43マイクロワールド

1/43スケールのカーモデルキットの製作を中心に、模型の話・レースの話・クルマの話・なぜかサッカーや映画の話題など。

お風呂かな

2020-12-30 | Ferrari 156/85B

今年最後の更新かな?

大晦日からお正月にかけて大寒波が来るとかで、どこへも出掛けられないかな。

私は恒例の「年越し~お年賀モデリング」参加する予定です。

156/85Bですが、デカール貼り終えて気分良くクリアーコートして年越しだあ、調子に乗ってプシューと吹いてたら吹き過ぎたみたいで・・・・

シワシワ・・・・

よれよれ・・・・

溶けた・・・・

白い文字はどれもしっかり耐えているのにほかの色の部分はどれもやられた・・・・

気温が低くて乾燥が遅かったこと、クリアーを薄め過ぎたことなどが原因かな

研ぎ出してごまかせないこともないけど見苦しいな

青や赤や黄色の色合いにも疑問があるので、これはもうお風呂かな

なんか最悪の気分で年を越さなければならないようです

さっぱり洗い流してやり直しましょう

しばらく年越しモデリングに手を取られるので中断ですね

(タメオ1/43 フェラーリ156/85B イタリアGP 1985)

 

今年はコロナ禍で映画の公開も滞りましたが、それでもいっぱい観れました。

なるべく観て時間が経たないうちにここに記しておいたつもりですが、書きそびれた映画もありました。
まあ、書くほども無いくらいの映画だったんですかね

かと言って、つまらなかったと言うわけでもないので思い出せるのだけでも今年のうちに記しておきますね

「ファナティック」

知的障害を持つ中年男性が大好きな映画スター(男性)に近づきたいがために自宅訪問、やがてストーカー行為はエスカレートしてゆき悲劇が・・・・
という、よくあるサスペンス映画ですが罪の意識の無い知的障害の犯人側から描くというのが新しいかな。
トラボルタの怪演が見ものです。
ラストにもひと捻り。映画スターが反撃するのは想定内ですが思わぬ結末に・・・。

 

「小説の神様 君としか描けない物語」

高校生にして小説家である二人が編集者の勧めで共著することになるが・・・

売れっ子作家でありながら問題を抱える橋本環奈、文学賞を受賞しデビューしたもののヒット作が無い佐藤大樹(二人とも役名忘れたw)
最初は反発しあう二人だが、お互いの才能を認め合ううちに距離が縮まり・・・
という、設定といい展開といいまさに少女マンガの王道。原作はラノベだっけ

一人暮らしの男の子の部屋に押しかけて、お約束で行く途中雨に降られてシャワーを借りて、露出多めの服で夜を明かしますが

何も起きません。少女マンガですなあー

橋本環奈のドS設定は以前の作品「ハルチカ」を思い出させるけど最初だけ暴力的なだけで尻すぼみ。その設定いらんだろと思ってしまう。

二人が抱えている問題というのも、今一つ納得しずらい部分もあって、シリアスなドラマなのにそれほど深みを感じない映画になっちゃってます。

設定や映像に凝っている割に、人間の描き方や核心のテーマの練り上げの不足が目立ちます。これならラブコメのほうが良いかなって思いました。

それでも、橋本環奈は可愛いので全て許してしまいます。

 

「フードラック 食運」

寺門ジモン初監督の肉映画

ホントだったら絶対観に行かない映画だけど、土屋太鳳が肉を食いまくるとなれば観に行かないわけにはいかんでしょうw

タオちゃんよりも肉を愛でる映画になっちゃってますけどねー
肉はいい、タオを映せタオを

ストーリーは割とシンプルな人情ドラマです。NAOTO演じるウェブレポーターが様々な焼き肉店を巡るうちに、かつて焼き肉店を経営していた母親の人間像を再認識するというような展開。
NAOTOの演技がなあ・・・演技というのは演者の技量というより演出の腕だと思うんだけど、芸人の初監督では致し方ないか。

スタッフ、カメラマンがちゃんと仕事をしているようなので映画としてはちゃんとした仕上がりになってます。ラストはちゃんと泣けました。
ただ、せっかくジモン監督ならもっとクレイジーな偏執的な肉映画のが良かったんじゃないのという気がしないでもない。
なんというか、普通の映画でした。

ということで、今年も下らないブログを見に来て下さってありがとうございました。また来年もよろしくです。

 

 

 

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今度こそw赤くなった / 156/85B

2020-12-28 | Ferrari 156/85B

いろいろ浮気してましたが、ようやくフェラーリ赤くなってます。

赤はどの色が良いかなーと少し考えましたが、考えるの止めてクレオスのスーパーイタリアンレッドそのままです。ほかに適当なの持ってないのでね。
資料を見るとこの年のフェラーリは前年や翌年よりやや暗く沈んだ赤に見えなくも無いですが、変に拘るよりいつもの色で良いでしょと思いまして。

さあ、楽しいデカール貼りだ!

デカールはキット付属のカルトグラフを使うか、ゼツモのディティールアップ・パーツ付属のを使うか迷いましたが、何かしら改良して付属してくれてるのかなと思いゼツモ付属のほうを使うことにしました。

とは言っても、タメオ付属のほうのどこに問題があるのか分からない。
タメオのは印刷は古くてもカルトグラフ、精密でキレイです。ゼツモ付属のはどこ製だろう?
以前発売していたフルキットにはカルトグラフが付属してましたけど、これは違うみたい。細い線がガタガタしてたり細過ぎたりしますが許容範囲内なのでそのまま使います。白の文字は割とキレイです。

よく見るとマルボロのシェブロンが明るいマルボロレッドだったり、ドライバー名が斜め文字だったりしますが、

実車画像を見る限り赤は普通の赤だし、ドライバー名も斜め文字になってません。

しかし些細なことなのでそのまま行きます。考証に溺れるのはもう止めだ。

ゼツモのパーツセットにはデカールの貼り付け指示も丁寧なのが付いていますが

どういうわけだろう、156/85BのイタリアGP用の指示が無い。
紙を入れ間違えたのかな?

サイドポンツーンに並ぶスポンサーロゴ、レースごとに順番が変わっていたりして資料不足で分からないんだけどな
仕方が無いのでMFHのキットのインストを出してきて参考にします。どうやらタメオのインストにある並びと同じで良さそう。

ゼツモ付属デカールにはいくつかの順番違いが用意されていますが正しい順番で並んでいるのが無い。
切り離して順番入れ替えます。

サイドポンツーンの丸い穴は自分で大体の位置に開けたんだけど「PININFARINA」のロゴがうまく収まらない。穴を開ける場所間違ったかな?

とはいえ穴から後ろも割と窮屈だからなあ、どうせやり直せないし諦めよう。

右側はほぼ収まったよ。でもラジエターのエッチングを嵌め込むと少し見えなくなるかな。

というわけで、サイドポンツーン以外は特に問題も無くサクサク貼り終えました。
カルトとは違うけど貼り易くて良いデカールでした。薄いので微調整は難しかったですが・・・。

ノーズとサイドの跳ね馬マークだけ、ジャンクから探してきたのを使いました。

ゼツモのデカールは汎用品なのでいっぱい余りました。ウイング用とかにあと少し使いますが、あとは今後の予備になるので助かります。

わあ、なんだか完成しそうに思えてきた。年内行けるのか?無理だと思うけど!

( タメオ1/43 フェラーリ156/85B イタリアGP 1985 )

 

映画

「約束のネバーランド」

優しい「ママ」の元で幸せな毎日を過ごす孤児たち。彼らは16歳になるまでに養父母が見つかった子から順番に施設を出ていくと思っていたが・・・

実は鬼と人間が共存する世界で、鬼の知性を保ち平和を維持するためには優秀な子供の脳を鬼に食べさせなければいけなかった。
施設は食用になる子供を育てる「プラント」、出て行った子供は「出荷」されていたのだ。
そのことに気付いた最年長の三人が脱出を企てる。

少年ジャンプ連載のマンガの実写映画化。同時期にアニメもテレビ放映されていて、主人公たちの年齢が原作の12歳から実写版では16歳に変更されているなど細部は異なりますが、基本同じ内容。

アニメと実写映画の観客層のズレがあるので成り立つ商法ですけど、どうなんですかね?アニメも実写も観る私としてはどっちかに集中して欲しかった気もしますが。

実写の16歳設定は主人公たちの行動や役者の演技を考慮すれば適切な改変ではありますが、浜辺美波の16歳は無理がある。

興行的に浜辺美波をキャストしたかったのは仕方ないですけどね。実際、自分も浜辺さんじゃ無かったら観に行こうと思わなかったかも知れない。


あとの二人の16歳のうち、右の男の子は逆に子供過ぎないか。左の子はまあ16歳っぽいけど見た目年齢がバラバラで、違和感大きいな。

と、まあキャストに関してはほかも含めて言いたい事多かったですけどそもそも外人設定をオール日本人でやってるみたいなものなのでお芝居ですからと割り切るしか無いです。

人気マンガの映画化ですから設定は面白いしストーリーも二転三転あってなかなか楽しめました。今年の収穫の一本です。

聞けばハリウッドでの映画化の話もあるとのこと。これは絶対ハリウッド版のが面白くなる予感がします。いや、日本人にも頑張って欲しいですけどねー・・・。

 

 

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リア・ウイングのステー

2020-12-19 | Ferrari 156/85B

大雪ですねえ。

うちの窓から見える天空の城も雪にむせびます。

私の住む町は豪雪地帯なのですが、そんなに降っていません。今のところ積雪は20センチぐらいかな。これぐらいだと朝に家の前の雪の始末を5分ほどかけて済ませれば、あとは普通に生活出来ますので楽です。

ただ、クルマで出掛けるとどこでどんな目に遭うか分かりませんので、準備だけはしとくべきですねえ。スコップ、ピッケル、三日分の食料、牽引用ワイヤ、予備燃料、予備履帯などなど。
嘘です、雪除け棒と傘と長靴ぐらいです。

 

年末で忙しいという訳でも無いのですが、模型に触れない日が続きます。生活のリズムが良くないのかな、改善して行かなければ。

前回の記事でどうしようかと思っていたウイングステーですが、(本当はどう呼ぶべき部品か分からない)
キットのままで良いかなと思っていたんですがどうも気になって作業が進まない。

で、とりあえずステンパイプにしてみた。

両端は小さい釘を差し込んで接続部分ぽくしてます。
実物は接続部分は丸くなく、樽型のような断面なのでそのように整形しようかと思ってたんですが、そこまでしても分からなくなりそうで止めました。

ゼットモデルのエッチングの翼端板には接続位置に四角い窪みがあります。

キッチリの長さに調整して嵌めこめば

接着剤無しでもカチッと止まります。
金属製模型ならではの硬質感のある組み上がり、ちょっと自己満足。

もっともこのままじゃミッション・エンドに取り付けられません。実車は直接ボルト留めしてある感じですが、このキットの場合ミッション・エンドと少し距離が無いと翼端板がリアサスと干渉してしまうのです。

せっかくステンパイプでシャープにしても取り付け部分がゴチャゴチャしてしまうのは嫌だなあ。ここは正確な再現よりも模型的見映えがするようにしようかと思ってます。
アイデアは色々ありますが、組み立ての最後にしないと位置決め出来ないかな。

(タメオ1/43 フェラーリ156/85B イタリアGP1985)

 

映画
「サイレント・トーキョー」

「全感覚を刺激する圧倒的スケール、」
「もはやフィクションではない。」

はいはい、そういう映画を作りかったのね。

爆弾テロ事件を軸に、犯人、警察、マスコミ、犯人の親族、犯行に巻き込まれた人などを多角的に描くいわゆる群像劇みたいなのを狙ったのかな、

残念ながら各エピソードの繋がり方にセンスが無いと言うか無理矢理感があって緊張感を感じない作りになってしまってます。

犯人の動機も理解しづらいし、捜査の展開も面白味も無いし・・・・なんというか、どこを取っても中途半端な映画です。

そんなのだから当然圧倒的なスケールも感じないしノンフィクション感など全く無い。

すごい映画を作りたかったというのが分かるだけに、失敗するとここまで陳腐な作品になるのかと言う見本みたいなものでした。

佐藤浩市、西島秀俊、石田ゆり子など重厚な演技が期待できる俳優さんで固めているだけに残念です。

こういうのはアメリカのドラマ作品やハリウッド映画に優れた成功作が多いので、邦画でどう頑張っても太刀打ち出来ないだろうなって思います。

 

おまけ

年内にキット化が間に合ったようです。

かっこいいなー、早速作りたくてうずうず。

 

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リア・ウイング / 156/85B

2020-12-09 | Ferrari 156/85B

先月末にGoToキャンペーンを利用して、京都丹後地方へ一泊旅行してきました。

予約した頃は落ち着いていたんですが、ここへきてコロナ感染拡大でGoTo事業を取りやめるべきか巷で騒がれている折も折、旅行に行くのは不謹慎かとも思いましたが自動車移動だし行程で過密になる状況も考えにくいので、対策を万全にして出掛けました。

結果的には昼食に寄った丸〇〇麺で店側の対策が不十分かなと感じたぐらいで、ほぼ安全な旅行を楽しめたのですが、皆が皆注意深く旅行をするわけでは無いし過密を避けられない状況も増えると思うので、感染拡大の中でGoTo事業を押し進めようとする政府のやり方には疑問を感じますね。

さて、最近ヤフオクでゼットモデルさんが売れ残り?を比較的安く出品されてましたので、欲しかった「F1ホイール六角ナット大セット」を買わせていただきました。

とんでもない量のオマケを付けていただきました。
ゼットモデル様、本当にありがとうございました。

残念ながら、今作っている156/85Bのホイールハブや六角ナットは改造や自作で用意してしまいましたので今回は使いませんが、次の機会には利用させていただきますね。

その156/85Bの製作です。

リア・ウイングですが、キットのパーツは翼端板もウイングもフラップも全て一体になったメタルパーツです。
ゼットモデルのディティールアップ・パーツを利用すれば全てエッチングパーツによるウイングが組み立てられますが、平面で構成されるウイングには違和感がありますので、

翼端板と一番下のウイングだけエッチングを使用しメイン・ウイングやフラップはメタルパーツから切り出してそのまま使おうと思いましたが、フラップの厚みがあり過ぎます。

後ろから見るとウイング、フラップの隙間が全く表現されていません。

メインウイングの一枚目と二枚目の継ぎ目は下向きになるので見えないので良いですが、フラップの隙間が見えないのは不自然だな。

ということで切り離します。

超激厚なフラップwww
ウイングの後端の厚みもヤバいです

出来る範囲で、薄々攻撃

これくらいで良いや。
フラップは、エッチングに替えます。

エッチング同士はハンダ付けで、メタルのウイングはエポキシ接着剤で固定。

やっぱり、ウイングにはこの抑揚が無きゃね。
フラップも本当は丸く反ってるんですけどね、ここはシャープさを優先して妥協します。

後ろから見ると、僅かに隙間が見えます。隙間が均一でないのが目立ちますが、メタルの精度の問題で、メインウイングを平行に付けると後端で少し傾くんですね。

サンドペーパーで隙間を整えましょう・・・・

ところで、ウイング・ステーなんですが、

実車

ウイングの形状がイタリアGP仕様とは違いますが、ステーは同じで左右翼端板をつなぐ太いバーをミッション・エンドに固定する方法です。
この頃のF1はミッション・エンドに縦型の一本ステーを立ててメイン・ウイングの中央に接続する方法が主流でしたが、フェラーリでは84年のC4と85年の156/85がバー方式ですね。

方法としては安定性が高くて良さそうなんですが、模型で作るには傾きの調整とかしにくいので難しいかも。

156/85Bの場合、バーはカーボン製のパイプのような形状で、金属製のクランプでミッション・エンドに固定してあるみたいです。
見た目にもかなり目立つパーツなんですが・・・・

キットのパーツはいかにも初期のメタルキットらしく、グダグダなパーツです・・・・

ゼットモデルのディティールアップ・パーツにもこのパーツの代わりは無くて、キットのパーツを使ってくださいと書いてあります。

うーん、どうしよう・・・・
自作するにも難しいパーツなんだよねー

つづく。

( タメオ1/43 フェラーリ156/85B イタリアGP 1985 )

 

映画

「ミセス・ノイズィ」

アパートの一室に引っ越してきた女流作家・水沢玲とミュージシャンの夫と一人娘
隣の住人が朝の6時前から大声で歌いながら布団叩きをする、いわゆる「迷惑おばさん」

子どもを勝手に連れ出して公園で遊んだり、連絡もせず自室で遊ばせたりと度重なるトラブルで、それをネタに小説に書いたものが世間で話題になったりケンカの様子が動画サイトに上げられたりとヒートアップして行きます。

やがて悲劇が起き、世間の非難の矛先は玲に向けられる。

視点を変えて描くことで、物事の見え方が違ってくる、真実が見えてくるという、脚本の妙が光る映画でした。

有名な俳優も出ていないし典型的な低予算映画だと思いますが、脚本が良ければこれだけ面白い映画が撮れるという見本ですね。
こういう映画、好きです。

見かたによっては良く出来た再現ドラマと変わらない、お金払ってまで観るほどの作品じゃないなんて評価にもなりそうですが、人気俳優多数起用しようが大規模ロケやら派手なアクション盛り込もうが、脚本がダメな映画はダメです。
そんな映画見せられるより冴えた発想と練られた脚本で物語へ引き込まれる体験のほうがよっぽど値打ちがあります。

観始めてしばらくは登場人物の言動にイライラしますがそれも作り手の計算のうち。
あれよあれよと物語が進み、終わってみればスッキリとカタルシスを味わえます。

良い話にまとまり過ぎかなとも感じますが、うん、確かに良い映画でした。面白かったです。

 

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デスバテーター完成!

2020-12-02 | 宇宙戦艦ヤマト

12月になっちゃいました。

年末ネタと言えば、何だろうな、新語・流行語大賞とか?



選び方が下手だなあと思うのは、大賞の「3密」は良いとしてもトップテンの「鬼滅の刃」とか「愛の不時着」は作品のタイトルだし、「フワちゃん」固有名詞だし「オンライン~」は昔から使われてる単語だし、純粋に新語流行語って言えるのは「アベノマスク」「GoTo」「ソロキャンプ」ぐらいだよねえ。
流行した事象を選んでるだけで、言葉を選ぶという気概が足りないんじゃないの?と、いつも思います。

そもそも11月中に選んでるのがね、年間の9割しか経ってない時点で選ぶのも変。12月月末にやんなさいよ。

選び方が下手と言えば、紅白ね。
もはやオワコンだし見もしない自分が茶々を入れるのも野暮ですが、白組は1/3がジャニーズ、紅組は坂がつくのが4組、そんな中に演歌歌手が数人
何かもっと、主体性のある、こういうイベントを育てたいんだと伝わるような選び方出来ないもんですかね?
まだデビューすらしてないNiziU選んだかと思えば、なぜか今頃BABYMETAL
(あっ、BABYMETALだけは見なきゃね!と思うんだけど・・・)

もはや、節操の無い異種交配バトルロワイヤルなのが紅白の存在意義になっちゃってるのがね、まあ50年前から指摘されながらなすがままに今まで続いているのだからそれはそれでひとつの完成形なんですかね?

私も年越しは相変わらず節操なくくだらない模型作りして過ごすんですかね。コロナ禍に翻弄されつつも日本は平和です。

 

さて。

仮組したらバラせなくなったデスバテーターですが、見えなくなる合わせ目を少しずつこじってようやくバラせました。

上下2パーツづつを合わせて組み合わせるだけの簡単な構造。平べったいお陰でパネルラインのモールドはクッキリ入っていて好印象です。

こういう突起物も一発抜きで再現されてますが箱絵と比べると独自の解釈で形がアレンジされてますね。

細い部分には水かきみたいなのが付いて強度を持たせてありますが、こういうのはいらないので丁寧に整形してあげましょう。

箱の内側に塗装する場合の色指定がちゃんと書いてあります。バンダイのメカコレの多くは塗装しなくても見れるように色分け成型されてるんですが、このデスバテーターとツヴァルケのセットは白一色の成型、もともと他キットのオマケだったせいでしょうか?

グリーンの調色は混色の割合もキチンと書いてくれてますけど、そもそもどこの塗料メーカーの色なのか書いて無いし、よもぎ色なんてどっかのメーカーにあったっけ?
基本色じやない色の混色で、これはたまたまこんな色混ぜて行ったら大体似た色になったよパターンですね。
一般人が少しの塗料を正確な分量・濃度で計れるとは思えないし、色の捉え方は人それぞれなので、あまり細かい混色を指定するよりもメーカーにある色の近似色を指定するか、2色混合程度で指定するほうが親切なんじゃないかな?

私は箱絵の色を参考にクレオスの122番、RLM82ライトグリーンをそのまま塗りました。
私の色覚では指定があっても色を見ながら正確に近づけるのは無理だし、架空アイテムなんで正確さに拘るつもりもありません。

ネットでほかの人が塗られたのを見るともっとグレーっぽい色とか暗い色も多いです、人それぞれで良いですよね。
前方の白い部分もグランプリホワイトの指定ですが、私はライトガルグレーで塗りました。
グランプリホワイトはたしかアイボリーみたいな色ですが、どうせならミリタリー色を使いたかったんです。

ディティールはアニメとは違う部分も多いです。イメージを壊さない程度に改変するのは構いません。どうせアニメだと場面によって細部が変わっていることも多いですし。

デスバテーターは「さらば宇宙戦艦ヤマト」や「宇宙戦艦ヤマト2」にも登場した、白色彗星帝国軍の主力攻撃機ですが、ほぼ同じ感じのデザインで「宇宙戦艦ヤマト2199」「2202」にも帝星ガトランティスの兵器として登場します。
旧作では全長46mの巨体で、航空戦力というよりは駆逐艦やフリゲート艦に近い存在だったようですが、リメイク版では全長16mという設定に変わり通常の戦闘機と同じような扱いになったみたいです。

先端のグレーの部分はツヤのあるような描き方をされているので、これはコクピットのウインドーなのかなと思ってますがどうでしょう?
旧作の白色彗星帝国軍の戦闘機には、パイロットがうつ伏せになって操縦するタイプもあったのでこれもそうなのかなと思うのです。

それにしても、この甲殻類をモチーフにしたと言われる白色彗星帝国軍のメカデザインはすごいですね。地球軍やガミラス軍とも違う個性を放ちながら、明らかに敵という面構えで憎たらしいのですが、メカとしての美しさもあります。
40年前の子供向けアニメでありながら世界に誇れるデザインセンスだと思います。

別のキットのオマケ扱いだった時は簡易なスタンドでしたが、メカコレになってスターウォーズのビークルモデルなどとも共通の黒いスタンドも付属してます。

箱の横に描かれる三面図には下面中央に大型魚雷を装備していますが、スタンドに取り付けると魚雷は抱えられないのでパーツもありません。ツヴァルケ同様にランディング・ギアもありません。脚庫扉みたいなのは見えるんだけどね。

左右3発づつのミサイルはちゃんとパーツがありますが・・・

ディティールは悪くないのに、3発がつながったまま成型されちゃってます。

上側。

ランチャーは3発ともに付いているので切り離して取り付けることもできるんですが、これだけ埋まっていると、整形し直すのも大変だよなあ。
どうしようか迷い中。ということで武装無しでの暫定的完成でした。

宇宙兵器でありながら、戦艦とか航空戦力だとか魚雷だとかランディング・ギアだとか笑止千万なんですが、そこはファンタジーなので見逃してくれよね!

(バンダイ1/180ぐらい  帝星ガトランティス甲殻攻撃機デスバテーター 2199-2202)

 

さて。

映画のコーナー。

筆不精なせいで、紹介する頃には劇場公開終わっちゃってることも多くてごめんなさいね。

「朝が来る」

不妊治療がうまく行かず、養子を育てることになった夫婦。(永作博美・井浦新)

小さな事件はありますが、概ね順調に子供は成長し5歳になった頃、夫婦の前に生みの親だと名乗る少女が現われます。

映画の後半は、この少女・ひかりの物語。演じるのは蒔田彩珠

中学二年生で思わぬ妊娠をしてしまい、初潮前の妊娠だったので発覚が遅れ選択肢は限られ、ベビーバトンというNPOの世話になり無事出産し、条件の良い養父母に子供を託す。

だが出産を終えて家に帰っても人生をやり直すことに失敗し家を出て色々あって5年が経ち、再び自分が産んだ子供と出会うことになる・・・・

監督の河瀨直美は自身も養子だったそうで、このような親子関係の現実を伝えたくて映画を作ったそうです。そのため、養子縁組に至る経緯が描かれる場面では実際の当事者の声や台本の無い説明会の場面などドキュメンタリー・タッチの表現になっています。

ただ映画の主体はひかりの人生ですね。血の繋がらない家族の物語は過去にもたくさんあったけど、子供を産んでも親になれなかった人生を丁寧に描いた映画は珍しいですよね。
ひかりは何度もつまづいて間違った人生を続けてしまうけれど、愚かかも知れないけれど、悪い子では無いんだよね。
彼女の人生の途中には助けてくれる人もいたし、そんな中でギリギリで生きている、最後にまた間違いを犯してしまうけれど・・・・映画の最後にはちゃんと素敵な救いがあります。

もし観る機会があったら、エンドロールの最後までちゃんと観てね。

とても良い映画だったと思います。

ここ何回かの記事で取り上げた映画はどれも今年の邦画の佳作だと思います。
特に、「星の子」「ミッドナイト・スワン」そして「朝が来る」この3作が自分的にはベストでした。
たぶん、大きな賞を取ったりするのは別の作品なのかも知れませんが、エンタメ作品ばかりじゃなく人生を静かに見守るような映画がコンスタントに作られるのは日本の良さじゃないかな。

願わくば、これらの映画がもう少し多くの人に観てもらえるようになったら良いんだけどな。

 

 

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