43マイクロワールド

1/43スケールのカーモデルキットの製作を中心に、模型の話・レースの話・クルマの話・なぜかサッカーや映画の話題など。

またしてもルマン車

2006-07-30 | NissanR391

ここまでちょっと古めのルマン出場車を2台続けて作りましたが、今度のルマン車は今日的なマシーンです。
とは言っても、もう7年も前のクルマになっちゃうんですね、日産の今のところ最後のルマン出場車、R391LMPです。

市販車ベースのマシンと違って、こういうプロトタイプ・マシンは速さを徹底的に追求したボディワークが魅力です。
BBRのキットですから、ディティール・アップの必要もほとんどなさそうだし、エンジンやサスペンションもカウルで隠れているので作らなくてもいいし、何より苦手な透明パーツがヘッドライト・カバーだけですから、こりゃもう楽勝で作れてしまう

筈なんです。

さて…どうなる事でしょう???

(写真:BBR1/43 ニッサンR391LMP LM99)

サフェ吹いてみた

2006-07-28 | McLarrenMP4/20

メタル地のままだと表面の状態が分りづらいので、軽くサフェを吹いてみました。
うーん、あちこち問題アリです。溶きパテや光硬化パテで処理する必要があります。

さて、このへんで次に作るキットを準備します。
塗装は乾燥を待ちながらの作業ですから、合間に違うキットを進めちゃおうという魂胆です。
まっ、どうせのんびり作ってるので合間はいくらでもあるんですけど。つまり違うキットを作りたいわけですよ。

(写真:タメオ1/43 マクラーレンMP4-20 日本GP05)

なかなか塗れない

2006-07-25 | McLarrenMP4/20

色気のない画像が続きます…
チムニーは開口しました。ここは金属板で作り直すとシャープにできるみたいですけど、面倒くさいのでメタルパーツに穴を開けるやり方にしましたが、こんな狭い穴の内側をキレイにさらうのは大変です。皆さん、どうやってるんだろ?
と言うか、金属板使えば内側さらう必要ないのねーなるほど。

カウルの峰の後端は丸く切り欠かれていて、実車はペラペラに薄くなっているので、削って薄くしてみました。
がっ、薄くし過ぎて先っちょがなくなってしまいました。(ToT)
仕方がないので真鍮板をハンダ付けして先っちょの三角の部分を再現。ツンツンしていてヒジョーに危険ですw
しかも複雑な場所でヤスリも入らず、思い通りに整形できませんが、まあいいでしょう。

これで全体を磨けば下地塗装に入れそうですが、サイドフィン後端をつなげるフォワード・ウィングを塗装前に接着するかどうか悩んでます。
塗装後の作業を考えるとフォワード・ウィングは邪魔なんですが、コレがないとサイドフィンがグニャグニャして位置が決まらないんですよね。
塗装後に変形して塗装面がヒビ割れなんて事態も考えると、フォワード・ウィングで固定してしまいたいところです…塗装前ならハンダ付けできますし。
悩みながら作ってると、なかなか進みませんね。

(写真:タメオ1/43 マクラーレンMP4-20 日本GP05)

サイド・フィン

2006-07-20 | McLarrenMP4/20

MP4-20日本GP仕様の資料が全然ないことに気付きました。(遅っ!)
タメオのキットなら資料なしで作ってもかなり正確ですし、そもそも私ゃ厳密に考証しなきゃ気が済まないというタイプじゃありませんので、なけりゃないでいいんですけど、いざ作り始めるとここはどうなってるんだろう?と言う疑問が次々と湧いてきて、やっぱり知りたくなっちゃいます。
写真資料の難点は、果たしてどのグランプリの時のショットなのかが不明確なこと。レースによって全然違うF1マシンの場合、撮影時間特定がいい加減な写真は資料になりません。
そこでビデオですよ。レースの録画があれば、好きなだけ検証できます。ところが、意外と1レース見ても見たい所が映ってなかったりするんです。それに写真と違い細部は不鮮明で、やはりビデオも一長一短ありますね。

今回は日本GP仕様ということで、ビデオを見直しましたが思わずレースに夢中になって見入ってしまいました。うーん、何度見てもすごいレースでした、2005年日本GP。ライコネン、すごすぎ。資料探しというより、製作のモチベーション・アップに役立ちました。

気になっていたのがサイド・フィン。小さなエンドプレートがレースによってあったりなかったり片方だけあったりで日本GPではどうだったのか知りたかったのですが、どうやら両側に付いている模様。
キットには付いていないので、真鍮版をハンダ付けして再現してみました。


(写真:タメオ1/43 マクラーレンMP4-20 日本GP05)

サス・アーム

2006-07-17 | McLarrenMP4/20

エッチング製のサス・アームにはハンダを盛り付けて翼断面形状ぽく削っておきます。私のなかでは定番作業。
でも小さくて数も多いので大変です。こんな事やってるだけで休日の一日がつぶれてゆきます。43趣味なんて持つもんじゃないなーとしばし考えてしまいます。

こんな手間かけなくてもエッチングのシャープさを生かしてそのまま使ってもいいと思います、このへんは好みの問題ですよねー部分的に作りこんだところで、43はあらゆる省略がされてますから、いきなりリアリティーがアップする訳じゃありませんし。でも私の場合、昔から全てのF1キットにこの処理してますから、自分流ってことで。

前回作ったタメオのR25はサス・アームのカーボンデカールが付いてませんでしたが、今回は付いています。でもカーボン模様が派手すぎるのがちょっと気になる。
さて、どうしたものか…。

(写真:タメオ1/43 マクラーレンMP4-20 日本GP05)

ホーン・ウィング

2006-07-16 | McLarrenMP4/20

MP4-20の特徴のひとつである牛角型のロールフープ・ウィング、通称ホーン・ウィング。またの名をナハナハ・ウィングとも言う(せんだみつお知らない人には分かんないね)
デザイン的にはカッコ悪いなんて意見も聞きますが、今のF1てみんな似たり寄ったりの形状なので、個性的な空力パーツは私としては大歓迎。今夜やってるフランスGPのBMWザウバーにも個性的な空力パーツが付いてますねえ。

さて、このメタルパーツ、取り付け用の差し込み足が付いていないので、真鍮線を差し込みハンダ付け。この作業は43ではお約束ですね。
そもそもダイキャスト・ミニカー趣味から発展した43カーモデルの世界は、頑丈に作るという意識が他の模型に比べて強いようですね。触ったらポロリと取れるなんてヤワな作りは許されないです。
その点、ハンダ付けという強力な接着方法が使えるメタルキットというのは助かります、これほど頑丈な接着はないですから。

でもこうゆう小さなメタルパーツにハンダ付けするのは相変わらず苦手です、今回もパーツが熔けかけてヒヤヒヤしました。

貫通している足の長い部分は塗装しやすいように残しておきます。
でも左右同時に仮組みできないのでバランスが分からないなあ。
接着してしまってボディ塗装する手もあるんですけどね、検討中。

(写真:タメオ1/43 マクラーレンMP4-20 日本GP05)

次は何作ろうかな…

2006-07-15 | McLarrenMP4/20

更新さぼってました。
次何作ろうか迷ってます。
とりあえずMP4-20を進めてますが、並行して何か作りたいと思ってます。
塗装の乾燥などを考えると、同時製作は効率いいと思うんですが、どっちにしろ作るの遅いんで、どうなんでしょうねえ。

MP4-20は最近のキットと言う事もあり何人かの方がネットで製作記を公開されてますが、参考程度に読ませていただき自分は自分なりの作り方で進めたいと思ってます。
って、まあ別に変わった事する訳じゃないです、期待しないで下さい。


(写真 タメオ1/43 マクラーレンMP4-20 日本GP05)

BMW M1、反省!

2006-07-06 | BMW M1 MapOfFrance

それにしても6月というか、夏になると色々忙しいですね…
まず、暑くなるとなんと言ってもビールがうまい!飲んべえの私は飲んだら模型作れません。
お出かけにもいい季節だし、ワールドカップも目が離せないし、本当に模型には向かない季節です。
んな訳でM1の完成には時間がかかってしまいましたが、どうにか出来て良かったですよ。途中で投げ出したくなりましたもんねー。

今回の反省点としては、まず研ぎ出しが十分出来なかったこと。全面デカールなのでどうしてもクリアーが厚くなってしまうので、研いでもまた時間が経つとデコボコしてくるんですよね。ウイングやルーバーは形のせいで研ぎにくかったし。
あと、箱車で大事になるのはウィンドウとかライト等の透明パーツですけど、やっぱりキレイに出来ませんでした。

F1よりスポーツカーのほうが作業量は圧倒的に少ないと思いますが、キレイに仕上げるにはひとつひとつの作業をそつなくこなす必要があるので、難易度は高いです。私のレベルではまだまだ修行が必要ですね。

次は久しぶりにF1に戻ろうかな。


(写真:コンペティション43 1/43 BMW M1 LM80)

BMW M1、完成!

2006-07-04 | BMW M1 MapOfFrance

実はまだ作業は少し残ってますが、この後はもう画像も変わらないので完成ってことで。

でっかいリアウィングを付けると、いかにもルマンを戦ったクルマっぽくなります。このゼッケン83番のM1、80年のルマンでクラス4位の成績を上げたものの、さほど注目を浴びるほどの活躍ではありませんでした。レース界では忘れられた存在だったかも知れません。
しかし模型の世界とは面白いもので、この派手なカラーリングをまとったM1は模型ファンにはそれなりに人気があるようでお陰様でこのブログのコメント欄にも、このM1を見て書き込みしていただける方が何人かおられました。
(中には超有名なプロの方も…)
それだけに、気楽に作るつもりがチョイプレッシャーもかかってしまい、途中で手が止まったりしましたが、どうにか気を取り直して「お気楽モデリング派」の自覚を思い出してとにかく完成まで漕ぎ着けました。

色々難しいところもあり、うまく行かなかった部分もありましたが、なにはともあれ完成すれば嬉しいもんです。
みなさんも、どんどん43の在庫キットを組み立てちゃって下さいね♪


(写真:コンペティション43 1/43 BMW M1 LM80)