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43マイクロワールド

1/43スケールのカーモデルキットの製作を中心に、模型の話・レースの話・クルマの話・なぜかサッカーや映画の話題など。

トラブルは続く

2019-10-30 | TOYOTA TOMS86C

いつまで経っても完成しないトムス86C

前回の記事で穴開けしてた排気管、結局攻め過ぎて欠けてしまいました・・・

情けなくて、事故画像撮る余裕もありません。

前方の小さいほうの管が欠けたんですが、そこだけ修正とか出来ないので、小さいほうは管ごと除去して金属パイプに交換するしかないなと思って掘っていましたが当然というか案の定横の大きいほうの管もダメになっちゃいました。

仕方ないので全部除去・・・


塗装もクリアーも終わっているボディーのエッジも欠けてしまった・・・

まあこうなるわな。

とにかく金属パイプに交換するしかないのですが、小さいほうは1.2mm径のステンパイプでどうにかなったんですが、大きいほうは1.5mmじゃ小さい、1.8mmぐらい欲しいんだけど手持ちに無いし通販とかで買おうにもこのサイズに限ってどこにも在庫が無い・・・

見つかるまで待つ気にもなれないので、メタルの棒に穴開けて代用することにした。


これも案の定、正円にならないし厚みも揃わないな・・・情けなくて涙が出ます。もういいです。

 

気を取り直して、懸案のサイドミラーのイモ付けです。

不安定な位置に僅かな接着面積でどうやって位置決めするか?

瞬着で一発勝負でエイヤーと付けちゃうのが一番早いけどそんな勇気無い。

治具を作ってエポキシ接着剤が固まるまで固定しようかと思ったけど、治具を外す時にチカラが加わると接着した箇所が取れてしまう危険性が高い・・・。

いろいろ考えた結果、ひっつき虫で位置決め・固定することに。
ひっつき虫はブルタックと同じ貼ったり剥がせたりする柔らかいゴムです。


コレなら自由に変形させて細かい位置調整も出来るし、接着剤硬化後に外すのも変形させながら負荷をかけないようにゆっくり外せます。
とはいえ粘着力もそれなりに強力なので、手油とかハンドクリームで弱めておく必要がありますが。

この作業はどうにかうまく行きました。が、接着後にミラーの形状がどうにも気に食わないので、接着した状態でカッターで切り込んだり削ったりして修正。筆塗りで塗装し直しておきました。

この後に及んで・・・ですけど、もう仕方ありません。小さいパーツなのでどうにか誤魔化せたかな。

まったくもう行き当たりばったりでどうしようもありません。自分の下手くそ加減に情けなくなるばかりです。どうしてもっと慎重に作業進められないんだろ?

 

下手くそに降りかかる悲劇は容赦ありません。

ウイングのデカール、マスキングテープに持って行かれた・・・・・・

ガーニーリップを取り付けようと思って、養生のために極力糊を弱らせたマスキングテープを貼っておいただけなのに・・・

こうなった要因はいくつかありまして・・・ガーニーからはみ出した接着剤を硬化後に除去しようと境界線にカッターナイフで切り込みを入れたのですがデカールのニス部分が広くて境界線まであったのでデカールごと浮いちゃったんですね
その状態でマスキングテープを剥がしたもんだから・・・

とか言い訳してみても要はデカールの上からマスキングテープは怖いよーという他人様の忠告を全く聞いていないのが一番の原因ですわなー
もう自分の下手くそ加減バカさ加減に嫌になります・・・

もう涙も出ないけど泣いていてもしょうがないので


マスキングテープごと水に漬けておいて、慎重に剥がしたらどうにか返していただけました。さすがカルトグラフ。こんなことしてもバラバラになりません。まあ三分割ぐらいにはなりましたが。


慎重に貼り付け直す。
つなぎ目が気になるけどどうにかリカバー出来ました。
この後、クリアーコートし直します。

マジ、いつまで経っても完成しない・・・・・

 


次は何作ろう・・・

2019-10-22 | TOYOTA TOMS86C

 次に何作ろうって、まだトムス86C完成させてないのにね・・・

次に掛かりたい気持ちは今作ってるのを終わらせるモチベーションにはなるんだけど本当の熱意ではない気もする。
ついでに今月末から趣味でやってる写真クラブの展示会があるのでその準備に時間を取られて、模型作る余裕がありません。
気持ちは次何作ろうってばかり考えてるんだけどね。

 

自分の街で、三年ぐらい前から古い車が集まるイベントが開催されてます。
年々参加車両が増えて、今年は180台ぐらい。


ゼットとか、二代目トレノとか、クルマ好きになった中学生の頃のアイドルだなあ
埋め込み式のヘッドライトにガラスカバーというのが好きだった。


ダックテールにも、意味も無く憧れた。これとか、セリカ・リフトバックとかね。
子供の頃はエンジンとか走行性能よりもスタイル重視だったな。今でもそうなんですが・・・

古いクルマのイベントなんですが、フェラーリやランボは新しくても特別参加って感じですかね。


モーガンの三輪車。これは珍しいですよね。


アメ車もいいなあ。


シボレー・ベルエアは次に作りたい候補です。プラモデルでね。


ライトウェイト・スポーツはオープンカーよりクーペが好き。
私は変わり者です。


普通の乗用車も古いのは味がありますね。
こういう、普通のクルマをキレイにして走らせている人は尊敬します。

 
どんなクルマでも良さがあります。


すごく古いクルマや、割と新しいクルマ。
スーパー・スポーツから普通の乗用車、軽自動車。

価格や性能や希少価値やメーカーとか関係なく、どんなクルマもそれぞれ魅力があって、誰かに愛されて走ったクルマです。

このイベント見てたら、やっぱりクルマって良いなあと再認識しました。
私は現在、特別クルマ好きな人種ではないけど、このイベントを見に来ていた街の人や観光客も特別なマニアばかりではない筈だけど、やっぱりみんな、色んなクルマを見ると思い出話したりウンチク語ったり、クルマって人のそばに寄り添って普段は気付かないけどみんなクルマのこと好きなんだよなあって感じました。

次に何作るか、まだ決まってないけど、どんな車種作ったとしてもきっとそれは魅力的なクルマだし、その魅力を再認識出来る製作になるんだと思います。

 

やはり完成に至ってませんけど、ちょっとだけ製作記。


前回のログの画像で排気管の立体感が不満だったので今更ながらドリルして穴を深くしました。
レジンなので欠けないように慎重に・・・・
もうちょっと、管が薄く見えるように攻めなきゃダメかな。

こんなとこ、ごっそり掘って金属パイプに変えときゃ簡単に見栄え良くなるんだけど、その作業をすべきタイミングで熱意が下がってるとスルーしちゃって、完成間近になって後悔するという
自分によくあるパターン。

こういうの、分かってるんだから次からは直して行かないとなあ・・・。

 


墨入れ

2019-10-15 | TOYOTA TOMS86C

台風の被害に遭われた地域の皆様、お見舞い申し上げます。

最近の日本は災害ニュース多いですよね。公共投資するなら災害防止の施策を最優先にしてください、安倍さん。

この連休はラグビーW杯やらF1日本GPやらプロ野球のCSやら色々あったんですけど台風のニュースで取り上げにくくなっちゃいましたね。

これは拙作。


ブログ始めるずっと前に組んだものです。グロージャンのお陰で思い出しちゃったな。


今よりずっと熱心に作ってました。


エンジンとか・・・今じゃもうこんな細かいの無理かな。
ファンネルのメッシュカバーはラクーンのパーツ用意してましたが、敢えて付けてません。

 

さて現在。

トムス86Cはもう完成画像晒して終わりにしようと思ってたけど、あれこれやる事があってなかなか完成に至りません。


43では禁じ手とされる開口部の墨入れ表現を、大胆に取り入れます。
真ん中のルーバーのみならず、左右のエア・アウトレットも中を墨塗りで誤魔化してます。
43界を追放されようと構わない。多かれ少なかれ、模型なんて立体塗り絵ですよ。


メッシュも墨入れで終わらせる。実車のメッシュ部分がボディカラーなのか黒なのか銀なのかすら分からないのです。


フロント・カウルのエア・アウトレットも・・・
エナメル塗料は何度でもやり直せるので良いですね。

次こそは完成画像晒します。晒せると思います。晒せたらいいな。

 

映画「蜜蜂と遠雷」

ピアノコンクールに臨む四人のピアニストの葛藤と成長を描いた映画です。

直木賞と本屋大賞を受賞した原作の映画化。さぞかし素晴らしい原作だったんだろうな、と思いますが


映画は松岡茉優が可愛いだけだったな。

ピアノ演奏が好きな人には見ごたえあったのかな。どうも私はクラシックには疎いので、良いのか悪いのか分からなかった。
演奏家の苦悩というのもね、なかなか凡人には伝わりづらい。

特に、主人公の抱える問題というのが良く分からない上に、なぜコンクールの期間中に克服出来たのか
それぞれとの関わりで影響しあって・・・というのは分かるんだけど、妙なイメージ映像で表現されてもね、サイコホラーか?とか思ってしまう

でもまあ、松岡茉優が可愛かったので良い映画です。

 


台座に固定 / トムス86C

2019-10-08 | TOYOTA TOMS86C

涼しくなってきましたね。
10月も半ばに差し掛かるので当然です。
むしろ10月でこの暖かさが続いてるのが不思議ですね・・・

月100km走るのを目標にしてますが、今年は4月と5月しか達成出来ませんでした。
涼しくなってきて9月こそはと思ってましたが、85kmで精いっぱいでした。
今後、どんどん日が短くなるのでもう無理です。
酒を減らして、帳尻合わせするか・・・それも多分、無理。

 

前回のトラブルはどうにか克服しました。
粘着力の落ちたマスキングテープは、横から溶剤が侵入します。フロントカウルの塗膜が荒れていましたが、コンパウンドで磨いてどうにか誤魔化せました。


再度、台座にオンしてひと安心。
改めて細部をチェックするとクリアーに埃噛んでるわ塗装はみ出してるわ散々なんですが、もう気持ちは完成になだれ込んでます、もうこのままでいいやと


良いわーこの佇まい
早く完成にしたい。
次回のログで完成画像集にする予定ですが・・・

 

この期に及んで、実車にはドア部分に矢印のマークがあるのに気付く。



キットでは無視されていて、ジャンク探しても矢印のデカールってちょうど良いのが無いので、小さな文字のデカールを分解して組み立てて

針先でチマチマ調整しなきゃいけない苦行だわ。軟化剤で塗膜は荒れるし、段差が目立つし
もう一発、上からクリアーしようかなと思ったけど、もうこれで良いや。

しかし、矢印はドアノブの作動方向の指示みたいなのでドアノブ無いのはまずいなと考えて
クリアーの上から、また穴あけ。
塗膜が割れるのが怖い・・・

どうにか穴は開けたけど、ドアノブのカタチが分からん。


うーん、よく見えん・・・

ピン立てておくだけで良いかな。

 

映画のお話。もうそろそろ公開も終了になってますが、

星野源主演「引っ越し大名!」

書庫番で本の虫の春之介は、国替え(領地移転)の仕切りを無理やり押し付けられ「引っ越し奉行」となる。
国替えは莫大な費用と労力が必要で、どうやって苦境を乗り越えるか?

コメディータッチの時代劇ですが、実は真面目な作品です。


最初は渋々役に取り組む春之介だが、本で得た知識と仲間の協力で少しづつ真剣に仕事をこなすようになり、未亡人お蘭との恋もあり人間として成長していきます。
時代劇には似合わないと思われた星野源、意外に役に合ってました。


お蘭を演じた高畑充希
以前は私には苦手な感じの女優さんだったんですが、最近はすごく気に入ってます。
顔とか声とか好きじゃなかったんですがそれが逆にクセになると言うか、CMとかに出ててもつい見ちゃいます。
特に今回の役ははまっていました。


主人公の友人で無骨者の鷹村を演じるのは高橋一生。
どちらかというと優オトコを演じることが多い高橋ですが荒っぽい男の役も出来るのね。
新鮮味があって良かった。濱田岳との掛け合いも息が合ってました。

あと、問題を起こして色んな映画にも迷惑を掛けちゃってるピエール瀧ですが良い役を演じてました。
姫路から豊後日田と格下げになる国替えなので藩士の多くをクビにしなければならないのですが、姫路に残ったピエール瀧らを、10数年後に春之介が迎えに行くシーンは感動的でした。

うーん良い映画でした。時代劇ファンにも一般のファンにも受け入れやすい良作に仕上がってました。

モデルになった松平藩ですが、藩主の松平直矩は私の住む越前大野の生まれで各地を転々とした大名です。
前に観た「3人の信長」も越前付近が舞台だったし、自分の地方が映画に絡んでくると何かと興味深いです。

越前は京都に近いこともあり戦国時代まではそれなりに重要な地域だったんですよねー今はすっかり裏日本ですけど。って死語か。

 

映画業界的には閑散期のこの時期、私には観たい映画が多くて大変です。
どんどん観るぞ。