43マイクロワールド

1/43スケールのカーモデルキットの製作を中心に、模型の話・レースの話・クルマの話・なぜかサッカーや映画の話題など。

エア・インテーク

2014-07-18 | Ferrari 330P4

W杯が終わって一週間、Jリーグが再開されるので私は嬉しいです。

日本代表があんな結果だったから、Jリーグも盛り上がりに欠けてしまうんじゃないかと心配ですが、次の4年後に向けて新たなスタートです、きっと面白くなります!

気になるのは手のひらを返したようなマスコミの日本サッカー批判。日本を含むアジアがいきなり世界に置いて行かれているような書き方、ついでにリーガ・エスパニョーラとセリエAとプレミア・リーグの批判もしといてくれって感じw

今回の代表にいろいろと問題があったことは始めから分かってたんだけどなあ、ザックの保守的なチーム作りや海外組に偏ったメンバー構成など、なぜか大会前にはそんなことを問題視することなく終わってみたら日本サッカー全体の問題のような書き方。

日本サッカーは全然ダメじゃない、そりゃあ世界との差は大きいのは間違いないけど何人かビッグ・クラブに移籍した選手がいるだけで日本が世界に追いついたみたいな幻想を抱いたのが間違いだったんだと思う。もっとチャレンジする気持ちで戦っていたら、たとえグループリーグ敗退だろうと、もっと清清しい戦いぶりでW杯を終えられたのに・・・と、残念であります。

W杯ではいつも、新しいサッカーが提示されます。今回はドイツとオランダの戦いぶりが象徴的かな。強力な守備陣と全体守備、優れたアタッカーによる渾身の一撃。高いレベルにある選手を揃えてこそ出来る戦い方であり日本には真似はできないかも知れないけど、Jリーグの一段の成長が日本サッカーの成長につながると信じて、これからも「J」に注目していきたいと思います。

 

さてとー、暑さと忙しさとアルコール依存症でさっぱり進んでない模型作りてすが、

懸案だったドアの部分のインテークの開口です。

BBRのキットはあっさり開口をあきらめてますw
ゴム型なら、多少へこんだところも抜けるはずなんですが、深く抜くのは無理、ということで売品の完成品を仕上げる時に塗装やデカールで黒くするなら中途半端にへこんでても却って作業しづらい、ってことで、これだけハッキリと「フタ」がされてるんですね。

単純に掘るのは難しそうなので、インテークの外側部分ごと削り取ってなるべく奥行きを作っていきます。

ここのエグレが足りないのでは?との指摘がありました。それは自分も感じていたことなので、ついでにリューターで掘り広げてみた。

うわー、これは造形センスを問われるわー

もう少し、丸みを付けていくことでセクシィなエグレになるんじゃないかな?というか、何とかしないと後戻りできませんし・・・。

最近リューターを新調しました。以前から使ってたもののリニューアル版ですが、ペキモさんが「これは良い!」と書かれていたので、真似して買ってみました。

なるほど、パワフルになって軸ブレもなく掘削作業が非常にスムーズにできます。
まあ今までのが10年ぐらい使ってたのでガタ来まくりだっただけかも知れませんが・・・とにかく、新調して大正解でした。ほかにもリューターは2つあるのですが、こればっかり使ってたのでほかの形は持ちにくくて、やっぱりこのペン型リューターが使いやすいですな。

ビットも色々なのをホームセンターで見つけて買ってましたが、リューターの精度が悪いとカタチが違っててもそれを生かした削り方が出来なかったんですが、精度良く回ってくれますと、作業に合わせて使い分けがうまく出来るような気がします。

普段使ってるビットたち。

高級品ではなく、プロクソンのセット物や、あとはよく知らないメーカーの安物だったりしますが、みんなよく働いてくれます。
こいつらも、もう10年選手もいるから、そろそろ新調してやるとまた作業がしやすくなるのかな?

道具は大事に使わなきゃと思うけれど、時に必要なリニューアルもして行かないとね。

 


ホイールをそれらしく・・・

2014-07-11 | Ferrari 330P4

W杯、期待していた準決勝だけど、どっちも残念なゲームだったみたいで・・・。

ブラジル対ドイツは録画放送を見たけど、ゲームがみるみる壊れていくのが分るようなひどい内容。サッカーを長く見ていると時にこうゆう試合を見ることがあるけど、まさかW杯の準決勝、しかもブラジルのホームでの崩壊を見るとはね。何かと問題がありながら開催に漕ぎ着けた母国の期待が、最後は選手たちを押しつぶしてしまったか?

オランダ対アルゼンチンはニュースでしか見てませんが、シュート数やスコアを見れば想像がつきますが、やはりそのような内容だったようでw
勝ち抜きのトーナメントとなるとしかたがないのかも知れませんが、得点することよりも失点しないことを重視するようなゲームは見たくないですね・・・。

 

内径が違ってて、リムのパーツが嵌まらなかったホイール、リューターでガシガシ削って直しました。

スポークも接着。キットはプレス済みエッチングの星型スポークに外周部分が付いていて、ホイールとリムを嵌める時に段差に挟み込むように取り付ける構造なんですが、それだと4つとも同じホイールが出来ちゃうので、外周部分を切り取ってホイール内壁に直接接着しました。

後輪用(画像左)はホイール本体に、前輪用(画像右)はリムのパーツに接着。

前輪用は、裏からハンダ付けしてます。後輪用は裏からハンダ付けするには作業しづらいので接着剤で済ませてます。
このスポーク自体に車重が掛かるわけではないので、強度はそれほど必要ありません。

文章にすると簡単にやったみたいですけど、そこは下手クソですからホイールの内径にピッタリ合わせるのに超苦労。

これなんて、スポークが1本寸足らずになっちゃった・・・ま、奥まってる場所だし、覗かなきゃ見えないでしょW 

組んでみると、こんな感じ。左が後輪用、右が前輪用。ほんのわずかスポークの深さを変えるだけで、ずいぶん印象が変わりました。

金属工作は硬くて大変だけど、出来てみると満足感あります。やっぱり模型は作るのが楽しい!

 

 

 

 


ホイールも、問題

2014-07-06 | Ferrari 330P4

一ヶ月にわたるW杯もいよいよ終盤、現在ベスト4が出揃ったところ。

前回優勝のスペインやイタリア・イングランドなど強豪国がグループリーグ敗退したり、コスタリカの躍進など番狂わせはあったものの、準決勝まで来ればブラジル・ドイツ・アルゼンチン・オランダと残るべくして残ったと言える4チーム。

特に、4年前とてもほめられるようなサッカーではないサッカーで決勝で敗れたオランダが、今回はいいチームになって来ましたね。ファンファールの理論的戦術を選手がよくこなしている、という感じ。絶好調のメッシを中心に勝ち上がってきたアルゼンチンとの対戦、楽しみです。

さて、330P4。
タイヤだけじゃなくて、ホイールにも問題アリなんだよね。

ホイールを構成するのはこの4つのパーツ。これに、センターピンとスピナーが付くんですが、それぞれ4つづつ、同じパーツの組み合わせです。
あれ?前輪と後輪、リムの深さが違うはずなんですけど・・・・。どう比べても、同じパーツ。

しかも、リムのパーツがキチンと収まりません。旋盤の工作精度が悪いと言うより、明らかに数値を間違っているぐらい、内径と外径が食い違ってます。

もしうまくはまったとして、このリムの深さだと全部後輪用になっちゃうよ・・・。というか、後輪用としてはちょっと浅すぎる。

実車はもう少し、なだらかに奥に向けて狭まっていくんだけどね。それはまあいいとして。

リムのはめ込みとスポークの深さ調整で、若干の加工が必要なようです。

 

で、懸案のタイヤ問題なんですが。

コレのタイヤが使えるんじゃね?と思いつきまして。1969年のフェラーリのF1マシン、312ですが・・・。

昔コレクションしていたブルムのミニカーです。

ホイールのリムのカタチもいい感じなんで、ホイールごとドナドナしちゃおうか?とも考えたんですが、星型スポークのカタチが変なんだよね。
タイヤも、パターンまでモールドされてるのはいいけど、ちょっと大味過ぎるし。

だったらもう、330P4そのもののミニカーを使えばいいんじゃね?と思いまして、オクで探してこれをゲット。
ミニカー付きマガジンなので、安く入手できました。マガジンのほうは大して資料になる画像もなく、役に立ちませんでしたが、ミニカーはビテスの製品のようで、それなりの品質です。塗装はキレイだね。

BBRのボディーと比べてみると、特にドア部分のボリュームが違います。縦方向にも横(厚み)方向にも、ビテスのはボリューム不足。
どっちが正しいかは分かりませんが、BBRの形状のままで良いです。

ホイールは、こちらは狭まり過ぎ。これは使えません。それ以前に、スピナー一体モールドはあり得ないでしょう・・・・ww
でも、タイヤの表情はいい感じです。タイヤレターが印刷されてないのも消す手間が省けて良いです。

で、タイヤを外してBBRのホイールにはめてみました。

うわー、ピッタリw

パターンも43としては満足できるレベルでモールドされてるし、タイヤ外径は僅かに小さいんですけど、これで問題ないでしょう。

ということで、タイヤ問題はあっさり解決。

 

タイヤを外されたビテスのミニカーが、虚しくたたずんでいるだけ・・・私は、罪深いですか?

完成品つぶして下手くそな模型作るって、多分常人には理解できないことやってますよね。でも、 そうゆう趣味なんです。ここを読んでくれてる人にも賛否両論ありそうですけど、分かってもらえる部分もあるはず。

 

さて、理屈こねてないで手を動かさなければ。工作が全然進んでないw