけど。
ジェニシスも、もう正直飽きてきたけどストーリーに工夫はあったと思います。

それに比べて今作は・・・・
ストーリーは一作目とほぼ同じ、そこにリンダ・ハミルトンとシュワちゃんを絡めるために無理矢理な設定をねじ込んだだけ・・・


シュワちゃん・・・・
ターミネーターが歳を取るのは、百歩譲って許そう、ジェニシスでも「皮膚組織は経年変化する」って説明もあったしね。
でも、殺し屋のターミネーターが人間社会に溶け込んで生きるうちに良心に目覚め愛に目覚め家族を持ち子供を育て、とか・・・・それはダメでしょう
ターミネーターは機械だというシリーズの大前提を否定してしまう設定だよ・・・
よくこんなひどい脚本考えたなあ

T-2以降のシュワちゃんターミネーターは味方でいてくれたけど、あくまでプログラムによるもので心は持たない存在だった筈だよね・・・

で、今回の主役はこの三人


左から、新しい「標的」ダニー それを守りに来た女戦士グレース 助っ人サラ・コナー
女の時代ですな。

今回良かったのはグレースがカッコ良かったことかな。強化人間で敵ターミネーターと渡り合うんだけど力強いアクションで日本のアニメキャラのような軽々しさが無くて見ごたえありました。しかも美人です。

 

もう一本、ちょっと前に観た映画

「ボーダー 二つの世界」

ミステリーって触れ込みだからそのつもりで観に行ったら、ほぼホラーファンタジーでした。

人間社会に溶け込んで生きる「トロール」(北欧に伝わる醜い妖精)

自分を人間だと思って生きてきたティーナが初めて仲間の存在を知り自分の本性に目覚める。彼女の選んだ生き方は・・・・

と、まあそんな感じの映画です。
スウェーデン映画なので日米の映画とは違う表現もありなかなか刺激的です。
でも面白いかっていうと微妙でした。自分には合わなかったな・・

醜い妖精の話なので仕方ないけど、やはりファンタジーは美しくあって欲しいね。嘘でももっと美しさを感じる妖精だったらと思うけど、そうすると話がブレてくるのかな。

ハリウッドがリメイクしたら、もうちょっと違った味わいになるかも知れません。

 

さて、今年も年末になってきました。
今年の年越しモデリングはどうしようかなー
もう皆さんぞくぞく参戦表明されてます。

 

(ユニモデル1/72 Sd.kfz138 ドイツ軍対戦車自走砲マーダーⅢ 1943年頃?アフリカ戦線?)

 


ハンヴィーM1114完成

2019-12-04 | 1/72AFV

またしても1/72AFVです。
これも完成ってことでいいかな。もう一年以上前から作りかけて止まってました。

どんな風に完成させたら良いのか迷ってまして。フルオープンに出来るので、それを生かした情景を考えていたんですけどね。

アメリカ陸軍・・だか海兵隊だか分からないけどM1114 通称「ハンヴィー」です。
米軍が80年代から使用する汎用軍用車両、昔の「ジープ」の現代版ですね。
ちなみに、シュワちゃんのリクエストで発売された一般向けは「ハマー」です。

初期型はM998という名前でしたが改良が加えられるごとに名前の数字が増えてゆき、M1114は中東の危険な任地での使用に適した「増加装甲型」です。


ルーフに鎮座するのはM2機関銃。第一次大戦の頃に登場した兵器が今でも第一線で使われているのは驚き。
分厚いドアが過酷な「戦地」を物語ります。

中国のプラモデルメーカー「Tモデル」の1/72キットです。
プラモデルとしては今日の最高水準のディティール、精度だと思います。
ただ組み立て易さという点から見ると日本メーカーのような親切さは無く、精度を信じて組み上げるしかないですね。こういうところは好きになれないかも。

初期ロットのキットで、デカールはありませんでした。現在発売されている同キットにはデカールいっぱい付いてるんですけどね、値段も高くなっててが出せなくなってます。

車体色、インストの塗装指定はクレオスのC313またはタミヤのXF59デザートイエローが指定されていたのでC313を塗りましたが、タミヤの1/35キットのインストを見てみるとTS46ライトサンドの指定。
確かに、画像などを見てみるとC313では白過ぎる。そもそもC313はイスラエル陸軍の戦車色。タミヤの色は多分アメリカ軍の色に合わせて作られたものだと思う。
前回のログのM1A2エイブラムスもC313で塗っていたのですが、気になったので上から塗り直してます。

このハンヴィーはフルオープンにしたし窓ガラスやタイヤもあるので上から塗り直すのは無理かと思いましたが、全体に砂埃汚れを施すつもりで薄めたのをフワッと吹いたら、何となくうまく行きました。

ところで、タミヤのTS46はスプレー缶ですが、今はビン入りで同じ色がラッカー塗料で発売されているので、缶から抜き出して使わなくとも良いので楽ですね。
ちなみに、タミヤのビン入りラッカー塗料はクレオスのラッカー塗料と混色も可能らしいです。
スプレー缶のほうはクレオスと混ぜると分離したり凝固したりのトラブルが発生する可能性があるのでご注意。


ボンネット、と言いますかフロントカウルをガバッと開けるとハンヴィーの迫力あるフロントマスクが拝めなくなりますね。閉じた状態で写真撮っておけば良かったな。


一応、地面ぽいベースを作ってみましたが、この状況でベース上に物語を展開させるのは今の自分では力不足。フィギュア配置したり荷物や小道具やバトルダメージとか盛り込めば良いんでしょうけどね。


ただ単にフルオープンにしただけならプレーンなベースのほうがお似合いかな。
「AFVは情景に!」という自己ルールをまたしても実現出来てません。
てか、一度も実現出来てない自己ルールって一体・・・・

 

映画「ゾンビランド ダブルタップ」

10年前の「ゾンビランド」の続編です。
10年の間にエマ・ストーンをはじめ当時の主要キャスト4人みんなアカデミー賞など主要映画賞に名前が挙がる成長を収めましたが変わらず4人とも今回も出てくれてます。


特にエマ・ストーン、もうこういうB級コメディー・ホラーに出る人じゃないですけどねー
10年前の胡散臭いJKビッチ風の面影は全くありませんがキレイなお姉さんになってもちゃんとノリノリで笑わせてくれます。

高評価だった前作に比べて今作は二番煎じの感は拭えませんが、自分にとっては同じノリで楽しめて、コメディー部分は今作のほうが笑えたし良かったわー

特に、今作の新キャスト、マディソン。

冷蔵室に10年間隠れてゾンビ世界を生き抜いたというおバカキャラですけど、ホント憎めないおバカちゃん
笑える場面はほぼこの子絡みだったなー
演じるのはゾーイ・ドゥイッチ、あのバックトゥーザフューチャーのヒロイン兼ママ役のリー・トンプソンの娘だってね。
私は吹き替え版で観たのですが、エンドロールでビックリ、声は安達祐実でした。
「家なき子でーす」
そういうことか・・・

 

(T-モデル 1/72 M1114ハンヴィー 2000年~イラク?)

 

 


M1A2エイブラムス完成 (ウォルターソンズ1/72)

2019-11-25 | 1/72AFV

ご無沙汰です。

次に作るカーモデルは決めているのですが、その前に気分転換に作っていた1/72AFVを片付けてしまわないと散らかりまくってて落ち着かないので、さっさと完成させてしまいたい。

カーモデルと違ってAFVは塗装が終わって部品を全部付けたら完成、という訳にはいかない。
自分なりのルールですが、AFVは汚し塗装してフィギュアを配置して地面を作って情景にして完成だと決めてます。
この自己ルールだと、今までAFVはひとつも完成させてないんですが・・・・

というわけで、一番大きくて邪魔なウォルターソンズのモデルキット999シリーズの、M1A2エイブラムスです。
999シリーズというのは、999円という価格で1/72スケールのAFVや飛行機モデルを展開しようという企画みたいです。
低価格と少ない部品数、塗装無しでもそこそこ見れるなど入門用キットとしての位置付けですね。


1/72AFV用のベースは10cm×10cmに統一しようかなと思って用意しましたが、戦車には小さ過ぎるかな。
再考するので今回は地面はスルーさせてもらって


まあ人形乗せただけで、とりあえず最低限情景になりますよね。


塗装はちゃんとしましたが、ほぼ素組。
アンテナ付けたりワイヤーを自作したものに替えたりはしてみましたが、リアルを追求したわけでなく、経験値としてやっておこうかなぐらいの気持ちです。


最新の千円以下のキットはどんなもんかなを知るための製作です。

M1A2はフライホークの気合入ったキットを積んでいるので、本格的に作るならそっち作れば良いわけで
今回はあえてそっちのキットはあまり見ずに製作しましたが、完成後に見比べてみたらフライホークの超絶精密具合に泣けます。
フライホークのキット紹介だけで書くこといっぱいありますが、まあAFV初心者の自分があれこれ書いても的外れなことになりそうなので、それはまた作る時に・・・・

入門用と見れば、ウォルターソンズのM1A2もなかなか頑張ってるなと思えます。

塗装もいろいろ経験積めたし、あとフィギュアの塗装が自分には一番ハードル高かったですね。
今回のフィギュアは、アップでは見せられません・・・・

何はともあれ、完成品リストに加えることが出来るのは良い気分ですw

 

 

AFVや飛行機は気分転換とはいえ、ちゃんと完成させようと思うとそれなりに時間かかります。

模型が進捗しないとブログ更新出来ないので、観た映画紹介がたまってます。

いちおう、映画館で観た映画は全部ブログに書き留めておこうと決めたのでね、
さらっと書いておきますね。

 

「クロール -凶暴領域- 」

ミシシッピかどこかで河川氾濫で洪水の危険が迫る家に取り残された父親を助けに行った娘、地下室で負傷した父親を発見するが大きなワニがいて二人とも逃げられなくなってしまい・・・
という、アニマル・パニック映画。

こういうB級アクションパニック映画、アメリカが作ると文句なく面白い。ツッコミどころ満載も含めてエンタメとして完成してるよねー
3年後ぐらいにはどんなストーリーだったのか全部忘れてそうだけど・・・・
これはこれで良いのです。

 

「ブライトバーン 恐怖の拡散者 」

12歳で「能力」に目覚めた少年が、もし悪い子だったら?という映画です。

空を飛び自動車を持ち上げ銃弾も跳ね返し目から熱線ビームを出す・・・・まさにスーパーマンなのですが気に入らない人たちを殺しまくる、胸糞悪い映画です。

いったい何を考えてこういう映画作ったのかな?逆に興味深いかも。
「ブライトバーン」というのは舞台になる田舎町の架空の地名なんですが、最後のほうでは「ブライトバーンの怪物」みたいな言われ方されてて、彼の代名詞になるのかな。

今後、「ブライトバーン2」とか作られて、悪に染まったスーパーマンとしてシリーズ化されたりして。
しかしこれだけ悪いことしまくって主人公続けられないよなあ。改心して許されない過去を抱えたヒーローになるのだろうか?

 

「イエスタデイ」

電気もバッテリーも全て消える世界的大停電が起きた瞬間、交通事故にあった売れないミュージシャンの主人公。
意識を取り戻したら、そこはビートルズが存在しない世界だった。

ビートルズの歌を自分の歌として発表することでスターに登りつめて行くのだが・・・・
っていう映画。

思い切ったストーリーの割には地味な映画で、ビートルズのナンバーが次々登場して人々を魅了していくのが愉快で退屈はしないんだけど、そもそもスターの資質のない主人公なのでほっこりした結末を迎えます。

なかなか面白い佳作でしたが、ビートルズを扱うことで作品のバランスが崩れちゃったかな・・と思わないでもない。
例えば、架空のバンドでも良かった気がするけどそれじゃ説得力ないか。

あと、設定ではビートルズは存在しないけどほかのロック・ミュージックは概ね存在するみたいなので、その現代に今更ビートルズの音楽が現れたとしてどれほど評価されるかは・・・・マニアの人に怒られそうなのでそれは言わないでおこう。

 

「ジョーカー」

さんざん「評価」されてるし、皆さんも観たと思うので、今更自分がどうこう言うこともないでしょう。普通に、面白かったです。

ただこれバットマン・シリーズと関係無かったら、普通のサイコ・サスペンスですよね。評価もヒットもそれほどにならなかった気がします。

ファンタジー要素も足りなかった、というかゴッサムシティーという架空の街を舞台にしていること以外はほぼリアル設定です。
アーサーにジョーカーが憑依するところとか、精神病的な表現でなくファンタジー的な表現でも良かったのに・・・・と思いました。
まあバットマン自体がSFではあるけれどファンタジー的では無いからだけど、本作はSF的でも無いし・・

SFでもファンタジーでもなく、派手なアクションシーンも無いこの映画、興行成績だけでなく観た人の満足度も高いのであれば、この程度の面白さのサイコ・サスペンスは他にもいっぱいあるから皆さん映画館で観ましょうよ、って言いたい。

映画なんて何のきっかけでヒットするか分からないですよねえ。

 

(ウォルターソンズ1/72 アメリカ軍M1A2エイブラムス 2003年イラク)