43マイクロワールド

1/43スケールのカーモデルキットの製作を中心に、模型の話・レースの話・クルマの話・なぜかサッカーや映画の話題など。

最近観た映画

2018-10-22 | 1/72AFV

「コーヒーが冷めないうちに」


とある喫茶店、ここには望んだ時間にタイムリープ出来る席がある。ただしコーヒーが冷めるまでの時間だけ、喫茶店から出ることは出来ない、喫茶店に来たことが無い人には会えない・・・等々色んなルールがある。
過去に戻っても起きたことは変えることは出来ない、それでも過去に戻ってみたいと試してみる人たち。

うわー、ゴリゴリのメルヘンファンタジーだなー。それに予告編や宣伝文句を見る限りどう考えてもお涙頂戴映画でしょー
こんな映画観に行きませんよ、と思っていたのだけど、空いた時間に何だか映画館へ行きたくなって、ちょうど良い時間に始まるのがこれしか無かったので「まあいいか」って感じで観てみました。

私は映画が観たいというより、映画館でのんびりしたいだけなんですよねw

見始めてすぐ、「あっ、これは良い映画だわ。」という予感がしました。
現実離れした話なのに演技や演出の妙でトンデモ設定がスッと受け入れられちゃうんですよね。こういう映画はセンスがある監督が撮っているか、徹底的に仕上げにこだわっているかなんですよね。多分後者なんじゃないかと思います。
キャストが豪華なので、下手な仕上がりでは許されなかったんでしょう。

というわけでまんまと作り手の思惑通りにいっぱい泣かせてもらいました。一番最初の比較的ライトなエピソードから泣けちゃったもんなあ・・・
最近、歳のせいか涙もろくなっちゃって。

有村さんがずいぶんふくよかになったなあーと気になってましたが、まあ役に合わせたのかなと・・・

若手と思っていた女優さんもいつの間にか歳を重ねてますから、女性らしい丸みも出てきますよね。
いつまでも若いと思っていた石田さんもずいぶんおばさんらしくなってきたし
私らの世代のアイドルだった薬師丸ひろ子さんがもう認知症の役ですもんね。みんな年齢だけは平等に重ねていきます。

 

本当はホラー映画が好き。
「死霊館のシスター」

死霊館シリーズの第5作です、死霊館シリーズって好きなんだけど2作しか知らなかった・・・
スピンオフ的なヤツも数えるんですね、今作もスピンオフというかずいぶん遡ったビギニングになります。

このシリーズが好きなのは超常現象研究家のウォーレン夫妻が心霊現象による事件を解決していくのが痛快なんだけど、今回はその夫妻は登場せず、シリーズに登場した悪霊にまつわる古いエピソードです。

時は50年代、修道院になっている古城を訪れたバチカンの牧師と見習い尼僧とイケメン村の若者。幽霊や悪霊がこれでもかと出てきます、まさに王道の正統派ホラー映画。もう頭空っぽにして楽しめます。

平成も終わろうかという頃になってこんな古典的ホラーを映画館で楽しめるとは思わなかったわー
予想してたのと全然違ったけど、楽しめたのは間違いないです。こんなのもアリですわ。

 

 

映画の話ばっかりでは何なので模型ネタも少し。

なんか唐突にハンビーの製作の記事始めちゃったので、遅まきながらキット紹介。

ハンビーは現在のアメリカ軍が中東などの戦地で多用している車両です。最近映画とかでよく見ますので馴染みがありますよね。
(これを一般用にしたのがハマーです。シュワちゃんのリクエストで発売されたらしいですね。)

この、M1114という型は、増加装甲型という強化版で初期型に比べてかなり進化しているタイプみたいです。

キットメーカーについてはよく知らないけど、Tモデルという中華メーカーです。
今やプラモデルを一番精力的にリリースしてくれるのは中華メーカーなんですよね。ドラゴンももはや完成品にシフトしちゃって堕落しましたが、新興メーカーなのかよく知らない名前のメーカーがやたらとマニアックな仕様のキットを出してきたりして気になります。

このハンビーも、例のタイヤのブロックパターン再現方法が1/72AFVキットとしては驚きでして注目したんですが、タイヤ以外もこのスケールでフルオープン可能とか凄過ぎてついつい買っちゃいました。


パーツは一体成型もあってそんなに多くないですがこのスケールですので細かいパーツもありますね。
エッチングパーツも付きます。デカールはありません。


インストがカラー印刷で豪華なのは最近は普通ですね。日本のプラモデルメーカーは未だに一色刷りのインストが多いのはどうなんでしょ。大量生産前提だとコストに影響するのは理解できないこともないですけどね・・・

このキット、現在の技術と妥協しない姿勢で非常に精密な模型を作れるキットフォームになっているのは評価しますが、実際に作り始めてみるとなかなか理想通りには組めないですね・・・
パーツを合わせるにもピンとダボはあるものの位置決めが曖昧だしちょっとした誤差でうまく組めなかったり

まあこういうのを作ってみると日本メーカーの現実的なパーツ構成や割り切りに一日の長を感じます。とりわけ、バンダイのキットってすごいですよね。精密感と組みやすさ確実さが高いレベルで実現してます。

取りあえず黒く塗ります。パーツが細かくて薄いので成型色だと何だか軽薄に感じてしまうので。
細かい塗装指示は無いので、タミヤのハンビーのキットのインストを参考に塗っていきます。仕様が違うので間違ってるかもですが気にしません。

つづくといいな。