普通43のF1キットは、サスアームがエッチングパーツになってます。
これはこのスケールの大きな特徴とも言え、そのまま組んでも非常にシャープな印象を与えることが出来、精密感を盛り上げます。
ただ、リアリティーという意味では、いま一歩。
実際のサスアームはエッチング板のような板状ではなく、空気抵抗を極力減らすため飛行機の翼のような断面形状になっています。
(さらに、ダウンフォースを発生させるため逆翼断面になっているという話もありますが、ちょっと私には分からない…)
そこで、ディティール・アップ。
エッチングのサスアームにはんだを盛り付け、それらしく整形。塗装後、カーボン地のデカールを貼り、半ツヤのクリアーでコートします。
カーボンデカールは前ログの黒に銀で模様が入ったものでなく、黒だけで立体的にカーボン地が再現されたもの。(タメオのジャンクです。)
ですからあまり厚くクリアーを乗せると立体感がなくなってしまうので、薄く吹き付けました。
これでシャープ感を損なわずに、リアルな仕上がりに出来ちゃいます。
この作業は43のF1マシン作り始めた頃から、自分の定番になってます。
もっとも、昔ははんだ付けすごく下手だったので大変でしたが…w